「連敗記録 (大相撲)」の版間の差分

リンクを追加
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
履歴の双方向閲覧
← 古い編集新しい編集 →
削除された内容 追加された内容
ビジュアルウィキテキスト
定期返金 (会話 | 投稿記録)
2,891 回編集
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
編集の要約なし
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
2行目: 2行目:
'''連敗記録'''（れんぱいきろく）は、[[大相撲]]の[[本場所]]において、勝つことなく黒星を重ね続けた記録である。
'''連敗記録'''（れんぱいきろく）は、[[大相撲]]の[[本場所]]において、勝つことなく黒星を重ね続けた記録である。


本項では、引き分け・預かりなどを挟まない昭和以降の記録を掲載する。
本項では、[[引き分け]]・[[預り (相撲)|預り]]などを挟まない昭和以降の記録を掲載する。


==連敗記録==
==連敗記録==
===歴代連敗記録===
===歴代連敗記録===
*2021年5月場所13日目終了時点、20連敗以上を記載。
*2021年5月場所終了時点、20連敗以上を記載。
*力士名の太字は現役
*力士名の太字は現役
*期間の太字は本割での初取組
*期間の太字は本割での初取組
*連敗前（停止後）の最高位は連敗が開始（停止）した場所で在位した分も含む
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
|-
|-
!順位!!力士名!!連敗!!期間!!連敗停止理由
!順位!!力士名!!連敗数!!期間!!停止理由
（勝った相手）
（勝った相手）
!最高位
!連敗前の最高位
!停止後の
最高位
|-
|-
|1位
|1位
20行目: 23行目:
|2019年（平成31年）1月場所12日目～継続中
|2019年（平成31年）1月場所12日目～継続中
|
|
|序ノ口9
|東[[序ノ口]]18
|
|-
|-
|2位||'''服部桜祥多改め服部桜太志'''<ref>記録継続期間の2016年11月場所より改名</ref>||89<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASM5F3VWBM5FPTQP00H.html 大相撲、歴代ワースト８９連敗の服部桜、令和の初戦は…]朝日新聞デジタル</ref>||2016年（平成28年）5月場所7日目～2018年（平成30年）7月場所3日目||颯雅<ref>非技（[[腰砕け]]）での勝利[https://www.asahi.com/articles/ASL7B5HDHL7BUTQP03W.html 序ノ口・服部桜、連敗８９で止める　相手の「腰砕け」で]朝日新聞デジタル</ref>||序ノ口9
|2位||'''服部桜祥多改め服部桜太志'''<ref>1位の服部桜太志改め勝南桜聡太と同一の力士。記録継続期間の2016年11月場所より改名</ref>||89<ref>[https://www.asahi.com/articles/ASM5F3VWBM5FPTQP00H.html 大相撲、歴代ワースト８９連敗の服部桜、令和の初戦は…]朝日新聞デジタル</ref>||2016年（平成28年）5月場所7日目～2018年（平成30年）7月場所3日目||颯雅<ref>非技（[[腰砕け]]）での勝利[https://www.asahi.com/articles/ASL7B5HDHL7BUTQP03W.html 序ノ口・服部桜、連敗８９で止める　相手の「腰砕け」で]朝日新聞デジタル</ref>
|東序ノ口18||東序ノ口9
|-
|-
|3位||'''[[森麗勇樹|森川勇樹]]'''<ref>後に'''森麗'''（一時期は勇竜）と改名、[[大嶽部屋|大鵬部屋]]のち[[大嶽部屋]]</ref>||32||2003年（平成15年）7月場所4日目～2004年（平成16年）3月場所10日目||日爪||序二段56
