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ベッド・アンド・ブレックファスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ニュージーランドのB&B

ベッド・アンド・ブレックファスト: bed and breakfast)とは、イギリス北米アイルランドニュージーランドオーストラリアなど、主に英語圏各国における多くの場合小規模な宿泊施設で、宿泊と朝食の提供を料金に含み、比較的低価格で利用できるもののこと。

ドイツイタリアなどのペンション(日本の「ペンション」とは異なる)や、フランスシャンブル・ドットに相当する。

日本においてはイギリスに多く存在する宿泊施設として認識され、「B&B(ビー・アンド・ビー)」の略称で知られる。

また、非英語圏の同様の比較的低価格のホテルを「bed and breakfast(B&B)」と呼ぶこともある。

概要

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多くのB&Bは家族経営で、住宅リフォームして営業している所が多い。日本の旅行ガイドブックなど旅行関連の書籍では、イギリスのB&Bを「英国版民宿」「比較的低価格の旅館である「商人宿」と民宿の両方の性質を併せ持つ宿泊施設」と説明されるが、日本の民宿のように観光地リゾート地に立地するものばかりではなく市街地にも多く立地する。都市部の鉄道駅近辺や住宅街に数ヶ所のB&Bが集中するB&B街が形成されていることも少なくなく、ロンドンなど大都市の中心部にも多く存在する。観光時だけでなく出張時にも多く利用されている。

料金には朝食が含まれるが、通例夕食は提供しない。朝食は館内のダイニングルームで摂る。イギリスとアイルランドでは多くのB&Bがフル・ブレックファストを提供する。イングリッシュ・ブレックファスト(English breakfast)、スコティッシュ・ブレックファスト(Scottish breakfast)、ウェルシュ・ブレックファスト(Welsh breakfast)、アイリッシュ・ブレックファスト(Irish breakfast)がある。近年のイギリスでは大都市のB&Bを中心に、朝食を準備する労力を省きコストを抑える経営側の意向やイギリス人食生活の変化により、パン、シリアル、紅茶もしくはコーヒージュース等のみのコンチネンタル・ブレックファスト(Continental breakfast)を出す宿が増加している。

客室にバスシャワー)、トイレが備わっていないのが普通で、その場合共同のシャワー・トイレを使用する。一方、バス・トイレ付きの客室のあるB&Bもあり、バス、トイレのない客室利用よりやや料金が高くなる。客室はシングルベッド1台の1人部屋、ベッド2台またはダブルベッド1台の2人部屋が多いが、家族向けにベッドを増やしたファミリールームを備えた宿もある。

日本の旅館や一部の民宿と似て、イギリス等のB&Bにおいても客室内に電気湯沸かし器(電気ポットとは異なる)を置き、ティーカップや紅茶や時にハーブティーティーバッグ、分包のインスタントコーヒー、宿によってはティーポット菓子も、トレイに載せて用意し、宿泊客が部屋で喫茶をたしなめるようになっている場合が多い。

主に北米においては、歴史ある邸宅や広大な庭を持つマナー・ハウスなどを改装した、高級ホテル並の豪華な施設を持つB&Bも観光地を中心に数多く存在する。こういった施設では宿泊代込みで夕食前のアルコール類やオードブル、朝食のルームサービス、ターンダウン(客室整備)のサービスがある。

治安の良好な小都市では、チェックイン時に利用者に部屋玄関の鍵を渡す。利用者が外出して深夜に宿に戻って、鍵が掛けられた玄関のを開ける為である。ドイツ等の小都市のペンションも同様である。

関連項目

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外部リンク

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