横浜本牧駅

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横浜本牧駅
駅構内(2007年1月)
駅構内(2007年1月)
よこはまほんもく
- YOKOHAMA HOMMOKU -
根岸 (4.0km)
(1.6km) 本牧埠頭
所在地 横浜市中区錦町15
所属事業者 神奈川臨海鉄道
所属路線 本牧線
キロ程 4.0km(根岸起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1969年(昭和44年)10月1日
備考 貨物専用駅
本牧総合事務所(2006年12月撮影)

横浜本牧駅(よこはまほんもくえき)は、神奈川県横浜市中区錦町にある、神奈川臨海鉄道本牧線貨物駅である。

駅構造[編集]

地上駅でコンテナホームが1面あり、ここに荷役線が2本引かれている。

構内には駅事務所(本牧総合事務所)があり、有人駅である。本牧総合事務所には神奈川臨海鉄道の横浜支社が置かれているほか、食堂や運送会社などのテナントも入居している。本牧線の貨物業務を支える横浜機関区も併設されている。

構内の横浜機関区脇から東南方面に国際埠頭専用線が分岐し、かつては専用の無蓋車コンテナ車(それぞれ通称「塩トラ」・「塩コキ」)による工業用輸送が上越線渋川駅まで行われていた。国際埠頭専用線は本牧線の開業と同時に開通したものであるが、この輸送の着荷主である関東電化工業が渋川工場でのソーダ電解事業を水島工場に一本化したために2005年8月に終了となり、これ以降国際埠頭専用線は休止になっている。当駅に属する専用線としてこの他、国際埠頭専用線の途中から分岐する日本農産工業専用線があったが、これは1991年(平成3年)5月に廃止されている。

2000年(平成12年)2月1日にコンテナの通関業務を行う保税蔵置場を構内に開設し、輸送時間の短縮や手続きの簡略化を図っている。国際海上コンテナを大量に取り扱う当駅ならではの設備といえる。

2010年(平成22年)3月13日のダイヤ改正で、これまで仙台臨海鉄道仙台港駅との間に1往復設定されていた海上コンテナ専用列車が盛岡貨物ターミナル駅~東京貨物ターミナル駅間の列車に切り替えられる形で廃止となり、当駅とJR線とを結ぶ貨物扱いの定期列車は東京貨物ターミナル駅との間に設定されているコンテナ列車1往復だけとなっている。以前はコンテナホームの大半を海上コンテナが占めていたが、現在は12ftコンテナや化成品コンテナがほとんどとなっている。

取扱う貨物の種類[編集]

コンテナ貨物の取扱駅で、海上コンテナ輸送が盛んなことから、神奈川臨海鉄道のドル箱路線である本牧線の拠点駅となっている。横浜港本牧埠頭に位置し、12ftコンテナや大型の20・30ftコンテナのほか、海上輸送に対応した20・40ft海上コンテナも取り扱っている。

取扱品目は横浜港本牧埠頭より輸出入するものが中心となっている。また、年度末に宇都宮貨物ターミナル駅からNISSANカーパックコンテナで輸送される日産自動車製高級輸出自動車や、ラテックスやMDIなどの化成品類、JX日鉱日石エネルギー根岸製油所から出荷される潤滑油日清オイリオグループ横浜磯子工場から出荷される食用油がある。

利用状況[編集]

近年の年間発着トン数は下記の通り。ただし、横浜本牧駅と本牧埠頭駅の合計数。

年度 年間貨物取扱量[1]
発送(トン) 到着(トン)
1998年 100,299 111,922
1999年 113,327 128,572
2000年 85,209 111,344
2001年 72,657 133,870
2002年 72,087 132,347
2003年 83,674 142,689
2004年 95,725 164,755
2005年 97,863 182,557
2006年 98,702 170,942
2007年 72,946 162,174
2008年 66,610 144,297
2009年 51,164 101,211
2010年
2011年

駅周辺[編集]

  • 横浜港本牧埠頭
  • 日産自動車本牧専用埠頭
  • 三井物産コイルセンター
  • 三菱重工業横浜製作所
  • JX日鉱日石エネルギー根岸製油所

歴史[編集]

保存車両[編集]

当駅には、かつて横浜港の引き込み線で活躍していた国鉄C56形蒸気機関車(C56 139)が、非公開ながら静態保存されている[2]

隣の駅[編集]

神奈川臨海鉄道
本牧線
根岸駅 - 横浜本牧駅 - 本牧埠頭駅

脚注[編集]

  1. ^ 横浜市統計ポータル(運輸) http://www.city.yokohama.lg.jp/ex/stat/index2.html#46
  2. ^ ブラタモリ」 NHK総合テレビ・2010年12月2日放送

関連項目[編集]