錦織 一清 (にしきおり かずきよ、1965年 5月22日 - )はジャニーズ事務所 に所属するグループ「少年隊 」のリーダー。愛称は、ファンからは「ニッキ 」、メンバー内では「ニシキ 」。小学校5年の時にオーディションを受け、江戸川区立平井南小学校 6年の1977年 7月 に事務所に入所。東京都 出身。少年隊のイメージカラーは赤。現在、所属しているタレントの中で、最長在籍年数。
略歴・人物 [ 編集 ]
郷ひろみ のファン だった姉 が履歴書 を送ったことがきっかけで1977年 にジャニーズ事務所 に入所。人並みはずれた運動神経 をはじめ、ダンス 、芝居 、歌 、美術系など多彩な才能を持ち、どれをとっても、子供時代から周囲の注目を集めていた。一時期学業優先のため事務所の活動を休んでいたが、その間も事務所の少年たちの間で「錦織という、なんでもできるすごいやつがいるらしい」と伝説のように噂されていた。同じグループのメンバーの東山紀之 も「出合った時には、すでに完成されていた。」と言わしめるほどであった。[2] なお、現在ジャニーズに所属するアーティストの中では一番活動期間が長い(ジャニーズ最年長の近藤真彦 は1979年 デビューで錦織より2年遅い)。
矢沢永吉 の大ファンで、少年隊 のデビュー曲「仮面舞踏会 」は、矢沢の楽曲作詞を多く手がけていたちあき哲也 に、錦織が同曲の作詞を希望し実現したもの[3] 。
「仮面舞踏会 」の最初の衝撃音のようなイントロ音楽、「デカメロン伝説 」の始まりのフレーズ(後にお笑い芸人のゆってぃ に引用された。)「ワカチコ、ウーワカチコ」(特に意味はなし。語呂の響きでこの言葉に)は、錦織のアイディアで決まった。また、KinKi Kids もデビュー前に歌うなど、長年後輩に歌い継がれている「ヴィークルメドレー」の曲と曲のつなぎ部分の編曲、つなぎ方などは、錦織が口三味線 でアイディアを出して作った。
小さい頃は学校の体育 の先生と仲がよく、将来は体育の先生になりたいと思っていた。また美術 が得意で、画家 になりたいと思ったこともある。小松川第二中学校 に通っていたときに技術 の授業で書いた設計図は見事につくられていたため、ごく最近まで同中学校の壁に模範として貼られてあった。
6歳年上の姉の影響により、小学校のときから自分の年齢よりかなり上の人が好む音楽を聴いていた。小学校のとき放送部で、お昼の放送でKISS のデトロイト・ロック・シティ を流したところ、先生から「小学生らしい曲をかけるように」と注意された。初めて買ったシングルレコードは、西城秀樹 の「ちぎれた愛 」。
「一清」という名前は父親により付けられた。父親は、ずっと自分の名前の漢字「清」をとって「清一」と名づけようと思っていたが、あるとき、ふと「自分を超えるような息子になってほしいので、逆にして『一清』にしよう」、と思いつき「一清」と名付けたという。だがそれを考えついたのがトイレにいるときだったらしく、「それを聞いたときはぐれてやろうと思った」とラジオで錦織本人が語っている。
漫画に詳しく、「エースをねらえ! 」「愛と誠 」などを10代で読破。「愛と誠」は特に好きで、映画「愛と誠」3部作も全部見たという。
幼児のとき、住んでいた世田谷の東急世田谷線 山下駅 で、抱っこしていた父親が誤って手を離してしまったため、頭から線路に落ち大きな傷を負った。
映画 、1970年代 のテレビ番組、1970年代のアイドル 、海外でやっているテレビ番組、ゲーム、ありとあらゆるダンス、など多々の分野について非常に詳しい。好きな映画俳優はロバート・デ・ニーロ 、好きな映画は「ミーンストリート 」「ゴッドファーザー 」「摩天楼はバラ色に 」などを挙げている。
小さい頃にテレビ、ラジオでやっていた内容などを詳細に記憶しており、当時活躍していたタレントについて詳細に語って、周囲を驚かせることが多々ある。
1998年 10月より続いている「月刊ミュージカル 」誌の対談連載「錦織一清のスペシャルシート」は現在も続いており、通算100回を超えた。
ブルース・リー に憧れており、ブルース・リーが考えだした武術「ジークンドー 」をやっている。また、ジークンドーの国内最高指導者でもある御舘透 と知り合い、自費援助を手助けジークンドー道場「ミタチ・アカデミー」を開校させた。ブルース・リーの格好を真似したシルエットをバックプリントに使った「NISHIKIO-LEE」というTシャツも作成している。
"ダンスの神様"と呼ばれるヒップホップ 界の重鎮ダンサー・坂見誠二 が、錦織の事を"一番弟子"と認めたというエピソード もある。
1995年夏の『少年隊 PLAYZONE KING&JOKER』に引き続き、2009年夏に青山劇場、梅田芸術劇場メインホールで行われた、内博貴、屋良朝幸、北山宏光、藤ヶ谷太輔、玉森裕太ら、ジャニーズ事務所後輩による『PLAYZONE 太陽からの手紙』で、二回目の演出を手がけた。2008年冬の少年隊ファンクラブ会報にて、少年隊メンバーの植草克秀より、「ニシキが来年以降演出をすることで、少年隊PLAYZONEのDNAが後輩に受け継がれることが非常に嬉しい」との賛辞を得ている。
舞台『蒲田行進曲 』に出演したことなどからつかこうへい の影響を受け、2009年頃から舞台演出を積極的に手がけるようになっている。
参加ユニット [ 編集 ]
シングル [ 編集 ]
夜明けのレジェンド(1994年7月21日)
C/W 誰のためでもないと言えるか?
