それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!
『それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!』(それいけアンパンマン ゆうれいせんをやっつけろ)は1995年7月29日公開の映画『それいけ!アンパンマン』シリーズ通算第7作。同時上映作品は『それいけ!アンパンマン アンパンマンとハッピーおたんじょう日』(それいけアンパンマン アンパンマンとハッピーおたいじょうび)。
全日本私立幼稚園連合会、社会福祉法人日本保育協会推薦作品。キャッチコピーは『マリン・ブルーの海から生まれた"海の白馬"の伝説。』
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
目次 |
[編集] 概要
ロールパンナが初登場した映画で、彼女と妹のメロンパンナ、ゲストキャラクターのマリンが中心となったストーリーになっている。ストーリー中にはロールパンナがなぜ良い心と悪い心を合わせ持つようになったのかという誕生時のエピソードが語られる。また、本作の劇中曲はよくTV版で使われることが多い(特に、ロールパンナがアンパンマンに最後の勝負を挑む時の使用曲は、TV版では、非常に多い)。ちなみに、本作までSLマンを演じてきた富山敬が本作公開後の9月25日に亡くなった。また、本作は劇場版恒例の「変身」がない。
[編集] あらすじ
海にピクニックに出かけたメロンパンナ達は、白い白馬に出会う。メロンパンナはその白馬をマリンと名づけ仲良くなるが、かわいらしいマリンを欲しがったドキンちゃんのわがままからばいきんまんによってがいこつ島にさらわれ、今度はがいこつ島にいたロールパンナと仲良くなった。しかし、ばいきんまんとドクター・ヒヤリによって、ロールパンナは優しい心の源であるまごころ草を奪われしまう。ばいきんまんはヒヤリが作ったおばけ達を乗せた幽霊船でブラックロールパンナと共にアンパンマンたちの町を侵攻し始めた。アンパンマン達はばいきんまん達を倒し、ロールパンナとマリンを救えるのだろうか……?
[編集] 用語
- ガイコツ島
- ドクター・ヒヤリの城がある島。
- まごころ草
- ロールパンナの良い心の元になっている花。『ロールとローラ うきぐも城のひみつ』でこの花が登場する。
[編集] 登場キャラクター(キャスト)
詳細はアンパンマンの登場人物一覧を参照。
[編集] 声の出演
- アンパンマン:戸田恵子
- ばいきんまん:中尾隆聖
- ジャムおじさん:増岡弘
- バタコさん:佐久間レイ
- チーズ:山寺宏一
- しょくぱんまん:島本須美
- カレーパンマン:柳沢三千代
- メロンパンナ:かないみか
- ロールパンナ:冨永みーな
- 劇場版初登場であり、1999年の『勇気の花がひらくとき』まで連続で登場した。本作ではドクター・ヒヤリによって初めてブラックロールパンナになってしまう。ロールパンナ用の様々なBGMが作られて、本作以後のアニメ作品でも使用される(それまでの話では、ロールパンナのテーマ曲ふたつの心が挿入歌として、使用された)。
- ドキンちゃん:鶴ひろみ
- ホラーマン:肝付兼太
- 中盤で「サヨナラ、サヨナラー」といった後登場しなくなる。
- ドクター・ヒヤリ:千葉繁
- ロールパンナ同様、本作が劇場版初登場となる(ただし、本作以降『ハピーの大冒険』まで10年間劇場版には登場していなかった)。
- SLマン:富山敬
- イルカのベソ:山田栄子
- みみ先生、カバおのお母さん:滝沢ロコ
- ウサ子:中村ひろみ
- ピョン吉:原えりこ
- カバお:山寺宏一
- ネコ美:小島悠理
- くまのおじさん:山寺宏一
- くまの子供:かないみか
- かびるんるん
- べろべろまん
- やみるんるん
- ちくりん
以下のキャラクターは、ヒヤリの幽霊と一緒に街の人達を困らせる。
- ストローこうもり
- かさおばけ
- どくきのこ
- さかさまん
[編集] ゲスト出演
- マリン
