ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜
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『ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜』(ルパンさんせい スウィート ロスト ナイト 〜まほうのランプはあくむのよかん〜)は、モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第20作。2008年7月25日に日本テレビ系の『金曜特別ロードショー』にて放送された。視聴率は14.4%。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
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[編集] ストーリー
不二子の頼みで、どんな願いも叶う「魔法のランプ」を手に入れたルパン。しかし銭形の妨害により、次元との待ち合わせ場所から遠ざかってしまう。ルパンは「擦れば魔人が出てきて助けてくれるのでは?」と冗談半分でランプを擦ると、ランプから妖精と名乗る美女が出てきて願いを叶えてくれるという。ただし、人生の半分を失ってしまうと言うリスクを聞いた途端、突然ルパンは見知らぬ場所におり、丸一日分の記憶を失ってしまう。何故ルパンは記憶を失ってしまったのか?そして「魔法のランプ」に秘められた謎とは?
[編集] ゲストキャラクター
- アダム
- 声:萩原聖人
- 行方不明のドリューの兄。戦災孤児で、戦争を心から憎んでいた。アイヒマンと出会った事で、彼の戦争を憎む心に魅了されてしまい、ドリューと共に彼のスタッフに加わり、アイヒマンの片腕として活動していた。 アイヒマンの死後も彼を盲信し続け、彼の記憶を自分の記憶にうつす事で、その意思を継ごうと彼に変装していた。アイヒマンの記憶を自分に移植することをドリューに反対され、何度も言い争いになったため、アイヒマンが階段から落ちた時点から3年分の彼女の記憶を奪った。
- 一見穏やかな青年に見えるが、犯罪者達の記憶操作をして自分に従うようにする、言う事をきかない妹のドリューの記憶まで奪う等、その行動は独善的なマッド・サイエンティストに等しいものである。ルパンを実験台にする為、五ェ門の邪念を取り出す事で彼を味方につけ、一度はルパンを捕まえたが失敗。最後は、自らの過ちを悟ってガーリックと対峙し、墜落したヘリに押し潰された。
- ドリュー
- 声:田中美里
- ルパンが出会ったランプの妖精。しかし、ランプから出てきた妖精はアイヒマンが作ったホログラム。兄のアダムと3年分の記憶を探していて、ルパンに助けを借りた。最後にはアダムとも再会し3年間の記憶を取り戻すが、ルパンとの記憶をなくしてしまった。
- ガーリック大佐
- 声:銀河万丈
- 裏社会で「戦争屋」と恐れられている男。顔に痣があり、左目に眼帯をつけている。不二子と組みルパンからランプを奪うため、街などで平気で騒動を起こす。しかしアイヒマン(実はアダム)と取引をしていた不二子に裏切られて重傷を負いながらも逃走。その後、アイヒマンと不二子に復讐をするため、アイヒマンの研究所を、重火器で大量武装したアパッチで襲撃し、洗脳されてしまった自分の部下達も容赦無く無差別攻撃する。しかしアダムに気を取られたところ五ェ門の斬鉄剣でヘリコプターごと斬られ爆死。
- アイヒマン博士
- 声:佐々木敏
- 魔法のランプの開発者。脳科学の見地から戦争を撲滅する研究をしており、その過程で記憶のスキャナー装置「LAMP」を開発。ドリューとアダムを拾い、彼ら兄妹を自分のスタッフに加わせた。しかし、次第に研究を恐ろしい領域にまで踏み込んでいくマッドサイエンティストになっていき、遂には人体実験にまで実行に移そうとする。
- 人体実験の強行について、ドリューともみ合いになり、階段から転落死したと思われていたが、アダムによるとこの時には実は生きており、数年前に病気で死亡した。
- ゴードン
- 声:菅生隆之
- ヘネシー
- 声:田原アルノ
- ジョーダン
- 声:納谷六朗
- ランプの持ち主である医師。銭形警部にランプを見せた後、突如精神相談を行ったり、検査の一環として彼の目や舌をいじったり等冗談めいた行動をしたが、実はルパンの変装であった。
[編集] 登場する武器、乗り物
[編集] 武器
- ワルサーP38
- ルパンの愛銃。銃声が現実的なものになった。
