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比較宗教学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アブラハムの宗教(紫色)、インド宗教および東アジア宗教(黄色)

比較宗教学(ひかくしゅうきょうがく、: comparative religion)とは、宗教学の分野で神話儀式概念の類似点と相違点を相対的に比較しようとする。

比較宗教学の観点では世界宗教アブラハムの宗教インド宗教(Dharmic、en:Indian religionsも参照)、東アジア宗教(Taoic、en:East Asian religionsも参照)の三つに分類し、他の分野も比較する。

歴史

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19世紀はじめまでの西洋の伝統的な分類法では、すべての宗教をキリスト教ユダヤ教イスラム教異教の四種類にわけ、キリスト教の立場からムハンマドの教えは邪教とされたが、比較宗教学はキリスト教の従来の分類法とは異なり、ユダヤ、キリスト、イスラムを一つの一神教伝統としてまとめ(アブラハムの宗教)、南および東アジアの諸宗教と対比するアプローチをとる[1]

脚注

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  1. ^ ペイドン pp.21-22

参考文献

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  • ペイドン, ウィリアム・E.『比較宗教学』阿部美哉訳、東京大学出版会、1993年4月。ISBN 978-4-13-012400-3 

関連書籍

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関連項目

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外部リンク

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