負けるな!魔剣道

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負けるな!魔剣道』(まけるなまけんどう)は、1993年1月22日データム・ポリスターから発売されたスーパーファミコンゲームソフト。開発はフィルインカフェ

後に続編として『負けるな!魔剣道2』が1995年3月17日に、『負けるな! 魔剣道Z』がPC-FX用ソフトとして1998年3月20日に発売されたが、ゲームソフトの続編としては珍しくそれぞれ、アクションゲーム対戦格闘ゲームロールプレイングゲームとジャンルが全く異なっている。

『負けるな!魔剣道2』はPlayStationにも移植された。また、『2』を原作としたOVAも発売されている。

シリーズ一覧[編集]

  • 負けるな!魔剣道(スーパーファミコン) - 1993年1月22日
  • 負けるな!魔剣道2 決めろ!妖怪総理大臣(スーパーファミコン) - 1995年3月17日
  • 負けるな!魔剣道2(PlayStation) - 1995年11月10日(2010年7月14日よりゲームアーカイブスにて配信開始。)
  • 負けるな!魔剣道Z(PC-FX) - 1998年3月20日 ※NECホームエレクトロニクスから発売

概要[編集]

オーソドックスな2D横スクロールアクションゲーム。

片道5時間の通学路を登校する女子高生、剣野舞が学校へ行くため通学路にいる妖怪を登校ついでに倒していく。全7ステージで左上に時刻表示があり午前4時から始まり一定時間毎に一分経過し午前9時になるまでに最終ボスマケンポーを倒し学校に登校するとエンディング、遅刻するとバッドエンドとなる。攻撃は竹刀による攻撃とHPを消費するダッシュ攻撃がある。攻撃をしていないと攻撃ゲージが溜まって強力な攻撃が繰り出せる。

登場人物[編集]

剣野 舞
声:三石琴乃
『負けるな!魔剣道』の主人公。名門校「美我波破羅学園」に通う女子高生で、天才的な剣道の才能の持ち主。
物凄い山奥に住んでおり、家から学校まで片道5時間もかけて登校している。
ドロさんから授かった魔剣像の力で魔剣道に変身し「午前9時の登校時間に遅刻しないために」妖怪退治を行う。
基本的に自分の身にふりかかる火の粉しか払わない性格なので、2作目は未登場。[1]
ドロ
声:堀川りょう
通称・ドロさん。妖怪世界の重犯罪者を追っている妖怪刑事
『負けるな!魔剣道』では、舞の剣の才能を見込んで(しかも、これ以上遅刻したら留年決定する事実を利用して)妖怪退治を依頼し、『負けるな!魔剣道2 』では、舞に妖怪総理大臣を決める格闘技大会への参加を依頼したものの断られた為、妹の光に代わりを頼んだ。
剣野 光
声:かないみか
舞の妹で、天才的な格闘技センスを持つ女子中学生。『負けるな!魔剣道2 』の主人公でもある。
ドロさんにおだてられつつ魔拳道2号(別名:マイティマケンドー)として格闘技大会へ参加する。
姉・舞への強いライバル心を持つ。
マッド博士
声:千葉繁(OVA)
悪の科学者で、マケンカーの身体を改造した張本人。
マケンロー
声:山崎和佳奈(PS版) / 丹下桜(ドラマCD)
テニス妖怪。
『負けるな!魔剣道』のボスキャラの一人。「テニスでこの私に挑もうなんて100万年は早くってよ!」と挑発しつつテニスボールを放つ。
倒すためにはボールを撃ち返してマケンローに当てなければいけない。
『負けるな!魔剣道2』ではプレイヤーキャラの一人。前作で舞に敗れ封印されたが、格闘技大会開催の話を聞きつけて、妖怪刑務所を脱獄して参加を決める。
大会参加の動機として舞への復讐の他に、同じく妖怪刑務所に留置されている1作目のマケンポーを妖怪総理大臣の権力で釈放させるとの事だが、その動機には「特別な感情」があるらしい。
なお、1作目は髪形がツインテールだが、2作目では逆立ったショートヘアーに変わっている。
マケンカー
声:檜山修之(OVA&PS版)
『負けるな!魔剣道2』のプレイヤーキャラの一人。本名は「戒名寺 零(かいみょうじ れい)」。悪の組織によって改造人間にされてしまった青年。その権化であるマッド博士(2作目では未登場)に復讐するべく、情報収集の為に大会に参加する。
マサッカー
声:優希比呂(PS版)
サッカー妖怪。
『負けるな!魔剣道』のボスキャラの一人。画面内をバウンドするサッカーボールを放つ。
『負けるな!魔剣道2』ではプレイヤーキャラの一人で、1作目のマサッカーはイトコ(従兄弟)に当たる。妖怪サッカーYリーグを設立する目的で大会に参加する。
マドンナー
声:國府田マリ子(PS版)
バレエ妖怪。
『負けるな!魔剣道2』のプレイヤーキャラの一人。自分の舞踊を他の人に見てもらいたいが為に大会に参加する。
キモッタマリリン
声:江森浩子(PS版)
『負けるな!魔剣道2』のプレイヤーキャラの一人。通称ママリン。
肝っ玉母さんで、万年やられ役のマリリン族の地位向上のために大会に参加する。日用品を利用した攻撃が得意。
なお、ママリンの娘の一人である「サッカリン(声:西原久美子)」はマサッカーの親友兼サポーターを、長男の「ザックリン」はマケンローの従者兼武器を務めている。
マーメイド
声:掛川裕彦(PS版)
人魚妖怪。
『負けるな!魔剣道2』のプレイヤーキャラの一人。本名は「“マッチョ”マーメイド・ル・フィン」。髭面でマッチョな人魚で、なぜかオネエ言葉を話す上、やたら女性を毛嫌いする。素敵な愛の出逢い(同性愛?)を求めて大会に参加する。
マッキー
声:龍田直樹(PS版)
ゾンビ芸人
『負けるな!魔剣道2』のプレイヤーキャラの一人。本名は「魔鬼死血魔太(まっきーしんじまった)」。生前は売れない芸人で、未練を残して死んだ結果ゾンビとなってしまった。以後、人間界や魔界等、全ての世界に自分の笑いを改めて広める為に大会に参加する。
自前のネタを盛り込んだ少々お下劣な技を使う。
マケンポー
声:銀河万丈(PS版)
妖怪たちの親玉。『負けるな!魔剣道』および『負けるな!魔剣道2』の最終ボスである。
1作目では最後の最後で舞の行く手を阻む。しかもKOするたびに攻撃方法をより凶悪化させて襲ってくる、が…。
2作目では10万年の眠りから覚めたファラオと呼ばれる存在で、1作目のマケンポーはに当たる。エジプト拳法なるものを使う。
通常は使用できないが、タイトルで隠しコマンドを使用する事によりプレイヤーキャラとして選択できる。
マネンボー
声:西原久美子(PS版)
正式名称は「変身妖怪クリソツマネンボー」。キツネのような姿をしている。
『負けるな!魔剣道』ではボスキャラの一人。魔剣道=舞を倒して彼女になり代わるべく同じ姿で勝負を挑むが、実は後ろにジッパーがついた着ぐるみである。
『負けるな!魔剣道2』では、のお面を着用し、素顔を隠している。1作目のマネンボーは仲間に当たる。同キャラ対決になると片方に化けているという設定であり、タイトルで隠しコマンドを使用する事によりプレイヤーキャラとして選択できる。

