ルパン三世 (TV第2シリーズ)の登場人物
ルパン三世 (TV第2シリーズ) の登場人物は『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』で登場する人物を列挙している。
本項では、漫画家モンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』の第2シリーズで登場した様々な人物を列挙している。ただし、レギュラーの5人(ルパン三世、次元大介、石川五右ェ門、峰不二子、銭形警部)は対象外とする。
また、本項目では、名前の判明している人物(一部例外を除く)のみを取り扱う。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。
[編集] 第1話「ルパン三世颯爽登場」
舞台:ポルトガルのリスボン国際空港、豪華客船「サーロイン号」
- ミスターX:滝口順平
- 犯罪組織「スコーピオン」のコミッショナー。すなわち『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』(以下、『TV第1シリーズ』)の第1話で登場し、ルパン暗殺に失敗した男。前作で焼死したかにみえたが、超人間(いわゆるサイボーグ)として甦り、小太りだった体格も筋肉質な巨体に代わっており超人的な怪力を身につけている。豪華客船「サーロイン号」にルパンの名を騙って招待状を送りつけルパンたちをおびき寄せた。サーロイン号にて、吊り天井、毒蛇、殺し屋、プールに鮫を放つなど殺しの罠を次々と仕掛け、最後は自らの手で復讐を遂げようとするが果たせず、ルパンの策にはまり皮肉にも前回同様感電させられ敗れる。最後は奥歯に仕込んだ爆破装置で船を大破させ、ルパンたちを亡き者にしようとする。
- 『TV第1シリーズ』第1話では50億ドル、今回のサーロイン号では1兆2千億円という大金を、いずれもルパンを殺すためだけに費やした。
[編集] 第2話「リオの夕陽に咲く札束」
- オリベラ・ネット:富田耕生
- リオ刑務所の所長。飲酒運転で逮捕されたルパンたちが収容された自身の刑務所を「世界で監視が最も厳しい」などと自慢しており、ルパンたちの脱走を警戒している銭形をよそにのん気にシュラスコ料理を食べるなど、悠長な面がある。
[編集] 第3話「ヒトラーの遺産」
- クロイツェン・ゲンハルト:永井一郎
- ヒトラーの元秘密補佐官で、東ドイツに住んでいる。ルパンたちがこの回に狙った「ヒトラーの遺産」のありかを知る唯一の人物。しかし、彼は完全に耄碌していて、ヒトラーの遺産の隠し場所どころか、ヒトラーのことさえもまったく覚えていなかった。ゲンハルトをくすぐるなどして拷問に掛けるも効果がないためにルパンたちは悩むが、ルパン自らヒトラーの最期を再現するという、いわゆるショック療法で彼に財宝のありかを思い出させることに成功した。
[編集] 第4話「ネッシーの唄が聞こえる」
- Dr.オズ:梶哲也
- 元々はネッシーを愛する科学者だったが、ネッシーに襲われて片足を失ったことでネッシーを恨むようになった。ネッシーを捕まえて北海に運び、名物として見世物にして復讐しようとする。ネッシーが不二子の歌声に魅了されることに気付き、1度はルパンたちを捕えてネッシーを凍りつかせ、捕獲に成功するも、後にルパンたちによって目覚めさせられ、覚醒したネッシーに船ごと襲われて海に沈んだ。
[編集] 第5話「金塊の運び方教えます」
- 頭取:大木民夫
- スイス銀行の頭首。自ら変装して不二子を利用、ルパンたちに金塊を運ばせて金塊を独り占めしようとする。不二子との乾杯の席で彼女の杯に睡眠薬を入れ、その効果が現れる前に彼女に正体をばらしてしまったため、結果的に警察に逮捕される。海の中に沈み、その後引き上げられた黄金カーを前に、銭形に「あれを考え出したのは自分だ」と言うなど自己顕示欲の強い人物。
[編集] 第6話「ピサの斜塔は立っているか」
舞台:イタリア
- Dr.パオロ:加藤精三
- 科学者で、国立地震研究所の元主任教授。地震を「防ぐ」のが目標である研究所で、反対に地震を「起こす」ことを研究していたことで異端視されて追い出された。そのためイタリア政府に強い恨みを持っている。地震発生装置を発明し、それを自分に対する正当なる評価として10億リラを要求し、払わなければピサの斜塔を崩壊させると脅迫する。政府は金をトランクに詰めて指定の場所に落としたが、ルパンと銭形によって金がトランクから振りとされて海中に散ってしまう。トランクの中身が空っぽであることに気付いたパオロは激怒し、さらに10億リラを要求し、払わなければピサの斜塔のみならずイタリア全土をも地震で崩壊させると宣言、再びイタリア政府を脅迫する。その後自分の研究所に現れたルパンたちをイタリア政府のスパイと断じて殺そうとするが、ルパンたちに装置を破壊されて自暴自棄になり、全てを滅ぼさんとしてアジトを自ら沈没させ、海中に消えた。助手が1人おり、ルパンたちに攻撃を仕掛けている。
- 地震対策本部長官:宮下勝
- Dr.パオロによる地震を起こすという脅迫により、イタリア政府が設置した対策本部の長官。銭形がこの対策本部に乗り込み、これはルパンの仕業であると訴えたが、長官は相手にしなかった。それでも銭形がしつこく言及してきたことでつまみ出した。イタリア政府が要求どおり金を払おうとしたが、その金を横取りしようとしたルパンを銭形が妨害、金が海中に散ってパオロから新たに金を要求されたことで銭形に激しく怒り、「次に邪魔をしたら国外追放」という警告をして再びつまみ出した。後にルパンによってパオロが滅びると、ピサの斜塔を守った功績として、イタリア政府を代表して銭形に感謝状を贈呈した。
[編集] 第7話「ツタンカーメン三千年の呪い」
舞台:エジプト
- ツタンカーメン(声の出演はなし)
- 古代エジプト第18王朝のファラオ(王)。より厳密な表記ではトゥトアンクアメン(Tut-ankh-amen)という。彼の遺品である黄金のマスクを狙ったルパンは、エジプト考古学博物館からまんまと盗み出すことに成功するが、マスクを被ったことでツタンカーメンの怨念に取り付かれ散々な目にあってしまう。話のラストでマスクは博物館に返還された(同時にルパンに憑いていたツタンカーメンの怨念も消えた)。
[編集] 第8話「ベネチア超特急」
舞台:イタリアのベネチア
- ドン・マルチーノ:島宇志夫
- 表向きはシチリア島の牧場主だが、正体は犯罪組織のボス。生まれて以来、シチリア島から出たことがない。イタリアの警察に自分が犯罪組織のボスであることをうすうす感づかれていたので、自身の持ち馬であるセントジュニアをケンタッキーダービーに出走させる名目で盗んだ名画や宝石を「ヨーロッパ横断超特急(通称:ベネチア超特急)」にセントジュニアとともに乗せてフランスへ運ぼうとした。独占欲が強く、最後はブレーキが効かなくなって対向車に衝突寸前の列車の中で発狂し、「宝は全部俺のものだ」と言い出して部下にも見放され、自分の宝と一緒に列車もろとも谷底へ落ちていった。
- マルチーノの手下:沢りつお・石丸博也
- 金髪の美女に変装してマルチーノとセントジュニアに近付いた不二子を、「ローマでのパーティーで(マルチーノに)会った」という彼女の発言を聞いて不審人物であることを見破った。最後は「宝は誰にも渡さない」と発狂したマルチーノを見限り、ほかの部下とほかに暴走列車から飛び降りた。
[編集] 第9話「浮世絵ブルースはいかが」
舞台:アメリカ
- アラン・ブドンソン:千葉耕市
- 55歳の俳優。子役からたたき上げた大ベテランであり、演技力抜群なのだが、なぜか売れない役者馬鹿というところを不二子に見込まれて、「写楽三世」という東洲斎写楽の孫の役を引き受け、ルパンたちに初代石川五右ェ門の絵を盗ませる。ルパンを騙そうとしていいところまでいくのだが、不幸にもルパンが、手に入れた絵に発信機を付けっ放しにしていたのが原因で、せっかくの狂言も御破算で終わってしまう。全てがルパンにばれた後、絵も不二子からの報酬もルパンに取られ、ルパンたちに不二子の車のトランクに、身ぐるみ剥がされて縛り付けで押し込まれた挙句、不二子に悪態をつかれるという散々な結末であった。普段は髪の色が茶色だが、最後のシーンだけなぜか白髪になっている。
[編集] 第10話「ファイルM123を盗め」
- ジョージ・マーシャル:佐々木功
- 前科十犯の泥棒。その経歴を隠すために整形し、パリ社交界の貴公子・マルセル・デュランを名乗っている。自分の過去を暴こうとする者を抹殺してきた。犯罪ファイルを焼き捨てるため、ルパンの体に爆弾を仕掛けて、犯罪歴を記したロンドン警視庁の「ファイルM123」(彼自身の犯罪ファイル)を盗み出してくるように命令する。ルパンの体に爆弾を仕掛けたのは、盗んだファイルを燃やす手間を省くためであり、ルパンがファイルと一緒に吹き飛んでくれれば、マーシャルにとっては好都合であった。しかし、盗んで戻ってきたルパンに隙をつかれて爆弾を外され、自分で爆弾の爆発に巻き込まれた。その衝撃で、整形した顔が元に戻ってしまい(衝撃だけで整形が戻ってしまうとは考えにくいので、実は覆面だったという説もある)、狂乱する。この後に、ルパンのもとにイギリス王女から「スコットランドヤードに協力した」という理由から招待状が来る描写があるので、彼は逮捕されたものと思われる。
[編集] 第11話「モナコGPに賭けろ」
舞台:モナコ
- ソクラテス・ネクサス:雨森雅司
- モナコ暗黒街を牛耳るボス。モナコGPでルパンを優勝させてその賞金を得るために、ルパンをイカサマポーカーで負かして思い通りに操ろうとするが、不二子の計略によって失敗。逆にルパンにモナコが2、3個は買えるといわれるほどの額の売り上げと掛け金を奪われ、さらにはレースの賭けにも負けたために自己破産に陥る。最後、「ルパン一人のために」とミスターXを思わせるような台詞を言うが、彼は再登場することはなかった。全財産を失ったショックのあまり、精神が不安定になってしまったからであろう。
- ネクサスの側近:徳丸完
- モナコにて不二子を出迎え、ネクサスがルパンを陥れる作戦では、ネクサスをポーカーに勝たせるために細工を仕掛けていた。後に不二子の裏切りを目の当たりにしたことで激怒し、金を奪った次元たちを逃がさないように国境をすぐに封鎖するなど機動力の高さも見せた。
[編集] 第12話「大統領への贈り物」
- 署長:川久保潔
- ボルドー警察署の署長。アメリカ大統領に送られることになった、ナポレオンが作らせたというワイン(フランス政府が、アメリカの恵まれない子供たちへの贈り物として大量のフランス人形も加わった)を警備する警察官。日本からやってきた銭形のことを最後まで「ゼニガメ君」と呼んでいた。アメリカへ飛ぶ飛行機の中でルパンたちにワインを盗まれた挙句に安物のワインを掴まされるが、ルパンたちの盗んだワインは古過ぎて劣化が進み、飲めたものではなかった。
[編集] 第13話「サンフランシスコ大追跡」
舞台:アメリカのサンフランシスコ
- 不二子の部下:矢田耕司
- NASAの第七研究所にある、人造ダイヤの設計データが入ったマイクロフィルムを盗んだ実行犯の上司に当たる人物。2人の弟分(声:池水通洋、小関一)に銭形の歯の中にマイクロフィルムを隠すよう命令する。成功はしたが、ルパンに捕えられて本人に変装され、マイクロフィルムの場所も知られることに。その後ルパンは、マイクロフィルムを手に入れるために銭形を追い掛け回す。2人の弟分は、銭形を捕獲しようとするためにルパンを攻撃するも敢えなく失敗する。実は裏で糸を引いていたのは、峰不二子であった。
- 医師:八奈見乗児
- ルパンを捕まえることができず、ノイローゼに陥っていた銭形が入った病院の医師。「ルパンのことは今後一切忘れなさい」と銭形を診断し、励まし、しまいには銭形と一緒に歌を歌いだす。
[編集] 第14話「カリブ海の大冒険」
- フォワード・ヒース:吉沢久嘉
- 資産50億といわれる世界一の大富豪であり、様々なスキャンダルが噂されるが、峰不二子に熱を上げて38回目の結婚式を申し込む。ジャンボ・ルビーを手に入れてから、原因不明の高熱(実際はジャンボ・ルビーに染み付いた、コカインやヘロインなどの麻薬の原料となる紫馬酔木の匂いによる幻覚作用)にうなされ、さらにハミングバードに襲われて死亡。
- 黒魔術師:辻村真人
- ハイチ島に古くから伝わる黒魔術教の神殿にある邪神像からジャンボ・ルビーを盗み出した張本人。彼の祖父は黒魔術教の神殿のかつての警備隊長であり、ルパン一世の侵入を許したことで処刑されてしまった。その恨みを晴らすべくジャンボ・ルビーでルパン三世をおびき出し、ゾンビを蘇らせて殺そうとした。何度攻撃を喰らっても死なないゾンビたちを相手に、ルパンたちは悪戦苦闘するが、一計を案じた次元の一言で、ルパンが神殿内の神像に仕掛けた小型爆弾によって吹き飛ばされた。
[編集] 第15話「名探偵空をゆく」
- ガブリエル十三世:大木民夫
- オーストリアの元・名門貴族。自称世界的な飛行船研究家にして、探偵小説マニア。「ドラキュラの涙」という宝石を餌に巨大な飛行船ヘンデンブルグ号にルパンをおびき寄せて、捕まえようとする。執事(声:田口昂)に化けていた不二子に「ドラキュラの涙」を奪われるものの、ルパンたちをヘンデンブルグ号に閉じ込めることに成功し、グリーンランドで大勢の観衆と報道陣たちとともに待ち構えた。地上に降りたルパンたちが車に乗り込むと、TV中継で感涙の号泣をしていたが、その直後にルパンたちには逃げられ、ヘンデンブルグ号も爆破されるなど、結局散々な結果に終わった。
- シャーロック・ホームズ三世(1):上田敏也
- 現代における世界的名探偵で、シャーロック・ホームズの孫とされる。虫眼鏡を肌身離さず持ち歩き、様々なものを観察している。ルパン逮捕のためにヘンデンブルグ号に乗り込むが、直後にルパンと入れ替わってしまい、脱出後にはどこかへ雲隠れする。なお97話にも同名の人物が登場するが、それとは全くの別人。作中の会話から、過去にルパン三世に会ったことがあることも分かる。
- フィリップ・アーチャー:玄田哲章
- アメリカの私立探偵。酒と女を愛するハードボイルド探偵。ルパン逮捕のためにヘンデンブルグ号に乗り込むが、直後に次元と入れ替わってしまい、脱出後にはどこかへ雲隠れする。レイモンド・チャンドラー作品のフィリップ・マーロウとロス・マクドナルド作品のリュウ・アーチャーのもじり(両方ともハードボイルド探偵という共通点がある)。
- 金田二 耕助(きんだに こうすけ):納谷六朗
- 日本の私立探偵。頭からフケを飛ばしまくる青年で、ヘンデンブルグ号を「犬神家よりも大きい」と評している。山奥で生活しているためか、地面に足をつけていないと不安になるようである。ルパン逮捕のためにヘンデンブルグ号に乗り込むが、直後に五右ェ門と入れ替わってしまい、脱出後にはどこかへ雲隠れする。金田一耕助のもじり。
[編集] 第16話「二つの顔のルパン」
舞台:フランスのパリ
- 偽ルパン:樋浦勉
- ノーミル博士の相棒。本名は不明。自分の顔をルパンによく似た顔に整形し、周囲の人間に「ルパンはジキル博士とハイド氏のように多重人格であり、夜中の12時になると別の人格に変身する」と思い込ませて次々と盗みや殺人を行い、その罪をルパンに着せてルパンを自殺させようと企んだ。だが不二子の活躍によって「ルパンは変身病」というノーミルの嘘は暴かれ、変身したルパンとしてノーミルとともに銭形に逮捕される。
- ノーミル博士:大竹宏
- 精神科医。偽ルパンを操る黒幕。自分がルパンの父親と友人であることを利用し、ルパン・次元・五右ェ門・銭形たちにルパンは「変身病」であると思い込ませて、それを利用して偽ルパンに犯罪を続けさせる。だが不二子によって、真相は暴かれ、後にノーミルと偽ルパンの会話を聞いたルパンに嵌められ、変身した次元として偽ルパンとともに逮捕される。
[編集] 第17話「オイルダラーを狙え」
舞台:アラビア
- ローレンス三世:堀勝之祐
- 油田の脅迫対策会議の場で自身を「モハメッド・ハッサン」と名乗っていたが、最終的に国の大臣たちも騙しているため、本名は不明である。油田爆破取りやめと引き替えに、国家に一億ドルを要求する。金欲しさに各国の政府を強請り、金を手に入れてきた強欲な人物。国王に変装したルパンたちのことや、金を詰めたトランクにルパンが発信機を取り付けたことにも気付くなど、したたかも見せる。自分たちを追ってきたルパンたちを銃殺しようとしたが、不二子に泣き付かれて自分の寝室に呼び寄せ、同衾しようと目論む。だが、自分はローレンスの子孫ではないことを彼女に漏らしたのが原因で真っ赤な偽者であることがシェイク・アリに露見し、爆殺される。
- シェイク・アリ:矢田耕司
- ローレンス三世の忠実なるしもべ。1度は捕えたルパンたちをローレンス三世の命令で銃殺しようとしたが、後になって彼が偽者であることを知ると、ルパンたちの命を助けるなど、男気のある人物。その後、仲間とともにローレンスを爆殺。その場所からは油田が新たに発掘され、アリたちは歓喜していた。
[編集] 第18話「ブラック・パンサー」
舞台:フランス、エーゲ海
- コナイゾー警部:富田耕生
- ブラック・パンサーというエメラルドが盗まれるたびに捜査に乗り出して解決してきたというフランスの専任警部(実際には、ブラックパンサーがほかの人物の手に渡らないように色々と小細工をしていたようである)。博物館からブラックパンサーが盗まれた事件を知って「ルパンの仕業だ!」と空港に駆けつけた銭形に対し、なぜか対抗意識を持つようになる。最終的にはルパンたちを騙してブラック・パンサーを手に入れ、不二子に取り入ろうとするが、ハゲイトーの乱入によって失敗してしまう。名前と風貌の由来は、アメリカの人気コメディ「ピンク・パンサー」に登場したクルーゾー警部。
- ハゲイトー:広瀬正志
- コナイゾー警部の召使いの東洋人。ヌンチャクを振り回したり、何の前触れもなく跳び蹴りを仕掛けてくる。美術館内の「考えない人」の像の手の中にルパンたちがこっそりブラック・パンサーを隠したが、それを壊してしまったことで別の「考えない人」の像を盗んですり替えて元に戻したように見せかけたのち、ヌーディストクラブの島に隠した。一見頭が悪そうに思えるがなかなかの食わせ者である。
- シャキル署長:阪脩
- 空港でコナイゾー警部を出迎え、その際に彼の鼻水で濡れた手で握手をさせられた。「考えない人」の像を(ハゲイトーが)隠したエーゲ海のどこかにあるヌーディストクラブの島では全裸で本を読んでいた。
[編集] 第19話「十年金庫は破れるか」
舞台:日本
- 丸金(まるきん):及川宏夫
- ルパンがしばらく日本を離れていた間に、金庫作りの名人として有名になっていた金庫職人。自作の金庫を悉くルパンに破られた為、自らのプライドを掛けて三ツ星銀行にある自信作・十年金庫を破ってみろと、新聞を使ってルパンに挑戦状を叩き付ける。自信満々の丸金であったが、ルパンはトリックを使って金庫を開けた(実際には開いてはいなかったのだが)。自慢の金庫が破られているのを目の当たりにした丸金は半狂乱となり、銭形に「ルパンに会わせてくれ、警部!」と懇願し、ノイローゼとなってしまう。
- 錠太郎(じょうたろう):竹尾智晴
- 丸金の息子。父の十年金庫を破ったルパンに対し、自分が作った金庫を開けて欲しいと挑戦する。最初は断られるが、ルパンが飲んでいたジュースのコップに毒をこっそりと仕込み、それを飲んで苦しむルパンに解毒剤は金庫の中にあることを告げ、挑戦を受けざるを得ない状況に追い込む。その金庫は卵形で上下前後が一切ないという奇抜なものであった。次元のマグナムも五右ェ門の斬鉄剣も全く歯が立たず、悪戦苦闘するルパンたちであったが、偶然にもルパンが叫んだ「開けゴマ」の一言で金庫が開く。金庫に設定された「おまじない」を唱えるのが、金庫を開く唯一の方法だったのだ。偶然の賜物とはいえ、敗北した彼は、いつか必ずルパンに再挑戦すると言い残して去っていった。
- 原作にも登場するが、そこでは「豹吉」になっている。
- 頭取:池水通洋
- 三ツ星(みつぼし)銀行の頭取。既に破られた状態の十年金庫を見せて丸金をなじる。しかし実は変装したルパンで、丸金と銭形が出て行った後、本物の頭取は、猿轡をされた状態で放り出された。
- 金持ち婦人:高島雅羅
- 物語の冒頭に登場した。ルパンが腕試しのために忍び込んだとある屋敷の金持ちの婦人。それなりに美人で指輪型の金庫を自慢していたが、酔っぱらいの婦人に変装したルパンに家中の金庫を悉く破られた上に自身の心まで奪われてしまった(ルパンに寝取られたようであり、彼女は恍惚とした表情でルパンの名前を呟いていた)。カーテンを開けたまま服を着替えるという無用心な一面も。
- 金持ち
- 物語の冒頭に登場したとある金持ちで、変装したルパンの腕試しに遭い、家中の財産を奪われた挙句に「愛する妻の心まで奪われた」と大泣きしていた。
[編集] 第20話「追いつめられたルパン」
舞台:某独裁国家
- ハトラー:辻村真人
- 某独裁国家の総統。背が低く、ちょび髭を生やしているなど、ヒトラーをモチーフにしたキャラクターである。ゲルハルト民族至上主義で、国民から圧倒的な支持を得ている。その一方で「あんたが大将」と言われて喜び、「地球全土をワシのものにする」という傲慢な発言もしている。
- ルパンは、ハトラーのつけている勲章の宝石を盗もうとしたが、強い北風によって手元が狂い、ハトラーのカツラを取ってしまうという形になり、カツラ着用の事実が国民にばれて恥をかいたハトラーは、その復讐としてルパンを抹殺するようヘスに命じる。
- ヘス:滝口順平
- 某独裁国家の司法長官。ハトラー総統に盲目的服従をしている。総統の悪口を言うだけで国家反逆罪扱いし、下手をすればその場で銃殺するので、趣味は殺人ではないかと言われるほど。戦車や大砲などを用いてルパンと不二子を自殺寸前までに精神的に追い詰めるが、助けに来た次元と五右ェ門の乗っている気球に大きく描かれたハトラーの肖像を撃つことができずに取り逃がし、ハトラーに死刑を宣告された。
[編集] 第21話「五右ェ門の復讐」
- 自然 風太郎(じねん ふうたろう):千葉順二
- 五右ェ門が伊賀赤目で修行を積んでいた頃の師匠で伊賀忍者の祖。伊賀忍法皆伝書を狙う、弟子の必殺人九郎に殺害された。五右ェ門は死闘の末に人九郎を倒して仇をとる。彼の残した伊賀忍法皆伝書は「愚か者はこの蓋を取ってはならない」と注意書きが書かれており、しかも中身は「笑ふ門には福来たる」と書いた紙切れが入っているだけであった。しかし、これこそが、風太郎が最も教え子に伝えたかったことであると思われる。
- 必殺 人九郎(ひっさつ じんくろう):渡部猛
- 五右ェ門と同門であるが、伊賀忍法皆伝書を狙い、師匠自然風太郎を殺害。最初は自分の手で五右ェ門を殺そうとしたものの、勝ち目なしと見て、五右ェ門の復讐の手から逃れるために銭形と手を結び、刑務所に逃げ込もうとするが、その裁判で裁判長に変装したルパンが、検察官の提出した証拠を片っ端からふざけた偽物の証拠品(凶器の刀→キャバレーの旗、犯行の瞬間を写した写真→検事の裸踊りの写真、自白書類→絵本など)にすり替えられ、無罪放免となってしまい、結局五右ェ門と対決することになる。善戦するものの、最期は斬鉄剣を伝った落雷を喰らって全身を焼かれ、断末魔の悲鳴を上げ、死亡した。
- 裁判長:緑川稔
- 必殺人九郎の自然風太郎殺害容疑での裁判の裁判長。正体は裁判長に変装したルパン。検察側が提出した証拠物件を、片っ端からふざけた偽物の証拠品にすり替え、傍聴人の爆笑を3回も売り、何とも楽しい裁判にさせた上に、必殺人九郎に無罪判決を言い渡し、人九郎と五右ェ門を一騎打ちさせることに成功させた。本物は、机の下で猿轡をさせられていた。
- 検事:村松康雄、市川治
- 必殺人九郎の自然風太郎殺害容疑での担当検事。眼鏡を掛けた白髪の検事と茶髪の若い検事の2人が裁判を担当した。茶髪の若い検事が自然風太郎殺害容疑での裁判で、人九郎が自然風太郎殺害犯である事を証明するために証言台に立ち、証拠を提出するが、裁判長に変装したルパンによって、自身の醜態を晒した裸踊りの写真にすり替えられ、傍聴人の爆笑を買い、赤っ恥をかいた。
- 弁護人:増岡弘
- 必殺人九郎の自然風太郎殺害容疑での担当弁護士。自然風太郎殺害容疑での裁判で、「検事側は審理が尽くされていないのに人九郎を殺害犯であると強引に決め付け、審理を妨げている」と発言し、証拠の提出を求めさせた。
[編集] 第22話「謎の女人館を探れ」
舞台:女人館
- 女人館の主:此島愛子
- アジアらしき場所のどこかにある女人館の主。自分の妹を使って竜宮城のような自分の館に男をおびき寄せ、徹底したサービスで骨抜きにして、用済みにした後は老化用ガスの入った玉手箱で「浦島太郎」のごとく老人にして帰してしまう。女性が飲むとその薬の虜になってしまう幻覚剤とも媚薬ともとれる薬を宝として所有しており、妹に化けた不二子の変装を見破って薬を強引に飲ませた。館にある宝を狙ってやってきたルパンをもてなして老人にして追い返そうとするも、まんまと薬を盗まれて、最後はルパンが仕掛けた爆弾で老化用ガスが爆発して、妹とともに老婆にされてしまう。男を「薄汚い」と罵っている。
- アニメでは名無しだが、原作漫画では「姫乙(ひめおと)」という名前がある。
- 妹:鈴木希久代
