ホテルシップ

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2020年東京五輪で運用予定のサン・プリンセス

ホテルシップ英語: Hotelship)とは、クルーズ客船を港湾に停泊させ、宿泊施設として活用するものをいう[1]

概要[編集]

大規模な見本市やスポーツイベント等で宿泊施設の不足が予想される場合に、一時的に宿泊施設を増設することができる。 イベント終了後は通常のクルーズ客船に戻るため、ホテルの乱立による供給過多を防ぐことができるというメリットがあるほか、長期休暇が取りにくい利用者にとってはクルーズ船を体験する手軽な機会となる[2][3]

国際的に広く活用されており、日本においても2020年東京オリンピックでの宿泊施設の不足解消のため、活用を目指して制度の導入が進められている。 かつては日本でも1964年東京オリンピック横浜博覧会等での活用はあったものの、当時の各種国内法の適用に関する整理がされていないことや、約30年が経過し法規制自体に変化が生じていることから、旅館業法入管法の改正や運用整理が進められている。

高速マリン・トランスポートが所有する防衛省向けのチャーター船である「はくおう」は、災害時には被災者向けの宿泊施設として利用され、2020年の2月に発生したダイヤモンド・プリンセス内で発生したコロナウイルスの集団感染では対応する自衛官の宿泊施設として使用された[4]

今後の運用予定[編集]

上記のほか、川崎港ゲンティン香港エクスプローラー・ドリームを利用する方向で協議を進めていたが、協定締結には至らなかった[7]

脚注[編集]

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関連項目[編集]