瓊州

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瓊州(けいしゅう)は中華人民共和国海南省にかつて設置された州。現在の海口市一帯に相当する。

魏晋南北朝時代[編集]

南北朝時代大同年間に設置された崖州を前身とする。州治は義倫県に設置され広州都督府の管轄とされた。

隋代[編集]

607年大業3年)、隋朝の郡制施行に伴い崖州は珠崖郡と改称され下部に4県を管轄した。隋朝の行政区分に関しては下表を参照。

隋朝の行政区画変遷
区分 開皇元年 区分 大業3年
崖州 珠崖郡
珠崖郡 義倫県 武徳県 九竜県 臨振県
義倫県 武徳県 九竜県 臨振県

唐代[編集]

631年貞観5年)、瓊州は崖州を分割して設置された。はじめ瓊山万安の2県を管轄した。639年(貞観13年)にひとたび廃止されたが、まもなく復活し、瓊山・容瓊曾口楽会顔羅の5県を管轄した。742年天宝元年)、瓊州は瓊山郡と改称された。758年乾元元年)、瓊山郡は瓊州と改称された[1]

唐朝の行政区画変遷
貞観5年 貞観13年 顕慶元年
瓊山県
(新設) 曾口県
顔羅県
容瓊県
(新設) 楽安県
臨機県
万安県
富陵県

宋代以降[編集]

971年開宝4年)、北宋南漢を平定すると瓊州瓊山県汀邁県文昌県舍城県臨高県楽会県の6県を管轄した。元代になると瓊州路に、明代には1368年洪武元年)に瓊州府に昇格、清末まで沿襲された。

中華民国が成立すると1914年民国3年)に廃止され海南特別行政区に改編された。

注釈[編集]

  1. ^ 旧唐書』地理志四