- 女人館の主の妹。女人館の近くで2人の暴漢(実は男に変装した手下の女)に自分を襲わせるという狂言を使って、男を姉の所に送り込んでいた。不二子が彼女に変装していたときの動向は不明。最後は姉とともに老婆にされてしまう。
- アニメでは名無しの金髪美女だが、原作漫画では「芽花(めか)」という名前の黒髪の少女。
- 酔っ払い:はせさん治
- 冒頭でルパンと次元とすれ違った男。既にべろんべろんに酔っており、ルパンたちに女人館の存在を教えた後、自身が貰ってきた玉手箱を開けて老人にさせられた。後に館から1人で出てきた次元の前に五右ェ門が連れてきた。「女を助けたのが間違いの元だった」と後悔していた。
- 原作漫画では最初から老人の姿で登場して、「ロータ・猿宇(ましらう)」と名乗っている。
[編集] 第23話「第4次元の魔女」
- 峰 ブジ子:桜京美
- 峰不二子の叔母と称するブサイクなおばさん。しかし彼女に対して「ブス」など侮蔑する表現を使うと殺される。ルパンをいたく気に入ったようで、彼にキスをしたり、自分の大きな胸に彼の顔をうずめたりした(ルパン本人はこれに大きくうろたえていた)。ホログラムを利用して不二子の幻影を映し出し、ルパンにロンメル元帥の遺産を探させようと画策する。ルパンが彼女の体にさりげなく触れたとき、ルパンは違和感を覚える。彼女の正体は…。
[編集] 第24話「怪盗ねずみ小僧現わる」
舞台:日本
- ねずみ小僧次郎吉(ねずみこぞうじろきち):樋浦勉
- ねずみ小僧の四代目。初代ねずみ小僧が、十代目石川五右ェ門とともに第一回国際泥棒選手権大会に出場するも、ルパン一世に敗れ去った。その後、十一代目石川五右ェ門と初代ねずみ小僧は義兄弟の契りを交わし、子孫に大会賞品を奪うように託した。そこで彼は、十三代目石川五右ェ門と手を組もうと持ちかけ、五右ェ門もこれを承服したことで、大会賞品だった書類を賭けてルパンと争うことに。窓の修理屋や水道屋に変装して、書類のある警察署に忍び込んで書類を奪うのに成功するが、銭形に変装したルパンによって書類を奪われてしまう。その後、この書類の正体が「大江戸警備人別帳」という、今では全く役に立たないものだったことをルパンに知らされ、自分達のしていたことのあまりの馬鹿馬鹿しさに大笑いしていた。
[編集] 第25話「必殺鉄トカゲ見参」
舞台:アフリカ諸国刑務所
- 所長:内海賢二
- アフリカ諸国刑務所所長。銀行強盗未遂や万引きなどの軽犯罪であっても、自らの刑務所に来た受刑者は全員問答無用で死刑にする。受刑者の髪を入れ、その臭いによってどこまででも追いかけてくる追跡ミサイル「鉄トカゲ」を開発(銃弾も効かない)、刑務所から脱走した者にはこの鉄トカゲを放って亡き者とする非情な人物。そのためか、彼の刑務所の中は全くの無防備で、中で何をするのも許されている。刑務所に収容されていた不二子を助けるため、ルパンたちはわざと銀行強盗未遂を犯してこの刑務所に入り込み、その後銭形がルパンたちを引き取りに刑務所を訪れた際に脱走したことで、所長は鉄トカゲを放った。ルパンたちはどこまでもしつこく追ってくる鉄トカゲに辟易するが、鉄トカゲには「向かい合わせにぶつけると爆発して二度と使えなくなる」という弱点を見つけ、それを利用して刑務所の所長室で鉄トカゲ同士を衝突させて爆破させた。最後は不二子が放った鉄トカゲによって、「助けてくれ!」と悲鳴を上げながら追われることとなった(全ての鉄トカゲが爆破された描写があるので、不二子が放った鉄トカゲには爆薬が入っていないものと思われる)。
[編集] 第26話「バラとピストル」
舞台:スペインのバルセロナ タイトルはガンズ・アンド・ローゼズ(薔薇と拳銃)から。
- ホセ警部:肝付兼太
- マドリッド警察の警部。スペインにやってきた銭形を迎えるが、銭形の投げ手錠の洗礼を受けて感心する。
- ヘルベルト・フォン・マイヤー:広瀬正志
- 次元によれば、密輸・スパイ・殺しなど、金になることなら何でもする悪党であり、リンダから名前を聞いた際に思い出している。ルパンに煮え湯を飲まされ続けてきたので、ルパンに復讐しようと試み、リンダと共謀して次元とルパンに殺し合いをさせる。2人は相打ちで双方共倒れしたかに見えたが、ルパンも次元も生きており、マイヤーとリンダの会話を聞いて2人の後を追いかける。2人に気付いたマイヤーは、追ってくるルパンに銃を撃ち続けるが、次元の銃弾の一撃によって車ごと谷底に転落した。
- リンダ:鈴木弘子
- フラメンコダンサー。ある組織を抜け出そうとして、組織の者から襲われたところを次元に助けられ、次元にぞっこんとなる。しかし、実はマイヤーと始めからグルで次元とルパンを殺そうとしていたのである。次元の銃弾の一撃によって車ごと谷底に転落した。
[編集] 第27話「シンデレラの切手はどこへいった」
舞台 アメリカのカンザスシティ
- アリス・ヘンダーソン:松島三川
- 「持っているとお姫様になれる」というジンクスのある「シンデレラの切手」を欲しがる夢見がちな少女。この切手は彼女が勝手に欲しがっており、ルパンによって盗まれた切手を「あたしの切手を返して!」としつこくつきまとう。だが、ルパン、次元、不二子を手玉に取るしたたかを見せ、ルパンから執拗に離そうとする不二子には「おばさん、妬いてるの?」等と無邪気に訊いていた。結局、ルパンたちは彼女にさんざん振り回され、根負けしたルパンは「いつかアリスのお姫様になる夢が叶って、切手に用がなくなったときに取り返しにゆく」ことを条件に、彼女に切手を譲った。
[編集] 第28話「女刑事メロン」
- ガニマール・メロン:平井道子
- 通称刑事(デカ)メロン。5月12日生まれ。ルパン一世最大のライバルだったガニマール警部の孫娘(『TV第1シリーズ』でもガニマール三世が登場しているが、どちらが年上かは不明)。パリ警視庁の全警察官の中からコンピューターが選び出した、もっとも優秀な捜査官。国立パリ大学を首席で卒業した頭脳明晰の才女にして、武芸百般に優れた捜査術・逮捕術の第一人者。祖父の仇を討とうと、ルパン三世逮捕に燃えている。普段はぱっとしない服装で、そばかすと分厚いレンズのメガネガ特徴的の垢抜けない外見をしており、写真を見たルパンに開口一番「ブス」と言わせるほど(もっともルパンは、彼女の素顔が美しいことには後に気づく)。しかし、その素顔はかなりの美女である。「ルパンは女に弱い」と言い放ち、色仕掛けで彼を仕留めることを示唆した際に、銭形に「あんたのようなブ…」と否定されかけるも、一瞬で美女に早変わりし、彼をして「女というのは恐ろしい」と言わしめた。
- パリ中の銀行からパリ警視庁に金を集め、部長(声:宮内幸平)、銭形とともに警備をしていたが、変装したルパンと、次元の麻酔銃による援護射撃によって眠らされ、金を奪われてしまう。金を奪った後のルパンの居場所を突き止めて銭形に自慢しているが、本当は峰不二子によるメロンへの垂れ込みが原因だった。美しい素顔を用いてルパンに再度近づき、ルパンをメロメロにさせるが、実はその正体をルパンに看破されていた。銭形の捜索を受けて逃亡したルパンは彼女を気絶させ、その状態で列車の中に置かれて不二子が彼女に変装しているが、その後彼女がどうなったのかは不明である。
- 原作『新ルパン三世』では男で、ガニマールとは無関係。懺悔をしていた少年犯罪者を殺せるほど冷酷な人物だった。
[編集] 第29話「電撃ハトポッポ作戦」
- X8号:伊武雅之
- シンジケートのボスであるバロンに雇われた男で、不二子のパートナーとなってルパンの空中浮遊術の秘密を突き止めようとする。バロンの送った偽ルパンと偽次元から、高圧電流による拷問を受けたうえに母親の形見である小型のオルガンを乱暴に扱われたことで怒り狂い、ルパンを殺そうとする。だが、これは「ルパンに対する復讐心を植えつけてルパンを殺させよう」というバロンの企みであった。後に本物のルパンによって形見は直され、ルパンが真実を聞かせたことで騙されていたことを知ったX8号はバロンへの復讐に向かうが、その結末は不明。なお、「X8号」というのはコードネーム。
- バロン:塩見竜介
- あるシンジケートのボス。パリ警視庁のルパンに対する認識の甘さに怒り、窮余の一策としてシンジケートを利用することにした銭形と組んだ。ルパンと次元のダミーを作ってX8号と不二子を襲わせ、X8号にルパンを殺させようとする。
[編集] 第30話「モロッコの風は熱く」
舞台:モロッコ
- 外人部隊司令官:雨森雅司
- モロッコの外人部隊もとい革命軍の最高司令官。戦闘能力の高い人間を誘拐し、勝手に自分の部隊の隊員にしている。ルパンと銭形警部を同時に誘拐。脱走しようとした二人の首に手錠を掛けることで逃亡を阻止しようとするも、まんまと逃げられモロッコ中を追い回す。しかし、ルパンによってガソリンを積んだタンク車を爆発され吹き飛ばされた。
[編集] 第31話「白夜に向かって撃て」
舞台:ストックホルム
- ラチカ:高島雅羅
- 某国の女スパイでルパンとは旧知の仲である。アニタとは双子だが、以前から啀み合っている。ルパンが味方になろうとするが、見事に騙される。背中に白夜の夜だけに浮かび上がる痣には、ブレンマットの宝の隠し場所が彫られてある。宝の本当の隠し場所が判明してから、島にいたルパンたちを尻目にアニタとともに投げキッスをしていた。
- アニタ:弥永和子
- 某国の女スパイでルパンとは旧知の仲である。ラチカとは双子だが、以前から啀み合っている。白毛(実はルパンの変装)を味方に付ける。背中にブレンマットの隠し場所が白夜の間だけ、浮かび上がる。原作では、リンダという名である。
- 白毛(しらげ):二見忠男
- 殺し屋。ナイフ投げにおいては超一流の腕を持つ。その腕前は次元ですらも恐れ、「関わらない方がいい」とルパンに警告している。10万ドルを契約金にアニタと手を組んでいたが、この男はルパンが変装したもので、ラチカとアニタ二人の背中に隠されている情報を盗み出す。
- ゲオルグ:梓欣造
- ラチカ・アニタ姉妹の父親に頼まれ、二人の背中に白夜の夜にブレンマットの宝の情報である痣が浮かび上がるよう、細工した科学者。いつまでもいがみ合っているラチカとアニタの2人を仲直りさせるのを条件にこの事をルパンに教えるが、ルパンが約束を破ったため、あらかじめ手を組んでいた不二子とともに2人を仲直りさせ、本当の宝の情報を教える。ブレンマットの宝は、ラチカ、アニタ、不二子、ゲオルグの4人で均等に分けることを提案し、3人もそれを受け入れる。
[編集] 第32話「ルパンは二度死ぬ」
- ピューマ:玄田哲章
- ルパンを殺害しようとした、要人を専門とするプロの殺し屋。
- 犯罪ファイルナンバー1058には、「1960年代のある時期に中南米・アフリカ各国の要人を次々と暗殺した殺し屋。仲間を持たず、犯行の手口が巧妙なため、各国スパイ組織の必死の捜査にもかかわらず、依然として行方がつかめておらず、ルパンの犯罪者、殺し屋ファイルにもその詳しいデータが載っていない。特技なしだが、これは彼があらゆる殺人術に長けているという事を意味する」と書かれている。ルパンが自分の棺桶を用意したということからも、その腕前がよく分かる。何故か、顔についても全く明らかになっていなかったが、実は自分の顔を誰にも知られないようにする為に、対象を暗殺した後、報酬を支払い終えた依頼者まで殺すという卑劣なやり方によるものであった。
- ルパンの命を狙い、不意打ちに成功するも、葬儀屋と結託して仮死剤で死んだフリをしていたルパンに騙される形となる。暗殺完了後、依頼主であるタイガーとの取引を終えたその直後に彼を射殺。しかし、死んだと思っていたはずのルパンが自分の目の前に出現し、最後は抵抗できなくなった所を、ルパンにダイナマイトを放たれ、うろたえた表情のまま爆発に巻き込まれた。
- タイガー:加藤修
- ピューマにルパン殺害を依頼した老人で、その名前はおそらく取引上におけるコードネームと思われる。劇中の会話から、昔ルパンに出し抜かれて一文無しにされてしまった恨みからルパン殺害を依頼したことが示唆されている。しかし、ピューマの卑劣なやり口を知らなかった為に、報酬を受け渡した直後、射殺される結末を迎えた。
- 葬儀屋:和久井節緒
- ピューマに殺されることを悟ったルパンが、上等の樫材の棺桶を用意するように依頼した葬儀屋の男。少々不気味な印象を漂わせる。ルパン・不二子と一緒に、ピューマに倒されてもルパンが仮死状態のままでいられるように細工を施した。電話口でルパンが話した言葉を墓碑として彫ったが、ルパンが「なあんちゃって」というふざけて言った発言もそのまま彫ったことでルパンから文句を言われるが、自分はあくまでルパンに言われたとおりにしたまでと主張、「本当に墓の下に埋めちまいましょうか」という怖ろしい発言もしている。
- 署長:緑川稔
- 棺の中のルパンを見て大泣きした銭形を宥めようとした警察官。だが、逆上した銭形から手錠を掛けられ彼までが銃を乱射したことで「みんなクレイジーだ!」と怒り狂い、次元・五右ェ門と一緒に牢獄に叩き込んだ。
- 医師:沢りつお
- ピューマの攻撃を受けて倒されたルパンの体を診察した医師。手の施しようがないとした上で、「死因は心臓の貫通銃創」という判断を下した。これを聞いた次元は「ルパンが死ぬわけがあるか」と反発したが、医師は「人は誰でも死ぬものです」と冷静に言った。
[編集] 第33話「オリオンの王冠は誰のもの」
舞台:日本
- ジャガー:寺島幹夫
- 盗賊団のトップ。彼の用心棒として次元が潜り込んだ。「オリオンの王冠」を盗み出し、競売を行って竜巻に250万ドルで売る。左手が鋼鉄で作られた義手で、指の先から針が飛ぶようになっている。オークションの金を盗みに来たルパンの胸にこの針を複数打ち込んでいるが、ルパンは札束をその部分に仕舞っていたことで命拾いしている。後にルパンの策略によって、一旦は仲直りした竜巻と険悪な仲になったことで部下も巻き込んで殺し合いをするに至る。五右ェ門に服を斬り裂かれたあげくに気絶させられ、駆けつけた銭形たちに逮捕された。
- 竜巻(たつまき):塩見竜介
- 密輸組織のトップ。彼の用心棒として五右ェ門が潜り込んだ。大きな体格で和服を着ており、相撲取りでもある。狡猾な性格で、同じ手口は二度と使わない。ジャガーに絶大な信頼を抱いていて、ジャガーの主催する競売でオリオンの王冠を250万ドルで落札するが、用意した金の一部をルパンに奪われ、ジャガーと険悪な仲になってしまう。後にルパンの策略によって、一旦は仲直りしたジャガーと再び険悪な仲になったことで部下も巻き込んで殺し合いをするに至る。次元に激しく殴られ、服を脱いで相撲の技を披露しようとするも倒れて、駆けつけた銭形たちに逮捕された。
- ブラックキャット:安田隆
- ジャガーの側近で、用心棒を務める。次元によれば、蛇の如く執念深くて残忍であり、暇さえあれば靴を磨いている。その靴の先端からは、鋭利な刃物が突出するという仕組みになっていた。ジャガーと竜巻が仲違いとなった際に、クロクモと壮絶な殺し合いを展開する。飛び道具として2本の短剣を使用している。バック転で攻撃をかわすほどの敏捷さと、高い跳躍力を持ち、空中からの飛び蹴りを仕掛けてから着地待たずの攻撃につなげるなど、その格闘能力は非常に優れており、クロクモと拮抗するほどの腕を見せる。クロクモの武器に動きを封じられて止めを刺される寸前に、靴の先端から刃物を露出させて飛び掛かった。最期はクロクモの攻撃と相打ちとなって倒れた。
- クロクモ:徳丸完
- 竜巻の側近で、用心棒を務める。五右ェ門によれば、情け無用の殺し屋であるという。ジャガーと竜巻が仲違いとなった際に、ブラックキャットと壮絶な殺し合いを展開する。格闘能力はブラックキャット同様に高く、互いに拮抗するほどの腕を見せる。一本の棍を携帯しており、標的を仕留める際に使用する。相手の攻撃を防ぐ際にも使用しているが、この棍は2本に分割できるだけでなく、それぞれの先端から刃物や鎖を出して攻撃することが可能な棍であった。ブラックキャットの攻撃を弾き、その足に鎖を引っ掛けてダウンさせて止めを刺そうとする。最期はブラックキャットの攻撃と相打ちとなって倒れた。次元は「相手にしていたら、自分たちも簡単には勝てなかっただろう」という趣旨の発言をし、この2人の強さを素直に称賛していた。
[編集] 第34話「吸血鬼になったルパン」
- カミーラ:小谷野美智子
- 今から二千年前、マリアに二人の子が生まれ、一人がイエス・キリストだったが、もう一人の子には二本の牙が生えていた(吸血鬼だった)ために、父ヨセフがその子を山の上に捨ててしまった。その子がカミーラである。カミーラは狼とコウモリに育てられ、やがてキリストが命よりも大事にしていた黄金のマリア像を奪って、キリストの手を逃れるために佐渡島の平来(ヘブライ)村に渡り、二千年もの間仮死状態で眠っていた(彼女曰く、キリストも平来村に渡って死んだのだという)。だが、丸木戸博士に発掘され、病院に収容されるも姿を消し、ルパンの前に現れる。ルパンに「キスしてくれる?」と誘惑して自分に近付かせ、彼の首筋に噛み付いて吸血鬼にしようとする。ルパンはカミーラに付いて行き、彼女との約束で不二子を拉致して生贄に捧げようとした。彼女の城にて、死者たちとダンスを踊っているところに次元と五右ェ門が現れてルパンに接近するが、ルパンの姿が鏡に映ったことで(カミーラは「吸血鬼は鏡に映らない」と言っていたため)三文芝居をカミーラにあっさりと看破され、不二子を助け出してからルパンたちは吸血鬼たちと対決するに至る。カミーラたちは、銃も斬鉄剣による攻撃も効果がなく、ルパンたちを追い詰めるも、十字架を作った斬鉄剣を伝った落雷を受け、ほかの吸血鬼たちとともに全身を焼かれて消滅した。吸血鬼のルパンは、実際には特製の「吸血鬼用エリマキ」で周到に準備していたルパンがカミーラを信じ込ませるために吸血鬼の真似をしていただけであった。
[編集] 第35話「ゴリラギャングを追っかけろ」
舞台:アフリカ某国
- ゴリラギャング
- 文字通りギャングのメンバーは3頭のゴリラ。しかし、本物のゴリラは1頭のみで残りの2頭は人間でゴリラの着ぐるみを身に着けていた。パーティー会場を襲撃しルパンが狙っていた黒真珠をあっさり奪っている。その後、不二子の提案で、ゴリラギャングをおびき寄せるために再度パーティを開いて、待ち構えるものの高い宝石を身に着けていた不二子がさらわれるという結果に。(ちなみに、不二子が身に着けていた宝石はルパンが方々で盗んだ宝石を借りたもの)が、ゴリラギャングは黒真珠やルパンが所有する宝石を独り占めすために不二子が雇ったものであった。ゴリラギャングの結末は描かれていないが、ルパンがゴリラギャングのアジトに踏み込み正体を暴いた後、さらに銭型警部が警官隊を指揮してアジトを完全に包囲。最後の逃走の段階で逃げる描写がルパンたちのみであったことから、警察に逮捕されたものと思われる。
[編集] 第36話「月影城の秘密をあばけ」
舞台:日本の東海地方
- 風魔 忍(ふうま しのぶ):北浜晴子
- 風魔忍者の頭領。月影城の財宝を狙い、ルパンたちに襲いかかる。次元を目潰しで動けなくさせ、さらには風魔忍法七変化で不二子に変装してルパンに財宝の在り処を調べさせた(財宝の在り処は自身にも分からなかったため、ルパンに解かせようとしたのである)。ルパンは次元を解放させる取引の場にて、財宝の在り処の説明の中に、1つだけ情報を教えなかった。風魔はルパンに言われたとおりの場所を探し、天守閣の鯱(しゃちほこ)を切り取って月影城の財宝は貰ったと宣言し、高らかに笑いながら凧に乗って飛び去ったが、もちろん財宝は手に入れていない。その後ルパンは財宝を発見し、名刀・月影丸は、欲しがっていた五右ェ門の手に渡った。
- 後年の劇場版『ルパン三世 風魔一族の陰謀』に登場する、風魔一族との関連は不明。
[編集] 第37話「ジンギスカンの埋蔵金」
- ジンギスカン:相模太郎
- かの大帝国を築いたジンギスカンの末裔。ルパンに双頭の黄金獅子を盗まれ、その際に猿轡にされて屈辱を受ける。劇中にて、ヘリコプターでルパンたちを追跡する際、自分の一族が「来たるべき世界征服の時のために開発した特殊光線の威力を受けよ」と言っているが、それが単なる機関銃のようにしか見えないのはご愛敬。ルパンたちを追って、日本の平泉にジンギスカンの埋蔵金があることを知った彼は、その隠し場所である五重塔でルパンたちを殺して埋蔵金を奪おうとするも、五右ェ門に足場を崩されて転落する。この話は、今も伝わる義経=ジンギスカン説が元になっている。
- 住職:神山卓三
- 平泉(現在の岩手県西磐井郡平泉町)にある寺の住職。竜神沼にあった源義経の埋蔵金(ジンギスカンの埋蔵金)をルパンたちよりも先に掘り起こして五重塔の奥に隠し、静御前の亡霊になりすまして毎夜笛を吹き続けることで、その塔に誰も近づけないようにしていた。しかしルパンたちによってその正体を暴かれ、五重塔の奥深くの金庫(実は一般の銀行の金庫だった)に隠してあった埋蔵金も奪われてしまう。銀行の金庫に隠していたことを知ったルパンは「あの糞坊主」と罵った。その後原付自転車に乗って「わしの金を返せ!」と叫んでルパンたちを追跡し、その後ろにパトカーを奪われた銭形も飛び乗った。
[編集] 第38話「ICPOの甘い罠」
- 部長:木村幌
- ICPOの本部会議で決まったとして、銭形をルパンの担当から外し、峰不二子を捜査に協力させ、さらにルパンを捕らえさせた不二子も一緒に特別地下牢に入れた。「敵を欺くにはまず味方から」と、銭形本人には内緒にしていたのである。だが不二子とルパンは、地下牢に隠された宝を手に入れるために最初から組んでおり、派手な大芝居を披露したのであった。
[編集] 第39話「香港の夜空にダイヤは消えた」
舞台:香港
- 胡珍古(コチンコ):今西正男
- 香港の密輸組織のボスで「香港の夜の帝王」という異名を持つ。ドラゴン・バーム・ガーデンと呼ばれる島の豪邸に住む。美しいもの、美味しいもの、強い男に目がない。かなりのナルシストで、自身の浴槽には自分を褒め称える声の録音された再生装置がある。また、かなりの肥満体であると同時に美食家であり、「健全な肉体に健全な食欲宿る」という格言を残すなど相当なもので、普段も大好物の卵を生のままで食し、金庫には世界中の超一流レストランのメニューを保管している程である。彼の屋敷の池には、凶暴なワニが棲んでおり、彼の意にそぐわない者、気に入らない者は大満貫によってそこに落とされ、ワニの餌にさせる残酷な人物でもある。島に世界中からあらゆる武道家を集めて、格闘技チャンピオンを決める大会を開く。しかしその舞台の裏では、宝石の闇取引を行っている。そのダイヤを鶏のエサに混ぜて卵に隠すなど、警備も万全である。ルパンは猫を使ってその取引上の宝石を狙い、宝石を奪うのに成功するが、怒った胡珍古は発砲しながらルパンを追い詰めるも、逃亡された挙句にワニの川に落とされて命からがら逃げだす(陸に上がる直前に尻をかじられた)。だが肝心の宝石は、不二子によってワニの卵にすり替えられてしまう。
- 大満貫(ダイマンガン):松田重治
- 胡珍古に忠実に従う用心棒。火を吹くのを得意としているが、言葉を喋らない(言語は理解できるようだが)。ただし、自身は超一流の武道家であり、怪力による肉弾戦のみならず、青龍刀と火吹きの攻撃を駆使する。胡珍古の意にそぐわぬ者は容赦なくつまみ上げてワニの池に叩き込む。屋敷に忍び込んだルパンと次元の二人の処刑を胡珍古に命じられ、さらには五右ェ門とも壮絶な激闘を繰り広げるが、五右ェ門の巴投げでワニの池に叩き込まれ、そのワニと戦ってへばっていた所をルパンに囚われ、ルパンたちが逃亡用にこしらえた熱気球のバーナーにさせられた。
[編集] 第40話「ミサイルジャック作戦」
- トロンボ:緒方賢一
- コスタリカ警視庁の警備局長。プエルトリコに飛ばす900億円相当のダイヤを積んだミサイルの警備にあたっている。銭形の名を最後まで「ジョニガタ」と呼んでいた。
- 所長:緑川稔
- ダイヤを積んだミサイルを発射する科学研究所の所長。ペットに虎の「シシマル」がおり、いつもボディーガード代わりに連れている。そのシシマルを眠らせて変装したルパンによって服を奪われて縛り付けられ、ミサイル発射を失敗させられてしまう。
[編集] 第41話「かぐや姫の宝を探せ」
舞台:モナコ、フェニックス王国
- かぐや:藤田淑子
- フェニックス王国の王女。隣国の王子を新しい国王として迎えようとしたその時、王子は原因不明の奇病にかかり、以後十年以上も眠り続けている。その眠りから覚まさせる特効薬があり、それにはあと3つの材料が必要であった。まず、ルパンに賭けで勝ち、雪男の涙を盗み出すように要求。次元に賭けで勝ち、地中海の海の底にいる人魚の鱗を盗み出させる。さらには五右ェ門を単純な芝居で騙し、中国の昆倫山脈にいる生きた龍の肝臓を取ってくるように頼む。秘薬は完成したが、その効能を(不老の薬と)勘違いした不二子が奪い取って一口飲んでしまったことで、ルパンから呆れられた。その後王子に薬を飲ませ、王子は無事に目覚めた。
- ラーフラ:鈴木れい子
- 世界中の花の花粉と、雪男の涙・人魚の鱗・生きた龍の肝臓を使い、かぐやのために秘薬(強力な眠気覚まし)を作るが、不二子に捕まり入れ替えられた。
- ガイド:広瀬正志
- ルパンに雪男の居場所を教え、雪男の呪いで氷漬けになったルパンをかぐやの元に送り届けた。
- 王子:水鳥鉄夫
[編集] 第42話「花嫁になったルパン」
