新さくら丸

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新さくら丸
基本情報
船種 クルーズ客船
船籍 日本の旗 日本
所有者 日本産業巡航見本市協会
商船三井
運用者 日本産業巡航見本市協会
商船三井客船
建造所 三菱重工業神戸造船所
母港 東京
姉妹船 なし
航行区域 国際遠洋
船級 NK
信号符字 JDHY
経歴
進水 1972年
竣工 1972年7月18日[1]
就航 1972年
引退 1999年9月30日[1]
その後 解体
要目 (竣工時)
総トン数 13,082 トン[2]
全長 175.8 m[2]
垂線間長 160.0 m[2]
24.6 m[2]
深さ 14.8 m[2]
満載喫水 9.0 m[2]
機関方式 ディーゼル
主機関 1基
出力 21,600 PS
最大速力 23.6ノット[2]
航海速力 20.6ノット(満載)[2]
旅客定員 552名
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新さくら丸(しんさくらまる)は日本の巡航見本市船である。後にクルーズ客船に改造された。なお、マルエーフェリーの「新さくら丸(東京航路)」とは別の船である。

概要[編集]

さくら丸の代船として三菱重工業長崎造船所で建造され、1972年7月18日に竣工した。 建造に当たっては競輪およびオートレースの収益を原資とする機械工業振興資金の補助を受けている[2]

当初の船主は日本産業巡航見本市協会で、海外で商品見本市を開いて日本製品を売り込むことを目的とし、船自体が日本の造船技術の見本品でもあった。そのため就役時には前から2/3がデリック付きの船倉で一般貨物船形、後ろ1/3にブリッジや客室があって客船形というやや見慣れない船形とされる。その後日本の貿易収支が恒常的に黒字となったため、輸出見本市業務は終了し日本産業巡航見本市協会は解散した。

「新さくら丸」は商船三井に売却され、三菱重工業神戸造船所でクルーズ客船への改造工事を行い、1981年12月9日に竣工した。大阪港、名古屋港、東京港で関係者に公開された後、12月26日東京発のクリスマスクルーズで就航した。改造の際には船名の変更も検討されたが、馴染まれていることから船名はそのままとなった[3]

客室を前に延伸し、チャータークルーズ船として公室を広く取り、ブリッジも移設して純粋な客船となる。 商船三井客船が運航を行った。ふじ丸にっぽん丸就航後はさらにチャーターに特化したが、一般のクルーズも行った。

1999年9月30日に引退[1]エム・イー・エス由良に係船された[4]

沿革[編集]

  • 1972年7月 - 三菱重工神戸にて竣工。
  • 1981年12月 – 商船三井客船が買収、クルーズ客船として改装される。
  • 1990年2月 - 再改装を受け、イベントホールも設置する。
  • 1997年4月 – 安全に関する設備をさらに更新する。
  • 1999年9月30日 - 退役。のち解体される。

巡航見本市船時代の概要[編集]

  • 重量トン数 11,097t
  • 総トン数 13,082t
  • 定員 計97人
  • 乗組定員 -人
  • 長さ 175.8m 幅24.6m 深さ14.8m 喫水 -m
  • 主機と軸数 ディーゼル1基、1軸
  • 出力 21,600馬力
  • 最高速力 20.6ノット

(「学研の図鑑 自動車・船」1973年初版による)

クルーズ客船時代の設備[編集]

  • 6階 スポーツデッキ/診療室
  • 5階 談話室/プール
  • 4階 メインホール(5階まで吹き抜け)/ラウンジ/サロン/図書室/会議室/カードルーム
  • 3階 インフォメーション/ダイニングルーム/さくらプラザ
  • 2階 教室/売店
  • 1階 大浴場・洗濯室
    • 暗室・印刷室・ユーティリティールームあり

脚注[編集]

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  1. ^ a b c 世界の艦船(2000年3月号,p147)
  2. ^ a b c d e f g h i 世界の艦船(1972年10月号,p98)
  3. ^ 世界の艦船(1982年2月号,p152)
  4. ^ 世界の艦船(2000年3月号,p123)

外部リンク[編集]