アラジンと魔法のランプ

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魔法の庭園に佇むアラジン

アラジンと魔法のランプ は、『アラビアン・ナイト』(千夜一夜物語)として最も有名な物語のひとつ。 西洋に紹介されたアラビアン・ナイトの訳本には、この物語を含むものがあるが、アラビア語原典には収録されていない。 『アリババと40人の盗賊』と同様に、本来はアラビアン・ナイトとは別系統の物語とする説が有力である。

目次

[編集] 概要

ヨーロッパでは、18世紀初頭にフランスのアントワーヌ・ガラン(Antoine Galland)によるフランス語訳『アラビアン・ナイト』(ガラン版)によって紹介された。

1709年にガランはアレッポ出身のマロン派キリスト教徒、ハンナ・ディアブから「アラジンと魔法のランプ」を聞いた。その後ハンナ・ディアブは物語を筆記してガランに手渡し、ガランはこれをフランス語に訳したとされる。

「アラジンと魔法のランプ」にはアラビア語の写本や原典が存在しないことが問題となっていたが、その後、フランスの東洋学者エルマン・ゾータンベール(H.Zotenberg)がアラビア語の写本を発見し、1888年に公刊された。しかし、ムフシン・マフディーの研究によって、写本はガランのフランス語訳を元にアラビア語に訳されたものであることが解明された。「アラジンと魔法のランプ」は、「アラビアン・ナイト」の外典なのか、何らかの典拠によるものなのか、またはガランによる創作なのかは再び不明となり、物語の出所探しは振り出しに戻った[1]

[編集] 内容

中国で母親と貧乏暮らしをしていたアラジンが叔父を騙るアフリカ出身の魔法使いにそそのかされて、穴倉の中にある魔法のランプを手にしたところから物語が始まる。

そのランプを擦ると魔神があらわれた。魔神はランプを擦った者の願いを叶える力があり、アラジンはその力を使って大金持ちになり、皇帝の娘と結婚する。

しかし、魔法使いは魔法のランプを奪い取り、アラジンの御殿ごと皇帝の娘をアフリカに連れて行ってしまう。だが、アラジンは指輪の魔神の力を借りるなどして、魔法使いから魔法のランプを取り返す。

[編集] 日本語訳

[編集] 脚注

  1. ^ 池田修「ムフシン・マフディー版「アラビアン・ナイト」の登場」前嶋信次(著)、杉田英明(編)『千夜一夜物語と中東文化』東洋文庫669(平凡社、2000年)、ロバート・アーウィン、 西尾哲夫訳 『必携アラビアン・ナイト 物語の迷宮へ』 (平凡社、1998年)

[編集] 関連項目

  • アラジン (映画) - ディズニー映画。この作品では中東(架空の国であるアグラバー)を舞台にしている。
  • ソニックと秘密のリング - ビデオゲーム。アラビアン・ナイトをモチーフとしている。
  • マギ (漫画) - 日本の漫画。主人公の一人の名前はこの作品から採られている。

[編集] 外部リンク

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