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この項目では、福建省の現行地級市について説明しています。同地域にかつて存在した県級市については「キョウ城区」をご覧ください。
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本来の表記は「漳州市」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。 |
漳州市(しょうしゅう)は中華人民共和国福建省南東部に位置する地級市。1986年に国家歴史文化名城に指定されている。
秦による中国統一が達成されると、前222年に閩中郡が設置され、漢代に梁山を境界として南閩、閩越の両郡に分割された。
592年(開皇12年)に隋朝により両郡が合併された後、686年(垂拱2年)に漳州が建州され現在に至る。
行政区画[編集]
2市轄区・1県級市・8県を管轄する。
漳州専区[編集]
竜渓地区[編集]
- 1950年11月1日 - 竜渓県の一部が分立し、漳州市が発足。(1市10県)
- 1954年7月 - 華安県の一部が竜岩専区漳平県に編入。(1市10県)
- 1955年12月3日 - 東山県の一部が漳浦県に編入。(1市10県)
- 1956年8月 (1市10県)
- 南靖県の一部が竜岩専区竜岩県に編入。
- 華安県の一部が竜岩専区漳平県に編入。
- 1957年2月19日 - 南靖県の一部が竜渓県に編入。(1市10県)
- 1957年3月 - 晋江専区同安県の一部が竜渓県に編入。(1市10県)
- 1958年8月 - 海澄県の一部が廈門市開元区に編入。(1市10県)
- 1960年8月15日 - 竜渓県・海澄県が合併し、竜海県が発足。(1市9県)
- 1961年6月 - 竜海県の一部が漳州市に編入。(1市9県)
- 1971年6月17日 - 竜渓専区が竜渓地区に改称。(1市9県)
- 1985年5月14日
- 漳州市が地級市の漳州市に昇格。
- 竜海県・雲霄県・漳浦県・詔安県・長泰県・東山県・南靖県・平和県・華安県が漳州市に編入。
漳州市[編集]
- 1985年5月14日 - 竜渓地区漳州市が地級市の漳州市に昇格。薌城区を設置。(1区9県)
- 1993年5月12日 - 竜海県が市制施行し、竜海市となる。(1区1市8県)
- 1996年5月31日 - 薌城区・竜海市の各一部が合併し、竜文区が発足。(2区1市8県)
漳州市各区(県、市)の面積と人口(2007年末)
行政区画 |
面積(km2) |
居住人口 |
登録人口
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漳州市
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12,873.66
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4,740,000
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4,631,034
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薌城区
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247.02
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423,001
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龍文区
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124.66
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120,873
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雲霄県
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1,054.32
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419,300
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420,287
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漳浦県
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2,130.84
|
825,400
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825,260
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詔安県
|
1,291.49
|
584,500
|
578,782
|
長泰県
|
893.09
|
197,700
|
190,886
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東山県
|
249.19
|
212,300
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204,788
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南靖県
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1,950.79
|
355,000
|
343,796
|
平和県
|
2,323.92
|
548,500
|
567,229
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華安県
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1,299.68
|
164,400
|
159,809
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龍海市
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1,308.65
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841,600
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796,323
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閩南語が話されている。漳州市街の方言では厦門音や泉州音にない子音[dz]や母音[ɛ]、[ũĩ]という音を使う特徴があり、声調は厦門と比べて、陰平声、陽平声、陽入声が低い[1]。また、西北部では客家語を話す地域もある。
特産品[編集]
名所旧跡[編集]
国家級重点文物保護単位
国家級風景区[編集]
- 国家AAAA級旅遊区
- 国家級地質公園
- 国家級森林公園
- 国家級自然保護区
- 省級重点風景名勝区
- 東山風動石、塔嶼景区
- 龍文雲洞巖景区
- 詔安九侯山景区
- 平和霊通巖景区
- 漳浦前亭、古雷海湾景区
- 世界遺産
その他[編集]
- ^ 楊秀明、『漳州方言声調与地域文化研究』、2008年、中国社会科学出版社、北京、ISBN 978-7-5004-7557-6
- ^ 曾慶富, 『漳州風味菜譜』, 2000年, 福建人民出版社, 福州, ISBN 7-211-03656-7
外部リンク[編集]