大寶寺
| 大寶寺 | |
|---|---|
参道と仁王門 |
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| 所在地 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町菅生2番耕地1173番地2 |
| 位置 | 北緯33度39分39.2秒東経132度54分43.5秒座標: 北緯33度39分39.2秒 東経132度54分43.5秒 |
| 山号 | 菅生山 |
| 宗派 | 真言宗豊山派 |
| 本尊 | 十一面観音 |
| 創建年 | (伝)大宝元年(701年) |
| 開基 | (伝)明神右京・隼人 |
| 正式名 | 菅生山 大覚院 大寶寺 |
| 札所等 | 四国八十八箇所44番 |
| 文化財 | 金剛力士像(町文化財) |
大寶寺(だいほうじ)は、愛媛県上浮穴郡久万高原町にある真言宗豊山派の寺院。菅生山(すごうさん)、大覚院(だいかくいん)と号す。本尊は十一面観世音菩薩。四国八十八箇所霊場の第四十四番札所。
ご詠歌:今の世は 大悲のめぐみ 菅生山 ついには弥陀の 誓いをぞまつ
目次 |
歴史 [編集]
草創伝承 [編集]
寺伝によれば百済から来た聖僧が携えて来た十一面観世音菩薩を山中に安置したのが始まりである。大宝元年に安芸から来た明神右京、隼人の兄弟の猟師がその観音像を見つけて草庵を建てて祀ったといい、奏上を受けた文武天皇の勅命によって寺院が建立され、元号に合わせて寺号を定めたといわれている。弘仁13年(822年)に空海(弘法大師)が来錫、この際に天台宗から真言宗に改宗されたという。
仁平2年(1152年)に失火により寺は焼失、保元元年(1156年)、後白河天皇の勅使が天皇の脳の病気平癒を祈願したところ病が治ったため、天皇は妹宮を住職として下向させ、勅願寺として七堂伽藍を有する寺院として再興されたという。
中世以降 [編集]
天正年間(1573年 - 1592年)には長宗我部元親の兵火で再度焼失、元禄年間(1688年 - 1704年)に、伊予松山藩主加藤義明などの支援で雲秀法師が再興した。明治7年(1874年)にも失火で焼失するが、地元の人々によって再興を果たした。病気平癒を祈願する人が多く、中でも脳の病に霊験があるとして受験生の参拝も多いという。
境内 [編集]
山門を入り石段を上ると左手に手水場がある。さらに石段を上がると両側に鐘楼がある。右が古いもので左は太平洋戦争でなくなった地元の英霊を供養する平和の鐘である。正面に本堂が建ち、本堂の右側に大師堂がある。大師堂の更に右奥に興教大師堂がある。平和の鐘の奥に掘出観音堂がある。
- 宿坊:定員150名
- 駐車場:20台、大型3台。
文化財 [編集]
- 久万高原町指定文化財
- 金剛力士像:阿吽一対それぞれ総檜造りで総高は約3メートル。室町時代の享徳4年(1455年)越前国(今の福井県)の「法眼」という名の仏師を招いて造らせたと伝えられている。明治7年(1874年)の火災で仁王門は焼亡したが金剛力士像は焼失を免れた。昭和27年(1952年)に京都で修復を行い再び仁王門に据えられた。
画像 [編集]
交通案内 [編集]
- 鉄道
- バス
- 伊予鉄道バス・ジェイアール四国バス 久万線 「久万高原」下車 (1.2km)
- 道路
- 一般道:国道33号 久万高原 (1.2km)
於久万大師堂 [編集]
| 於久万大師堂 | |
|---|---|
| 所在地 | 愛媛県上浮穴郡久万高原町久万560-4 |
| 位置 | 北緯33度39分35.65秒東経132度54分1.37秒 |
| 宗派 | 真言宗豊山派 |
| 寺格 | 大寶寺境外仏堂 |
| 本尊 | 弘法大師 |
| 札所等 | 四国八十八箇所番外 |
於久万大師堂(おくまだいしどう)は、大寶寺の境外仏堂である。本尊は弘法大師。四国八十八箇所番外札所。
伝承によれば、平安時代初期、空海がこの地を巡錫中、に山中を歩いて疲れたため休もうと一軒の民家を訪ねた。その家には”くま”という名の老女(娘であるともいわれる)が住んでおり、空海を手厚くもてなした。さらに織っていた布を切り取り、空海の汗を拭うために差し出した。感銘を受けた空海は「何か願いはないか」と問うと、”くま”は「ここは山の中ゆえ何もありません。この地が後の世まで栄えるようになるのが望みです。」と答えた。これ以後、この地は栄えるようになり、地名は老女の名から”久万(くま)”と呼ばれるようになったという。”くま”は地元で崇敬され、後世、ここに大師堂が築かれた。
前後の札所 [編集]
参考文献 [編集]
- 四国八十八霊場会 編 『先達教典』 2006年
- 宮崎建樹 著 『四国遍路ひとり歩き同行二人』 地図編 へんろみち保存協力会 2007年(第8版)
- 同 解説編 2007年(第7版)
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- 44番札所 大寶寺(四国八十八ヶ所霊場会公式)
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