「テレビ探偵団」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
16行目: 16行目:
|特記事項=制作協力:創郡 (CREATIVE CITY)
|特記事項=制作協力:創郡 (CREATIVE CITY)
}}
}}

『'''テレビ探偵団'''』(テレビたんていだん)は、[[TBSテレビ|TBS]][[Japan News Network|系列]]で[[1986年]][[10月12日]] - [[1992年]][[3月29日]]に放送された、懐かしのテレビ番組や懐かしいテレビCMを紹介する、トークバラエティ。スポンサーは[[三菱電機]]で、サブタイトルとして「'''三菱タイムトリップ'''」と冠されている。
『'''テレビ探偵団'''』(テレビたんていだん)は、[[TBSテレビ|TBS]][[Japan News Network|系列]]で[[1986年]][[10月12日]] - [[1992年]][[3月29日]]に放送された、懐かしのテレビ番組や懐かしいテレビCMを紹介する、トークバラエティ。スポンサーは[[三菱電機]]で、サブタイトルとして「'''三菱タイムトリップ'''」と冠されている。


268行目: 267行目:
*制作協力:[[創都]]
*制作協力:[[創都]]
*製作著作:[[TBSテレビ|TBS]]
*製作著作:[[TBSテレビ|TBS]]



== 書籍 ==
== 書籍 ==

2010年10月21日 (木) 02:58時点における版

三菱タイムトリップ
テレビ探偵団
ジャンル バラエティ
出演者 三宅裕司
山瀬まみ
西田ひかる
朝井泉
海老名泰孝
オープニング テレビ探偵団のテーマ
(「少年探偵団」の替え歌)
製作
プロデューサー 石川眞実
制作 TBS
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1986年10月12日 - 1992年3月29日
放送時間毎週日曜 19:30 - 20:00
放送分30分

特記事項:
制作協力:創郡 (CREATIVE CITY)
テンプレートを表示

テレビ探偵団』(テレビたんていだん)は、TBS系列1986年10月12日 - 1992年3月29日に放送された、懐かしのテレビ番組や懐かしいテレビCMを紹介する、トークバラエティ。スポンサーは三菱電機で、サブタイトルとして「三菱タイムトリップ」と冠されている。

番組概要

放送時間は日曜日19時30分 - 20時00分。テーマ曲はニッポン放送版ラジオドラマ『少年探偵団』主題歌の替え歌(オープニングの映像では出演者席のテーブルに1950 - 60年代の三菱電機製の白黒テレビが置かれていた)。開始当初の総合司会は三宅裕司とデビュー間もない山瀬まみ[1]、コメンテーターにはTVガイドの編集者であった泉麻人が、本名である朝井泉名義で出演している。後に三宅以外の司会陣は交替している。

毎週ゲストを招き、そのゲストが思い出に残っている、あるいは出演していたテレビ番組コマーシャルの映像をトークを交えながら流す。また、視聴者から寄せられた「あの人があの番組に出ていた」というような情報をもとにコメンテーターの朝井泉や海老名泰孝(現:林家正蔵)が自らの見地やお宝グッズを交えて紹介する「私だけが知っている」というコーナーもあった他、毎回のエンディングは原則として、ゲストにとって思い出の歌を映像(TBSの番組では『TBS歌謡曲ベストテン』、『TBS歌のグランプリ』、『ザ・ベストテン』、『8時だョ!全員集合』からの映像が多かった)と共に紹介していた。番組はレトロブームに便乗して人気となった。

三菱電機の一社提供であったため、電化製品等のCMは同社以外のものを見ることは出来なかったが、松下電器産業(現:パナソニック)提供の「ナショナルキッド」は同番組でも取り上げられたことがある。

山瀬は所属事務所の不注意で三菱電機のライバル社である富士通とのCM契約を交わしてしまい、本人の意向に反する形で降板を余儀なくされてしまったと言われており[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。[誰によって?]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。、最終出演時は涙ながらに降板に際しての挨拶をした(後任の西田ひかるは三菱電機のCMキャラクターであった)。

