恩山寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
恩山寺
Onzanji 05.JPG
本堂と鐘楼
所在地 徳島県小松島市田野町字恩山寺谷40
位置 北緯33度59分9.6秒東経134度34分41.7秒座標: 北緯33度59分9.6秒 東経134度34分41.7秒
山号 母養山
宗派 高野山真言宗
本尊 薬師如来
創建年 不詳(天平年間末か)
開基 (伝)行基 聖武天皇勅願
正式名 母養山 宝樹院 恩山寺
札所等 四国八十八箇所18番
テンプレートを表示
山門
大師堂
母公堂

恩山寺(おんざんじ)は、徳島県小松島市田野町にある高野山真言宗の寺院である。四国八十八箇所霊場第十八番札所。母養山(ぼようざん)宝樹院(ほうじゅいん)と号する。本尊薬師如来

本尊真言:おん ころころ せんだりまとうぎ そわか

ご詠歌:子を産める その父母の 恩山寺 訪いがたき ことはあらじな

歴史[編集]

寺伝によれば聖武天皇勅願により行基が開基し、当初は大日山福生院密厳寺と号する女人禁制の道場であったという。弘仁5年(814年)、空海(弘法大師)が本寺で修行していた際に訪問してきた母、玉依御前のために女人解禁の修法を行い迎え入れた。玉依御前は本寺で出家・剃髪しその髪を奉納したことから、空海が自身の像を刻み現在の寺名に改めたとされる。

天正年間(1573年 - 1592年)に長宗我部元親の兵火によって焼失したが、江戸時代に入って徳島藩蜂須賀氏の支援を受けて復興、文政年間(1804年 - 1830年)に現在の諸堂が建立された。

境内[編集]

  • 山門(仁王門):参道の上り口の道から外れた所に建っている。
  • 本堂
  • 大師堂:本尊は空海自刻と伝える。
  • 鐘楼
  • 地蔵堂
  • 毘欄樹:「弘法大師お手植え」と伝えられている。
  • 玉依御前の剃髪所

道から外れた山門をくぐるとすぐ右手に毘欄樹がある。その坂道の参道を登って行くと駐車場にでる。右手の石段を上ると境内に入り、直進すると右手に手水場があり石段が続く。石段を上り詰めた所に本堂が建つ。手水場手前まで戻って本堂を背にして右手先に大師堂が、その手前に玉依御前の剃髪所がある。納経所は大師堂と反対側の奥にある。

  • 宿坊:なし
  • 駐車場:20台、バス4台。無料。

文化財[編集]

県指定天然記念物
  •  恩山寺ビランジュ:昭和29.1.29指定

交通案内[編集]

鉄道
バス
道路

奥の院[編集]

金礒弁財天

前後の札所[編集]

四国八十八箇所
17 井戸寺 -- (16.8km) -- 18 恩山寺 -- (4.0km) -- 19 立江寺

参考文献[編集]

  • 四国八十八箇所霊場会編 『先達教典』 2006年
  • 宮崎建樹『四国遍路ひとり歩き同行二人』地図編 へんろみち保存協力会 2007年(第8版)

外部リンク[編集]