テレビドラマ [ 編集 ]
バラエティ番組 [ 編集 ]
「キラリ!!美少女」(テレビ朝日) - 大島智子 と共に司会
「なるほど!ザ・ワールド 」(フジテレビ)
「少年隊夢」(1999-2001 フジテレビ)
「少年タイヤ」(2001年-2002年、フジテレビ)
「元気の源泉」(2006年9月9日、TBS)
「夜は胸きゅん」(2007年4月より、毎週火曜日 22:45-23:00 NHK総合、毎週水曜日 26:45-27:00 NHK総合テレビ(再)、毎週木曜日 8:15-8:30 NHK BS-2(再)車掌役)
「二木ゴルフ Presents ニッキゴルフ 」(2010年4月3日 - 2011年3月26日、毎週土曜日12:30〜 TOKYO MX ) - 共演:小野寺誠(プロゴルファー)、パパイヤ鈴木
「真・ニッキゴルフ 」(2011年4月9日 - 9月24日、毎月最終土曜日12:30〜 TOKYO MX )
デビューの翌年1986年より続いている、オリジナルミュージカル『少年隊PLAYZONE』は、毎年夏に東京 青山劇場で欠かさず上演を続けており、2005年の夏で20年、2007年(22年目)の夏で通算上演回数900回を迎えた。Catsなど、キャストが交替しながら、ロングランで続けているミュージカルの記録はあるが、毎年違う演目を、オリジナル(2004年のWEST SIDE STORYを除く)で、同じ少年隊3人が上演し続けている例は世界にもほかになく、現在もギネスブックの記録を更新中である。
プレゾンが始まって10年目の1995年、映画界のスタ-の栄光と転落、世代交代の中、変わるもの、変わらない絆、をテーマに描いた「KING&JOKER」は、脚本、演出ともに錦織一清が手がけた(自らも主役のチャンプ役で出演)。
ソロ出演の舞台 [ 編集 ]
(1988年、9月4日 - 10月2日 サウンドコロシアムMZA 共演:刀根麻里子、尾藤イサオ、西岡徳馬 1989年 東京郵便貯金ホール)
(1989、1990年 映画でロバート・レッドフォードが演じたジョニーフッカー役 シアターコクーン 共演:菅原文太)
(1993年4月 森番メラーズ役 日生劇場 演出:鵜山仁 共演:佐久間良子、若松武、円城寺あや、新珠三千代、樫山文枝、冨田恵子)
(1993年10月 青山劇場 演出:小池修一郎(宝塚以外では初演出)振付:前田清実 共演:大地真央、今井清隆、今村ねずみ、高谷あゆみ、毬藻えり 岡幸二郎)
(1995年10月 道化師バチスト役 帝国劇場 演出:江守徹 共演:浅丘ルリ子、江守徹、近藤正臣、清水紘治)
(1996年2月 - 4月 コラム神父役 帝国劇場 共演:松平健、大地真央、浜畑賢吉、丹阿弥谷津子、三田和代、前田美波里、末吉京子、大路三千緒、毬藻えり)
(1997年2月2日 - 28日 柏木役 原作:田辺聖子「新源氏物語」共演:佐久間良子、、中山 仁、松山政路、岩崎良美、香山美子、叶和貴子、冨田恵子)
(1997年12月、1999年4月、ジュリアン マ-シュJr.役。日生劇場、2000年5月 中日劇場 2002年1月 博多座 演出:青井陽治 共演:涼風真世、本間憲一、本間ひとし、春風ひとみ、吉野圭吾(博多座のみ)藤木孝、加納竜、富士眞奈美、花王おさむ)
(1999年2月20日 - 3月27日 近鉄劇場、シアタ-コク-ン 2000年 近鉄劇場、青山劇場、2006年9月、10月 青山劇場、シアタ-BRAVA 倉岡銀四郎役 脚本・演出 つかこうへい 2006年10月の公演で100回を数えた。共演:草彅剛、小西真奈美、風間俊介(2006年のみ)、黒谷友香(2006年のみ))
(1999年9月〜10月 ホセ役 青山劇場、その後、中日劇場、梅田芸術劇場で各一ヶ月公演 演出:吉川徹 共演:大地真央、石井一孝、江波杏子、麻生かほ里、福井貴一、宮川浩、鈴木ほのか)
(2002年4月 帝国劇場 10月 梅田芸術劇場 ジョー・スタッドホーム役 演出:山田和也 共演;愛華みれ 鈴木綜馬、ちあきしん、春風ひとみ、初風諄)