|3位||'''[[森麗勇樹|森川勇樹]]'''<ref>後に'''森麗'''（一時期は勇竜）と改名、[[大嶽部屋|大鵬部屋]]のち[[大嶽部屋]]</ref>||32||2003年（平成15年）7月場所4日目～2004年（平成16年）3月場所10日目||日爪
|東序ノ口39||西[[序二段]]56
|-
|-
| rowspan="3" |4位||平松秀朗<ref>後に'''瀬戸の海'''に改名、[[伊勢ヶ濱部屋]]</ref>|| rowspan="3" |31||1975年（昭和50年）7月場所12日目～1976年（昭和51年）5月場所1日目||比嘉||序二段40
| rowspan="3" |4位||平松秀朗<ref>後に'''瀬戸の海'''に改名、[[伊勢ヶ濱部屋]]</ref>|| rowspan="3" |31||1975年（昭和50年）7月場所12日目～1976年（昭和51年）5月場所1日目||比嘉
|東序ノ口19||東序二段40
|-
|-
|高岸浩二<ref>後に'''立湖'''に改名、[[立浪部屋]]</ref>|||'''1978年（昭和53年）5月場所1日目'''～1979年（昭和54年）1月場所7日目||峰乃郷||序二段32
|高岸浩二<ref>後に'''立湖'''に改名、[[立浪部屋]]</ref>|||'''1978年（昭和53年）5月場所1日目'''～1979年（昭和54年）1月場所7日目||峰乃郷
|[[前相撲]]||西序二段32
|-
|-
|佐野勝彦<ref>休場1を挟む、[[二所ノ関部屋 (1911-2013)|二所ノ関部屋]]</ref>|||'''1984年（昭和59年）5月場所1日目'''～1985年（昭和60年）1月場所5日目||不明||序ノ口5
|佐野勝彦<ref>休場1を挟む、[[二所ノ関部屋 (1911-2013)|二所ノ関部屋]]</ref>|||'''1984年（昭和59年）5月場所1日目'''～1985年（昭和60年）1月場所5日目||不明
|前相撲||西序ノ口5
|-
|-
|7位||佐世保山<ref>後に'''佐賀錦'''に改名、[[二所ノ関部屋 (1911-2013)|二所ノ関部屋]]</ref>||29||'''1950年（昭和25年）9月場所1日目'''～1951年（昭和26年）5月場所2日目||不明||幕下25
|7位||佐世保山<ref>後に'''佐賀錦'''に改名、[[二所ノ関部屋 (1911-2013)|二所ノ関部屋]]</ref>||29||'''1950年（昭和25年）9月場所1日目'''～1951年（昭和26年）5月場所2日目||不明
|前相撲||東[[幕下]]25
|-
|-
|8位||杉下翼||27||2006年（平成18年）9月場所3日目～2007年（平成19年）3月場所13日目||引退||序ノ口30
|8位||杉下翼||27||2006年（平成18年）9月場所3日目～2007年（平成19年）3月場所13日目||引退
|東序ノ口37||（未更新）
|-
|-
|rowspan="2"|9位||山口山利浩||rowspan="2" |25||1988年（昭和63年）5月場所7日目～1988年（昭和63年）11月場所13日目||引退||序ノ口38
|rowspan="2"|9位||山口山利浩||rowspan="2" |25||1988年（昭和63年）5月場所7日目～1988年（昭和63年）11月場所13日目||引退
|西序ノ口57||（未更新）
|-
|-
|佐藤貴宏<ref>休場3を挟む、[[湊部屋]]</ref>|||'''2000年（平成12年）5月場所2日目'''～2000年（平成12年）11月場所14日目||引退||序ノ口36
|佐藤貴宏<ref>休場3を挟む、[[湊部屋]]</ref>|||'''2000年（平成12年）5月場所2日目'''～2000年（平成12年）11月場所14日目||引退
|前相撲||（未更新）
|-
|-
| rowspan="2" |11位||'''服部桜太志'''|| rowspan="2" |23||2018年（平成30年）7月場所5日目～2019年（平成31年）1月場所8日目||峰雲||序ノ口9
| rowspan="2" |11位||'''服部桜太志'''<ref>1位の服部桜太志改め勝南桜聡太と同一の力士。</ref>|| rowspan="2" |23||2018年（平成30年）7月場所5日目～2019年（平成31年）1月場所8日目||峰雲
