泥のモスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
Great Mosque of Djenné 3.jpg

泥のモスク (Great Mosque of Djenné) はマリ共和国の都市ジェンネにある巨大なモスク1988年ユネスコ世界遺産に登録された「ジェンネ旧市街」の象徴的建造物である。

モスクは、ニジェール川が運んできたを原料にした日干しレンガを積み上げ、その上にさらに泥を塗って仕上げている。モスクの内部には、畳1畳分の太さがある柱がおよそ100本あり、これらも泥でつくられている[1]

背景[編集]

ジェンネ15世紀後半から16世紀1464年 - 1590年)にニジェール川湾曲部を中心に西スーダンのほぼ全域を事実上支配した黒人王国「ソンガイ帝国」の中心都市だった時期もあった都市である。

建築様式[編集]

泥のモスクはイスラームの影響で建てられたが、イスラーム建築の様式よりスーダン・サヘル様式に近い。モスクはほとんど泥で建てられた為、「泥のモスク」と呼ばれている。

最初のモスクは13世紀に建てられたが、現在のモスクは1907年に建築されたものである。

その他[編集]

様々な国から見学にやってくる観光客がいるが、マリの首都バマコからバスで10時間以上かかるうえ、モスクの中にはイスラム教信者しか入ることができない。

また、ユネスコ世界遺産の中で「100年後には見られない可能性が一番高い世界遺産」にも選定されている。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 新建築社 『NHK 夢の美術館 世界の名建築100選』 新建築社2008年、96頁。ISBN 978-4-7869-0219-2

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

座標: 北緯13度54分19秒 西経4度33分20秒 / 北緯13.905278度 西経4.555556度 / 13.905278; -4.555556