舞台:豪華客船「ビーナス号」
- オナベス:大平透
- ヴィーナス号のオーナーである大富豪。今でこそ大富豪となった彼だが、その過去はギャングであり、その財宝は血と弾丸で築かれたものである。その血塗られた金で世界中の美術品を買い漁り、結婚相手を選ぶために世界中の美女たちとともにヴィーナス号に乗っていた。ルパンはそんなオナベスに一泡吹かせるために女装してマリーと名乗り、ヴィーナス号に乗り込んで美術品を盗もうとするが、同じく美術品目的でヴィーナス号に乗っていた不二子の妨害でうまくいかない上、オナベスがマリー(ルパンの女装)に惚れ込んでしまい、ルパンはオナベスと結婚式を挙げることになってしまう。このことで、ルパンを頼っていた不二子は怒って船を降りるが、その直後ルパンによって、ビーナス号を水浸しにされ、オナベスは美術品の入った部屋(沈没に備えた脱出装置付き)ごとルパンに盗まれた。
[編集] 第43話「北京原人の骨はどこに」
舞台:香港
- 洪 秀全(コウ シュウゼン):北村弘一
- かつては北京原人の骨を管理していたラーメン博物館の研究助手をしていたが、顔を大幅に整形して奇術師となり、陳東南(チン トンナン)を名乗る。博物館から盗み出した北京原人の骨を、戦死した夫の骨だと偽り香蘭に預けていたが、香蘭が行方不明になった。彼女の写真をルパンに渡し、香蘭を探し出すように頼む。しかし、その真の目的は北京原人の骨を取り返すことだった。接近してきた不二子の取引を受け、ルパンからまんまと骨を奪い取るが、その途中で検問中の銭形に遭遇。その後、諦めなかったルパンによって骨を取り返されてしまう。しかし、骨は安置されていた寺の焼失で、中身が灰になってしまっていた。名前の由来は、清朝末期に太平天国の乱を起こした洪秀全より。
- 秘書:納谷六朗
- 洪秀全の秘書で、大柄の男。洪秀全に接近してきた不二子を、北京原人の骨が安置されている寺に到着した後に気絶させる。その後寺から北京原人の骨を持ち出してきたルパンに攻撃を仕掛けて骨を強奪。中国拳法の使い手のようで、さらには華麗なるヌンチャク裁きも披露するが、ヌンチャクを五右ェ門によって輪切りにされてしまい、その場は洪秀全とともに逃亡。しかし、ヘリコプターに乗って追ってきたルパンによって上半身を掴まれ、さらにはルパンを捕えようとした銭形によって下半身を掴まれ警察署に飛び込んでしまうなど、散々な目に遭う。
- 春 蘭(シュン ラン):松金よね子
- ルパンが探していた香蘭の娘。スリで生計を立てているようであり、ルパンからも財布をスッている。だがその財布の中に、自分の母親の写真が入っていたことでルパンを探すことに。カンフーの達人で、銭形と、彼の率いていた警官たちを一掃するほどの腕前。後にルパンに、北京原人の骨の真相を説明する。
[編集] 第44話「消えた特別装甲車」
- ペンギン警部:肝付兼太
- シドニー警察の警部。いつも燕尾服を着ていて、まるで皇帝ペンギンのようである。「眠れる獅子」の警備に当たる。一度は装甲車を使ってルパンたちを撃退するも、到着先の博物館で再び「眠れる獅子」を奪われ追跡する。しかし、装甲車の中で酸欠状態に陥っていた銭形をルパンが装甲車を彼に引き渡すことで助けたことで、ルパンに義理を感じた銭形の妨害で失敗してしまう。
[編集] 第45話「殺しはワインの匂い」
- ムリガン:塩見竜介
- カジノ・ムリガンの経営者。ルパンに地下金庫の宝石をすべて奪われたために、ハングマンにルパンから宝石を取り戻すよう指示する。ペルシャ猫を大切にしていたが、ハングマンに集中砲火されて猫を殺される。
- ハングマン:飯塚昭三
- 死体のような腐臭を漂わせた不気味な殺し屋。短気な性格で、自分をコケにした相手にはたとえ依頼者であろうとも発砲するほどだが、殺しの腕は本物。自分の殺す相手に死の宣告として、「死神」のタロットカードを送る。ムリガンから、ルパンが盗んだ宝石を取り戻すように指示される。ルパンが宝石を返すことを拒否したためにルパンを殺そうとする。ルパンたちを追い詰めるが、パチンコの要領でルパンに大量のワインを投げつけられ、さらに燃える炎まで放たれて大火傷を負い、川に転落した。その後の消息は不明。ハングマンという名称は、大アルカナのタロットの12番目である「吊された男」からとっている。
[編集] 第46話「ルパンお高く売ります」
舞台:不明
- ミス・キラー:弥永和子
- ウォンテッド・クラブのボス。ルパンを捕獲してオークションの場に晒し、競り落としたマッド博士に売りつけるが、暴力団の親分に変装した銭形にそのオークションの様子を見られ、さらに彼に乱暴まではたらいたことで警察の知るところとなり、人身売買の罪で摘発されて銭形に逮捕される。投げたトランプで木を切り倒す能力の持ち主。
- マッド博士:大久保正俊
- ウォンテッド・クラブのスポンサー。オークションでルパンを3000万(通貨は不明)で競り落とし、人工島でルパンを試すかのようにサイボーグに関する実験を行っている。人間を改造して優秀なサイボーグを作り出すことを目的としており、ルパンのことも純粋に「意欲をそそられる素材」と考えていた。ルパンが飛び降り自殺したときは、「ルパンのような奴は二度と手に入らんというのに」と嘆いたが、ルパンは自殺などしていなかった。死んだと思い込み落ち込んでいた所に麻酔弾を撃ち込まれて気絶し、気がついた時には実験場におり、自ら改造したサイボーグたちの集中砲火を受けて殺された。
- DX:松田重治
- マッド博士により生み出されたサイボーグのひとり。百面相を得意とする(このため、顔立ちは幾何学模様で、目が円、鼻が三角、口が一文字で構成されている)。次元になりすましてルパンの隙を窺い、油断したところを鉄製のワイヤーで絞殺しようとしたが、異変を察知したルパンによってライターで顔を炙られ、直後に変装を解いたために正体が露呈し、サイボーグ共通の弱点である胸を撃ち抜かれて爆発する。
[編集] 第47話「女王陛下のズッコケ警部」
舞台:イギリスのロンドン、スコットランドヤード タイトル及び内容はジョイス・ポーターの「ドーヴァー警部」シリーズにちなむ。
- ペッパー警部:永井一郎
- ロンドン警視庁の警部。ドーバー警部とコンビを組んでいる。ドーバーに煙草のポイ捨て現行犯で逮捕された銭形から、ルパンが「インペリアル・ステート・クラウン」を盗もうとしている事を聞かされ、銭形を牢獄に閉じ込めてルパンを逮捕しようと画策する。銭形の名を出してルパンを欺く等、打算的な男だが、お化けを怖がる小心者。名前の通り、胡椒を使うこともある。一度はルパンを追い詰めるも、結局は王女の結婚式で王冠を盗まれ、逃げられてしまう。
- ドーバー警部:雨森雅司
- ロンドン警視庁の警部。ペッパー警部とコンビを組んでいる。若者が捨てて引火仕掛かっていた煙草の吸殻を、銭形が足で揉み消している所を目撃し、誤解から銭形を煙草のポイ捨て現行犯で逮捕してしまう(イギリスでは、煙草のポイ捨てはれっきとした犯罪として扱われる)。食いしん坊で肥満体であり、やせ薬を毎日昼の12時に服用している。
[編集] 第48話「非常ベルにルパンは笑う」
- 支店長:峰恵研
- ニューヨークのメトロポリタン銀行支店長。ケンタッキーダービーの売上金を自身の銀行地下で保管する。ルパンが売上金を狙っている事から、銭形から何度も注意を言われるが、支店長本人はルパンが失敗するとタカを括っており、それが災いして、結局は売上金を全額盗まれてしまう。
[編集] 第49話「可愛いい女には毒がある」
舞台:アメリカ
- ザクリーヌ:小原乃梨子
- 趣味はダイヤのコレクションで、あっちの大統領、こっちの金持ちと渡り歩いて、数千億の遺産と富を築く。その正体は、盗みに関しては何でもやるという犯罪組織「コブラ」のボスで、事故死に見せかけて遺産を手に入れている。インターポールも彼女がコブラのボスであることには気付いていない。運転を誤って谷底に落ちたルパンを助け、そのルパンをも手玉にとってルパンの盗んだ宝石の数々を狙おうとするが、彼女自身の宝石をコブラが盗まなかったことで、彼女がコブラ組織のボスであることをルパンは確信する。ルパンから、自首するかおとなしく去るかを選ぶよう勧められるが、彼女は「甘いわよ」と、車の中でルパンを射殺しようとする。その直前にルパンによってコブラを放たれ、悲鳴を揚げながら車ごと海岸から転落した。
- 手下:笹岡繁蔵
- ザクリーヌの忠実な部下であり、コブラ組織の一員。ICPOにある資料には彼の情報が載っている。ルパンや次元の行く先々で現れる。ルパンの車にコブラを仕掛けて転落させ、ザクリーヌに接近させて骨抜きにしようとし、不二子をさらい、さらにパーティーの場でザクリーヌをさらったように見せかけてルパンを呼び出し、ルパンが今までに盗んだ宝石を手に入れてルパンを殺そうとするが、返り討ちにされてコブラのいる穴に落とされて死亡。後にコブラごとその死体を焼かれる。
- ソートン:(声の出演は無し)
- 冒頭に登場するが、本編には何の関係もない。「一発逆転型」と言われるプロボクサー。ルパンが応援しており、劣勢となってダウンするも起き上がり、相手の攻撃に対してカウンターによるアッパーカットの一撃を叩き込んで勝利した。
[編集] 第50話&第51話「私が愛したルパン」
- コーネリア:上田みゆき
- 1950年生まれ。父ドクター・ゼルの行う狂気の実験と資金集めに疑問を感じていた。ある日、父の研究所に忍び込んできたルパンと知り合い、懇意の仲となる。その後ルパンがゼルによって捕えられると、ルパンを助け、手に手を取って逃げようとしたが追いつめられ、ゼルに射殺されそうになったルパンの身代わりとなって死亡。だが、ゼルによる死体催眠術によってこの世に蘇り、さらには父に洗脳された状態となる。フロリダでの密輸オークションが行われたホテル・パンテオンの屋上でルパンと再会し、ルパンから名前を呼ばれたことで頭を押さえて大きく苦しむ。だが、ベネズエラの霊園にやってきたルパンを、コンピュータと同化した父から殺すように命令され、過去の本当の記憶と父の命令とが頭の中で交錯し、ルパンを射殺しようとしたところに次元の銃撃を受けた。倒れた際に過去の記憶が蘇ったことで、ルパンに「あなたのことを愛していた」と告げ、別れの言葉を言った後、小型神経ユニットの死体保存能力が失われて再び永遠の眠りについた。
- ドクター・ゼル:真木恭介
- 元ナチス親衛隊の将校で、数々の人体実験によって多くの人間を殺した狂気の科学者。ナチス・ドイツの敗北によって姿をくらましていたが、その手で集めた数々の美術品とともに南米のベネズエラに潜んでいた。実の娘コーネリアが、研究所に忍び込んだルパンと逃げだそうとしたためにルパンを射殺しようとするが、誤ってコーネリアを殺してしまう。そこで死体となったコーネリアに超小型神経ユニットを埋め込んで記憶を操作し、自らをコンピューターに同化させてコーネリアを操る。コーネリアが死んだのはルパンのせいであるとひたすら言い続けてルパンを殺そうとするも、次元の銃撃を受けてコーネリアが倒れ、その際に記憶を取り戻したことで「私の負けだ」として、最後は自爆した。
- セルジオ:田口昂
- ドクター・ゼルの研究所の霊園の墓守。ゼルからコーネリアに過去の記憶を蘇らせてはならないと命令されている(蘇らせると、埋め込まれた超小型神経ユニットが死体の保存能力を失ってしまうため)。爆発した研究所から、銭形を助け出している。研究所が崩壊したあとに銭形を背負って現れたセルジオに対して、ルパンはコーネリアの墓を建ててやって欲しいと頼んだ。
[編集] 第52話「エマニエルは天使のささやき」
- エマニエル・ポアロ:小原乃梨子
- 名探偵エルキュール・ポアロの血を引くベルギーの名門の娘で、社交界きってのプレイガール。その灰色ならぬ、ピンクの脳細胞で男を手玉にとる悪女。透けネグリジェや裸サスペンダーの格好をする露出癖がある。不老不死の経典を手に入れるために、その隠し場所の書かれた古文書をスミス少佐から買うが、そのコピーを不二子にも売りつけていたことを知る。「1度裏切れば、必ず2度裏切る」と言い放ち、スミス少佐が銃を持ち出したところを爪に毒を塗ったシャム猫(エマニエルのペット)に殺害させる。さらにルパンをも手玉にとり、不二子を殺させようとしたり、不老不死の経典も盗ませようとした。肝心の経典は長い年月で灰と化していたが、そうだとは知らない彼女と不二子は最後まで取っ組み合いをしていた。
- スミス少佐:仁内達之
- カンボジア戦争から逃げ出した時に不老不死の経典の隠し場所を記した古文書を持ち出し、それを買おうとした不二子にそのコピーを売り、エマニエルにも売りつけようとした米軍将校。戦争で学んだようで「人間は裏切るが、金は裏切らない」という台詞を残している。エマニエルにその裏切りを知られ、命乞いをするふりをして彼女を殺そうとするが、返り討ちに遭って死亡。
[編集] 第53話「狂気のファントマ・マークIII」
舞台:ウェスター島(イースター島のパロディ)
- ファントマ・マークIII:滝口順平
- かつてヨーロッパ中を震え上がらせた正体不明の怪人、ファントマの三代目に当たる男で、ウェスター島に本拠地を置くファントマ帝国の総統。不二子を人質に取り、ルパンの持つ世界最大のパンシャクサンの大ルビーを要求。ルパンから奪ったルビーを人工衛星「ファントマ・ワン」に搭載したレーザー兵器の増幅装置として使用し、南極の氷を溶かして世界中を水没させ、世界征服を企んだ。さらには捕えたルパンと不二子を人工衛星ごと宇宙に打ち上げるが、ご丁寧にも宇宙服を用意してあり、成功の直前にルパンにルビーを奪い返されて計画は失敗、その後アメリカとソ連の連合軍により基地が発見されて組織は壊滅。最後っ屁にルパンを人工衛星ごと爆死させようとするがルパンに逃げられて失敗。性格などがミスターXにそっくり(声は両者とも滝口順平が担当)である。
[編集] 第54話「半七刑事十年目の約束」
- 三河 半七(みかわ はんひち):及川ヒロオ
- 東京・上野にある下町署に所属する、十手使いの刑事。銭形がルパンと出会う以前よりルパンの宿敵であったようで、ルパンは半七のことを親しみを込めて「旦那」と呼んでいた。銀行強盗を働いて大金を手にしたルパンを追い、雪山に乗り込んだ際に気を失ってルパンに助けられるが、そのときの凍傷が元で足がリウマチになってしまった。それは刑事業にも悪影響を及ぼし、下町署ですらも邪魔者扱いをされるようになった。人情深くも時代錯誤な人物だが、銭形が今でも尊敬している刑事の一人でもあり、その銭形の推挙によって、ルパンの警備指揮者となる。しかし、ルパンが仕掛けた盗聴レコードに記録されていた上司たちの本心を偶然に聞き、世知辛い日本で住み続けることに嫌気が差した半七は、ルパンをも騙して黄金観音像を手に入れ、ハワイに移住。のんびりと隠居生活を送るのであった。また、ルパンが酔っ払いに扮して下町署に潜入した際に、かつての借りを返すためか、敢えて釈放している。
- 署長:矢田耕司
- 下町署の署長。時代錯誤の半七やインターポールのエリート風を吹かせる銭形を目障りに思っていた。ルパンが仕掛けた盗聴レコードの存在に気付かず、観音像の警備を半七と銭形に任せた本当の理由を部下に教えた。ルパン相手ではどうあっても警備は必ず失敗すると見越しており、観音像が盗まれた責任を半七と銭形に押しつけ、2人を放り出す腹積もりだったのだ。後に、半七がハワイから送ってきたこの録音テープを部下とともに聴いて狼狽し、2人の前で会話の内容を聴いた銭形は署長に詰め寄る。
- 署長の部下:市川治
- 署長と同じく半七や銭形を目障りに思っており、特に半七に対しては、本人の前で嫌悪感を露わにしていた。盗聴レコードの存在に気付かず、署長から、観音像の警備を半七と銭形に任せた本当の理由を聞かされ、「詰め腹を切らせる訳ですか」と納得する。のちに銭形のいる前で、署長とともに盗聴テープを聴いて狼狽する。
[編集] 第55話&第56話「花吹雪 謎の五人衆」
舞台:日本
- 日本 駄目ェ門(にっぽん だめえもん):柴田秀勝
- 『青砥稿花紅彩画』に登場する白浪五人男の日本駄右衛門の子孫で、白浪五人衆の親方を務める。剣道・柔道の名手。正々堂々とした義賊の様に見えるが、不二子を人質に取って用無しになった後は焼き殺そうとしたり、五右ェ門を唆してルパンと殺し合いをさせたり、挙句の果てには五右ェ門を人質にしてルパンが今まで手に入れた宝を横取りしようと目論むなど、実際は器の小さいただの小悪党。裏切った菊子を殺そうとする。物語の終盤でルパンたちと銃撃戦を展開する。そして、最初に自分たちが現れたときと同じやり方でルパンたちが自己紹介すると、部下共々降参してしまう。
- 弁天 菊子(べんてん きくこ):堀絢子
- 白浪五人男の弁天小僧菊之助の子孫。白浪五人衆の一員。本名は弁天小僧 菊五郎(べんてんこぞう きくごろう)と言い、男であるが女装をしており、白浪五人衆でも女性で通っている(前篇では不二子に変装しているが、何故か体格は女性そのものであった)。後篇で白浪五人衆を抜け、「自分の父のため」と称して五右ェ門を仲間に引き入れて利用し、さらにはやってきた五右ェ門に吊り天井を仕掛けて富岳三十六景を独り占めしようとする。だが五右ェ門は生還し、正体も露見したため、遂に開き直って小太刀で勝負を挑むも返り討ちに遭い、滝壺に落下した。
- 只乗 利兵(ただのり りへい):水鳥鉄夫
- 白浪五人男の忠信利平の子孫。白浪五人衆の一員。
- 赤恥 重傷(あかはじ じゅうしょう):緒方賢一
- 白浪五人男の赤星十三郎の子孫。白浪五人衆の一員。間が抜けている(ルパンから「ああいうのはどこにでもいる」と笑われた)が、犬よりも効く鼻を持っている。
- 南郷 まん丸(なんごう まんまる):日高晤郎
- 白浪五人男の南郷力丸の子孫。白浪五人衆の一員。まるまると太っているが、大岩を持ち上げるほどの怪力の持ち主。
[編集] 第57話「コンピューターかルパンか」
舞台:ハワイのホノルル
- ハンター教授:辻村真人
- コンピューターを駆使した飛行機の持ち主。自称犯罪心理学の天才で、コンピュータには泥棒のことをすべて記憶させ、ルパンの頭脳を持つコンピューターに飛行機内を守らせている。初代銭形平次の使っていた投げ銭を持っているが、銭形は魔が差してそれを盗んでしまい、ルパンと協力して元に戻そうとする。ルパンは、コンピューターに記録されていなかった銭形の体に乗って銭形の思うように飛行機内を進ませ、さらに銭形から渡された一文銭をハンター教授に見せたことで冷静さを失った教授の心理に付け込み、飛行機内のお宝を根こそぎ奪うのに成功する。
- 一文銭をくすねてからルパンたちの元へ向かった銭形は、個別にルパンファミリーと対決し、五右ェ門、次元、ルパンを次々と捕えるほどの圧倒的な強さを見せている。ハンター教授のお宝をルパンたちが根こそぎ奪い取ると、銭形は掌を返して盗みの現行犯で逮捕しようとするが、今度はルパンたちによって手錠を自分の手足に掛けられ、あっさりと撃退された。ルパンからその原因を指摘された銭形は、「ルパンを捕まえるためならば、鬼にでも悪魔にでもなってやる」と叫んで力ずくで手錠を引きちぎっている。
[編集] 第58話「国境は別れの顔」
- モニカ・イワノフ:池田昌子
- 「モスクワの華」と言われるプリマドンナ。ルパンと一緒に「オーロラの滴」というダイヤを盗もうとして左肩に銃撃を受け、手負いとなって追われていた次元を助け、さらに偽装結婚をして西側の国(アメリカ)へ亡命しようとする。1978年当時のロシアはソビエト連邦で、共産主義イデオロギーが支配しており、国家警察によって、空港、主要幹線道路、国境の全てを封鎖されたが、モニカはこのことを見越して、次元と列車に乗って逃亡を図った。列車の中でも追っ手に遭遇するが、次元の咄嗟の判断で、鉄道の屋根から途中の陸橋に飛び付いて難を逃れた。やがてオーストリアとの国境にて2人は強行突破を図るも、橋を大きく傾斜にされ、次元はモニカを強引に逃がして彼女は国境を渡る。直後に次元は捕縛され、「資本主義社会のダニを銃殺刑に処す」として処刑されそうになるも、ルパンがダイナマイトを仕掛けて雪崩を起こし、直後に次元は無事にルパンたちと合流する。偽装結婚とはいえ、モニカは堅物の次元でさえ気を許してしまうほどの女性だったが、彼女の目的は西側への亡命ついでに、次元の傷口に包帯を巻いてその中にダイヤを隠し、運び屋として利用することであった。待ち合わせ場所にて次元に銃を突き付け、ダイヤを貰おうとするが、その様子を見ていたルパンを見つけたことで断念する。だが、逃亡中に自分を助けてくれたということで、その礼として次元は彼女にダイヤを渡した。
- 国家警察長官:寺島幹夫
- 銭形が、ルパンたちについての情報を持ってきた際に対応した、国家警察の長官。情報提供には感謝するとしながらも、銭形に引き取るように言った。銭形がICPOの名前を出しても、「無能な組織」と唾棄した上で強引に摘み出した後に、次元とモニカを緊急手配し、空港、主要幹線道路、国境を全て封鎖させた。モニカたちが、鉄道沿いからオーストリアへ脱出することを見通して関係各国に手配させ、自身もオーストリアの国境でモニカたちを待ち受けた。彼らが強行突破を図った際に橋を大きく傾斜させて越えられないようにし、1人戻ってきた次元を捕縛して銃殺刑にしようとしたが、ルパンによって失敗に終わり、次元も国境を通過するに至った。
- 物語の冒頭や随所で、ピョートル・チャイコフスキーの『白鳥の湖』が流れる。
[編集] 第59話「マダムXの不思議な世界」
舞台:マダムXの館
- マダムX:鈴木弘子
- 蝋人形コレクター。ただし蝋人形といっても、本物の人間に生きたまま蝋を被せたという残酷なもので、「蝋人形の館」を彷彿とさせる。自分の側近である博士(声:八奈見乗児)が発明した薬は、蝋をかけた人間の体を永久に腐敗させないという。ルパンたちもそのコレクションに加えようとし、異次元とも言うべき奇怪な世界をルパンたちに見せるが、それはテレパシーを発する超能力少年を利用した幻覚であった。最後は、超能力を看破した五右ェ門の攻撃による少年の死とともに崩壊を始めた屋敷の中で発狂。高笑いしながら、蝋人形と運命をともにした。
[編集] 第60話「インドに自殺の花が咲く」
- バサラ・ラバーン:大木民夫
- 科学者だが、ろくでもない発明ばかりしていたことで学会から追放され、ギャング「バサラ団」のボスとなる。そしてインドの世界遺産「タージ・マハル」がバサラ団のアジトだ。浴びると突然自殺願望を抱き実行してしまう「自殺光線(牛の糞が特効薬)」を発明し、それを利用してルパンがインドに隠している2万個のダイヤを手に入れようとするが、牛の糞をつかまされ激怒。最後は乗っていた気球のバルーンに火のついた丸太の杭を打ち込まれ、爆発に巻き込まれた。
[編集] 第61話「空飛ぶ斬鉄剣」
舞台:アメリカ合衆国のシカゴ、アフリカの東ナイール、西ナイール
- アル・カモネ:加藤修
- アメリカのシンジケートのボス。不二子が五右ェ門から盗み出した斬鉄剣を百万ドルで買い取り、死の商人シャーロックと組んで斬鉄剣を組み込んだリモコン兵器を用いて中央アフリカに戦争を起こし、一儲けしようと試みる。セスナ機でやってきたルパンたちを、リモコン斬鉄剣を使って追い詰めた。しかし、こんにゃくが斬鉄剣の弱点であることを五右ェ門が話したことで、ルパンたちはアフリカのジャングルでこんにゃく芋を掘り出し、一晩かけてセスナ機にこんにゃくを塗りたくり、コンニャクおでん車を作り上げた。カモネは斬鉄剣を使って攻撃するもこんにゃくはどうしても斬れず、遂にはリモコンが衝撃に耐え切れずに分解してしまった。斬鉄剣はルパンたちによって奪い返され、自身も銭形に逮捕される。
- シャーロック:北村弘一
- 武器の生産会社の社長。斬鉄剣を利用した武器で中央アフリカに戦争を起こして金を儲けようと企み、アル・カモネと協力して五右ェ門から斬鉄剣を奪った死の商人。しかし、逮捕されたカモネに全て白状されたことで銭形にも発覚し、リムジンで逃亡していたところを五右ェ門に斬鉄剣でリムジンごと真っ二つにされ爆死する。
- 「こんにゃくが斬れない」という斬鉄剣の弱点は、この作品で定着する。
[編集] 第62話「ルパンを呼ぶ悪魔の鐘の音」
舞台:ゲマルシャフト村(ゲマインシャフトとゲゼルシャフトを掛け合わせたもの)
- ラビーナ:谷育子
- 小さく平和な村・ゲマルシャフトのシスター。その正体は冷酷非道な心理学者で、某国からの依頼で、洗脳により従順な兵士を作り上げる実験を行っていた。教会に大きな鐘を設置し、その常に鳴り響く音で、村人を催眠状態にし、さらに次元と五右ェ門も洗脳して、その某国大統領の「特別注文」であるルパンをおびき寄せ、実験台にしようとする。水中でも発生し、人間を閉じ込めることが可能な気泡を作ることができる。ルパンは次元たちを連れ戻そうとするもてこずり、さらには次元と五右ェ門に殺されそうになるが、村人たちを操っていた鐘を銃撃して地上に落としたことで洗脳が解けた。ラビーナは、自ら作った気泡で逃げ出すも、その慢心が仇となり、ルパンによって水素ガスを撃ち込まれて気泡に閉じこめられ、命乞いをしつつ空高く舞い上がっていった。最期は描かれていないが、気圧の変化により窒息死したと思われる。その性格からか、ルパンが鼻の下を伸ばしたりしなかった珍しい女性キャラクター。
[編集] 第63話「罠には罠を!」
舞台:アメリカのワシントンD.C.
