うさぎ座

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うさぎ座
Lepus
Lepus
属格 Leporis
略符 Lep
発音 [ˈliːpəs]、口語:/ˈlɛpəs/; 属格:/ˈlɛpərɨs/
象徴 the Hare
概略位置:赤経 6
概略位置:赤緯 −20
20時正中 2月6日
広さ 290平方度[1]51位
バイエル符号/
フラムスティード番号
を持つ恒星数
20
3.0等より明るい恒星数 2
最輝星 アルネブ(α Leporis)(2.58
メシエ天体 1
確定流星群 無し
隣接する星座 オリオン座
エリダヌス座
ちょうこくぐ座
はと座
おおいぬ座
いっかくじゅう座
観測可能地域は+63°と−90°の間
21:00(午後9:00)に最も良く見えるのは1月の間
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うさぎ座(兎座、Lepus)は、冬の星座で、トレミーの48星座の1つ。

小さいながらもそこそこ明るい星があり、均整の取れた形で覚えやすく、古くから親しまれてきた星座である。

オリオン座の南に位置し、オリオンに追われている野ウサギを表すといわれる。

主な天体

恒星

  • α星:アルネブは、2.7等のうさぎ座で最も明るい恒星。固有名は、うさぎ座のアラビア名「アル・アルナブ」に由来している。
  • β星:ニハルは、3.0等でうさぎ座で2番目に明るい恒星。固有名は、アルファ星・ベータ星・ガンマ星・デルタ星の4星で描く四辺形をアラビアで「アル・ニハル」(「のどの渇きをいやす(ラクダ)」の意)と呼んだことから来ている。
  • γ星:地球から約29光年の位置にある連星系であり、アメリカ航空宇宙局地球型惑星探査機ミッションの候補天体の1つとなっている。
  • R星:深紅色が印象的なミラ型変光星で、別名クリムゾン・スターとよばれる。
主な恒星(うさぎ座)
星名 固有名 概略位置 実視等級 スペクトル型 距離
赤経 赤緯
α Lep アルネブ 05h32m44s -17°49′20″
β Lep ニハル 05h28m15s -20°45′34″

星団・星雲・銀河

出典

  1. ^ 星座名・星座略符一覧(面積順)”. 国立天文台(NAOJ). 2023年1月1日閲覧。
  2. ^ 学術誌「Scienceアメリカ科学振興協会,2009年11月5日 発行