|東序ノ口18||東序ノ口9
|-
|-
|'''[[富士東和佳]]'''<ref>コロナ禍による休場15を含む。</ref>
|'''[[富士東和佳]]'''<ref>休場15を挟む。</ref>
|2020年（令和2年）7月場所14日目〜2021年（令和3年）1月場所13日目
|2020年（令和2年）7月場所14日目〜2021年（令和3年）1月場所13日目
| 徳之武藏
| 徳之武藏
|前頭4
|西[[前頭]]4
|東幕下13
|-
|-
|13位||'''服部桜祥多'''<ref>休場1を挟む。</ref>||22||'''2015年（平成27年）11月場所2日目'''～2016年（平成28年）5月場所3日目||澤ノ富士||序ノ口9
|13位||'''服部桜祥多'''<ref>1位の服部桜太志改め勝南桜聡太と同一の力士。休場1を挟む。</ref>||22||'''2015年（平成27年）11月場所2日目'''～2016年（平成28年）5月場所3日目||澤ノ富士
|前相撲||東序ノ口9
|-
|-
|rowspan="5"|14位||[[五ツ海義男]]||rowspan="5"|21||1949年（昭和24年）9月場所5日目～1950年（昭和25年）1月場所10日目||[[神錦國康|山口]]<ref>不戦勝</ref>||小結
|rowspan="5"|14位||[[五ツ海義男]]||rowspan="5"|21||1949年（昭和24年）9月場所5日目～1950年（昭和25年）1月場所10日目||[[神錦國康|山口]]<ref>不戦勝</ref>
|東[[小結]]||東前頭7
|-
|-
|利根ノ里|||1954年（昭和29年）3月場所2日目～1954年（昭和29年）9月場所10日目||不明||序二段1
|利根ノ里|||1954年（昭和29年）3月場所2日目～1954年（昭和29年）9月場所10日目||不明
|西序二段1||西序二段18
|-
|-
|[[双ツ龍徳義]]|||1960年（昭和35年）9月場所10日目～1960年（昭和35年）11月場所15日目||引退||前頭1
|[[双ツ龍徳義]]|||1960年（昭和35年）9月場所10日目～1960年（昭和35年）11月場所15日目||引退
|東前頭1||（未更新）
|-
|-
|立村本隆<ref>後に'''伏見山'''に改名、立浪部屋</ref>|||1992年（平成4年）11月場所2日目～1993年（平成5年）3月場所13日目||琴東山||序ノ口11
|立村本隆<ref>後に'''伏見山'''に改名、立浪部屋</ref>|||1992年（平成4年）11月場所2日目～1993年（平成5年）3月場所13日目||琴東山
|西序ノ口44||東序ノ口11
|-
|-
|前川政宏<ref>後に'''大広星'''に改名、[[朝日山部屋]]</ref>|||'''2004年（平成16年）11月場所4日目'''～2005年（平成17年）3月場所14日目||岩永||序二段6
|前川政宏<ref>後に'''大広星'''に改名、[[朝日山部屋]]</ref>|||'''2004年（平成16年）11月場所4日目'''～2005年（平成17年）3月場所14日目||岩永
|前相撲||東序二段6
|-
|-
| rowspan="2" |19位||[[隆の鶴伸一]]|| rowspan="2" |20||2006年（平成18年）3月場所2日目～2006年（平成18年）5月場所11日目||引退||前頭8
| rowspan="2" |19位||[[隆の鶴伸一]]|| rowspan="2" |20||2006年（平成18年）3月場所2日目～2006年（平成18年）5月場所11日目||引退
|西前頭8||（未更新）
|-
|-
|[[貴麻衣實治|渡辺太志]]<ref>後に'''貴麻衣'''に改名、[[貴乃花部屋]]</ref>|||2012年（平成24年）9月場所千秋楽～2013年（平成25年）3月場所9日目||松葉山||幕下7
|[[貴麻衣實治|渡辺太志]]<ref>後に'''貴麻衣'''に改名、[[貴乃花部屋]]</ref>|||2012年（平成24年）9月場所千秋楽～2013年（平成25年）3月場所9日目||松葉山
|東幕下13||西[[三段目]]18
|}
|}