長年TBSの日曜19時30分の番組は極端に視聴率が悪く短期間で打ち切られることが多かったが、本番組で巻き返しに成功した。

番組の終焉とその後

視聴率は毎回15%前後で推移しており決して悪くなかったが、当時のTBS社長だった磯崎洋三が断行した編成大改革により、1992年3月29日をもって5年半の歴史にピリオドを打ち、同時に1976年10月17日開始の萩本欽一司会『欽ちゃんの向こう三軒両隣』以来15年半年続いた三菱電機の一社提供枠も廃止された。最終回では、西田ひかるが涙目で「スペシャルでまた帰ってきます…」と発言、その後の番組改編期に幾度かの特番が組まれた。また同日にはその前座枠で毎日放送制作の『クイズ!!ひらめきパスワード』もほぼ同じく編成大改革により終了している。

2000年9月に『豪華版!テレビ探偵団』として復活したのを皮切りに計3回スペシャルとして復活。司会は歴代司会・コメンテーター5人全員だったが、3度目の以降スペシャルは製作されていない。

2001年12月30日放送の『ザ・ベストテン2001』では本番組と『ベストテン』の合体スペシャル『ベストテン探偵団』が放送された。

歴代出演者

期間 総合司会 コメンテーター
男性 女性
1986.10 1988.4 三宅裕司 山瀬まみ 朝井泉1
1988.5 1989.9 海老名泰孝2
1989.10 1992.3 西田ひかる

補足
  • 1 朝井泉は泉麻人の本名。
  • 2 海老名泰孝は林家こぶ平(現:9代目林家正蔵)の本名。
  • 山瀬・朝井は降板後もゲストで出演。

ゲスト

スタッフ

  • 構成:腰山一生高平哲郎谷口秀一
  • 技術:村杉幸一、新福剛、杉田謙二
  • カラー調整:小高宏文、飯塚嗣、丹野至之
  • カメラ:小山内義紀
  • 照明:田中豊治、小野寺瑞樹、大野治利
  • 音声:中嶋典之、柳沢任広、近藤洋一、倉本紀彦
  • 音響効果:舘野忠之、新谷隆生
  • 美術デザイン:山田栄
  • 美術制作:宮崎保城
  • スタイリスト:五十嵐準子
  • 取材:杉山王郎
  • 演出:岡本充敏、高田一、及川俊明、鈴木孝之、赤木準平、宮本稔
  • プロデューサー:石川眞実、内山雄治
  • 制作協力:創都
  • 製作著作:TBS

書籍

  • 三宅裕司著『ぼっ!ぼっ…ぼくらはテレビ探偵団』(1987年5月30日、祥伝社ISBN 4-396-62005-5
    三宅裕司のテレビっ子ぶりを回顧した自伝部分と番組内で登場したゲストの発言やエピソードを交えたバラエティブック。森田健作から徳光和夫までの18人のゲスト回について触れられている。

脚注

  1. ^ この番組を契機に山瀬は「バラドル」への道を歩み始める。
  2. ^ 当時は日本テレビの局アナだった。
  3. ^ 山瀬まみは「どくばらみたお」と読み、「まむし」はニックネームだと思い込んでいた。
  4. ^ 植木が亡くなった際は、TBSでの追悼特番でこの回のVTRが放送された。
  5. ^ 手塚が亡くなった際にはこの回を編集した追悼特集が放送された。
  6. ^ 大場のファンだったという朝井泉がコメンテーターを降板したばかりなのに観客席に登場。司会席までやってきてお宝を披露している。
  7. ^ 海老名泰孝が都合で休みだったため代役として前任の朝井泉がコメンテーターを務めた。
  8. ^ 峰は海老名泰孝の姉婿(いわゆる海老名美どりの夫)であり、事実上の義兄弟共演を果たした。
TBS 日曜19時台後半 三菱電機提供枠
前番組 番組名 次番組
テレビ探偵団
Goodジャパニーズ
(19:30 - 20:54)