富州(ふしゅう)は中華人民共和国広西チワン族自治区にかつて存在した州。現在の賀州市昭平県一帯に相当する。
南北朝時代、梁により設置された静州を前身とする。606年(大業2年)、隋朝により廃止され、管轄県は桂州に移管された。
唐朝が成立すると621年(武徳4年)、静州が再設置され、634年(貞観8年)には富州と改められた。742年(天宝元年)に開江郡とされたが、758年(乾元元年)には富州に戻されている。
富州の下部行政区画変遷 | ||
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梁 | 陳 | 隋 |
梁寿郡 | ||
静慰郡 | ||
南静郡 | ||
逍遥郡 | ||
開江郡 | 逍遥郡に統合 | |
武城郡 | 逍遥郡に統合 |
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