- ドン・ケッチ:加藤精三
- アメリカ一の大金持ちで、ホワイトハウスを模して建てられた「ブラックハウス」と呼ばれる豪邸に住んでいる。不治の病の宣告をされたため、資産全額(約1000億ドル、放映当時のレートで20兆円)を社会福祉のために寄付することを公言。これにより、「善人」と評されるが、実は誤診だったことが分かって資産を寄付するのが惜しくなり、ケッチは不二子と協力して、立体映像を人工的に作り出すことができる「ビデオポログラフ装置」という機械を使い、ルパンに金を盗まれたように見せかけて寄付を反故にしようとする。ポログラフ装置で作り出した映像の中に、ルパンが不二子を射殺する場面があり、それを見た銭形は激怒し、本物のルパンを銃撃している。さらに、「証人を消す」という名目で不二子も殺そうとした(ケッチは、「金さえあればどんな女も手に入る」と話している)。ケッチの策略に嵌まったルパンは、「善人の金を強奪した挙句に仲間も殺した」という廉で、FBIから指名手配を食らうことになった。ルパンはその復讐として、同じ手を使ってケッチを罠に嵌め、最終的に寄付を余儀なくさせることに成功した。偶然見つけた1セント玉を拾って子供のように喜び、自分の隠し金庫の中ではしゃぐ様子を、ルパンから「我利我利亡者」と呼ばれ、蔑まれた。
[編集] 第64話「クリスマスは女神の手に」
- マルグリット・ティファニー:佐原妙子
- ティファニー宝石店のオーナーで、TVの司会もやっている。通称マギー。自分の宝石店にルパンが盗みに来たところをTV放映させようとするが、依頼したルパンたちに「俺たちは盗みはやらない」と断られたので、不二子を焚きつけて贅沢な買い物をさせた結果、マルグリットが全て支払うのを条件にTVに出演させる。万全な警備によってルパンたちが絶対に失敗すると信じ切っていたが、その油断が仇となった。ルパンは奇抜な作戦で、ティファニー宝石店の宝石を根こそぎ取った上に、店もメチャクチャに破壊した。ただし、これらの宝石はルパンが欲しくて盗んだものではないため、後にこの宝石は取り分を除いてルパン自身の手によって返されている。
- ゲボビー:宮内幸平
- ルパンと次元が釣りに出ていた船で知り合った老人。インチキ科学者で名が通っていて、スター・ウォーズのライトサーベルを発明したのも自分だと言っているが、特許の申請を忘れたことで貧乏暮らしをしているという。自ら発明した電光接着光線を使ってルパンたちとともにティファニー宝石店から根こそぎ宝石を奪う。
[編集] 第65話「ルパンの敵はルパン」
舞台:シルクロードの果てのココダット王国
- ミスターX:滝口順平
- 第1話以来の再登場。サーロイン号の爆破から辛うじて生き残った彼は、ココダット王国のヤスミン姫を誘拐する。自分のアジトにてルパンを待ち構えていたミスターXは、何と身体をルパンそっくりに改造して登場する。水を高圧で噴出させることによって硬度を持たせた「ウォーターサーベル」という武器を使い、ルパンにもそれを持たせた上で(ミスターX曰く「ルパンをルパン自身に殺させる」という理由で)対決する。加勢に入った次元に正体を看破されて撃たれた(理由は「本物のルパンなら『せめてお前の手で』なんてもったいぶった台詞は言わず、恥も外聞もなく助けてくれと泣き叫ぶ」から)。ルパンに対する遺恨を抱えたまま退場したが、最後にはルパンとの約束を守り、ヤスミンを解放する義理堅さを見せた(生死は不明)。ルパン三世に3回登場した唯一の悪役は、このミスターXただ一人である。
- 後に深山雪男の漫画版、ルパン三世Mでは、衝撃の3度目の復活を果たし、ルパンと四度の激闘を繰り広げることになる。
- ヤスミン:中野聖子
- ココダット王国の王女。ミスターXによってルパンをおびき出すための標的にされる。二十歳の誕生日の祝賀祭の最中にミスターXに襲撃され、催眠ガスで気絶させられたところを特殊ヘリの嘴に挟まれ、生身のまま空中移動させられアジトに運び込まれ、手枷と猿轡をはめられ拘束される。そして、悪趣味なミスターXによって、触手責めの拷問にかけられ苦しみ悶える。さらにミスターXはこの様子を収めたビデオを王国に送り付け、ルパンを挑発した。その後助けに来たルパンたちに対し、ミスターXは、刺客として彼女の偽者ロボットを次々と送り出す。救出された後、剥き出しになった自分の胸をルパンに触られるも、直後に一本背負いを決めてルパンを倒し、次元をして「こりゃあミスターXよりも手強いぜ」と言わしめ、赤面した。
- カシム:緑川稔
- ココダット王国の首相(大臣)。預言者の言葉を元に、世界一の大泥棒であるルパンに、神聖なる食べ物である「カレーライス」を御馳走することを報酬として、ヤスミン姫の救出を依頼した。カレーの味付けは国王(声:北村弘一)が務めた。ルパンたちの姫救出のサポートを行い、ルパンを逮捕しにココダット王国まで追いかけてきた銭形の言動には眉をひそめていた。恩は忘れない人物のようで、姫を救出した後のルパンの頼みを聞いて、「ルパンの好意で譲られた特別に辛いカレーを全部食べ終えるまでは、絶対に国外へは出さない」として銭形をココダット王国へ留めさせた。銭形は料理班に見張られながら、大量の激辛カレーを食べさせられることとなった。
[編集] 第66話「射殺命令!!」
- ビューティー:保科三良
- 元ニューヨークの刑事。他の警察官と異なり、犯人の「逮捕」では無く「射殺」を専門としている。現在はICPOに出世し、ルパン射殺の特命を受けて来日。警視総監の姦計によって銭形がハワイに向かっている隙にルパンを殺そうとする。.44口径のコルト・パイソンという強力過ぎる拳銃を扱っているが、その腕前は驚異的で、ニューヨーク市警時代には、当時殺し屋だった次元が命からがら逃げ出した程。現在も次元からは「警察のバッジを付けた殺し屋」と評される程までに恐れられており、ビューティーの挑発を受けたルパンに、相手にせず逃げるように説得している。
- 警察官とは思えない程殺しの腕は立つが、どちらかといえば正統派の警察官である銭形とは全く相容れない人物で、ルパンとの最初の決闘の際には、警察が使用できないことになっているダムダム弾を使用している。一度はルパンに瀕死の重傷を負わせるが、次元の接着弾が一瞬速かったために失敗。その後、辛うじて生き延び、全身包帯で巻いた満身創痍のルパンは、「水銀弾」を作ってビューティーとの再度対決。次元の協力を得て水銀弾を撃ち放った。これを食らったビューティーは、銃だけを残して跡形もなく吹き飛んでしまった。
- 名称からも推察出来る通り、モデルになったのは、映画「ダーティハリーシリーズ」の主人公・ハリー・キャラハンと思われる。ただし、モデルのキャラクターにあった正義感は全く欠片も無く、人殺しそのものを楽しんでいる節さえ垣間見える、完全な悪人として描かれている。
- ビューティーの所有する.44口径のコルト・パイソンは現実世界では市場には出回っていない架空の存在である。
- この話では、ダムダム弾の使用禁止について次元が説明する場面がある。その中で次元が「ダムダム弾は1929年のベルサイユ条約で使用禁止になった」と語っているが、ベルサイユ条約が調印されたのは1929年ではなく、1919年である。さらに、ダムダム弾が使用禁止となったのは、1899年の第1回ハーグ国際平和会議および、1907年の第2回ハーグ国際平和会議によってである。したがって、「ダムダム弾はベルサイユ条約で使用禁止になった」という次元(脚本担当者)の説明は、大きな間違いということになる。ハーグ陸戦条約も参照。
- なお、上述のハーグ陸戦条約23条によるダムダム弾(拡張弾)の使用禁止は軍隊においての使用を禁ずるもので、警察での使用は禁じられておらず、貫通による二次被害を避ける目的等でホローポイント弾等の同種の弾が使用されている。
[編集] 第67話「ルパンの大西遊記」
舞台:ヒマラヤ山脈にある棋魔山国
- 金閣:渡部猛
- 金が石ころのように転がっている棋魔山国(きまさんこく)のマハラージャ。モデルは「西遊記」に登場する金角・銀角。銀閣の兄である。自分と同じ姿の巨大なロボットに乗り込み、棋魔山国に忍び込んだ人間をあたかも小人のように扱う。王国にやってきたルパンたちを捕えて、人間を駒にした人間将棋を行い、殺し合いをさせる残酷な人物。銀閣が瓢箪に落とされて死ぬと逆上し、ルパンたちを追う。ルパンたちが棋魔山国から脱出する際、本体はルパンに射殺され、その後ロボットは爆発した。
- 銀閣:飯塚昭三
- 金閣の弟。性格の残酷さは兄と同様。返事をすると吸い込まれる硫酸入りの瓢箪を持っており、次元と五右ェ門を吸い込むが、五右ェ門の奇策によって失敗。逆にルパンに返事をさせられて吸い込まれ、硫酸に落ちて断末魔の悲鳴を揚げて死亡。
- ジョー:安田隆
- ギャング。棋魔山国の財宝を狙って忍び込み、捕まる。登場時の台詞から、ルパンとはお互いに見知っていた。人間将棋の場で対決となり、ルパンを殺そうとするも、将棋板から蹴り落とされて死んだ。
- ドム:塚田正昭
- 殺し屋。ジョーと同じく、棋魔山国で捕まる。牢獄に用意されていた食事に塩分が全く含まれていないことに困り、塩を持っていないかとルパンたちに尋ねた。人間将棋の場で、ジョーに射殺された。
[編集] 第68話「カジノ島・逆転また逆転」
舞台:アメリカの「カジノパラダイス」(カジノとホテルが一体となった建物)
- ニーナ:小山まみ
- ドミノの娘。好きな物は「ビートルズ」「父親」「ルパン三世」。セントチューリヒ大学に通い、そこの犯罪学同好会に所属するルパンファンである。ルパンとともに、カジノパラダイスの金庫破りをしようとする。
- ドミノ:吉沢久嘉
- カジノパラダイスの経営者で、大統領選に出馬しようとしている。ルパンにカジノパラダイスの5億ドルを盗まれたように見せかけて保険金100億ドルを手に入れようとするが、選挙参謀のロバートに裏切られて失敗。さらにルパンから「ニーナはお前の大統領になる夢のために死んだ(実際には死んでいない)」と聞かされ、狼狽してしまう。5億ドルもルパンの手によって全てニーナの手に渡り、銭形に逮捕されるに至った。
- ロバート:筈見純
- ドミノの選挙参謀。カジノパラダイスを逆さまにして建物内にいた住人を殺し、ドミノの選挙に協力する振りをしてドミノとニーナを殺し、カジノパラダイスの保険金100億ドルを手に入れようと目論んだ、打算的で冷酷な男。だが、最終的にルパン・次元・五右ェ門によって作戦は失敗、次元たちがFBIに通報したことで、1セントも得られぬまま銭形に逮捕された。ドミノはロバートを「ユーモア小説も書けるんじゃないか」と評している。
[編集] 第69話「とっつあんの惚れた女」
舞台:アメリカのニューヨーク
- ローラ・ジョーズ:木村有里
- 世界的大富豪で政治フィクサーでもある、故ポマード・ジョーズの妻。夫が彼女の声で開く金庫を作り、その中に各国首脳のスキャンダルを納めて死んでしまったために、アル・カバネ率いるニューヨーク・マフィアに追われる身となる。しかも、彼女の体には「裏切り防止」のためとして、高性能爆弾が心臓に埋め込まれており、ポマードの声で安全装置を解除せずに金庫を開けると、1分以内に爆発するという仕掛けになっていた。彼女の命を守ろうとする銭形と懇意になるが、カバネの手下によって声を録音された後に、射殺されてしまう。
- ポマード・ジョーズ:前沢迪雄
- 世界的大富豪。各国首脳のスキャンダルをファイルして、世界政治にも影響を及ぼしていた。そのファイルを妻であるローラの声でしか開かない金庫に納めていたが(詳しくは前述のとおり)その金庫をマフィアに奪われ、さらに事故に見せかけて殺害されてしまう。銭形は彼を「自分の妻も信じられない情けない男」と吐き捨てている。
- アル・カバネ:加藤治
- ニューヨーク・マフィアのボス。ルパン曰く「カバネってバカ(馬鹿)ネ」。非常に荒々しい性格をしているが、慢性盲腸炎を患っており度々発作が起きるため、鎮痛剤を常用している。彼の指導でカバネの部下達は、銃の腕や爆弾の使い方は優秀だが、全員間抜けな性格でカバネ自身も間抜けな性格。ポマード・ジョーズの金庫を盗むべく、彼を事故に見せかけて殺害。金庫を盗み出した後、今度はその鍵となるローラの声を手に入れようとするため、銭形とローラの二人を付け狙い、更にはコンピューター金庫を狙うルパンたちを、不二子を金で雇い妨害させる。ローラの声を入手するのには成功したが、ルパンたちに散々もてあそばれた挙句、慢性盲腸炎の発作が起き鎮痛剤を飲もうとした際に、ルパンが指で飛ばした高性能爆弾を、気づかず一緒に飲み込んでしまう。その結果、金庫を開けた直後に部下達と共に爆死した。
- 名前が似ていることに加え、声が両者とも加藤治であるためか、第61話のアル・カモネと混同されやすい。
[編集] 第70話「クラシック泥棒と九官鳥」
舞台:アメリカのネバダ
- クライド・バロー:槐柳二
- かつてボニー・パーカーとコンビを組み、金庫破りの天才と呼ばれていた。また、小鳥屋をやっていたこともあるという。その後FBIに拘留されていたが、ルパンは脱走を手伝いナショナル・スーパー銀行の特殊金庫を開けさせようとする。
- ボニー・パーカー:桜京美
- 1930年代にクライドとコンビを組んで、銀行ギャングで荒らし回っていた。マシンガンで蜂の巣にされた筈なのだが、何故か生き残っていた。ルパンがクライドと一仕事をしようとしたために、ルパンたちを出し抜いて金を独り占めする。ルパンたちの前に現れてクライドに協力したボニーは不二子の変装。
詳細は「ボニーとクライド」を参照
[編集] 第71話「ルパン対新選組」
- 近藤 勇(こんどう いさみ):今西正男
- 新撰組局長近藤勇の三代目。津軽海峡に沈む船にある、額にすると70億にも80億にもなるという黄金大砲をルパンを使って引き揚げ、用済みになったルパンたちを、殺し屋のジョンたちを使って殺そうとする。実業家で、その黄金大砲を資金として新たに事業を興そうとするが、あくまで新選組としての考えを通そうとする沖田に刺される。沖田に対して、「この世は金が全て」と言い放って死んだ。
- 沖田 総司(おきた そうし):安原義人
- 新撰組一番隊組長沖田総司の三代目。草笛を用いて大だこを操る。自分の同志たちとともに新選組を復興して北海道を独立国にせんと目論む誇大妄想の持ち主。近藤の部下だったが、近藤が新選組としての夢を捨てていたために刺殺した。また、五右ェ門のことを初めてまみえた時から意識しており、近藤を殺した後に五右ェ門と戦う。一度は五右ェ門の着物の肩口を斬るほどの腕を見せるが、打ち合ったときに刀の差が出て刀を折られた。直後に自分が飼っていた巨大ダコに五右ェ門を襲わせるも倒されたことで、もはやこれまでと判断した沖田は、自分の体に爆弾を仕込んで黄金大砲に自ら滑り込み、「北海道を独立国にするのだ」と叫んで大砲もろとも爆発。大砲は、黄金の花火となった。
- ジョン:玄田哲章
- 近藤から2億でルパンを殺すように依頼されたアメリカ人の殺し屋。水中用のバズーカを用いてルパン達に襲いかかり、船ごと爆破させようとした。「この仕事のあとはラスベガスで派手に騒ぐ」と意気込んでいたが、沖田の同志によって刺殺される。
[編集] 第72話「スケートボード殺人事件」
舞台:アメリカのロサンゼルス
- ボロンコ:小原乃梨子
- 刑事コロンボの息子で、父親が手こずった事件はたいてい彼が解決しているという。その生まれながらに高い捜査能力故に、銭形やルパンなど、大人を見下した目で見る傾向があり、父親や署長の権限を傘に着て銭形の捜査への協力を禁止にしてしまう。「ソロモンの瞳」という宝石を狙うルパンを偽物で欺き続けるが、油断していたのが仇となり、最終的にはルパンにソロモンの瞳を盗まれてしまう。屈辱に満ちた彼は、躍起になってスケードボードでルパンの後を追い、「ソロモンの瞳」を取り返しはしたものの、ルパン逮捕に失敗したことで悔しがった。
- 署長:勝田久
- ロサンゼルス警察署の署長。殆どコロンボとボロンコの言いなりになっており、自らの権限を行使して、銭形のルパン逮捕を禁止にしてしまう。ただし、ルパン逮捕の手柄よりも「ソロモンの瞳」の死守の方が重要であったようで、ボロンコとルパンの揉み合いの末に、ソロモンの瞳を取り返した後、あっさり銭形にルパン逮捕の任務を返上している。
- Mr.クイーン:上田敏也
- エラリー・クイーン財閥の総帥でラグビーの大ファン。「ソロモンの瞳」の持ち主であるが、彼が信奉するラグビーチーム「レッドイーグルス」に全財産を残すという自分勝手すぎる遺言状を書き、更にはジョージとマーガレットの婚約を認めなかったせいで、夫人とジョージの反感を買い、殺されかけるが、ルパンによって首を吊られていた縄が切れたため、一命を取り止めている。しかし、再び命を狙われることを予期したボロンコによって、その生存は最後まで伏せられていた。
- クイーン夫人:巴菁子
- クイーンの妻。歳のせいか足が動かないらしく、車椅子に座っている。過剰なまでにフットボール好きな夫のクイーンが、自分たちにではなくレッドイーグルスに遺産の全てを寄付することを知って失望、ジョージを利用してクイーンの抹殺を図るが、失敗したうえにボロンコにその意図を見破られ、警察に逮捕される。クイーンが遺産を婦人たちに残さなかったことからも、元々夫とは不仲であったようである。
- マーガレット:吉田理保子
- クイーンの娘。ジョージと結婚を前提につきあっているが、父親のクイーンには認められていない。
- ジョージ:山田俊司
- レッドイーグルスの一員。マーガレットとの結婚を、彼女の父クイーンに申し込んでいる。だが、クイーンがそれを認めなかったことでクイーンの妻と組んでMr.クイーンを殺し、その罪をソロモンの瞳を狙って現れたルパンに着せてソロモンの瞳を手に入れようと企んだ。しかし、ボロンコの推理と、クイーンを殺したあとに走り去る姿をルパンが目撃したことで怪しまれ、結局そのことを暴かれたことでクイーンの妻とともに逮捕される。
[編集] 第73話「花も嵐も泥棒レース」
- ファントマ・マークIII:滝口順平
- 第53話以来の再登場。ミイラ男の如く包帯を巻いた姿となり、両目も義眼となった。ルパンに復讐するために、国際泥棒選手権「ドロリンピック」を開催するも、五右ェ門によって、隠れ家にしていた灯台ごと斬鉄剣で真っ二つにされ海中に消えた。
- 徳光アナウンサー:徳光和夫
- 本人役で登場。世界泥棒オリンピックの実況を担当。自称「躍動するサラリーマンの徳光」(当時徳光は、日本テレビの社員だった)。
[編集] 第74話「恐怖のカメレオン人間」
- ギネス:八奈見乗児
- ギャング。カメレオンの分泌液を用いた薬品「カラーチェンジ薬」により、体色を自在に変える能力を身につけている(この「カラーチェンジ薬」には生きた虫しか食べられなくなるという恐ろしい副作用があるが、3ヶ月が経過するかダイヤに含まれる炭素の効能で元に戻る)。ダイヤ鉱山の社長と組み、ルパンを罠にかけた。最後は、カメレオンの変色能力を持たせた特殊合金製の戦車でルパンを追撃するが、自分が奪うはずだったダイヤモンドを、ルパンが五右ェ門に銃弾の形にカッティングさせて作った弾丸を打ち込まれ戦車は大破、自身も火達磨にされるも消火。
- ダイヤ鉱山社長:寺島幹夫
- ギネスのボス。2000カラット・時価一億ドルの価値があるダイヤの原石をわざとルパンに盗ませて、ルパンたちに加工させた後で再び取り戻そうとする。
- ムンバ博士:藤本譲
- 黒人の科学者。アパルトヘイトにより冷遇される黒人たちの状況を嘆き、その打開策として自在に体色を変えられる「カラーチェンジ薬」を開発した。ところが、それをギネスに目を付けられ薬を奪われた上に殺されてしまう。殺されたのは本編より以前で、作中に出てきたのはギネスが変装した姿。
- カメレオンが題材であるためか、作中の随所で、ピンク・レディーの「カメレオン・アーミー」が流れる。
[編集] 第75話「不二子に花嫁衣装はにあわない」
舞台:イギリス
- ウィリアム・ハフナー:家弓家正
- イギリスの貴族で、有名な宝石のコレクター。数多くの美女と結婚をしているが、何故かいずれも数週間以内に不審な死を遂げている。その正体は残忍なサディストである上に、婚約者にほかの男がつきまとうことを極端に嫌う異常な独占欲の持ち主。結婚した女たちを散々痛めつけて殺した挙句、剥製にして「永遠のハーレム」と称する個人所有の地下霊園に飾っていた。剥製にされた女性の指には、ハフナーのコレクションである宝石がエンゲージリングとして収めてある。
- ハフナーの宝石コレクションに目をつけた不二子は、その財産と宝石を手に入れるために彼と結婚。ルパンに仮死弾を撃ち込ませる事で屋敷に入り込もうとしたのであった。だが、目覚めた不二子がハフナーから話を聞かされて真相を知ると、ハフナーは「この手で殺す喜びを与えてくれた」と残酷に笑い、不二子を殺そうとするが、ルパン達に妨害される。盗難予防装置として一体だけマネキンを用意しており、そのマネキンの指から機関銃を撃たせるが、ルパンにマネキンを爆破された直後、暴発したその銃に撃たれ、コレクションを誰にも渡すまいとして、自ら自爆装置を作動させ、自分が殺した女たちと運命を共にした。不二子はその唯一の未亡人として、莫大な遺産を相続した。なお、最後の妻となった不二子は100人目の妻であった。
- 余談であるがこの作品では次元は帽子無で発砲するシーンがあるが腕前は変わっていないうえ、本人も「トレードマーク」と発言している。
[編集] 第76話「シェークスピアを知ってるかい」
- アンジェリカ:松島みのり
- 元はイタリア大富豪の令嬢。8年前、マフィアに追われる次元と出会い、その後しばらく「薔薇の園」で一緒に暮らすうちに次元に惚れてしまう。初めて次元に会った際ロールス・ロイスを壊されている(本人がそれを気にする様子はなかったが、次元はそれが「借り」だと言っていた)。次元が去った後は、神に愛を求めシスターになり、アフリカに渡った後はオセロ博士と協力してボロディアス連邦国の黒人政府樹立を目指していた。博士の国外救出をルパンたちに依頼し、ともに残った次元と一緒に黒人たちを助けようとするが、不発弾を踏んでしまい、次元の腕の中で息絶えた。
- 『ルパン三世』シリーズでは珍しい、堅物のイメージが強い次元と両思いだった女性キャラクターの一人。