関連商品[編集]

Kendo Rage[編集]

このゲームの北米版。ジョーという名のアメリカ人少女が夏休みに剣道教室に通うために来日し、師匠であるOsaki "Bob" Yoritomo から通学路にいる妖怪を倒してほしいと頼まれる。

OVA[編集]

データム・ポリスターより、1995年3月25日に、2を原作とした30分のVHS形式のOVAがリリースされた。英題は「"Don't Lose Makendo" 」。

スタッフ
  • 監督 - 村田和也
  • シナリオ - 小松崎康弘
  • キャラクター原案 - ANO清水
  • キャラクターデザイン・作画監督 - 一石小百合
  • 美術監督 - 西倉力
  • 撮影監督 - 池上元秋
  • 音楽 - 作山功二
  • 音響監督 - 三間雅文
  • COプロデューサー - 富川亜紀子、青木智子
  • プロデューサー - 奥野敏聡神田修吉
  • 制作 - OLM TEAM OTA
  • 製作 - データム・ポリスター
主題歌
オープニングテーマ「心にあなたがいるから」
作詞 - 機哉瞭太 / 作曲 - 桑原芳郎 / 編曲 - 栗本修 / 歌 - かないみか
エンディングテーマ「サヨナラじゃない」
作詞 - 機哉瞭太 / 作曲 - 三浦一年 / 編曲 - 栗本修 / 歌 - 三石琴乃

ドラマCD[編集]

『2』を原作としたドラマCD。レーベル「データム・ポリスター」、販売元「ユニバーサル ミュージック」より1995年4月26日リリース。

漫画[編集]

吉田裕之[2]による漫画は、コミックマスターにて連載され、単行本が1巻発行された。

備考[編集]

脚注[編集]

  1. ^ PS版のみ、タイトルで隠しコマンドを使用する事によりプレイヤーキャラとして選択できる。
  2. ^ 吉田ひろゆきとは別人

外部リンク[編集]