(2004年10月 東京グローブ座 11月 Zepp大阪 エムシ-役 演出:グレン ウォルフォード 共演:真矢みき、岡本健一、新納慎也、上条恒彦、今陽子)
(2007年12月 名古屋 御園座、2月 明治座 山本権兵衛役 演出:石井ふく子 共演:三田佳子、淡島千景、松村雄基、田中健、賀来千香子、中田喜子、小林綾子、渋谷飛鳥)
(2008年10月 ル テアトル銀座 11月 大阪・シアタードラマシティ ギャヴィン・クランシー役 作:ニール・サイモン 演出:高橋昌也 共演:黒柳徹子、草刈正雄、菊池麻衣子)
(2009年1月1日 - 28日 帝国劇場 作・演出:ジャニー喜多川 出演:滝沢秀明、山科愛、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zほか)
(2009年10月 名古屋 中日劇場 主人公・銀次役 作:山本一力 演出:江守徹 共演:林与一、渡辺哲、左とん平、池上季実子、松村雄基、荘田由紀 )
(2010年1月1日 - 2月5日 帝国劇場 作・構成・演出:ジャニー喜多川 出演:滝沢秀明、青木ななこ、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zほか)
(2010年1月8日 - 2月6日 帝国劇場 作・構成・演出:ジャニー喜多川 出演:森 光子、滝沢秀明、田根楽子、武岡淳一、Kis-My-Ft2、A.B.C-Zほか)
(2010年4月3日 - 30日 シアタークリエ 原作:デイモン・ラニヨン 演出:菅野こうめい 出演:内 博貴、笹本玲奈、高橋由美子ほか)
(2010年11月1日〜11月26日 東京:明治座、12月5日〜12月20日 名古屋:御園座、2011年3月3日〜3月27日 大阪:松竹座 大石内蔵助役 脚本・演出:マキノノゾミ 出演:黒木 瞳 石黒 賢 波乃久里子 渋谷天外 中村隼人 笠原 章 嘉島典俊 曽我廼家八十吉 永山たかし 木下政治ほか)
パルコ・プロデュース 「イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー It runs in the family 〜パパと呼ばないで〜
(2014年9月20日 - 11月2日)
演出を手がけた舞台作品 [ 編集 ]
1995年7 - 8月 青山劇場 少年隊PLAYZONE KING&JOKER (脚本・演出)
2009年7月11日 - 8月26日 青山劇場 PLAYZONE 太陽からの手紙 (脚本・演出)
2009年12月12日 - 2010年1月31日 シアタークリエ ミュージカル「シーラブズミー」(演出)製作:東宝
2012年9月12日 - 2012年9月17日 三越劇場 「恋人たちの神話」(演出)
2012年9月28日 - 2012年10月10日 シアタークリエ ミュージカルコメディー「Duet」(演出)
織田作之助生誕100年 青春グラフィティ 音楽劇 ザ・オダサク (演出)
(2013年5月9日 - 5月21日 大阪松竹座 5月25日〜6月2日 東京新橋演舞場)
(2013年7月12日 - 7月21日 サンシャイン劇場 7月26日〜7月28日 京都四條南座)
ミュージカル 「ザ・オダサク」 〜愛と青春のデカダンス〜(脚本・演出)
(2014年4月19日 - 4月29日:KAAT神奈川芸術劇場、5月2日-5月6日 :京都 南座)
(2014年7月9日 - 7月27日)
The Musical 横浜JAM TOWN(原案・演出)KAAT神奈川芸術劇場
(トライアウト公演:2014年11月22日 - 11月23日、本公演:2016年1月13日 - 1月30日)
寝盗られ宗介(2016年4月13日- 5月29日、シアター1010・大阪松竹座・ももちパレス・刈谷市総合文化センター・新橋演舞場)(演出)[5]
Vシネマ [ 編集 ]
ひき逃げファミリー2 (1994年) 共演:飯島直子
だからお前は落ちるんだ、やれ!
