横峰寺

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横峰寺
Yokomineji 05.JPG
境内
所在地 愛媛県西条市小松町石鎚甲2253
位置 北緯33度50分16.3秒東経133度6分40.1秒座標: 北緯33度50分16.3秒 東経133度6分40.1秒
山号 石鈇山
宗派 真言宗御室派
本尊 大日如来
創建年 (伝)白雉2年(651年
開基 (伝)役小角
中興年 明治42年(1909年
正式名 石鈇山 福智院 横峰寺
札所等 四国八十八箇所60番
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本堂

横峰寺(よこみねじ)は、愛媛県西条市小松町にある真言宗御室派寺院。石鈇山(いしづちざん)、福智院(ふくちいん)と号す。本尊は大日如来、向って右脇佛は石仙菩薩(しゃくぜんぼさつ)、同左脇佛は蔵王権現御正体。四国八十八箇所霊場の第六十番札所

本尊真言:おん あびらうんけん ばざらだどばん

ご詠歌:縦横に 峰や山辺に 寺建てて あまねく人を 救うものかな

歴史[編集]

寺伝によれば役行者(役小角)が石鎚山頂で修行をしていたところ、蔵王権現が現れたのでその姿を石楠花の木に刻んで堂に安置したという。その後行基天平年間(729年 - 748年)に、空海(弘法大師)が大同年間(806年 - 810年)に入山したと伝え、空海が入山した際に大日如来を刻み、これを本尊としたという。

明治初年に廃仏毀釈によって廃寺となり、明治42年(1909年)に再興される。

境内[編集]

山門を入り参道を進むと右に手水場があり、左に行くと庫裏・客殿・納経所が、右の石段を上がると正面に鐘楼・星供大師があって、その右に本堂が建つ。本堂の向かいの参道を進むと正面に大師堂が、その右に聖天堂がある。 シャクナゲが境内一面に咲きほこる5月上旬はそれ目当ての観光客も来て、ゴールデンウイーク期間は自動車が渋滞するほどである。(シャクナゲの画像は2014.5.10撮影)

  • 宿坊:なし
  • 駐車場:50台、平野林道(有料)を利用の山上駐車場ー冬期は積雪注意

文化財[編集]

県指定有形文化財
  • 木造大日如来坐像 - 本尊の金剛界大日如来像、檜の寄木造、漆箔、彫眼、像高93.5cm、平安時代末期作、昭和40年4月2日指定
  • 金銅蔵王権現御正体(みしょうたい) - 銅製鍍金、高さ22.2cm、幅14.0cm、平安時代末期作、昭和40年4月2日指定

交通案内[編集]

鉄道
バス
道路
寺院近くの駐車場までは、平野林道(有料道路)を通行する。往復通行料金は普通車1,850円(2014年現在)。
いちばん最短で整備されている徒歩道
  • 国道11号線→小松町大頭交差点・県道147号線→湯浪(ユナミ)登山口(駐車場あり)→登山約70分→仁王門

奥の院[編集]

かねの鳥居と石鎚山
横峰寺別院
星ヶ森
伝承によれば役行者蔵王権現を感得し、弘法大師が星共の密行をしたという。江戸時代中期の寛保2年(1742年)建立の鉄製鳥居「かねの鳥居」が建ち、石鎚山を遥拝できる。弘法大師を祀る石の祠がある。境内からは約500mほど車道を歩けば行ける。
本尊:石鈇蔵王大権現
(参照)横峰寺別院
星ヶ森から石鎚方面に下った虎杖(イタズリ)の車道脇にあって蔵王堂がある。ここからさらに石鎚山の中腹の成就に向かう登山道が黒川道であるが、現在通行不能である。もう一つのルートの今宮道(6.6km)は車道を800m東に行った河口(コウグチ)に登山口がある。

前後の札所[編集]

四国八十八箇所
59 国分寺 -- (27.0) -- 60 横峰寺 -- (9.7km) -- 61 香園寺

参考文献[編集]

  • 四国八十八箇所霊場会 編 『先達教典』 2006年
  • 宮崎建樹 著 『四国遍路ひとり歩き同行二人』地図編 へんろみち保存協力会 2007年(第8版)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]