- ブレナン:平林尚三
- 某大国のGIB長官で青い目をした白人。不治の病に冒されていたと偽って、ボロディアス連邦国の黒人反乱軍を内部から攪乱するために肌を焼いて黒人になりすまし、黒人解放を叫ぶ「オセロ博士」として乗り込む。しかし、ルパンに採取された指紋が元で次元たちに正体を見破られ、シェイクスピアの『オセロ』を引き合いに糾弾された後、武装ヘリコプターに搭乗してルパンたちを抹殺しようとするが、次元にヘリの燃料タンクを爆破され、そのまま爆死した。
- 大統領:大木民夫
- ヨーロッパ某国の大統領。ルパンにオセロ博士の救出を依頼するが、大統領自身は黒人の独立国家は望んではおらず、むしろ白人の利益を守ることに力を注ぐ人物である。真の目的は、オセロ博士に化けていた部下のブレナンを本国へ召還することであった。最後はゴルフ場にて武装ヘリコプターに搭乗し、ルパンたちの抹殺を図るが、次元にヘリの燃料タンクを爆破され、そのまま爆死した。
[編集] 第77話「星占いでルパンを逮捕」
- マリアンヌ:小沢左生子
- 神秘のベールに包まれた謎の女予言者。その占星術による予言はコンピュータ以上に正確であり、100%の的中率を誇る。ICPO計画の「ルパン逮捕アストロジー作戦」のために来日する。だがその正体は、自分の予言を念力を使って自ら実行していたマッチポンプ式のインチキ占い師で、ICPO推薦というのも真っ赤な嘘だった。水晶玉と鳩型のサイボーグを使って様々な予言をするが、その目的は日本滞在中のダンマル共和国国王の所有する「ポセイドンの炎」という宝石を手に入れることだった。五右ェ門を操ってルパンを殺させようとしたり、ルパンを自分に惚れさせて頭に銃弾を撃ち込もうとするが、見破った次元と五右ェ門によって失敗。負けを認めて「ポセイドンの炎」をルパンに渡すも、そのポセイドンの炎も偽物であることが分かるなど、散々な結果に終わる。その後、念力の影響か、彼女にメロメロになってしまったルパンに追いかけられる。
[編集] 第78話「ロボットの瞳にダイヤが光る」
- ガボット:樋浦勉
- ブロードウェイの三流ヤクザで、ギャングのボスでもある。バー・ガボットを経営している。ポット博士の発明した、ダイヤモンドの涙が出るロボットを狙う。かつては「ミネソタのティラノサウルス」と呼ばれた重量級のハードパンチャーだったらしいが、そのパンチをポット博士に余裕でかわされ、そのうえパンチドランカーと言われるなどその面影は最早ない。ルパンと張り合って大けがをして3ヶ月の入院生活後、ベイビーにも捨てられ、ギャングを廃業。サンドウィッチマンになってしまった。
- ベイビー:向井真理子
- ガボットの女。ひたすらにあさましい、欲の塊みたいな女。昔はとある遊園地のホットドッグの売り子で、それをガボットが見初めたようである。ルパンと張り合った後、片耳のジョーと駆け落ちする。
- 片耳のジョー:緒方賢一
- ガボットの部下。ガボットにこき使われており、その度にベイビーに泣きついている。ルパンと張り合った後、ベイビーと駆け落ちする。その名の通り、片耳しかない。
- ポット博士:肝付兼太
- 時々ルパンに奇妙な兵器を売りつけにくる変な博士。電池を逆にセットしてくっつかない電機大磁石や自動鼻かみ器など、ろくでもない物ばかり発明している。ウェイターロボット(もともとこのロボットはガボットのバーに売られる予定だったロボットであり、その後時給2ドルでガボットの店に「就職」している)を作っているときに、偶然ダイヤモンドの涙が出るロボットを発明。
- タクシードライバー:矢田耕司
- 作中、3度銭形が止めるタクシーに乗っている運転手。「ルパンを追ってくれ」という銭形の要求に対し、1度目は短パンシャツ姿で走り出し(銭形に号砲用のピストルを鳴らさせている)、2度目は同じ姿で銭形をおぶって走り、さらに3度目にはスーパーマンになって飛んでいってしまう。
[編集] 第79話「ルパン葬送曲」
舞台:ソ連
- モーマニット・キョウランスキー:市川治
- 音楽の魔術師との異名を持つ国際フィルハーモニーの指揮者。安く見積もっても2億(次元談)というダイヤモンドの指揮棒を振ることでも世界的に有名。だが、この指揮棒で聴覚を刺激する音にならない音波(超音波)を発生させることによって、催眠術のように人間を操ることができる。また、その指揮棒は弓にもなる。この指揮棒で弦楽器が演奏されると、釣天井が落ちてくるなど、彼の家に仕掛けられた罠が動き出す仕組みになっており、家を訪れていたルパンを窮地に追い込んだ。父親のモーマニット・マルチーは宝石商だったが、イタリアでルパンに射殺された。キョウランスキーは父の敵を討つべく、その指揮棒を操ってルパンを殺すのが目的であった。だが、トリックを見破り、お玉を指揮棒にしたルパンとの指揮対決に破れ、その結果、催眠状態にあった銭形の放った戦車の砲撃で木っ端微塵に吹き飛ばされた。ルパンは彼へのレクイエムとしてベートーヴェンの交響曲第3番「エロイカ(英雄)」第2楽章を贈った。
- 原作漫画ではタガニーゼという名前で、銭形の変装である(タガニーゼを逆から読むとゼニガタになる)。
[編集] 第80話「最後の差し入れはカップラーメン」
舞台:某国刑務所
- シルバー:槐柳二
- 昔ルパンと一緒に現金輸送車を襲ったが、成功間近の土壇場で裏切って金を隠し、刑務所に逃げ込んだ。出所後にルパンと遭遇するが、ルパンを再び騙して不二子と協力し、金を手に入れようとする。しかし、隠し場所に建てられた刑務所内の現金を掘り出すが再び裏切り、そのために現金は刑務所の敷地に戻ってしまう。そして自身もジープごと刑務所の敷地に飛び込み、看守たちに出迎えられる羽目に。ルパンを悉く騙す狡猾な人物だが、結局それが失敗を招くこととなったため、次元に呆れられ、ルパンに皮肉られることとなった。
- 刑務所長:寺島幹夫
- シルバーが、ルパンを裏切って独占した金を埋めた場所に建った刑務所の所長。金を手に入れるためにわざと自首してきたルパンを、特別の牢屋に入れて死刑にしようとする。コンピューターによれば、ルパンの犯した犯罪を、1つ1つ裁判に挙げていくと、一生かかっても終わらないという診断が出たという。その処刑方法は、死刑囚をベッドに固定させ、上から浴びる高熱の光によって焼き上げて殺すというものであった。だが、銭形がルパンに対して、この世の名残に望むものを聞いてルパンが望んだあるものを提供した事で、脱獄させられた。
[編集] 第81話「不二子!男はつらいぜ」
舞台:ヴェルデンベルク王国
- クロード:田中秀幸
- ミストレルの鐘が名物の小国ヴェルデンベルク王国の王子。この国は元々数々の国が征服してきた征服王朝であるために、イギリス人である国王(声:梓欣造)と彼は本物のミストレルの鐘の場所を知らないので、そのことの発覚を恐れて不二子に接近してルパンに本物の鐘の位置を探させようとする。いかにも不二子が惹かれそうな美男子であり、不二子と両思いになったことで、不二子はルパンの了承を得て彼と結婚式を挙げる。しかし、「頂くものは頂く」として、ルパンにミストレルの鐘を奪われ、翌日にヴェルデンベルク国も崩壊したと思われる。
[編集] 第82話「とっつあん人質救出作戦」
- ナポレオン11世:山内雅人
- ナポレオン・ボナパルトの子孫で、ナポレオン帝国の復興を目指すが、ICPOに逮捕される。そのため手下たちが銭形を人質に、彼の返還を求めている。眠り病という奇病で一日に三時間しか起きていられず、世界征服をしようとしたのも世の中が騒々しくてゆっくり眠ることができないという理由からであった。人質解放の場で、ルパンの策略によって手下たちとともにICPOに再逮捕され、自ら「理想の地」と言っている刑務所の牢獄に入れられた。
- ICPO長官:加藤精三
- テロリストたちに乱入されてから、ICPOの敷地に通ずる扉を頑丈にさせるが、その後ルパンによって2度も扉を壊された。また、ルパンたちが1度乱入した際に、ナポレオン11世がいる特別地下牢に入れて欲しいとルパンから頼まれ、そのとおりにした。テロリストたちが逮捕されると、銭形を称賛し、引き続いてルパン逮捕を任せ、銭形と握手を交わした。
- なお、第85話「ICPO(秘)指令」にも登場している。
- テロリスト:玄田哲章・小出和明・黒部鉄
- ナポレオン帝国の再興を企むテロリスト。ナポレオン11世を「皇帝陛下」と呼ぶ。ICPOに乱入し、警官たちを次々と射殺しながら建物内を進んでナポレオン11世を奪回しようとするが、その途中で銭形と遭遇。銭形をナポレオン11世との交換に使うことを考えて人質にした。ICPOが、銭形とナポレオン11世との交換はしないことを決め、銭形が「ワシを釈放することだ」と言うと、「用無しは消す」として銭形を殺そうとする。直後にルパンがテレビカメラで現れてテロリストたちと通信を行い、人質交換の場で銭形を解放。その後次元たちによって一網打尽にされ、ナポレオン11世とともにICPOに逮捕される。
[編集] 第83話「ルパンの大西部劇」
- スミス:渡部猛
- 殺し屋業界ではトップシェアーを誇るスミス・コンツェルンの社長。下がり続けるシェアーを取り戻すために、不二子と協力してカルロ・ポンチと名乗り、ワノワナブラザーズ映画の西部劇と偽って、ルパンと峰不二子が主演のラブロマンス映画を作りたいと、ルパンに申し出た。不二子とのラブシーンを演じられると知ったルパンは、大いに興奮して出演を承諾した。スミスは映画の中でルパンを殺し、その映像をCMとして製作し、再び儲けることを目論んだのである。ルパンたちを縛り首にするところまでいくも失敗し、逆に自分たちが逆さ吊りにされた。
[編集] 第84話「復讐はルパンにまかせろ」
- スペードのジョー:久松保夫
- かつて世界一の殺し屋と呼ばれたガンマン。駆け出しだった頃の次元の射撃の先生でもあり(後にPart3で射撃の先生としてギャランコ大佐が登場するので、これには疑問もある)、射撃以外にも次元に様々なことを教えた師匠のような男。しかし、その後泥棒に転向し、ハーバード大学卒のNASAの科学者である息子にプレゼントされた物質電送機を使ってニューヨークの自分の部屋(高層マンション)に転送させるという方法で様々な宝石を盗んでおり、もはや殺し屋時代のプライドは完全に失われていた。その上で商売敵となった次元とルパンを殺そうと一芝居をうつ。最後は次元が物質電送機で送りつけたダイナマイトで吹き飛ばされた。
- マリア:此島愛子
- ジョーの情婦。バーを経営している。一年中、雪の降らない町で過ごすのが夢であると語る。次元にジョーを助けるように言うが、実は始めから彼とグルで、ニューヨークのジョーの住宅に移住してしまう。彼女の姿が確認されたのはこれが最後であり、次元がジョーに送りつけたダイナマイトが爆発したときには部屋にはおらず、その後の消息は描かれていない。
[編集] 第85話「ICPO(秘)指令」
舞台:ニューヨーク、イタリアのヴェネツィア
- ジャスミン:平井道子
- ICPOの捜査局長。ルパン逮捕を期に結婚退職をしようと考えるが、その相手は銭形であった。しかも、その銭形と恋人同士になりすました演技でルパン逮捕に成功する。銭形に情熱的に迫り、何度も赤面させる。いいところまでいくのだが…。
- ICPO長官:加藤精三
- 第82話「とっつあん人質救出作戦」でも登場した、ICPOの長官。銭形に対し、このままルパンを逮捕できなければ、捜査局長のジャスミンともどもクビにすると脅す。ルパンを逮捕するため、ボンゴーレというニューヨークマフィアを急遽逮捕して本人になりすまし、ルパンを罠にかける。
- 後の153話「神様のくれた札束」にも登場(声優は北村弘一)。
- ステファー:納谷六朗
- ニューヨーク・ブルックリンのチンピラで、ニューヨークのブルガリア宝石店から宝石を奪ったルパンたちの前に現れて宝石を強奪する。その後ボンゴーレの娘であるマリーヌを誘拐し、イタリアのヴェネツィアに新婚旅行に行こうとするが、次元に捕えられ、ルパンたちから宝石を奪った理由を話す。その際に目薬を使って大粒の涙を流したように見せかけ、不二子を騙す。正体は銭形の変装。
- マリーヌ:高島雅羅
- ステファーの恋人。盲目の女性で、不治の病に冒されている。ステファーとともにヴェネツィアへの新婚旅行に出掛ける。途中で意識不明となり、病院に担ぎ込まれる。正体はジャスミンの変装。
- 不二子はこの2人の芝居に騙され、その結果ルパンたちはジャスミンが作らせた特製の牢獄に入れられることとなった。なお、脱獄のカギとなったのが不二子のブラジャーだった。
- 銭形(納谷悟朗)と、銭形が変装したステファー(声:納谷六朗)という、兄弟で共演したストーリーでもある。
[編集] 第86話「謎の夜光仮面現わる」
舞台:フランス
- コナン・ドリル:北村弘一
- 有名なミステリー作家。夜光仮面逮捕のためにICPOの顧問として協力してルパン三世の犯行と断定する。実はコナン自身が夜光仮面の正体で、セシボンヌ大学の行ったパレンケの秘宝の発掘によって見つかった3つのサファイアの保存をめぐって殺された父親スターン助教授の復讐を果たすためにル・モンド伯爵、ヨハネス伯爵、ドルメン教授を殺そうとした。ドルメン教授殺害の実行を次元による替え玉によって妨害され、銭形によってタモーともども逮捕された。名前はコナン・ドイルのもじり。
- タモー:山下啓介
- コナン・ドリルの秘書。いつもドリルの言葉に感じ入っているが、彼もまた夜行仮面で、ヨハネス伯爵殺しの真犯人。不二子に捕まり、銭形によって逮捕された。
- ル・モンド伯爵:村松康雄
- フランスの有名な伯爵。コナン・ドリル扮する夜光仮面に刺殺され、パレン家の秘宝の秘密が隠されたサファイアを奪われる。ルパンは彼の残した日記から、夜行仮面の正体、パレンケの秘宝の秘密を知ることになる。
- ヨハネス伯爵:上田敏也
- フランスの有名な伯爵。自身の持つサファイアを夜光仮面が狙っていることを知った彼は、自身の娘のマーガレット(声:川浪葉子)と侍女のエリザベスの服を入れ替えて、エリザベスの服を着たマーガレットにサファイアを持たせること(マーガレットの格好をしたエリザベスには偽物を持たせた)でカムフラージュを試みるが、夜光仮面の正体であるドリルがその場にいたことで筒抜けとなってしまい、マーガレットはドリルによって刺殺された挙句にサファイアを奪われ、彼もまたタモーに刺殺された。
- ドルメン教授:岡部政明
- セシボンヌ大学の教授。夜光仮面(コナン・ドリル)に殺されそうになるが、その直前に次元と入れ替わったことで助かる(次元は防弾チョッキを身に付けていたために助かった)。
[編集] 第87話「悪魔がルパンを招くとき」
舞台:はじめはイギリス、後にドイツ
- メフィストフェレス/ピーター・ヤコブ:青野武
- ドイツの作家ゲーテの作品であるファウストに登場する悪魔「メフィストフェレス」を名乗り、ルパンに一体の人形を渡す。その正体は、かつてナチスによって、ドイツに住む大金持ちでユダヤ人である父トーマス・ヤコブと母を殺された息子のピーターであった。家宝である「フェニックスの涙」と「ドラゴンの涙」を奪われたことから、ルパンをヒプノティ・パペット(操り人形)で操って取り返そうとする。だが、ドラゴンの涙を盗み出す際に不二子たちに正体を見破られ、今度は家族を殺された憎しみから、元ゲシュタポやナチス親衛隊の人間たちをベルリンオリンピックスタジアムに集めて、ダイナマイトを使って巨大アドバルーンもろとも爆死させようとする。しかし、ルパンによって失敗し、直後にアドバルーンを支えていた杭が体に突き刺さり、その状態のまま虚空へ消えた。その半生を憐れんだのか、ルパンはフェニックスと涙とドラゴンの涙を彼の両親の墓に添えるためにアメリカに行くことを決意している。その後ルパンと次元が乗ったアメリカ行きの飛行機の外で、大雨が降りしきるなか、空ろな表情をして絶命した状態のまま姿を現し、ルパンたちを驚嘆させた。この偶然をルパンは「アメリカの両親の墓に帰るつもりなんだ」と評している。
- ヒプノティ・パペット:潘恵子
- 強力な催眠効果を持ったビスク・ドール。これを渡されたものは、人形の製作者の意志どおりに動いてしまう。ピーターがルパンを洗脳するのに使った。ルパンが「ドラゴンの涙」を盗み出した後に不二子たちが駆けつけ、その場に姿を現した際に正体を見破られたピーターがこの人形を使ってルパンを操ろうとした瞬間に、五右ェ門によって斬り捨てられた。
[編集] 第88話「ルパンの南極北極大冒険」
- 赤い旅行団団長:梶哲也
- イタリアの軍事団体の団長。北極にあるローマ法王の宝冠をルパンが狙っているという話を聞いて、不二子と組んでルパンを先回りし、その再建のために自分たちで手に入れようとするが、ルパンによって南極から連れてこられたペンギンに邪魔をされ、さらに潜水艦も破壊されて失敗に終わる。
[編集] 第89話「ドロボウ交響曲を鳴らせ」
- 社長:宮内幸平
- 世界犯罪予防装置協会(罪防協)社長。犯罪者を人間として認めてはいない。原子力金庫と呼ばれる殺人金庫を開発し、その中に世界中の金庫の設計図を入れ、罪犯協の地下数百メートルに設置した。そのシステムは、金庫室全体が超感度マイクになっていて、少しでも物音がすると原子炉が作動し、盗みに入った者はひとたまりもなく体を解かされてしまうという恐ろしいもので、しかもこの金庫にたどり着くためのエレベーターは一台しかなく、書類一枚でも持ち出して行きと帰りの重さが違うと、エレベーターは大爆発を起こしてしまう(服のボタン一つでもないと反応する)というかなり周到なものである。しかし、ベートーヴェンの交響曲第3番「エロイカ(英雄)」を流すとなぜかマイクは反応しなくなることにルパンは気付く。ルパンはこれを利用して、金庫の設計図を全てカメラ撮影で盗むことに成功、罪防協の建物も爆発で破壊した。
- 保安部長:矢田耕司
- 世界犯罪予防装置協会の保安部長。システムの偵察のために来ていたルパンの変装を見抜き、逃げるルパンに対しペットの犬を放つが、ルパンによって気絶させられてしまう。数ヶ月後、ペットは虎のタイガーに変わっており、建物から脱出したルパンにタイガーを放つ。タイガーはルパンが運転する車の上に乗り込んだが、ルパンが走行中の車から飛び降り、壁に激突して炎上、そのまま巻き込まれる。直後に保安部長は炎上する車に向かって駆け出していった。
[編集] 第90話「悪い奴ほど大悪党」
舞台:アメリカ合衆国
- チコ:野沢雅子
- ちびっ子ギャング。「アイスクリーム・チコ」とも呼ばれている。「ハーレムでは誰も信じるな」をモットーに、こよなくソフトクリームを愛する少年。ライフルでルパンを脅してソフトクリームをおごらせたり、銭形にルパンの居所を白状するのをソフトクリーム1年分で了承するなど相当なものである。また、ルパンと銭形が追いかけっこを始めた際に、ギャラリーを集めてどちらが勝つかの賭けをして金儲けをしようとするなど、商魂逞しい。ルパンがハーレムを去る際、ルパンと10年後に決闘することを約束した。
- マルカーネ:小林修
- ハーレムの大金持ちで、ハーレムから犯罪者を締め出す運動をしているが、その正体はギャングの元締めである性根の腐った男。犯罪者を捕まえて、彼らを射的の的にして金持ち連中から金を取り、まるでショーの如く殺させるという卑劣かつ汚いやり口の金儲けをしている。自身の主催する仮装パーティに乗り込んできたルパンを捕まえて射的の的にしようとするが、最後はスーパーマン気取りのルパンに二階の窓から放り投げられ、そのまま表に居た銭形に逮捕される。
- マルカーネの主催した仮装パーティには、エマニエル・ポアロ(第52話)、ラビーナ(第62話)、ナポレオン十一世(第82話)とおぼしき人物たちが1シーンだけ姿を見せる。なお、スパイダーマンやバットマン、ハルク等、アメコミヒーローの格好をした参加者が多い。
[編集] 第91話「時を駆ける少女」
舞台:アメリカ、ペルシャ王国
- イアンヌ王女:岡本茉利
- ギラニーに追われているところをルパンに助けられる。最初は自分の名前すら思い出せない記憶喪失だったが、ギラニーの記憶を呼び戻す装置によって、自分がダリウス大王(ダレイオス3世)の娘で、いつか現れるペルシャ帝国を復興する英雄と会うためにタイムカプセルに入って、現代によみがえったと語っている。一度ギラニーの銃撃を受けるが、彼女の棺にある宝石「永遠の虹」が外されない限り死ぬことがない。ルパンのことを、ペルシャ帝国の財宝を受け継ぐべき英雄と認識し、自分を抱きしめるように頼む。最終的に、不老不死の術が解けて永遠の眠りにつく。棺の中に葬られ、崩落する建物とともに沈んだ。
- ギラニー:辻村真人
- レッド・スパイダーのボス。イアンヌの記憶を呼び戻そうとし、さらに役立たずとみなして彼女を銃撃したり、自分に協力していた人物が宝石を手に入れた直後に射殺して強奪するなど、暴戻にして冷酷な男。ペルシャ帝国の財宝を狙い、その秘密の鍵を握るイアンヌを捕まえようとする。砂漠でルパンたちと財宝の争奪戦を展開するが、突如発生した竜巻に避難する。一旦は財宝を奪って逃亡するも、再び竜巻が発生し、乗っていたヘリコプターごと飲み込まれて墜落した。
[編集] 第92話「マダムと泥棒四重奏」
- マダム・ピッコロ:沼波照枝
- ルパンの盗みの先生であった男ピッコロの妻。しかし彼女は夫であるピッコロのことをずっと音楽家だと信じており、ルパンたちのことも音楽家だと思っている。夫が死んだときに全財産が警察に没収された。ルパンたちはマダム・ピッコロの元を訪れ、自分たちは音楽家であると称して歴史上の作曲家の名前を名乗り、マダム・ピッコロの部屋の下から警察署へ潜り込もうとしたが、事前に嗅ぎ付けた銭形に捕獲される。護送される途中で現れたマダム・ピッコロに、ルパンはある頼みごとをした。ここの警察署長(村越伊知郎)は、没収したピッコロの財産を密かに手に入れようとし、ルパンと一緒に銭形も殺そうとしていた。ルパンたちは彼女の前でミュージカル仕立てに警官たちを叩きのめし、それを取り返した。
[編集] 第93話「万里の長城インベーダー作戦」
- 張廷(チャンティ):内海賢二/小宮和枝(女性変装時)