- S&W M19
- 次元の愛銃。今回はスピードローダーを使用していた。こちらの銃声も現実的なものになった。
- シモノフPTRS1941
- ガーリック大佐のヘリ部隊の兵士と、それを鹵獲した次元が使用。なお、ルパン三世シリーズでシモノフ対戦車ライフルが登場したのは、カリオストロの城以来である。
- FN ブローニングM1910
- 不二子の愛銃。アイヒマンに監禁されて不二子が窓に向け撃ったが防弾ガラスだったためビクともしなかった。
- AT-4
- H&K MP5
- イングラムM10
[編集] 乗り物
- AH-64D アパッチ・ロングボウ
- ガーリック大佐が使用。これでルパンやアイヒマンを追い詰めるが、最終的には研究所の頂に立つアダムを見て困惑しているところを、五ェ門にメインローターを斬られ墜落している。
- 三菱500
- お馴染みのフィアット500やメルセデスベンツSSKではなく青色の三菱500がルパン達の愛車として登場。余談だが三菱500は販売当時は販売台数が伸びず生産期間が短かったため現存台数が少なくmixi内のルパン三世関連のコミュニティ内で同車の現車オーナーから「青色の三菱500は自分が所有している個体しか現存していない」という旨の発言があった。他にもモブとしてマツダキャロル360やコニーグッピーと思われる国産旧車の軽自動車が登場している。
[編集] 逸話
- 妖精の名前のドリュー (Drew)は、本作ではドにアクセントを置き全体として2音節で発音されているが、本来の英語では全体で1つの音節を構成しドルー [dɹuː] と発音される。
- この作品では兄の納谷悟朗と弟の納谷六朗はルパンシリーズにおいて4度目の共演を果たしている。
- この作品では銭形警部も頭部強打により記憶喪失となるため、中盤からストーリーには関わらなくなる。なお、記憶喪失時の一人称は「ボク」、口調は敬語と普段とは様変わりしている。
- アダム役の萩原聖人、ドリュー役の田中美里は「冬のソナタ」以来の声優としての共演となった。
- 毎年夏に放送されたTVスペシャルだが、翌年以降は名探偵コナンとの共演やメインキャスト交代などもあり、夏期に放送されたTVスペシャルは現在本作が最後となっている。
[編集] スタッフ
- 原作 - モンキー・パンチ(MPワークス、双葉社/ルパン三世officialマガジン刊)
- 企画 - 廣瀬健一、藤本鈴子
- 監督・絵コンテ - アミノテツロ
- 脚本 - 大川俊道
- 音楽 - 大野雄二
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 録音監督 - 加藤敏
- 音響効果 - 倉橋静男、山谷尚人(サウンドボックス)
- 音響制作 - 東北新社
- 音響制作担当 - 大野拓也
- 美術監督 - 飯島由樹子
- 作画監督 - 鈴木藤雄、依田正彦、相馬満、奈須川充、柳瀬譲二
- 色彩設計 - 舟田圭一
- キャラクターデザイン - 平山智
- メカデザイン - 鈴木藤雄
- 撮影監督 - 野口龍生
- 編集 - 佐野由里子
- 制作担当 - 綿引圭、北村英治
- 演出 - 小倉宏文、徳本善信、奈須川充
- プロデューサー - 中谷敏夫、尾﨑穏通
- アシスタントプロデューサー - 青木隆介、小林三紀子、進藤友博
- 協力プロデューサー - 笠原陽介
- 音楽プロデューサー - 山田慎也、澤藤弘一
- エンディングテーマ「夜想曲」
- 作詞 - 山田稔明
- 作曲 - 大野雄二
- 歌 - 原田知世
- オリジナル・サウンドトラック - 「ルパン三世 sweet lost night」
- 制作協力 - エクラアニマル
- 企画・制作 - 日テレ、トムス・エンタテインメント
- 製作・著作 - トムス・エンタテインメント
[編集] 声の出演
- ルパン三世 - 栗田貫一
- 次元大介 - 小林清志
- 石川五エ門 - 井上真樹夫
- 峰不二子 - 増山江威子
- 銭形警部 - 納谷悟朗
- アダム - 萩原聖人
- ドリュー - 田中美里
- ガーリック大佐 - 銀河万丈
- アイヒマン博士 - 佐々木敏
- ゴードン - 菅生隆之
- ヘネシー - 田原アルノ
- ジョーダン - 納谷六朗
- 脳外科医 - 有本欽隆
- 子供時代のアダム - 庄司宇芽香
- 子供時代のドリュー - 須藤祐実
- 今大輔
- 伊牟田大
- 貴志昌文
- 皆木俊彦
- 雨宮弘樹
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