ラジオ [ 編集 ]
ニッキと健一のリズム・オブ・ザ・ナイト(文化放送 、『ラジオDE ME HER』水曜、岡本健一 との共演)
ニッキと岡本のパニックラジオ(文化放送、『ラジオDE ME HER』水曜、岡本健一との共演)
錦織一清のスーパーギャング (1989年 4月 - 1991年 3月、TBSラジオ 、中村繁之 との共演)
ラジオドラマ『西遊妖猿伝 』 全4回(NHK-FM 「アドベンチャー・ロード 」、1989年10月30日 - 11月2日、22:00-22:30) 中村繁之との共演
ラジオドラマ『続・西遊妖猿伝』 全5回(NHK-FM 「アドベンチャー・ロード」、1990年 3月26日 - 3月30日、22:30〜23:00) 中村繁之との共演
錦織一清と神田うの のザ・ライブ(MBSラジオ 、『晩晩五星』内)
錦織一清の噂の伝説王(ABCラジオ )
錦織一清のどないでっかグリル(ABCラジオ)
錦織一清の俺様KINGS(JFN 系全国7局ネット)
錦織一清の夜明けのパラサイト(JFN系全国14局ネット)
たまむすび (2012年4月 - 、TBSラジオ、毎月第1水曜日15時台「月刊ニッキ」出演[6] )
エンターテインメント情報誌『epice エピス』(2006年 10月号の「epiceのきいた人」に登場)
episは、読売新聞 (大阪本社管内朝夕刊セット版エリア)にて、毎月1回金曜日の夕刊に掲載される情報誌。
SOFT DARTS BIBLE vol.5(2007年 、三栄書房 )ミスターちん とダーツについて対談
月刊ミュージカル 「錦織一清のスペシャルシート」(ミュージカル出版社)
関連項目 [ 編集 ]
少年隊
メンバー
初期メンバー
松原康行 - 鈴木則行
シングル
アルバム
BACK STAGE PASS - 翔 SHONENTAI - ミュージカル プレゾン"ミステリー"抜粋 - Duet - WONDERLAND - PRIVATE LIFE Light&Shadow - TIME・19 - マジカル童謡ツアー - ミュージカル「TIME・19」抜粋 - PARTY - BEST OF 少年隊 - カプリッチョ-天使と悪魔の狂想曲- PLAYZONE'89 - PLAYZONE'90 MASK - Heart to Heaat 5years少年隊…そして1991 - 愛は続けることに意味がある - PLAYZONE'94 MOON - PLAYZONE'96 RHYTHM - PLAYZONE'97 RHYTHM2 - PLAYZONE'98 5nights - prism - PLAYZONE'99 Good bye & Hello - PLAYZONE2000 THEME PARK - PLAYZONE2001 新世紀 EMOTION - PLAYZONE2002 愛史 - PLAYZONE2003 Vacation - PLAYZONE2005 ~20th Anniversary~ Twenty Years - PLAYZONE2006 Change - PLAYZONE2007 Chance 2 Change
映像作品
少年隊 - LAらLAらLAら - PLAYZONE ミュージカル"MYSTERY" - 武道館LIVE - PRIVATE LIFE - PLAYZON'87 TIME-19 THE PREVIEW - PLAYZON'87 TIME-19 - SILENT DANCER - PLAYZONE'88 カプリッチョ ―天使と悪魔の狂想曲― - じれったいね/続・じれったいね(海外版) - PLAYZONE'89 Again - SHONENTAI DINNER SHOW - SPRING TOUR 90 - PLAYZONE'90 MASK - PLAYZONE'91 SHOCK - SPRING TOUR 92 - PLAYZONE'92 さらばDiary - 少年隊 DINNER SHOW 愛と勇気 - PLAYZONE'93 WINDOW - PLAYZONE'94 MOON - PLAYZONE'95 KING&JOKER - 少年隊10th ANNIVERSARY LIVE 1995~1996 - PLAYZONE'96 RHYTHM - PLAYZONE'97 RHYTHM2 - 1998.1.16,17 TOKYO TAKARAZUKATHEATER - PLAYZONE'98 5nights - prism - PLAYZONE'99 Good bye & Hello - PLAYZONE2000 THEME PARK - PLAYZONE2001 新世紀 EMOTION - SHONENTAI SELECTSONGS - PLAYZONE2002 愛史 - PLAYZONE2003 Vacation - PLAYZONE2005 ~20th Anniversary~ Twenty Years - PLAYZONE2006 Change - PLAYZONE FINAL 1986-2008〜SHOW TIME Hit Series〜 Change
主演映画
レギュラー番組
関連項目
関連人物
ジャニーズ事務所
役員
所属タレント
関連会社
過去
一覧
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主な番組
レギュラーのテレビ番組
テレビの特別番組
レギュラーのラジオ番組