- 中国科学研究員第一部長だったが、追放されてギャングになる。ルパンの性格を利用し、論語を浸した「即効学習液」という薬を飲ませて孔子にし、ルパンが故宮博物院から盗んだ翡翠の麻雀パイを横取りしようとした。ルパンは「子曰く〜」から始まる言葉を連呼して「聖人」の如く振舞うが、論語と一緒にモーリス・ルブランの本を飲んでいたルパンに薬は効かず、見事に騙されて逃げられる。張廷は、インベーダーそっくりの兵器を持ち出してルパンたちを追い詰めるが、五右ェ門のとっさの行動によって、兵器を転覆させられる。最後は自らルパンたちを銃殺しようとするが、次元が撃った学習液をくらい、赤子同然にさせられた。「即効学習液」を説明するときに、関西弁の本を漬けて飲んでしまったためか、物言いが関西弁になってしまっている。
- 「即効学習液」とは書物をその液体に浸したものを飲ませると、相手は浸された本の内容どおりになってしまうという代物である。張廷は、学習液を馬王堆漢墓の墳墓で発見し、失脚前に文化大革命時に実験。毛沢東思想を全人民に覚えさせるために学習液を黄河と揚子江に流し、文化大革命を起こしたと述べている。次元曰く「日本の受験生に売れそうだな」。
[編集] 第94話「ルパン対スーパーマン」
- ジオ・マクリード:北村弘一
- ニューヨーク市警の警部。まるでカウボーイのような時代錯誤きわまる格好をしている。銀行強盗の盗品を取り返したスーパーマンに対抗意識を燃やし、馬に乗って犯人を追う。銭形がニューヨークの警官たちに不二子の写真を見せると、ほかの警官たちとともにマクリードも不二子の写真に興奮していた。
- のちに発売されたプレイステーション2用ゲーム『ルパン三世 コロンブスの遺産は朱に染まる』にも登場している。
- スーパーマーケット店長:田村錦一
- ニューヨークの小さなスーパーマーケットの店長。不二子の提案に加担して、スーパーマンを利用した強盗計画の実行犯となる(実際にスーパーマンになっていたのも彼の息子である)。店が潰れかかっているため、第8銀行と協定して新しく建設された大型スーパーマーケットを恨んでいるが、実際に店が潰れかかっている理由は店長本人が賞味期限が切れている食品(五右ェ門が買おうとしたカップそばも賞味期限が3年前の物)ばかりを並べているのが原因で、完全な逆恨みである。さらには性格も悪質であり、五右ェ門が商品購入を拒否した際には、大型スーパーマーケットで自分の店の悪口を言おうとしていると呆れた被害妄想ぶりを見せる。警察を欺くために、下準備として第1銀行から第7銀行まで順番に強盗に押し入り(警察がその次に襲われるのは第8銀行だと思わせるため)、実行の日に第8銀行の隣にあるその大型スーパーマーケットをめちゃめちゃに破壊してトドメの時限爆弾を仕掛けようとしたとき、ルパンの忠告を聞いてやってきた銭形とマクリードによって息子ともども逮捕される。
- 店長の息子:鈴木清信/松田重治
- ニューヨークの小さなスーパーマーケットの店長の息子。5つ子で全員が同じ顔である。店長同様、第8銀行と協定して建設された新しいスーパーマーケットを逆恨みしており、5つ子の内一人はスーパーマーケットマン役、残る4人は強盗役を務め、スーパーマンを利用したでっち上げの芝居を行った。第1〜第7銀行で、同じ手口の芝居をやった後、第8銀行の隣のスーパーマーケットの破壊作戦を実行に移すが、強盗役の4人は、スーパーマーケットに爆弾を仕掛ける前に、銭形とマクリード警部率いる警官隊に逮捕。残るスーパーマーケットマン役の1人も、自分と同じくスーパーマンの格好をして現れたルパンにナイフで切りかかり、空中戦を展開するが、ルパンによってスーツの空気を抜かれてしまい、地上に落下する。
[編集] 第95話「幽霊船より愛をこめて」
舞台:バミューダの海域
- ジャンヌ:小山茉美
- 海賊船の船長。ストーンヘンジ付近に埋蔵されていた「ストーンチャイルド」の1つを所有しており、メトロポリタン美術館から2体目のストーンチャイルドを盗み出したルパンを捕まえて、3体目のストーンチャイルドの在処を聞き出そうとする。殺された父の復讐と、ストーンチャイルドによってもたらされる宝の独占に拘っており、海賊を結成する。バミューダ海峡を飛んでいたルパンと不二子のセスナを海上に墜落させ、そこに通りかかった自分の海賊船に忍び込んだルパンを罠に嵌めて拷問にかけるなど、目的達成のためならば手段を選ばない過激な面を持つ。ジャンヌは、のちにルパンたちとともにストーンチャイルドをストーンヘンジにかざした際、ストーンチャイルドのもたらす効果が、宇宙人との交信の手段であったと確信する。
- ヒース:大木民夫
- アメリカでも指折りの船会社、ホワイト海運の社長。かつてジャンヌの父を殺し、彼が発掘して所持していた1体のストーン・チャイルドを強奪した。銭形からルパン逮捕の協力を要請された際にストーンチャイルドの写真を見せ付けられ、以前から狙っていた残りのストーン・チャイルドを全て手に入れる好機であると考えて、銭形に最新鋭の駆逐艇を使わせる。ジャンヌの海賊船の船員たちと銃撃戦を繰り広げるが、最終的には次元が仕掛けた時限爆弾の爆発に巻き込まれて死亡する。
[編集] 第96話「ルパンのお料理天国」
舞台:不明
- グルメール男爵:雨森雅司
- 世界的な美食家で、大柄な体格の男。ルパン三世の脳味噌を食べることを望み、、時価7000万ドルのダイヤコレクション(実は総入れ歯に仕込まれている)を餌に、不二子にルパンを連れてこさせてその脳味噌を取り出して食べようとするが、石入りのただの味噌を食わされたうえに、次元・五右エ門・不二子たちのパイ攻撃をくらって身動きが取れなくなり、入れ歯のダイヤコレクションを全て奪われてしまう。
- グルメール男爵の側近:緒方賢一
- グルメール男爵の側近を務める小柄な男。グルメールの命を受けて、ルパンを極度に肥らせて無抵抗の状態にし、鋭利な形をした機械でルパンの脳味噌を磨り潰そうとする。
[編集] 第97話「ルパン一世の秘宝を探せ」
舞台:ルパン1世の墓の島
- シャーロック・ホームズ三世(2):田中信夫
- 第15話に登場したものとはおそらく別人(格好や性格等が異なるため)。シャーロック・ホームズの孫。不二子と協力してルパン一世の財宝を手に入れようとする。さらに、国家的財産もそこに含まれているために米・英・ソも協力するが、実はルパン一世の財宝は墓のある地元の原住民たちに差し押さえられており、国家的財産も初代ホームズがルパン一世の仕業に見せて盗み出した物であった。そのことを米・英・ソのエージェントに知られ、坊主頭にされた。
- ナポレオン・ゼロ:若本規夫
- アメリカの親善大使の名目でパラダイス号に乗り込むが、実はアメリカを代表する殺しのエージェントで五右ェ門と闘う。特製のカメラにのせたフラッシュで相手の目をくらませる。ルパン一世の財宝の中にあるという国家的財産「ワシントンの斧」を探している。名前はナポレオン・ソロのもじり。
- ジェームズ・ドボン:田口昂
- イギリスの親善大使の名目でパラダイス号に乗り込むが、実はイギリスを代表する殺しのエージェントで、次元と闘う。特殊な果物の種で敵を攻撃し、この種が付いたものはとろとろに溶けてしまう。ルパン一世の財宝の中にあるという国家的財産「アーサー王の耳かき」を探している。名前はジェームズ・ボンドのもじり。
- ラスプータン:仲木隆司
- ソ連の親善大使の名目でパラダイス号に乗り込むが、実はソ連を代表する殺しのエージェントで、ルパンと闘う。自ら開発した巨大化する特殊な人形を操り、ルパンを怯えさせた。ルパン一世の財宝の中にあるという国家的財産「エカテリーナのブラジャー」を探している。名前はグリゴリー・ラスプーチンのもじり。
[編集] 第98話「父っつあんのいない日」
- トリュフォー警視:加藤精三
- パリ警視庁の警視。ソルボンヌ大学出身のエリートだが、出世のためならばどんな汚い手でも使う野心家。ICPO総監の座を狙い、部下に銭形を射殺させてその濡れ衣をルパンに着せたうえに、秘密保持のためにその部下までも自ら殺害。銭形の遺体を奪いに来たルパンを殺そうとするが、結局は失敗に終わる。最後はルパンたちに助けられた銭形に「警察官のクズ」と罵られて逮捕される。
- なお、トリュフォー役の加藤は後に『ルパン三世_風魔一族の陰謀』で銭形役を演じている。
- トリュフォーの部下:緑川稔
- ICPOに赴任したての頃の銭形の射撃の先生であり、ライバルでもあった人物。銭形曰く「彼は心優しい警察官だった」。トリュフォーに銭形射殺を命じられるが、良心のために実弾ではなく麻酔弾で狙撃し、銭形は仮死状態になるも死なずに済んだ。後に証拠隠滅のため、トリュフォーに殺されてしまう。
[編集] 第99話「荒野に散ったコンバット・マグナム」
舞台:ブランコ公国(フランク王国のパロディ)
- ストーンマン:小林勝彦
- プロの殺し屋。かつて殺し屋として売り出していた時に、次元と果たし合いをしようとしたが、都合(次元が来る途中に車が故障してその場に行けなかった)によりすっぽかされてしまい、5年後にブランコ公国にやってきた次元に再び決闘を申し込み、レオンヒルで次元と戦うが、ルパンが次元のマグナムを解体して国境への道しるべとしていったために(国境が午後4時に閉まってしまうため)次元は大苦戦することになった。しかし次元はストーンマンの弾を避け続けながらも、マグナムの部品を拾い組み立てるというサーカス芸をやってのけ、国境のすぐ手前で銃を組み立てあげる。ストーンマン自身の銃の腕もかなりのもので、遠くの距離に置いてあった銃の最後のパーツであるドラムを何度も銃弾で弾き飛ばす芸当をやって見せた。最後はルパンの援護によって次元が銃を完成させ、直後の次元の一発の銃撃によって倒された。
- 五右ェ門が次元を助けるべく何度か彼に勝負を挑もうとしているが、その度に次元に止められており、ストーンマン自身も五右ェ門を全く相手にしていなかった。
- ブランコ総統:光田稔
- ブランコ公国の事実上の権力者。ルパンが狙ったハンニバル金貨の持ち主で、彼の持つ懐中時計に忍ばせていたが、側近のシーソーに変装して官邸に侵入したルパンに睡眠ガスを浴びせられ、懐中時計ごと盗まれてしまう。
- シーソー:塚田正昭
- ブランコ公国で秘密警察と呼ばれる組織を率いる長官。ブランコの側近として、いつも側に控えている。ルパンは彼に変装してブランコからハンニバル金貨の入った懐中時計を盗み出し、さらに彼の権力を利用し、部下の捕まえた銭形に対して、本来なら死刑にされる(ブランコ公国では、密入国者は問答無用で死刑にされる)ところを「尻叩きして国外へ放り出せ」と言い放ち、勝手に刑を軽くしてしまう。
[編集] 第100話「名画強奪ウルトラ作戦」
舞台:フランスのパリ、アラビア
- アリババ・ナイババ:神山卓三
- アラビアの石油会社の社長で、ナイババ村の村長。妻は整理して12人ほどで、息子は17人、娘は20人ほどいるという大家族。村のラクダ小屋を改良して作った美術館に展示するために、ルパン一世の描いた「汚れなき青春」を、大統領の借金返済のためにルーブル美術館が主催したオークションで50万フランで落札する(これ以外にも数々の絵を落札したようである)。輸送を息子たちと銭形が護衛するが、次元たちが、襲撃すると見せかけて輸送する列車に次々と酒を投げ込んだことで彼と息子たちはベロベロに酔ってしまい、偽の駅を作って出迎えたルパンに絵を奪われてしまう。銭形のお尻がいたく気に入ったようで、最後は彼の尻だけを追い回していた。
[編集] 第101話「ベルサイユは愛に燃えた」
舞台:フランスのパリ・ヴェルサイユ宮殿、ノルマンディーの海岸
- オスカル:二木てるみ
- 「ベルサイユのばら」に登場するオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと同一人物。本作では貴族社会の復活をたくらむ「黒百合党」と呼ばれる秘密結社の一員である。ルパンにマリー・アントワネットの宝冠の所在を教えてルパンにそれを盗ませ折半にするという約束をするが、ルパンだけでなく黒百合党をも裏切って宝冠を手に入れ、さらにはルパンも葬ろうとした。黒百合党の1人である貴族(塩見竜介)がオスカルの裏切りを知って彼女を抹殺しようとするが、ルパンの助力で危難を脱している。オスカルの真の目的は、その宝冠についている青真珠に封入された石になる薬を飲んで、すでに石化した永遠の恋人アンドレの元へ行くことであった。後にルパンと1対1の決闘を行い、その際ルパンはオスカルの服を切り裂いたことで初めてオスカルが女性であることに気付いた。最後は宝冠をルパンに譲って青真珠の中の薬を飲み、一糸纏わぬ状態でアンドレの石像に寄り添い、石化した。ルパンは劇中で女であるとは気付かなかったとはいえオスカルに惚れかけており、次元や五右ェ門も戸惑いを見せていた。
- アニメのルパン三世シリーズで、唯一ともいえる友情出演キャラクターである。声がオリジナルと同じ田島令子であるとされるのは巷間に名高いが、これは誤りである(ENDロールテロップにも田島の名前は出ない)。
[編集] 第102話「ルパンはシャネルがお好き」
舞台:ロンドン
- ジム・弁慶:飯塚昭三
- その名の通り、かの武蔵坊弁慶の格好をして、ロンドンブリッジで98丁の拳銃を奪い、さらに次元とルパンの銃も奪おうとする。実はウイルヘルム・ブリリアの変装。
- ウイルヘルム・ブリリア:吉田理保子
- 日本文学を専攻する学生で、シャネルの香水を愛用している。亡くなった父が残した黄金の拳銃にかかる税金があまりにも高いので博物館に寄贈するために、銃の入った金庫を開ける鍵となる100丁の拳銃をジム・弁慶に化けて集めようとする。99丁目となる次元のマグナムまでは集めたが、100丁目のルパンの銃は手に入れることができなかった。本当の理由をルパンに話したことでルパンは納得し、金庫は無事に開いた。なお、ブリリア自身は、後方転回を連続で決めたり、地上から木の枝に軽く飛び上がるなど、優れた運動神経の持ち主である。
- 作中、銭形の銃、投げ手錠、警察手帳をゴミ箱に捨ててしまってもいる。それらはゴミ収集車に運ばれてしまい、銭形はそれを追いかけるはめになった。
[編集] 第103話「狼は天使を見た」
- ハリー・ザトラー:木村幌
- 通称マシンガン・ハリー。ベトナム戦争から帰ってからは戦争とは縁を切り、マウント・ホイットニー、デスバレー近郊の農場で野菜を作っていた。目の見えない娘エリーの手術代を稼ぐため、宝石の横取りを提案した不二子を利用し、ナショナル・バンクから宝石を盗み出したルパンと次元を襲撃、用意していた大型の戦闘機(アパッチ)に乗って2人をモハーヴェ砂漠に追い込んでいく。戦闘機をルパンたちから攻撃されてパラシュートで着地したのち、地対空ミサイルの携帯SAMでルパンたちのヘリを撃墜してからマシンガンで追撃し、さらにはバズーカをも駆使してルパンたちを追い詰め、次元が白旗を挙げようと考えたほどの実力を見せ付けた。しかし、空から降りてきた五右ェ門にバズーカの砲弾を斬り捨てられ、五右ェ門を天使と錯覚したザトラーは動揺する。手榴弾を投げ付けようとするも躓いて倒れ、暴発させてしまった。爆発の直前に手榴弾をとっさに上に放り投げているが、生死は不明。
- エリー・ザトラー:よこざわけい子
- ハリー・ザトラーの一人娘。目が見えず、盲導犬のジョンを常に連れていないとまともに歩けない。五右ェ門の袖を羽と思い、五右ェ門を天使だと信じ込む。ハリーとの壮絶な激戦後、ルパンたちはナショナル・バンクから盗み出した宝石を換金して、彼女の目の手術代にした。
[編集] 第104話「もっとも危険な黄金ベッド」
- モーガン:大木民夫
- テキサスの大金持ち。連合軍の総司令官バーナード・モントゴメリーの軍事顧問をしていた男で、相当な切れ者であり、また、この世で泥棒とゴキブリは存在してはならない、ロンメルを地獄に送ったようにルパンも地獄に送るという発言から、性格は残忍で好戦的。黄金ベッドの持ち主で、これを盗もうとするルパンたちを完璧な防衛装置で迎え撃つ。その防衛装置とは、レーザー光線に始まり、濃硫酸を満たした箱にベッドを落として触れないようにし、揚句の果ては逃げた敵をリモコンで自動制御されている戦車で追撃すると言うとんでもないもの。たとえ、戦車を突破されても石像にカモフラージュさせた45インチ砲をお見舞いする。屋敷の地下は広大な司令室となっており、そこから戦車や大砲を操っていた。この防衛システムでルパンを二度までも撃退するも、三度目に45インチ砲の砲弾を利用したトリックで硫酸の入った箱ごとベッドを盗み出されてしまう。その際、箱から硫酸が漏れ、地下にいたモーガンはそれにやられた上司令室の爆発に巻き込まれて死亡。
[編集] 第105話「怪奇鬼首島に女が消えた」
舞台:日本の瀬戸内地区
- 平五郎八(たいら ごろはち)巡査:山下啓介
- 鬼首島派出所巡査。ルパンを追ってやってきた銭形にこき使われる。銭形とともに潜水艦に乗ってルパンを追うが、燃料が切れたために銭形とともに潜水艦ごと深い海底に沈んでしまった。
- 玄白(げんぱく):千葉順二
- 平家の生き残りらしい老人。若からは爺(じい)とよばれている。何としても平家の跡継ぎを産ませたがっているが、当の若は全く気にしていない。また、若を呼ぶ際に「馬鹿」と呼んでしまった。城に忍び込んだルパンたちを追うも、次元が城に仕掛けた爆弾によって城が爆発し、その飛び火を受けて海に飛び込んだ。
- なお「玄白」という名は作中には出てこない。
- 元麻呂(もとまろ):大泉滉
- 平家の末裔である若様。女性をチョウとしか思っておらず、その体を剥製にして標本とし、収集してヘラヘラ笑うという、猟奇的で狂人めいた人物。子どもを産む方法を、「コウノトリの卵を移植する」と思い込んでいる。不二子を自身の標本に加えようとするが、配下に変装したルパンによって麻酔で眠らされてしまう。だが、その後も不二子を追ってくるなど執念深い一面もある。玄白と同様に作中に名前は出てこない。
- 原作では女性を標本にする猟奇的思考は持たないが、全裸で城中を徘徊し、女性を手篭めにする色魔として描かれている。
[編集] 第106話「君はネコぼくはカツオ節」
舞台:アメリカのブロードウェイ
- ビビアン・リー:向井真理子
- ルパンを利用してブロードウェイで大スターになろうとし、偽の記者会見を開く。その会見の場で「自分のネコは鉛筆の削りカスを食べるが、そのネコをルパンが盗んだ」というでたらめを言ったことで、その大嘘が新聞に載ってしまう。その後バッキーとブッチャーはそのネコを見つけて(実は鉛筆の形をした鰹節を食べていた)ルパンを連れて彼女のもとへやってきた。最初は信じなかったが、ネコが本当に鉛筆を食べる姿を見たために、図々しくもそのネコは自分のものであると言い出し、二人やルパンとのどたばた劇へと発展する。その後は猫使いのダンサーとして、サーカスの前座で大人気になったという。
- バッキー:樋浦勉
- ブロードウェーのごろつき。ブッチャーを相棒にし、何とか金儲けをしようとする。ルパンとのどたばた劇のあとは、ごく普通の野良猫を「鉛筆(実はカツオ節)を食べる猫」として50セントで売る商売を始めた。第128話で、ミュージカルのポスターを街頭の人々が見ているカットにて登場している。
- ブッチャー・T・マーチン:和久井節緒
- ブロードウェーのごろつき。バッキーの相棒。銀行強盗をしたときに、奪った金の領収書を捺印入りで置いてくるほど(それを証拠に4時間後に逮捕されてしまった)の間抜け。
[編集] 第107話「結婚指輪は呪いの罠」
- ホープのダイヤの悪魔:水鳥鉄夫
- 44.5カラットはあるというダイヤ「ホープのダイヤ」に取り付いた悪魔。過去700年もの間、ルイ14世、ルイ15世、マリー・アントワネットなどといったこのダイヤの所有者をことごとく不幸に陥れている。そのため、この「ホープのダイヤ」は呪われているといわれた。展示された博物館に現れたルパンや不二子を様々な方法で苦しめる。このダイヤの呪いは、不二子が悲鳴を揚げて放擲するほどの恐ろしいものであった。
[編集] 第108話「哀しみの斬鉄剣」
- 浜中 奈美(はまなか なみ):岡真佐子
- 北海道、霧多布高校の二年生。刀鍛冶の祖父、浜中鍛冶兵衛が斬鉄剣を越える剣を作ろうとするのを、身を挺して手伝う。かなりの高度を飛ぶ鳥を銃で撃ち落とすほどの腕も持つ。
- 浜中 鍛冶兵衛(はまなか かじべえ):槐柳二
- 霧多布に住む刀鍛冶。浜中奈美の祖父。刀鍛冶として末代まで名を残すため、斬鉄剣を超える刀を作ろうと執念を燃やす。その執念を見たルパンは五右ェ門の斬鉄剣と彼の鍛えた剣とをすりかえて、鍛冶兵衛の剣が斬鉄剣に勝ったと思い込ませることで、彼の願いを叶えることに。鍛冶兵衛は「これで思い残すことはなくなった」として、奈美の腕の中で息を引き取った。
[編集] 第109話「ルパン史上最大の苦戦」
舞台:アメリカ
- タイガー:徳丸完/仲木隆司
- オールマイティーに雇われた殺し屋。何処へ逃げようとも、何処まで逃げようとも瞬時に現れるという神出鬼没の能力の持ち主で、ルパンも危うく殺されそうになった。しかし、その能力の正体は、「テレパシーで通じ合っている一卵性双生児の双子が共犯者」という単純極まりないものであった。そのことに気付いたルパンにより、遊園地のミラーハウスにおびき寄せられ、お互いを射殺してしまう。
- オールマイティー:今西正男
- 不二子と「ルパンが世界で一番強いか」という賭けをし、雇っている殺し屋のタイガーにルパンを殺させようとする。
[編集] 第110話「激写これが不二子だ」
舞台:某独裁国家、ヌーディストの島
- ガッペルト長官:寺島幹夫
- 某独裁国家の長官。この国では人権に対しての意識が薄く、拷問が容認されている。国の反対者や犯罪者の取り調べを簡単にするために、ハイデルベルグに過去を写すカメラを作らせるが(実際には未来を写すカメラになってしまった)、何者かに盗まれて、ルパンの仕業だと思いこんで銭形に協力を要請する。変装したルパンが、不二子の持っていた未来を映すカメラをただのカメラにすり替えた直後にガッペルトは彼女を逮捕し(この時点では、不二子もガッペルトもカメラがすり替えられたことに気付いていない)、拷問にかけようとして不二子を気絶させた。また、ボスマルクの正体がロボットであることが知られたことで、銭形も抹殺しようとした。最後はルパンたちと銃撃戦を展開するも、暴走したボスマルクによって押し潰された。赤ん坊のときにネズミに鼻をかじられたため、深層心理でネズミをおそれている。
