夏野剛

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なつの たけし
夏野 剛
Takeshi Natsuno cropped 1 Takeshi Natsuno 20110219 1.jpg
生誕 1965年3月17日(51歳)
日本の旗 神奈川県
国籍 日本の旗 日本
出身校 早稲田大学政治経済学部卒業
ペンシルベニア大学ウォートン校卒業
職業 カドカワドワンゴ、セガサミーHD、ぴあ、トランスコスモス、グリー、U-NEXT、ディーエルイー各社取締役
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授

夏野 剛(なつの たけし、1965年3月17日 - )は、日本実業家[1]

カドカワ[2]ドワンゴ[3]ぴあ[4]で取締役。セガサミーホールディングス[5]トランスコスモス[6]グリー[7]U-NEXT[8]ディー・エル・イー[9]などで社外取締役慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授[10]経営学修士ペンシルベニア大学1995年)。

概要[ソースを編集]

エヌ・ティ・ティ・ドコモにてマルチメディアサービス部の部長執行役員などを歴任し、松永真理らとともにiモードを起ち上げたメンバーの一人として知られる。エヌ・ティ・ティ・ドコモ退任後は、慶應義塾大学大学院にて政策・メディア研究科の特別招聘教授に就任した。また、ドワンゴでは常勤の顧問取締役などを務めるとともに、十数社の社外取締役を兼任する。World Wide Web Consortiumでは、アジア出身者として初の顧問会議(Advisory Board)の委員に就任した[11]

来歴[ソースを編集]

生い立ち[ソースを編集]

神奈川県出身。東京都立井草高等学校爆笑問題田中裕二は同級生[12])、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、1988年東京ガスに入社。1993年に退社後、ペンシルベニア大学ウォートン校の経営大学院に留学、1995年経営学修士(MBA)を取得。同年日本に戻り、いわゆる一般的な広告モデルとは一線を画すダイレクトマーケティングモデルによるインターネットサービスプロバイダ(ISP)支援システムとしても一時話題となった、板倉雄一郎設立の株式会社ハイパーネットで、「ハイパーシステム」事業立ち上げに社外ブレーンとして参画し、後に自ら同社の海外戦略担当副社長に就任した。

NTTドコモ[ソースを編集]

1997年にハイパーネットが経営破綻したため、松永真理らの誘いで同年エヌ・ティ・ティ・ドコモに転職、iモードビジネスの立ち上げに携わる。

iモード以後もおサイフケータイをはじめとするドコモの新規事業を企画・実践、他社との幅広い提携を推進した。同社在籍中は、モバイル事業に関連する合弁会社などを多数立ち上げている。モバイル広告分野では、電通NTTアドと「ディーツーコミュニケーションズ」(D2C)を設立。日本マクドナルドとは、モバイルを活用したマーケティング企業「The JV」を設立した。

2005年6月、同社の執行役員(2005年5月10日新設)に就任。取締役に次ぐポストで、NTTグループとしては異例の昇進となった。

iモードビジネスにおける功績は、国際的にも知られている。米国の経済誌『ビジネスウィーク』は、2000年1月17日号において、iモードビジネスに関する特集記事を組んだ。続いて、2001年5月には「世界のeビジネスリーダー25人」に選出された。このほか2002年5月には、出身校のペンシルベニア大学ウォートン校から「ウォートン・インフォシスビジネス改革大賞」のTechnology Change Leader賞を受賞している。

NTTドコモ退社後[ソースを編集]

2008年6月にエヌ・ティ・ティ・ドコモ退社。慶應義塾大学大学院にて政策・メディア研究科の特別招聘教授に就任。同月、セガサミーホールディングスぴあトランスコスモスエヌ・ティ・ティレゾナントSBIホールディングスなどの社外取締役に就任した。同年7月4日、ドワンゴ常勤顧問に就任、同年12月25日に取締役就任。ニコニコ動画の「黒字化担当」として活動。2009年HTMLの標準化団体であるWorld Wide Web Consortium(W3C)の顧問会議委員(Advisory Board member)に選挙により選出される。アジア出身者初のBoardに就任(2011年再選)。2009年9月グリー社外取締役。2010年より政策シンクタンク・大樹総研の客員研究員就任。

人物[ソースを編集]