2021年5月24日 (月) 22:31時点における版

連敗記録（れんぱいきろく）は、大相撲の本場所において、勝つことなく黒星を重ね続けた記録である。

本項では、引き分け・預りなどを挟まない昭和以降の記録を掲載する。

連敗記録

歴代連敗記録

  • 2021年5月場所終了時点、20連敗以上を記載。
  • 力士名の太字は現役
  • 期間の太字は本割での初取組
  • 連敗前（停止後）の最高位は連敗が開始（停止）した場所で在位した分も含む
順位 力士名 連敗数 期間 停止理由

（勝った相手）

連敗前の最高位 停止後の

最高位

1位 服部桜太志改め勝南桜聡太[1] 97 2019年（平成31年）1月場所12日目～継続中 東序ノ口18
2位 服部桜祥多改め服部桜太志[2] 89[3] 2016年（平成28年）5月場所7日目～2018年（平成30年）7月場所3日目 颯雅[4] 東序ノ口18 東序ノ口9
3位 森川勇樹[5] 32 2003年（平成15年）7月場所4日目～2004年（平成16年）3月場所10日目 日爪 東序ノ口39 西序二段56
4位 平松秀朗[6] 31 1975年（昭和50年）7月場所12日目～1976年（昭和51年）5月場所1日目 比嘉 東序ノ口19 東序二段40
高岸浩二[7] 1978年（昭和53年）5月場所1日目～1979年（昭和54年）1月場所7日目 峰乃郷 前相撲 西序二段32
佐野勝彦[8] 1984年（昭和59年）5月場所1日目～1985年（昭和60年）1月場所5日目 不明 前相撲 西序ノ口5
7位 佐世保山[9] 29 1950年（昭和25年）9月場所1日目～1951年（昭和26年）5月場所2日目 不明 前相撲 東幕下25
8位 杉下翼 27 2006年（平成18年）9月場所3日目～2007年（平成19年）3月場所13日目 引退 東序ノ口37 （未更新）
9位 山口山利浩 25 1988年（昭和63年）5月場所7日目～1988年（昭和63年）11月場所13日目 引退 西序ノ口57 （未更新）
佐藤貴宏[10] 2000年（平成12年）5月場所2日目～2000年（平成12年）11月場所14日目 引退 前相撲 （未更新）
11位 服部桜太志[11] 23 2018年（平成30年）7月場所5日目～2019年（平成31年）1月場所8日目 峰雲 東序ノ口18 東序ノ口9
富士東和佳[12] 2020年（令和2年）7月場所14日目〜2021年（令和3年）1月場所13日目 徳之武藏 西前頭4 東幕下13
13位 服部桜祥多[13] 22 2015年（平成27年）11月場所2日目～2016年（平成28年）5月場所3日目 澤ノ富士 前相撲 東序ノ口9
14位 五ツ海義男 21 1949年（昭和24年）9月場所5日目～1950年（昭和25年）1月場所10日目 山口[14] 東小結 東前頭7
利根ノ里 1954年（昭和29年）3月場所2日目～1954年（昭和29年）9月場所10日目 不明 西序二段1 西序二段18
双ツ龍徳義 1960年（昭和35年）9月場所10日目～1960年（昭和35年）11月場所15日目 引退 東前頭1 （未更新）
立村本隆[15] 1992年（平成4年）11月場所2日目～1993年（平成5年）3月場所13日目 琴東山 西序ノ口44 東序ノ口11
前川政宏[16] 2004年（平成16年）11月場所4日目～2005年（平成17年）3月場所14日目 岩永 前相撲 東序二段6
19位 隆の鶴伸一 20 2006年（平成18年）3月場所2日目～2006年（平成18年）5月場所11日目 引退 西前頭8 （未更新）
渡辺太志[17] 2012年（平成24年）9月場所千秋楽～2013年（平成25年）3月場所9日目 松葉山 東幕下13 西三段目18

備考

  • 高岸は前相撲を含め42連敗の記録あり
  • 杉下は不戦勝1を挟み41連敗、前相撲も含め46連敗の記録あり
  • 五ツ海は不戦勝1を挟み24連敗、不戦敗も含め25連敗の記録あり。
  • 立若（本名渡辺直生、立浪部屋）は前相撲を挟み21連敗、前相撲も含め25連敗の記録あり
  • 男岩（本名の姓は菊地、所属部屋は不明）は番付外、前相撲（全休）を挟み22連敗の記録あり
  • 服部桜は前相撲も含め25連敗の記録もあり。
  • 横綱在位中に限ると、稀勢の里の8連敗（不戦敗2を含め10連敗）が最多。

脚注

  1. ^ 記録継続期間の2021年1月場所より改名
  2. ^ 1位の服部桜太志改め勝南桜聡太と同一の力士。記録継続期間の2016年11月場所より改名
  3. ^ 大相撲、歴代ワースト８９連敗の服部桜、令和の初戦は…朝日新聞デジタル
  4. ^ 非技（腰砕け）での勝利序ノ口・服部桜、連敗８９で止める　相手の「腰砕け」で朝日新聞デジタル
  5. ^ 後に森麗（一時期は勇竜）と改名、大鵬部屋のち大嶽部屋
  6. ^ 後に瀬戸の海に改名、伊勢ヶ濱部屋
  7. ^ 後に立湖に改名、立浪部屋
  8. ^ 休場1を挟む、二所ノ関部屋
  9. ^ 後に佐賀錦に改名、二所ノ関部屋
  10. ^ 休場3を挟む、湊部屋
  11. ^ 1位の服部桜太志改め勝南桜聡太と同一の力士。
  12. ^ 休場15を挟む。
  13. ^ 1位の服部桜太志改め勝南桜聡太と同一の力士。休場1を挟む。
  14. ^ 不戦勝
  15. ^ 後に伏見山に改名、立浪部屋
  16. ^ 後に大広星に改名、朝日山部屋
  17. ^ 後に貴麻衣に改名、貴乃花部屋

関連項目

大相撲
番付
幕内
力士・記録
年寄・行司
相撲界
（角界）
本場所
会場（現行）
会場（予定）
会場（過去）
花相撲
団体・組織
マスメディア
不祥事・騒動
関連項目
アマチュア
相撲
世界の相撲
各種相撲
相撲用語
あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
団体・施設
関連項目
カテゴリ カテゴリ
「https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=連敗記録_(大相撲)&oldid=83684790」から取得