- 波から生まれた海の白馬。マリン・ブルーの瞳をしている事からメロンパンナがマリンと名づけた。鈴の音の様な声で鳴く。不思議な力を持っていて、水上を走れる。難破船だった船を元に戻す事もでき、その船を宝物にしている。メロンパンナとロールパンナの二人と心を通わせ、彼女らのピンチを救う活躍をする。終盤で一度は死んでしまうが、仲間によって蘇った。このシーンはアニメ映画『風の谷のナウシカ』のシーンのオマージュである。メロンパンナやロールパンナを再会を約束し、仲間と共に帰っていった。後に『てのひらを太陽に』でロールパンナを助けるが、メロンパンナとは対面するものの絡むことはなく、鳴き声も発しなかった。
- ヒヤリのゆうれい
- ドクター・ヒヤリがナメクジを元に作ったお化け。塩に弱い。弱点をメロンパンナに見抜かれて一掃された。
[編集] 乗り物
- アンパンマン号
-
- 飛行船アンパンマン号
- ドキンUFO
[編集] バイキンメカ
- バイキンUFO
- バイキンゆうれい船
- 難破船をヒントに作ったメカ。大砲からドクター・ヒヤリが作ったお化けを打ち出す(実弾も)。メインマストから雨を降らすことが出来る。内部には飛行船もぐりんが収納してあり、梶から入り込む。
- 飛行船もぐりん
- バイキンゆうれい船の内部にあるもぐりん型の飛行船。正面に巨大ドリルミサイル一つ、頭上部に大砲一門、竜巻を起こすマスト三本、両側面にビーム砲三門、回転のこぎりが一つずつ、口にはミサイルも装備してある。カレーパンマンから「かっこ悪い」と言われていた。アンパンマンたちと壮絶な空中戦を繰り広げるが、ロールパンナと飛行船アンパンマン号の救援により形勢が悪化。巨大ドリルミサイルで反撃するが投げ返され、串刺しになったところをトリプルパンチで破壊された。
[編集] スタッフ
[編集] 楽曲
- オープニング『アンパンマンのマーチ』
- エンディング『勇気りんりん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
- 本作のED映像はダイジェストではなく後日談である(「虹のピラミッド」、「勇気の花がひらくとき」(この作品は、枠の中に収まっている)、2003年以降の劇場版も同様)。
- 挿入歌
- 『海の白馬マリン』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いわみゆり、編曲:近藤浩章、歌:ドリーミング
- 『ゆうれい船の歌』
- 作詞:やなせたかし、作曲・編曲:近藤浩章、歌:中尾隆聖
[編集] それいけ!アンパンマン アンパンマンとハッピーおたんじょう日
『それいけ!アンパンマン ゆうれい船をやっつけろ!!』の同時上映作品。
[編集] 概要
雲のもくちゃんのバースディ・パーティーを舞台に展開。人間の子供が登場し、遊び歌を行うなど、教育ビデオに近い内容であり、レギュラーキャラクターはアンパンマンとばいきんまんのみ登場する(ただしアンパンマン達が他のレギュラーキャラクターの話をする場面がある)。
[編集] あらすじ
ある日、アンパンマンたちは誕生日を迎えたくものモクちゃんのために、みんなで楽しいバースディ・パーティーを開く。そこではアンパンマンとばいきんまんが歌とおゆうぎを披露したり、アンパンマンたちが生まれたころの話が繰り広げられる。
[編集] 登場キャラクター(キャスト)
[編集] スタッフ
[編集] 楽曲
- エンディング『サンサンたいそう』
- 作詞:やなせたかし、作曲:近藤浩章、歌:ドリーミング
- フルサイズから1番と2番後の間奏の一部を省略したバージョン。
- 挿入歌
- 『ハッピーおたんじょうび』
- 作詞:やなせたかし、作曲・編曲:近藤浩章、歌:戸田恵子、コーラス:劇団若草
- 『ハ行で笑うばいきんまん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:宮崎尚志、編曲:近藤浩章、歌:中尾隆聖
- 『アンパンマンのマーチ』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
- 『私はドキンちゃん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:ドリーミング
- 『パンナのパンチ』
- 作詞:やなせたかし、作曲:高橋ひろ、編曲:近藤浩章、歌:かないみか
- 『いくぞ! ばいきんまん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:中尾隆聖
- 『なんのために飛ぶ』
- 作詞:やなせたかし、作曲:辻陽、編曲:近藤浩章、歌:戸田恵子