禅師峰寺

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禅師峰寺
Zenjibuji 03.JPG
本堂(右)と大師堂(左奥)
所在地 高知県南国市十市3084
位置 北緯33度31分36.1秒東経133度36分41秒座標: 北緯33度31分36.1秒 東経133度36分41秒
山号 八葉山
宗派 真言宗豊山派
本尊 十一面観音
創建年 (伝)神亀年間(724年 - 729年
開基 (伝)行基聖武天皇勅願
正式名 八葉山 求聞持院 禅師峰寺
別称 峰寺(みねんじ・みねでら)
札所等 四国八十八箇所32番
文化財 木造金剛力士像(国の重要文化財)
梵鐘、鰐口(県文化財)
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禅師峰寺(ぜんじぶじ)は、高知県南国市にある寺院。宗派は真言宗豊山派 。八葉山(はちようざん)、求聞持院(ぐもんじいん)と号する。本尊十一面観世音菩薩四国八十八箇所霊場の第三十二番札所

本尊真言:おん まか きゃろにきゃ そわか

ご詠歌:静かなる 我がみなもとの 禅師峰寺 浮かぶ心は 法の早船

歴史[編集]

寺伝によれば、聖武天皇の勅命を受けた行基が海上安全を祈願して堂宇を建立したのを起源とし、空海(弘法大師)はここを霊地と感得し虚空蔵求聞持法の護摩を修法、十一面観世音菩薩を刻んで本尊として祀り、現在の寺名を定めたという。

土佐藩山内一豊以来、歴代藩主の信仰を受けており、参勤交代浦戸湾を出航する際には航海の無事を祈願したという。

境内[編集]

麓から山道を登っていくと右に庫裏・納経所への分岐を過ぎると手水場があり山門に至る。山門脇には不動明王像が立つ。さらに石段を上ると右手に鐘楼があり正面奥に本堂が建つ。本堂左手に大師堂があり、その左には地蔵堂、阿弥陀堂がある。山上からは土佐湾が一望できる。

  • 宿坊:なし
  • 駐車場:30台、大型5台。

文化財[編集]

  • 木造金剛力士立像 2躯(重要文化財)吽形像内に正応4年(1291年)定明作の銘がある。
  • 梵鐘:徳治3年(1308年)在銘。(高知県保護有形文化財)
  • 鰐口:永禄13年(1570年)在銘。(高知県保護有形文化財)

寺号[編集]

禅師峰寺案内道路標識

地元では、峰寺(みねんじ、みねじ)と呼ばれることが多く、人によっては禅師峰寺という名称が通じない場合もある。道路標識も峰寺と表示されていることが多い。

交通案内[編集]

鉄道
バス
  • 土佐電鉄バス 十市・後免線「峰寺通」下車 (0.8km)
道路

奥の院[編集]

岩屋寺観音堂
岩屋寺観音堂

前後の札所[編集]

四国八十八箇所
31 竹林寺 -- (5.7km) -- 32 禅師峰寺 --(7.5km:渡船経由)-- 33 雪蹊寺

参考文献[編集]

  • 四国八十八箇所霊場会編 『先達教典』 2006年
  • 宮崎建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人』地図編 へんろみち保存協力会 2007年(第8版)

外部リンク[編集]