- ハイデルベルグ:緑川稔
- 科学者。ガッペルトに過去を写すカメラを作るように指示されるが、間違えて未来を写すカメラを作ってしまう。人権を全く無視したガッペルトのやり方に嫌気がさし、逃亡していたところをルパンに助けられる。
- ボスマルク保安大臣:飯塚昭三
- 某独裁国家の保安大臣。口を開くたびに「国家のため」と叫んでいるが、その正体はロボットであり、ガッペルトの傀儡的存在である。銭形の背負い投げを喰らい、操作盤に頭ごと突っ込んだことでロボットであることが露呈した。このときのショックで制御が狂い、以後、あらわになった金属製の顔のまま「国家」や「国家のため」の2つの台詞のみを繰り返しながら暴れ出す。
[編集] 第111話「インベーダー金庫は開いたか?」
舞台:アメリカのニューヨーク
- キャサリン・モロ:谷育子
- 次元がニューヨークのハーレムで腐っていた頃の知り合い。当時はブロードウェイのワンサガールでスターになるのを夢見ていたが、宝石加工会社の社長と結婚するも先立たれて未亡人となる。その後次元と再会したが、インベーダー金庫にしまわれている自分の140カラットの宝石を盗むように挑発する。だがこれは、血が足りなくなるという不治の病にかかったキャサリンが、少しでも次元と関わっていたいがための彼女の行為であった。次元は彼なりにキャサリンを叱咤する。
[編集] 第112話「五右ェ門危機一髪」
- ウルフ:坂口芳貞
- ローズとコンビを組んでいる殺し屋。ターゲットを確実に抹殺するために、ターゲットの身近にいる人間を徹底的に拷問して弱点を聞き出し、実行に移すという卑劣漢。ルパンを殺すことによって世界一の殺し屋になるために、五右ェ門を拷問にかけてルパンの弱点を聞き出そうとする。拷問でぼろぼろの体となっている五右ェ門と剣で一騎打ちの対決をするが、油断していたのが仇となり、口で剣を抜いた五右ェ門に斬鉄剣で背中を突かれて死亡する。
- ローズ:一城みゆ希
- ウルフとコンビを組んでいる殺し屋。頭にバラをさしているが、そのピンには猛毒や痺れ薬が塗られている。ルパンを殺すことで自分たちの名を売り、世界一の殺し屋になるために、五右ェ門を拷問にかけてルパンの弱点を聞き出そうとする。ウルフと比べると攻撃的で短気な性格で、いくら拷問をかけても口を割らない五右ェ門に痺れを切らして不二子に変装し、単独でルパンの抹殺に向かうが、ルパンには簡単に暴かれた。アジトへの撤退時に自身の薔薇のピンに発信機を付けられたことで、自分たちの居場所を知られるという失態を犯す。相棒のウルフが五右ェ門に敗れて死んだのを見たローズは落涙し、猛毒の付いたピンで自ら胸を突いて自決した。
[編集] 第113話「作戦名は忠臣蔵」
- 浅野警視総監:矢田耕司
- 冒頭部で登場する警視総監。いつまで経ってもルパンを捕まえられないでいることを大臣になじられたことに腹を立てて逆上して大臣を殴り飛ばしてしまい、そのことが原因で総監を解雇されてしまう。銭形はそんな彼のために忠臣蔵作戦の決行を決意する。
- 吉良 上野介(きら こうづけのすけ):槐柳二
- 『忠臣蔵』で有名な吉良義央本人であり、幽霊として登場する(しかしルパンだけは、彼を幽霊とは思っていなかった)。忠臣蔵を嫌いだというルパンのもとに現れ、生前に自分に送られた賄賂をつぎ込んで作った何者にも代え難いという宝(実は特注の入れ歯)を盗み出すように頼む。
- 自らの首を刎ねた大石内蔵介への恨みは深く、彼に成りすました銭形に恨みをぶつけている。
- 清水 一学(しみず いちがく)
- 『忠臣蔵』に登場する清水一学本人で、霊魂の状態で登場。吉良上野介に仕えていた剣客。死して尚彼に仕え続けており、ルパン達が追い込まれた際、分裂して警官隊の銃口に入り込む事で全ての銃撃を暴発で終わらせた。この行為に吉良も一学の事を「本物の忠臣じゃ」と褒めていた。
- 早野 勘平(はやの かんぺい):八代駿
- 大阪花月署の刑事。クビになった浅野警視総監の敵討ちのためにルパンを逮捕する忠臣蔵作戦に参加するが、その動機は忠や義ではなく銭と出世の糸口をつかむため、そして吉良上野介の宝を横取りするという、打算的でがめついものであった。常に計算機を持ち歩いている。
- 名前の由来は『仮名手本忠臣蔵』の早野勘平。
- 堀部 安兵衛(ほりべ やすべえ):安原義人
- 下町の本所署の刑事。サングラスをかけたリーゼントの男。銭形が呼びかけた、解雇された浅野警視総監の敵討ちのためにルパンを逮捕する忠臣蔵作戦に参加するが、その理由は人殺しを合法的にできるから(警官になったのも同じ理由)という、短絡的で享楽的な理由である。作戦を練ろうとする銭形を「ダサイ」などと批判し、気が合う刑事同士で勝手にルパンを殺しに向かう。バズーカを用意して船に砲撃を撃ち込むなどしたが、ルパンが船に仕掛けた催眠ガスで倒れた。そして爆発した船ごと沈み、サングラスだけが残っていた。
- 名前の由来は『忠臣蔵』の堀部安兵衛。
[編集] 第114話「迷画最初の晩餐の秘密」
- ノヴァ:弥永和子
- イエス・キリストをローマに売り飛ばした反逆者、イスカリオテのユダの子孫。キリストの財宝のありかを示すヒントが隠された名画-「最初の晩餐」の半分を持っている。残り半分が隠されているルパン一世の隠れ家・奇岩城の場所を知るために、銭形に色仕掛けで接近して透視目薬を与えて利用しようとした。結局、自らの持つ半分もルパンに奪われてしまう。最後は彼女の愛の告白を本気で受け取った銭形の頬を引っ叩いた。
[編集] 第115話「モナリザは二度微笑う」
- フェイカー教授:真木恭介
- ルーブル美術館の管理責任者。モナリザの微笑みに魅せられて、何かに取り付かれたかのように何十年もの間、モナリザを模写し続けていた。その為に、フェイカーの複製したモナリザは、「本物過ぎる」までの出来となっており、ついには自分でも本物を判別できなくなってしまった。ルパンには、本物だと確信した画を渡すといったが、ルパンは、フェイカーの作品はすべて本物と答え、画を一枚も持ち出す事はなかった。
- 「アルセーヌ・ルパン」を始めとしたルパン一族も、本物のモナリザを見つけることは出来なかったらしい。
[編集] 第116話「108つの鐘は鳴ったか」
- アントニオ・ウルフ:田中康郎
- 7年前の大晦日にニューメキシコのサンタフェ教会にあるキャッツアイをめぐってルパンと次元の二人と争い、両耳を吹き飛ばされたが、読唇術で相手のいっていることを理解できるようになった。マフィアからナンバー1のスナイパーとして黄金の宝船の警備に招かれて、同じ大晦日の日にルパンを殺そうとするが、逆にルパンと次元に肩を撃たれて死亡。
[編集] 第117話「チューインガム変装作戦」
- バッキンガム:肝付兼太
- ルパンに頼まれて5万ドルで変装用ガムを作る。作中のいたるところで登場し、最後には自分が不二子に変装してストリップするイタズラシーンもある。
- 106話のバッキーとブッチャー同様、128話にも登場。
- ガスパー:雨森雅司
- 安酒場のオーナー。かつては結婚詐欺師で銭形に逮捕されたことがあり、銭形には弱い。アモーレに手を出そうとした男は容赦なく撃ち殺す。アモーレに投げキッスをしたルパンを、ミュージカルの切符を提供する条件で買収したアメリカ陸・海・空軍を使って捕まえて殺そうとするが銭形に止められて失敗。懲りずにルパンを今度はアモーレを使って結婚詐欺にはめようとするが、チューインガム弾とアメリカ軍を買収され返され(ガスパーが提供していたミュージカルの切符はA席だが、ルパンが提供したのはS席)たことでまたもや失敗。アモーレと一緒に銭形に逮捕されて警察署に行くことになってしまう。
- アモーレ:沢田和猫
- ガスパーの女で、ガスパーの店で踊り子をしている。ガスパーの指示でルパンと結婚式を挙げるが、ガスパーと一緒に銭形に逮捕されて警察署に行くことになってしまう。
[編集] 第118話「南十字星がダイヤに見えた」
舞台:ソロモン諸島
- 君広(きみひろ)一飛曹:保科三良
- 元ラバール海軍航空隊所属で、キャプテン・クックの秘宝のあるソロモン群島の秘宝を死守するように、既に戦死している山本五十六に命ぜられていた。第二次世界大戦の終戦を知らない彼は、今でも戦争が続いていると思っており、キャプテン・クックの秘宝を探しにやってきたルパンに対して零戦からの銃撃を仕掛けている。ビキニ環礁で原爆実験が行われた際に原爆を1個奪取しているが、かつての上官である鮫島中佐に利用されたルパンに奪われて無力化され、鮫島にキャプテン・クックの秘宝の在り処を自白強制剤で吐かされてしまう。その後、その秘宝が十字状に咲いたブーゲンビリアの群生帯と軍用機の墓場であると知った彼はようやく大戦の終わりを悟り、戦場で散った仲間たちを弔うためにソロモン諸島に居続けることを自分の使命とし、日本に帰ることはなかった。五十六のことを「閣下」と呼んで尊敬しており、日本が戦争に負けて五十六が戦死したことを次元から知らされた際にも「閣下は不死身である」と反論し、否定していた。
- 鮫島(さめじま)中佐:今西正男
- かつての山本五十六の副官で、君広の上官にあたる男。山本が自分にだけキャプテン・クックの秘宝について話さなかったのを逆恨みし、戦後ソロモン群島付近で観光会社を経営しつつ宝を探し続けていた。たまたま、キャプテン・クックの秘宝を探しに来たルパンを利用し、君広の持つ原爆を奪い、キャプテン・クックの秘宝を自白強制剤で聞き出して手に入れようとするが、突如現れた銭形によって失敗し、あやうく死にかける。名前通り、サメが彼のプールを泳いでいる。
- 山本五十六:柴田秀勝
- 本編では、君広の回想に登場するほか、君広に原爆を外させるためにルパンが変装した姿として登場する。五十六を前にした君広は敬服し、落涙し、ルパンの変装とはいえ五十六の命令に元気よく従っていた。
[編集] 第119話「ルパンを殺したルパン」
- ヘルガー:小林修
- 科学者崩れの小悪党。元ナチス党員で、第二次世界大戦中にはアドルフ・ヒトラーの護身用、現在はルパンが宝の防犯システムとして使用している変身人形ミノタウロスを発明した張本人である。不二子と手を組んで彼女の死を偽装してルパンを騙し、ルパンの宝の隠し場所の在処を聞き出させて手に入れようとする。宝の隠し場所に自分が発明したミノタウロス象を発見したことで怖気づいたヘルガーは、宝は不二子に譲ると放言してその場から一旦逃亡、のちに不二子を拉致して彼女に銃を突きつけ、さらにはルパンの裏をかいてミノタウロスを逆利用してルパンたちに同士討ちさせるほどまでに追い詰めるが、ルパンたちの変装トリックに引っかかった挙句、海に叩き込まれる。最後は武士の情けとして、五右ェ門に情けをかけてもらっている。
[編集] 第120話「フランケンシュタイン ルパンを襲う」
- ミラーカ:小谷野美智子
- 赤い幽霊団の霊媒師。組織を探りに来た五右ェ門を捕え、さらに初代五右衛門の霊魂を五右衛門の肉体に憑依させていいように操り、ローゼンクロイツの黄金の壺の隠し場所を聞き出す。最後は暴走したフランケンシュタインによって弾薬庫内で殴り飛ばされ、博士が銃を乱射したことで弾薬庫が爆発、そのまま爆発に巻き込まれた。
- Dr. フランケンシュタイン十五世:加藤治
- 赤い幽霊団のボス。怪物フランケンシュタインの体を再び作り上げ、復活させる。だが、正気を取り戻した五右ェ門の斬鉄剣を胸に受けたことで制御不能となったフランケンシュタインに弾薬庫で襲われ、おもわず銃を乱射したことで火薬を爆発させてしまい、そのまま爆発に巻き込まれた。本人によれば、フランケンシュタインは自分が発明したという。
[編集] 第121話「オレの爺さんが残した宝物」
- グレゴアール三世:青野武
- アルセーヌ・ルパンに次ぐ大泥棒、ジョニー・グレゴアールの孫。アルセーヌ・ルパンが祖父に預けたオパールのヴィーナス像を取り返しに来たルパン三世に対し様々な攻撃を仕掛けて、最終的な防衛装置であるバリヤーが完成するまで、「私はここの守衛マント・ケヌーマ」だと言ってとぼけるなどして時間稼ぎをしようとした。父のグレゴアール二世がヴィーナス像にバリアを張ったときに、ルパンにその中に入れられてしまい、永久にバリアから出ることが出来なくなってしまった(バリアが地下まで影響あるとは言及されていないので、やろうと思えば地面を掘って救出することが可能と思われる)。
- グレゴアール二世:前沢迪雄
- オパールのヴィーナス像を取り返しに来たルパンに対し、バリアを完成させる時間稼ぎのために妨害をする。ドイツの電子学者、スイスの物理学者、イタリアの工学博士たちに作らせた電子バリアを、ルパン三世ごとヴィーナス像に被せる。だがルパンだと思っていたのが実は息子のグレゴアール三世で、息子が永久にバリアに閉じこめられることになってしまった。
[編集] 第122話「珍発見ナポレオンの財宝」
- ジスボーイ・ドターン:大木民夫
- ECC(現EU)議長。フランス人であるため発音にはうるさく、彼の前では名前の母音を鼻にかけるようにして発音しなければならない(銭形曰く、「蓄膿症の森進一で喋ればいいんだな」)。ルパン逮捕にやってきた銭形に連続パイ投げ銃とパイ剥がしスプレーを与え、逮捕されたルパンにナポレオンの財宝の隠し場所を解かせようとする。その後、ルパンと不二子をミサイルの砲身に閉じ込め、そのままミサイルを発射すると言うとんでもない方法で処刑しようとするが五右ェ門の妨害で失敗。ルパンに渡された地図も真っ赤な偽物で、洞窟におびき寄せられたドターン議長は、制御不能に陥った自身の打ち上げたミサイルの直撃による落盤で生き埋めになり死亡する。なお、ナポレオンの財宝の本当の隠し場所はビキニ環礁であり、アメリカがそこで行った水爆実験で吹き飛んでしまっていた。
- チョーレンパオードードメンタンピン:山田康雄
- 歴史学者と名乗ってハプスブルグ城を訪れるが、実はルパンの変装。
[編集] 第123話「泥棒はパリで」
舞台:パリ
- フランソワ:麻上洋子
- 世界的宝石鑑定人ボネの娘。ルパンに憧れていつもルパンの家を覗き、飼っている犬もルパンと名付けている。ルパンとともに過ごしたいために、父の鑑定した宝石を自身ですり替えて、ルパンに父の名誉が傷つかないように元に戻してほしいと頼む。
- ボネ:阪脩
- 世界的宝石鑑定人で、フランソワの父。娘がルパンに興味を持っていることを快く思っていない。フランソワは彼を病弱だと言って信じ込ませていたが、ルパンが元気にジョギングしていた彼の姿を見たことで嘘がバレてしまう。
[編集] 第124話「1999年ポップコーンの旅」
舞台 メキシコ・アメリカ
- パンチョ夫妻:神山卓三(パンチョ教授)/高村章子(パンチョ夫人)
- 恋愛結婚をしたおしどり夫婦で、小学校の先生をしている。かなり神経質な性格で、静かな所でないと研究に集中できない。食べ物も食べられない貧しい人を助けるために人生を賭けてきた。そして、ついに超強力ポップコーン製造器を完成させるが、製造機は勢い余って宙を飛び、衛星軌道に乗ってしまう。そのポップコーン製造器で月へハネムーンに行こうと計画したルパンに、彼ら夫婦の合意のもとで誘拐される。研究の末ついに月へ行くロケット製造の公式を完成させるが、パンチョ夫人が塩と砂糖を間違えてしまったためにロケットは逆に地中に潜ってしまった。
- MASA長官:八奈見乗児
- アメリカ宇宙局の長官。「ポップコーン製造機程度で月に行かれては、月計画に莫大な国費を費やしたアメリカの立場はどうなる」と銭形に計画阻止を命じ、教授夫妻を基地に軟禁する。日本の真珠湾攻撃を根に持ち、兄が硫黄島で戦死し、弟が日本製の自動車にはねられて死亡したことから、日本人が大嫌い。
[編集] 第125話「オイルダラーの大謀略」
舞台:イララン王国(イランのパロディである)・キリマンジャロ
- ギアーナ姫:山田栄子
- 幼いながらもイララン国の指導者。医者も見放した不治の病で明日死ぬともわからぬ状況。ルパンに死ぬ前に雪がみたいと頼み、ルパンは特殊兵器スノー・カノンで雪を降らせるのに成功するが、その直前にギアーナは死んでしまう。しかし、姫の不治の病も死も全くの演技であり、イララン国を農業国にするためにカシム大臣の計画した物だった。
- カシム大臣:宮内幸平
- イララン国の石油大臣(後に農業大臣に転向)。イララン国の石油が、枯渇寸前まで掘りつくされていることに気づき、国を農業国にする事を計画。不二子と組み、ルパンに秘密結社「スパイダー」からスノー・カノンを盗み出させた。
- イブ・タンピン:常泉忠通
- 科学者崩れの秘密結社・スパイダーのボス。非常に短気で、蛇のように執念深いと言われている。人工的に雪を降らせる装置「スノー・カノン」を発明し、それを使って各国を脅迫しようと計画した。ところが、実行前にルパンに乱入され、装置を奪われた揚句の上に坊主頭にされてしまう。
[編集] 第126話「地獄へルパンを道づれ」
舞台:フランス
- レディ・ブラック:三ツ矢雄二
- かつて子供だった頃、自分の母親がルパンとつきあっており、母親をルパンにとられると思いこみルパンを恨むようになった。その後、成人した彼は女装してルパンと張り合うようになり、ルパンを殺せるかどうかという最後の大博打を不二子と打つ。その憎しみたるや、ルパンを殺すためだけの目的でクフ王のピラミッドの実物大レプリカまで作ってしまった程。そのレプリカを制御するコンピュータールームに、不二子が仕掛けた爆弾の爆発により死亡、最期までルパンを殺せると信じていた(実際、このピラミッドの殺人システムは完璧であり、どこにも出口がなかった)。本名は不明。
[編集] 第127話「直撃!デッドボール作戦」
舞台:アメリカのニューヨーク
- ラーゴ:辻村真人
- アメリカン・マフィアのボス。ルパンに賭博の上がりをごっそりと奪われたために、ニューヨーク・イヤンキースの選手を催眠術で操って歯痛に苦しむルパンを殺させようとするが、選手にとって催眠術より絶対な存在である審判に変装した次元によって失敗。返り討ちに合う。
[編集] 第128話「老婆とルパンの泥棒合戦」
舞台:アメリカのブロードウェイ
- ミセス・ドコンジョ:堀越節子
- ドコンジョ新聞の編集長を務める婆さんで、新聞作りをすべて一人でこなしている。新聞の売り上げ増加のために自作自演の事件を起こし、その罪をルパンにきせたためにルパンは怒るが、婆さんの泣き落としに負け、ルパンは「記事をさらに面白くしてやろう」と記事作りに協力するようになる。しかし散々振り回した挙句、乱闘の末に息子のベンソンのバイクがタイプライターに激突し、炎上。でっちあげの記事ばかりを作った報いか、完成した記事はすべて跡形もなく燃えてしまった。
- ショックのあまり、翌日の新聞は全面「GEYOGEYO(ゲヨゲヨ)」で埋め尽くされたものになってしまった。
- ベンソン・ドコンジョ・Jr:たてかべ和也
- ミセス・ドコンジョの息子で、「ゲヨゲヨ」としか喋れない。ブロードウェイを疾走する暴走族の親分。警察の賭けた賞金100万ドルを目当てに、ルパンを捕まえようとするが失敗。今度はルパンが貼った偽の手配書を見て銭形を捕獲し、バイクに乗せて連れ回す。さらにドコンジョ新聞の記事となる事件を起こすために、ブロードウェイでルパンと大乱闘をするが、バイクをタイプライターに激突させてしまう。
[編集] 第129話「次元に男心の優しさを見た」
舞台:ジャナイカ国(ジャマイカのパロディ)
- サンドラ:高島雅羅
- 父はクーデターで殺された前ジャナイカ国大統領で、父の生前に直前に「裸のヴィーナス」を譲り受けていた。その絵が、新たに起きたクーデターの戦火で灰になってしまうと危惧して、大統領邸に忍び込んで盗み出そうとしたために国家警察に追われているところを次元に助けられる。
- ガイラ:玄田哲章
- 山岳帯で政府に抵抗を続けているジャナイカの反乱軍のリーダー(人民議長)。サンドラと婚約をしている。
[編集] 第130話「ルパン対奇人二面相」
舞台:フランス
- ムッシュ・ダレ:北村弘一
- シュール・レアリズムの世界的大作家だが、平たく言えば、頭のイカれた危ない芸術家である。ダレの作品は破格な値段であるが、常識人から見れば気持ちの悪い作品ばかりで、儲かれば何でもいい不二子が彼の作品を盗むことを提案しても、ルパンたち3人が全員反対する程である。平凡でありきたりで通俗で凡庸な形をしているシュー(ル)クリームを極端に嫌う(見るだけで蕁麻疹ができるほど)。ルパンを捕まえて燻製にし、生涯最高の作品となる人間風見鶏にしようとするが、失敗してシュークリーム漬けにされた挙句、自分が風見鶏にされてしまった。
- 彼の作品は全てサルバドール・ダリのパスティーシュとなっている。
- マグレ警部:大宮悌二
- ダレの作品を盗んだルパンの担当となった警部。実はダレ自身の変装で、そうだと知らなかったルパンは彼に変装して捕まってしまう。だが、学歴・国籍などの経歴が一切不明になっていることから、銭形に怪しまれる。
[編集] 第131話「二人五右ェ門斬鉄剣の謎」
舞台:日本
- 二駄ェ門:加藤治
- 先祖が初代五右ェ門と火花を散らすほどのライバル。斬鉄剣の雌刀を持っていて、斬鉄剣の切れ味が鈍ったのをきっかけに五右ェ門の雄刀を狙う。五右ェ門たちとともに斬鉄剣の添い寝式に立ち会うが、ルパンの策略で斬鉄剣の雄刀を取り返されて逆上。雌刀を持って強引に奪い取ろうとするが、次元に足場を崩され、自らが用意した硫酸のプールの中に雌刀とともに落ちてしまい、死亡。
[編集] 第132話「霊山ヒマラヤの泥棒教団」
- ファンダー:及川ヒロオ
- ネパールにあるという聖地「ファンダーラ」に総本山を持つファンダー教の教祖だが、実際には泥棒教団のボスである。嫌いな物は、蛇・ミミズ・餃子・そしてドジ。役に立たない者や、自分を貶す者は部下であろうとも容赦なく殺す。信者が盗んだナポレオン紙幣を取り返すために教団本部に忍び込んだルパンを自分の部下にしようとするが失敗。体に巻き付けたダイナマイトで、集めた宝ごと自爆。
- ガチョ:広瀬正志
- ファンダー教の信者(もといファンダーの部下)。ファンダーの演技を「馬鹿馬鹿しい芝居」と貶してしまった為か、ファンダーに毒殺される。
- アッシー:塚田正昭
- ファンダー教の信者。ルパンのコレクションであるナポレオン紙幣を盗んだためにルパンに捕まってしまい拷問を受ける。ファンダーの嫌いなドジを踏んだためにファンダーに射殺される。
