番付上1人大関

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番付上1人大関(ばんづけじょうひとりおおぜき)では、大相撲において大関が番付に1人のみ在位した状態だった例について述べる。

一人大関[編集]

大関が一人だけ在位し、東西に揃わない状態だった例は12例あるが、貴ノ花が2回記録しているため、11人の力士が番付上1人大関を経験している。

達成順番 開始場所 開始場所前の動向 一人大関 最終場所 場所数 終了理由
1 1936年(昭和11年)夏場所 男女ノ川が横綱昇進 清水川 1936年(昭和11年)夏場所 1 双葉山鏡岩が同時大関昇進
2 1938年(昭和13年)春場所 双葉山が横綱昇進
清水川が現役引退
鏡岩 1938年(昭和13年)春場所 1 前田山が大関昇進
3 1944年(昭和19年)夏場所 名寄岩が関脇へ陥落 前田山 1944年(昭和19年)夏場所 1 佐賀ノ花が大関昇進
4 1955年(昭和30年)初場所 栃錦が横綱昇進 三根山 1955年(昭和30年)春場所 2 大内山が大関昇進
5 1955年(昭和30年)秋場所 三根山が関脇へ陥落 大内山 1955年(昭和30年)秋場所 1 若ノ花[1]松登が同時大関昇進
6 1959年(昭和34年)夏場所 朝汐 [2]が横綱昇進 琴ヶ濱 1959年(昭和34年)秋場所 3 若羽黒が大関昇進
7 1966年(昭和41年)名古屋場所 北葉山が現役引退 豊山 1966年(昭和41年)名古屋場所 1 北の冨士[3]が大関昇進
8 1975年(昭和50年)初場所 大麒麟が現役引退 貴ノ花 1975年(昭和50年)初場所 1 魁傑が大関昇進
1979年(昭和54年)九州場所 旭國が現役引退 1980年(昭和55年)初場所 2 増位山が大関昇進
9 1981年(昭和56年)夏場所 増位山が現役引退 千代の富士 1981年(昭和56年)名古屋場所 2 千代の富士が横綱昇進により
大関空位
10 1981年(昭和56年)九州場所 大関空位の状態で
琴風が大関昇進
琴風 1982年(昭和57年)初場所 2 隆の里が大関昇進
11 2020年(令和2年)春場所 豪栄道が現役引退 貴景勝 2020年(令和2年)春場所 1 朝乃山が大関昇進
  • 太字の力士は現役力士。
  • 史上8人目の番付上1人大関である貴ノ花は、2回記録しており、番付上1人大関合計3場所在位は史上最多タイである。
  • 11人の内、最高位が横綱である力士は、前田山と千代の富士だけである。

在位場所[編集]

  • 1位 琴ヶ濱・貴ノ花 3場所
  • 3位 三根山・千代の富士・琴風 2場所
  • 6位 清水川・鏡岩・前田山・大内山・豊山・貴景勝 1場所

1人大関成績[編集]

1人大関在位期間の記録(2021年3月場所終了現在)

  • 勝星
    • 1位 千代の富士(27勝3敗)勝率.900
    • 2位 貴ノ花(26勝19敗)勝率.578
    • 3位 琴風(21勝9敗)勝率.700
    • 4位 琴ヶ濱(20勝16敗9休)勝率.556
    • 5位 三根山(12勝13敗5休)勝率.480
    • 6位 大内山(11勝4敗)勝率.733
    • 7位
      • 前田山(8勝2敗)勝率.800
      • 豊山(8勝7敗)勝率.533
    • 9位 貴景勝(7勝8敗)勝率.467
    • 10位 清水川 (6勝5敗)勝率.545
    • 11位 鏡岩(5勝8敗)勝率.385
  • 優勝
    • 千代の富士 1回

(その他の10人は1人大関在位中に優勝経験なし)

脚注[編集]

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  1. ^ 後の第45代横綱若乃花
  2. ^ 後の第46代横綱朝潮
  3. ^ 後の第52代横綱北の富士

関連項目[編集]