須菩提
| 須菩提 | |
|---|---|
| 尊称 | 解空第一、無諍第一、被供養第一 |
| 生地 | コーサラ国 |
| 宗派 | 原始仏教 |
| 師 | 釈迦 |
| 仏教 |
|---|
| 基本教義 |
| 縁起 四諦 八正道 三法印 四法印 諸行無常 諸法無我 涅槃寂静 一切皆苦 波羅蜜 |
| 人物 |
| 釈迦 十大弟子 龍樹 |
| 信仰対象 |
| 仏の一覧 |
| 分類 |
| 原始仏教 部派仏教 大乗仏教 密教 神仏習合 修験道 |
| 宗派 |
| 仏教の宗派 |
| 地域別仏教 |
| インド スリランカ 中国 台湾 チベット 日本 朝鮮 東南アジア タイ |
| 聖典 |
| 経蔵 律蔵 論蔵 |
| 聖地 |
| 八大聖地 |
| 歴史 |
| 原始 部派 上座部 大乗 |
| ウィキポータル 仏教 |
須菩提(しゅぼだい、スブーティ、サンスクリット:सुभूति Subhuuti)は、釈迦十大弟子の一人である。解空第一。また無諍第一、被供養第一とも称される。
出身[編集]
彼の身辺や出身には諸説あるが、一般的にはコーサラ国のシュラーヴァスティー(舎衛城)の長者、須達多長者の弟である須摩那(シュマナ、鳩留と漢訳)の子で商人といわれる。幼名また別名は舜若多(シュニャータ、空生と漢訳)というが、彼が誕生した時に家中の倉庫や箱、器皿などが悉く虚無となったからであるという。
彼の出身には他に、天須菩提といって五百世の間に天に生じて殊妙の果報を得て、宿習の然らしむる所、出家後も衣食の善美を好んで、ついにこれに由って道を証した(増一阿含経3、雑談集3)という説などもある。
経歴[編集]
須菩提は、叔父の須達多長者による祇園精舎が完成して奉献する記念の日に、釈迦の説法を聞き出家した。
彼は諸法皆空に真解悟入した第一人者といわれ、『金剛般若経』などの各般若経典では、釈迦の対機説法の相手としてよく登場する。
須菩提はもとは粗暴で短気な性格だったともいわれるが、後に外道から非難や中傷・迫害を受けても決して言い争うことなく円満柔和を心がけたといわれ、このため弟子中で無諍第一といわれ、また多くの人々から尊敬せられ限りなく供養を受けたので被供養第一ともいわれている。
ある時、須菩提がマガダ国の王舎城(ラージャグリハ)に遊行し、国王の頻婆娑羅(ビンビサーラ)は彼のために小屋をつくって寄進した。しかし手違いで小屋には屋根が葺かれてなかったのだが、須菩提は文句も言わずにそこに在所した。しかし天が須菩提の有徳を尊敬して長きにわたり雨を降らせなかった事から、王舎城の農民たちが困り、須菩提の小屋に屋根がないのが原因だとわかるや否や、農民の訴えにより頻婆娑羅王はがその小屋に屋根を葺いた所、すぐに雨が降り始めたという。