Newton
Apple社のPDA Newtonユーザーであった。2000年に携帯電話にWindowsCEを搭載しないのか、という質問に答えて「NewtonOSより優れているとは思えないから必要ない」と答えた[13]
ITホワイトボックス
『NHK ITホワイトボックス 世界一やさしいネット力養成講座「パソコンとケータイに弱い」が治る本』(講談社MOOK)にて、1〜4限のケータイ講座を慶應義塾大学教授として講師を担当。
Suicaに対する固執
「自分の立ち回り先でSuicaが使用できないこと」について以下の発言があり、批判を浴びている[14][15]
  • 2014年2月に「秋葉原駅構内ホームの「ミルクスタンド」で飲み物買おうとしたらSuiCa使えず、「現金のみです」だって。速やかに撤去し業者入れ替えよ。それとも何かの利権か?」と自身のツイッター[1]に写真付きで投稿した[2]
  • 2014年10月には「仙台地下鉄[16]ってSuica使えない[17]。ダサすぎる、仙台市。」とツイッターに写真付きで投稿した[3][4]
選択的夫婦別姓制度
「選択肢を増やすだけで、別にすべての家族が別姓にはならないのに、『家族制度が崩壊する』などと反対するのはおかしい。」と述べ、選択的夫婦別姓制度導入に賛同する[18]
パナマ文書について
「タックスヘイブン使うのはビジネスの常識」と自身のツイッター[5]で発言。

現職[ソースを編集]

  • 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授
  • セガサミーホールディングス株式会社取締役(社外)
  • ぴあ株式会社取締役(非常勤)コンシューマサービス本部長
  • トランスコスモス株式会社取締役(社外)
  • NTTレゾナント株式会社取締役(社外)
  • カドカワ株式会社取締役
  • 株式会社ドワンゴ取締役
  • 株式会社ディー・エル・イー取締役(社外)
  • グリー株式会社取締役(社外)
  • 株式会社U-NEXT取締役(社外)
  • World Economic Forum(WEF)Global Agenda Council member(2008年〜)
  • 独立行政法人情報処理推進機構未踏IT人材発掘・育成事業プロジェクトマネージャー(2009年〜)
  • 一般社団法人ソーシャルゲーム協会(JASGA)理事(2012年〜)
  • 一般社団法人デジタルメディア協会AMD Award審査委員長(2014年〜) 
  • 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会参与(2014年〜) 
  • 公益社団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会メディア委員会委員(2014年〜)
  • 一般社団法人未踏理事(2014年〜)
  • 経済産業省 産業構造審議会臨時委員(2014年〜)
  • 内閣府 クールジャパン推進会議構成員(2015年〜)
  • 内閣府 地方創生IT利活用推進会議政策企画ワーキンググループ構成員(2015年〜)
  • 株式会社エコ配顧問
  • チャペック株式会社 顧問

略歴[ソースを編集]

  • 2009年 - World Wide Web Consortium (W3C) Advisory Board member(〜2013年)

出演[ソースを編集]

テレビ[ソースを編集]

ラジオ[ソースを編集]

著作[ソースを編集]

単著[ソースを編集]

共著[ソースを編集]

監修[ソースを編集]

その他[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

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  1. ^ 2010年代前半までは青年実業家の範疇だった。
  2. ^ 会社概要”. カドカワ. 2016年8月14日閲覧。
  3. ^ 会社概要”. ドワンゴ. 2016年8月14日閲覧。
  4. ^ 会社概要”. ぴあ. 2016年8月14日閲覧。
  5. ^ 会社概要”. セガサミーグループ. 2016年8月14日閲覧。
  6. ^ 役員一覧”. トランスコスモス. 2016年8月14日閲覧。
  7. ^ 役員紹介”. グリー. 2016年8月14日閲覧。
  8. ^ 会社情報”. U-NEXT. 2016年8月14日閲覧。
  9. ^ 会社紹介”. ディー・エル・イー. 2016年8月14日閲覧。
  10. ^ Takeshi Natsuno”. 慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス. 2016年8月14日閲覧。
  11. ^ W3C Advisory Board”. World Wide Web Consortium. 2016年8月14日閲覧。
  12. ^ TBS RADIO 爆笑問題の日曜サンデー 2015年2月22日放送分
  13. ^ 技術評論社「PDA Magazine」インタビュー)
  14. ^ “夏野剛「SuiCa使えない駅構内の店は撤去、業者入れ替えろ」 ネットで「何様のつもりだ!」と非難殺到し「ツイッター」炎上”. J-CASTニュース (ジェイ・キャスト). (2014年2月4日). http://www.j-cast.com/2014/02/04195961.html?p=all 2014年10月22日閲覧。 
  15. ^ “夏野剛氏、「ダサすぎる、仙台市」 地下鉄のSuica非対応に不満、市民は・・・”. J-CASTニュース (ジェイ・キャスト). (2014年10月21日). http://www.j-cast.com/2014/10/21218928.html?p=all 2014年10月22日閲覧。 
  16. ^ 宮城県仙台市はJR東日本の営業エリアであるが、仙台市の地下鉄を運営する仙台市交通局はJRグループの企業ではない。
  17. ^ なお、2016年3月26日に仙台市交通局の乗車カードであるicscaとSuicaとの相互利用サービスが開始されたため、現在は利用可能。
  18. ^ 朝日新聞 2014年3月15日

外部リンク[ソースを編集]