- ヒデキ:笹岡繁蔵
- ファンダー教の信者。ルパンはこの男に変装してファンダー教本部に忍び込む。
- ルシア:尾崎桂子
- ファンダー教の信者で、ファンダーの補佐を務める。ファンダー教本部に侵入したルパンに自分たちの仲間になるのを強要するため毒リンゴを食わせるが、死亡したように見せかけていたルパンに騙され、気絶させられてしまう。その後本部は爆発したため、おそらく爆発に巻き込まれて死亡したと思われる。
[編集] 第133話「熱いお宝に手を出すな」
舞台:シチリア島
- クラウディア:吉田理保子
- FBIの捜査員で、自分の住んでいた村が全員マフィアであり、そのアジトを探るために祖父であるマフィアのボスに取り入って、島の火山の火口付近にある宝を狙ってやってきたルパンや、それを守るようにいわれた次元、五右ェ門を罠にはめようとする。だがこれはマフィアの一網打尽を狙う彼女のおとり捜査であり、島からルパンたちを逃がした後、マフィアの逮捕に向かった。
[編集] 第134話「ルパン逮捕頂上作戦」
[編集] 第135話「毒薬と魔術とルパン三世」
舞台:パリの刑務所、コート・ダジュール沖合
- ルクレチア・ボルジア四世:沼波輝枝
- 先祖秘伝の毒薬を何種類も使うボルジア家の子孫で、終身刑で入獄している稀代の毒殺魔。唸るほど持っている宝石は、すべて世界の金持ちを毒殺して手に入れたという。だが、甥のガルタンにボルジア家の真の財宝の在処を喋るように強要されたために、刑務所に逃げ込んだ。しかし、あきらめようとしないガルタンに利用されたルパンによって刑務所から脱獄させられ、財宝の在処を喋らされてしまう。長年刑務所にいたため刑務所の方が居心地がよくなってしまい、その後刑務所へと戻っていった。顔が銭形に似ており、ルパンを震え上がらせた(そのためか、薬で女性化してしまった銭形をガルタンが彼女と間違えてしまう場面もある)。ルパン二世のファンだったらしい。
- ガルタン・ボルジア:土師孝也
- 先祖秘伝の毒薬を何種類も使うボルジア家の子孫で、インド魔術を究めた男。不二子と結託して、自らの宝石コレクション「毒のトリオ」を餌にルパンをおびき寄せ、刑務所に逃げ込んだ叔母のルクレチアを刑務所から出すように依頼するが、最初から約束を守るつもりなどなく、まんまとルクレチアを連れ去りルパンたちを出し抜く。ルクレチアに毒による拷問で財宝の在り処を吐かせ、隠し場所である灯台に登るが、灯台の壁に貼り付けられていた宝石を外した途端に防犯装置が作動。塔ごと空の果てに打ち上げられて爆死する。ルクレチアの話を最後まで聴かずに宝探しに行った事が仇となった。
[編集] 第136話「ゴールドバタフライの復讐」
舞台:フランス、南アフリカ共和国
- F・マニアック:小林勝彦
- 世界有数の富豪で私設軍隊を所有している。お金になる物ならどんな物でも集め、欲しい物を得るためには手段を選ばない。莫大な金鉱の在処を示すヒントが隠されているゴールド・バタフライを9,999,999フランで競り落とし、その金鉱を探すためにゴールド・バタフライの生息地周辺の自然を破壊する。それに激怒したルパンたちと銃撃戦を繰り広げるが、戦力の殆どがルパンたちに殲滅され、ゴールド・バタフライの復讐により激流の谷底に落とされ死亡。
[編集] 第137話「華麗なるチームプレイ作戦」
[編集] 第138話「ポンペイの秘宝と毒蛇」
舞台:イタリアのポンペイ
- ルチア:藤田淑子
- 自分の所属する修道院にあるポンペイの秘宝を手に入れるのが長年の夢で、ルパンに協力すると見せかけてルパンから秘宝を奪う。修道女だが、ボンゴーレ、ラザーニア、マカローニと三股をかけているのは、さすがイタリア人である。しかし、先手を打ったルパンたちによってまんまと騙されて、ポンペイの秘宝を取り返されたルチアは銭形に追い回される。逮捕されたのか無事逃げだせたのかは不明だが、なぜかルチアの逃げ足の方が銭形の運転する車よりも速かった。
- ボンゴーレ:山田俊司
- ルチアに情熱的にアタックするが、ルパンと銭形の追いかけっこに邪魔される。
- マカローニ:小林福一郎
- ルチアに情熱的にアタックするが、ルパンと銭形の追いかけっこに邪魔される。
- ラザーニア:森茂樹
- ルチアに情熱的にアタックするが、ルパンと銭形の追いかけっこに邪魔される。
[編集] 第139話「ルパンのすべてを盗め」
- スチール:槐柳二
- 体内の臓器を全て人工臓器に変えて生きながらえてきたが、生命エネルギーが尽きて残り一週間の命となってしまい、生きながらえるためにDr.チェンジャーの発明した脳組織交換手術でルパンの体と入れ替わる。しかし、ルパンのスライド方式入れ替え作戦によって、最終的には銭形の身体の中に入ってしまう(銭形はスチールの身体の中に入った)。脳組織交換装置も次元によって破壊された。
- Dr.チェンジャー:徳丸完
- 「脳組織交換手術:を発明した医者。スチールの主治医であり、彼を生きながらえさせる為ルパンの誘拐を仕組む。五右ェ門に斬鉄剣で装置ごと破壊された。
[編集] 第140話「狼は走れ豚は転がれ」
- チョロ松(-まつ)
- 元々はホイッチニーに操られていたカナダ出身の野ネズミの一匹。ド・ブースのダイヤを盗み、ホイッチニーの鮭にダイヤを渡した後用済みと見なされて、証拠隠滅の為に仲間共々ダイナマイトで爆殺されかかったが、かろうじて自分だけ生き延びることができ、ルパンの手当てを受ける。その後ルパンに同行し、ホイッチニーの鉱山へ向かった際、助けてもらった恩返しとして、ルパンの窮地を救った。
- マダム・ド・ブース:京田尚子
- パリで開かれたホイッチニー・オークションでホワイト・ムーンを200億フランで落札するが、ホイッチニーの操る野ネズミに盗まれてしまう。名前通り(?)のブスで、警備に来た銭形曰く「言い得た名と言おうか、名は体を表すと言おうか、実に結構なお名前。ご安心を、ド・ブスさん」。
- サーモン・ホイッチニー:雨森雅司
- 美食家で有名な野ネズミ研究家。カナディアンダイヤモンド鉱山の社長だが、その鉱山とは客が落札した宝石を訓練した野ネズミに盗ませ、さらにこれも訓練した鮭(この鮭はサメ以上に凶暴で、鉄をもかみちぎってしまう)の帰巣本能を利用して取り返すという無茶苦茶なリサイクル鉱山である。ルパンの指紋をインプットして、永遠に追い続ける巨大な雪玉でルパンを押し潰そうとするが、ルパンが救出していた野ネズミによって難を逃れられ、逆に自分の指紋がインプットされた雪玉に追われるハメになってしまう。
[編集] 第141話「1980モスクワ黙示録」
- ナターシャ:信沢三恵子
- 国家機密機関スーケーベーの一員。ダイヤのシャンデリアを盗み出しに来たルパンの変装を見事に見破る。さらに五右ェ門の斬鉄剣にも物怖じせず斬鉄剣とマグナムを没収する。実はダンチョネの娘で、不二子とともにルパンを利用して、シャンデリアについたダイヤ286,789個を奪って資本主義諸国に亡命しようとしていたが、ルパンの妨害によって3人で1つずつのダイヤしか手に入らなかった(残りのダイヤは次元によって拾い上げられていたが、全部で6トンもあるため、あまりの重さにひっくり返ってしまっている)。
- ワイルニャ・オカチメンコ:青木和代
- ルパンを追ってきた銭形を大いに気に入ったモスクワ警備長官が、銭形をモスクワオリンピックのVIPとして招待するためにコンパニオンとしてつけた女性。銭形をして、オエーと言わしめる美(?)貌。
- ダンチョネ:八奈見乗児
- クレムリン宮殿のダイヤのシャンデリアからダイヤ2〜3個を盗もうとして捕まったが、大変な技術者で未完成のシャンデリアを完成させるために首がつながっている。ルパンと協力してダイヤを全て盗み出すが、裏切って不二子と娘のナターシャとともに全てのダイヤを持って資本主義国へ亡命しようとするが、ルパンに気づかれて失敗、たった1個のダイヤを手に入れるだけに終わる。
[編集] 第142話「グランドレース消えた大本命」
舞台:イスタンブル、イギリス
- ウェザー公爵:阪脩
- 名馬レッド・アローの持ち主。キャラクターデザインがカリオストロ伯爵と酷似している。次元の古くからのギャンブル仲間。ルパンにレッド・アロー号を盗めるか挑戦させてルパンを殺そうとしたので、次元は友達の縁を切りルパンを全面的にバックアップする。
- レッドアロー号
- ウェザー公爵の馬。ルパンはウェザー候の挑戦を受けて、グランド・レースの最中にこの馬を盗み出してみせる。しかし、その後ルパンたちがエサを与えすぎたため、最早走ることもままならないほどに太ってしまった。
[編集] 第143話「マイアミ銀行襲撃記念日」
舞台:アメリカのマイアミ
- ハムエッグ:緒方賢一
- マイアミ銀行の副頭取。倒産寸前のマイアミ銀行に残った唯一のガーリックの部下。マイアミ銀行再建のために奔走する。
- ガーリック:富田耕生
- マイアミ銀行の頭取。1セントも預金がなくなって倒産寸前の銀行をルパンにおそってもらい、「世界的大泥棒のルパンに1セントも盗ませなかった銀行」として銀行に迫をつけようとする。それで殺到した預金者の預金をルパンに奪われるという手違いはあったものの、彼とハムエッグは一躍人気者となり、その一年後にはフロリダ一の銀行にまで成長。ルパンが襲撃した日を「マイアミ銀行襲撃記念日」と定めて、毎年その日に銀行を襲撃するようルパンに依頼している。
[編集] 第144話「不二子危機一髪救出作戦」
舞台:カルカチーナ共和国
- ナンジャ・モンジャ兄弟:和久井節緒(ナンジャ)/北村弘一(モンジャ)
- サングラスをかけた、「ゾイゾイ」が口癖の陽気な2人組の老人たち。ふざけた掛け合いばかりしているようだが、頭は切れる。2人は初代アルセーヌ・ルパンのライバルであり、その孫のルパンもを子供のころから知っていて、ルパンの手の内はことごとく見抜いている。物語の冒頭で、不二子の誕生日祝いとして料理を作り、彼女の訪問を楽しみに待っていたルパンの家に車で乱入、料理を食い散らかした揚句、家と家財を破壊し尽くすという乱暴を働いている。
- ルパンによる峰不二子救出劇を観光客に見せることで観光収入を得ようとしたモケール大臣に加担。不二子の別荘のプールに檻の罠を仕掛けてビキニの水着姿の不二子の捕獲に成功。檻ごとヘリコプターに吊り下げられてカルカチーナ共和国に連行された不二子はビキニの水着姿のまま、スタジアム中央に据えられたガラスケースの中に捕らえられ観光客の晒し者にされてしまう。だが、モケールが自分たちを出し抜いて抹殺しようとしたことを知ると、ルパンによる不二子救出後に、観光収入をごっそり奪っていく。彼らの目的は泥棒の養老院を作ることであり、最後にルパンたちに養老院入院優待券を贈った。
- モケール大臣:西尾徳
- カルカチーナ共和国の観光大臣。ナンジャ・モンジャ兄弟を使って不二子を誘拐させ、ルパンに救出させるのを数十万の観光客に見せることで、多額の観光収入を得る。だが、欲に目が眩んでナンジャ・モンジャ兄弟をもう1度働かせ、その金を独り占めにして次期大統領選の資金にしようとする。最後はルパンたちと一緒に兄弟も殺そうとするも、最終的にはナンジャ・モンジャ兄弟によって金庫にある金も含めて収入を全て奪われてしまった。
[編集] 第145話「死の翼アルバトロス」
舞台:不明 詳細は「こちら」を参照。
- ロンバッハ:根元嘉也
- 航空博物館「ロンバッハ航空ミュージアム」の所有者。裏の顔は死の商人。超小型の原子力爆弾の発火プラグを開発し、大型飛行艇「アルバトロス」号に載せて闇ルートで世界中に販売しようとするが、ルパンたちによってアルバトロス号はめちゃくちゃに壊され、作り上げた原爆と銭形とともにアルバトロス号から飛び降りていった。不二子が隠し持っていた発火プラグの設計図は、ルパンに取り上げられ、次元に処分された(銭形はロンバッハの原爆を最後まで本物だと信じなかった)。
[編集] 第146話「ルパン華麗なる敗北」
舞台:アメリカ
- ロマノフ:菅谷政子
- 子供ながらロシア科学アカデミーのドクターで、博士号を10も持っている。ソ連からアメリカに亡命したが、そこでKGBがソ連の優秀な人材の流出に恐れてアメリカまで追いかけて来た。自分以上の天才がいないことを確認するためにルパンに盗みの挑戦を仕掛けるが、ルパンはロマノフが優秀な頭脳を得るかわりに老化を10倍早める薬を服用しているため命が長くない事を知り、わざとロマノフに負ける。
[編集] 第147話「白夜に消えた人魚」
- ニガール刑事:真木恭介
- たくましい体格をした刑事で、いつも怒ったような顔をしている。真面目でバイキング精神を誇りとしているが、融通が利かない。銭形とともに大水晶の人魚像の警備にあたる。だが、まんまとルパンに盗み出されて市長にクビを宣告され、泣き出してしまう。
- J.ビンゲル:松岡文雄
- ノルウェーを代表する彫刻家。不二子をモデルにして大水晶の人魚像を彫る。完成後、彫刻は不二子にプレゼントする約束だったが、ベルゲン市の市長に大金を積まれて売ってしまう。
- ベルゲン市市長:広瀬正志
- 名称通り、ノルウェーのベルゲン市市長。ルパンがバイキングの血を引いていると考えている。普段は温厚で楽天家な人物に見えるが、ルパンたちに水晶像を奪われた際には激怒して、失敗したニガールにクビを言い渡し、油断しきっていた銭形に銃を乱射しながら追い掛け回した。
[編集] 第148話「ターゲットは555M」
- ミス・オリビア:巴菁子
- 保険会社の社員で、銭形(ルパンの変装)にマリンタワービルの警備システムを説明する。しかし、実はこれは不二子の変装であり、本物は箱の中に閉じこめられていた。
[編集] 第149話「ベールをはいだメッカの秘宝」
- パトラ・ローレンス(不二子の変装:上田みゆき、ルパンの変装:鈴木れい子)
- メッカ特別警察の長官。かのアラビアのローレンスの娘と言われている。ルパンからメッカの秘宝を守ろうとするが、実は不二子が南極油田国際石油公団事務局から請け負って、変装をしていた。ルガー・ブラックホークと電磁曲刀を使用する。しかし、パトラは1918(大正7)年生まれであるため、そんなに若いはずがないと言うことでルパンにあっさりと見破られ、不二子は分け前を取られてしまうのだった。
[編集] 第150話「ピアノ交響曲「動物園」」
舞台:チェコ
- ケレンスキー:安原義人
- チェコの生んだ天才ピアニストだが、性格が悪い。アメリカに亡命し、不二子と協力してルパンに自らの設計した音楽の殿堂からジョビッチのグランド・ピアノを盗ませる。その後、ケレンスキーは、銭形たちを呼び出し、グランド・ピアノを手に入れたことで、もはや用済みになったルパンたちを逮捕させようとするが、ルパンによってピアノのネジを外されていたことで、ジョビッチのグランド・ピアノは目の前でメチャクチャに壊れてしまった。
[編集] 第151話「ルパン逮捕ハイウェイ作戦」
舞台:フランスのニース
- 警察官A:広瀬正志
- 銭形に協力してルパンを延々と追い回して鉄格子に入れようとするが逆にルパンの策に乗せられてしまい馬鹿にされてしまった。
- 警察官B:中田順一
- 警察官C:川上八郎
[編集] 第152話「次元と帽子と拳銃と」
舞台:アメリカ
- ドン・ハゲロ:加藤精三
- ビッグマック・カンパニーの副社長。死んだ社長ガッポリーニが、世界一の拳銃の名手を次の社長にするという遺言を残したため、納得のいかないハゲロは世界中の拳銃の名手をミネソタ・ファッツに殺させる(ファッツは報酬以外のものは受け取らない主義なので、自分が社長になれるから)。スキンヘッドでぶ厚い唇が特徴。目つきが悪い。
- ミネソタ・ファッツ:渡部猛
- ビリヤードの達人だが、裏では殺し屋もやっている。自らの発明したビリヤード銃を使う。報酬以外のものは一切受け取らない主義で、ドン・ハゲロの依頼で次元を殺そうとし、次元の弱点である帽子を全て焼いてしまう。すっかり銃が使えなくなった次元を雪山に追いつめるが、消音器をつけずに銃を撃ってしまったために雪崩にあって死亡。次元をなめていた結果ゆえであった。好戦的な性格。名前の由来とビリヤードのシーンはアメリカ映画『ハスラー』のミネソタ・ファッツから。
- ガッポリーニ:水鳥鐵夫
- 世界でも5本の指に入るほどの貿易会社ビッグマック・カンパニーの社長。拳銃マニアで、1ヶ月前、「会社の後継者は世界一の拳銃の上手い男にする」という突拍子もない遺言を残して世を去った。
- 顧問弁護士:肝付兼太
- ビッグマック・カンパニーの先代社長ガッポリーニの顧問弁護士。次元vsミネソタ・ファッツの対決の立会人を務める。ファッツと同行する形で二人を追いかけていき、ファッツの起こした雪崩に巻き込まれるものの、次元の足にしがみついて無事脱出した。姿は担当声優の肝付兼太自身に似ている。
[編集] 第153話「神様のくれた札束」
舞台:フランス
- ジョアンナ:高島雅羅
- フランスの小さな村にある、廃墟同然と化した教会のシスター。教会のトラックを盗みにやってきたルパンたちを、新しい礼拝堂を作るために集まった善意のボランティアだと思いこむ。お人好しだが、誰がなんと言おうとも人間の善意を信じようとする等、芯の強い女性である。ルパンたちは、盗んだ札束を隠すのも兼ねて教会の修復を行い、生まれ変わった礼拝堂を見たシスターは感動する。その夜、嵐によって屋根に隠していた札束があらわになるが、彼女は、人間の善意によって生まれた奇跡だと思い込んでいる。札束も寄付金に使われたと思われる。札束を取り返さねばクビになる銭形にとっては、不運であるが…。この世に根っからの悪い人はいないと思い、最後までルパンたちを信じていた。眼鏡を外すとクラリスそっくりである。
[編集] 第154話「ヘクサゴンの大いなる遺産」
舞台:ドイツ
- アルバート・エッシェンバッハ:緑川稔
- ライカ銀行頭取。かつてはナチス党員で、ヒトラーの命令でUボートに金塊を入れて沈め、その金塊をライカ銀行の金庫室に納めてナチス再興に利用しようとしていたが、ルパンの「金塊・煉瓦入れ替え作戦」によって見事に全て盗まれてしまう。ルパン一味を川へ転落させようとしたが、その前にルパンの時限爆弾が破裂し、死亡。
- ガウス:矢田耕司
- 異常におでこが広いのが特徴。アルバートの部下。ルパンによって野望は砕かれた。
- アドルフ・ヒトラー:小比類巻孝一
- 言わずと知れた、ナチス総統。3話と同様、本編に登場するのはルパンの変装。
[編集] 第155話「さらば愛しきルパンよ」
- 小山田 真希(おやまだ まき):島本須美
- 永田重工でロボット兵ラムダ・シグマを開発した小山田鉄一の一人娘。父の有能な助手だったが、ロボット兵の恐ろしさを知り、ルパンと協力し、東京をロボット兵で襲うことでロボット兵の開発をやめさせようとする。だがそのルパンは偽物で、全ては永田重工の陰謀。彼女はロボット兵の宣伝に利用されていただけで、用済みになり殺されるところを銭形警部に変装していた本物のルパンに助けられ、協力してようやく研究所を爆破。最後には、自らの罪滅ぼしのため、帰国してきた銭形に自首した。
- 後年の宮崎監督作品『風の谷のナウシカ』の主人公ナウシカを彷彿させるキャラクター。
- 小山田 鉄一(おやまだ てついち):(声の出演はなし)
- 小山田真希の実父でロボット兵ラムダ・シグマの開発者。ロボット兵開発しか眼中になく、とうとう資金に詰まってしまう。永田重工の提携の申し出に飛びつくが、研究所を追われ、社長に全てのパテント・研究データを奪われ、1980年に死亡してしまった。ロボット兵の軍事利用には反対していた。
- 警視総監:上田敏也
- 銭形の上司で、帰国してきた銭形(ルパンの変装)にラムダや小山田親子の秘密を話す。いつになくテンションの高い銭形を、変装と見抜けなかった。
- 社長:大宮悌二
- 永田重工の社長。国防省に依頼され、小山田鉄一博士に装甲ロボット兵「ラムダ」と「シグマ」を開発させた。息子たちをルパン、次元、五右ェ門に変装させて小山田真希をロボットの宣伝に利用した張本人にして、全ての元凶。国防会議によりロボット兵の正式採用が決定し、証拠隠滅の為に真紀殺害計画を進行させた息子たちに、南米あたりでほとぼりを冷ます間の隠遁生活を勧めるも、永田重工研究所に乗り込んできたルパン一家と対峙し、息子たちはあっと言う間に倒されてしまう。最後の手段としてラムダの改良型であるシグマを起動させるが、真紀により研究所破壊と自爆をプログラムされ制御装置を外されたシグマによって研究所は爆発炎上。気絶し息子たちともにラムダに抱えられながら、帰国した銭形に引き渡された。
- 偽ルパン三世(永田重工の御曹司):山田康雄
- 永田重工の重役の一人。作中の会話から、社長の息子であることが分かる。ルパンに変装して真希を利用し、証拠隠滅の為に真希殺害を企てたが、本物のルパンの妨害で殺害計画は失敗に終わり、ルパンの靴を顔面に受けて気絶し、本物の銭形に引き渡される。作中の会話から、変装の腕はかなりのものと思われる。使用拳銃も本物と同じワルサーP38。本人は本気でルパンになろうとしていたが結局は本物には及ばなかった。また真希を利用し、宝石店を襲わせて盗みをさせ無実の人間を巻き込んで殺した罪は重い。
- 偽次元(永田重工の要員):小林清志
- 永田重工の重役の一人。次元に変装して真希を利用し、真希殺害を企てたが、本物のルパンの妨害で殺害計画は失敗に終わり、本物の次元の右ストレート1発で気絶し、銭形に引き渡される。使用する拳銃は次元のコンバット・マグナムと同じ(コルト・パイソンだとする説もある)で、腕もかなりのものであった(ただし偽者は正面を向いて撃っているが本物は目をつぶって後ろへ向いてでも命中させることができる)。
- 偽五右ェ門(永田重工の要員):井上真樹夫
- 永田重工の重役の一人。五右ェ門に変装して真希を利用し、真希殺害を企てたが、本物のルパンの妨害で殺害計画は失敗に終わり、本物の五右ェ門に斬鉄剣で服と髪を切り刻まれて失神し、本物の銭形に引き渡される。前者の二人に比べ、タバコを吸ったり、銃を武器にする等、本物との違いがかなりある。よく見ると斬鉄剣は装備していないことも分かり、その区別は容易。
[編集] 関連項目
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