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40歳以上まで現役を続けた力士一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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40歳以上まで現役を続けた力士一覧(よんじっさいいじょうまでげんえきをつづけたりきしいちらん)は、現役中に満40歳の誕生日を迎えた大相撲力士の一覧である。

引退力士一覧

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凡例

  • 1958年に大相撲の年6場所制が定着して以降、初土俵を踏んだ力士に限定する。
  • 誕生日時点の番付は、場所中に誕生日を迎えた場合は当場所のものを、それ以外の場合は誕生日直後の場所のものを、それぞれ記載。
  • 力士名・部屋名は誕生日時点のもの。誕生日以降に変更が生じた場合は別途補足する。
  • 「引退後」の欄には、年寄となった場合は年寄名跡を記し、若者頭(前例なし)・世話人となった場合はそれぞれ「若者頭」「世話人」と記し、角界に残らなかった(以前の表現での「廃業」に相当)場合は「-」と記す。
力士 部屋 最高位 40歳誕生日 誕生日時点の番付 40歳以降の最高位 引退場所 引退時点の年齢 引退後
牧本お/ 時津風 05025東前頭12 1981年08月13日 07068西幕下34 07054西幕下27 1982111982年11月場所 41歳03か月
大潮あ/ 時津風 04001東小結 1988年01月04日 07002西幕下1 07002西幕下1 1988011988年1月場所 40歳00か月 錣山式秀[注釈 1]
一ノ矢 高砂 08011東三段目6 2000年12月28日 09069東序二段35 09035西序二段15 2007112007年11月場所 46歳11か月
安芸旭 大島 09035東序二段18 2004年06月11日 10007東序ノ口4 09214西序二段107 2005052005年5月場所 40歳11か月
琴冠佑 佐渡ヶ嶽 06013東十両7 2006年02月02日 07054西幕下27 07050西幕下25 2006092006年9月場所[注釈 2] 40歳07か月
栃天晃 春日野 06007東十両4 2007年02月19日 07109東幕下55 07100西幕下50 2011052011年技量審査場所 44歳03か月
輝面龍 高砂 07007東幕下4 2009年09月29日 08048西三段目24 07119東幕下60 2010092010年9月場所 41歳00か月
華吹 立浪 08035東三段目18 2010年05月28日 09049東序二段25 08172西三段目86 2022012022年1月場所[1] 51歳07か月
笠力 二所ノ関 09133東序二段67 2010年07月13日 09179東序二段90 09133東序二段67 2013012013年1月場所 42歳06か月
出羽の郷 出羽海 06027東十両14 2010年11月22日 08087東三段目44 07076西幕下38 2015052015年5月場所 44歳06か月
北斗龍 北の湖[注釈 3] 08105東三段目53 2011年03月16日 09207東序二段104 09099東序二段50 2017032017年3月場所 46歳00か月
郡山 三保ヶ関 07004西幕下2 2011年08月08日 08138西三段目69 08068西三段目43 2013092013年9月場所 42歳01か月
嵐望 貴乃花 07025東幕下13 2012年07月02日 09025東序二段13 09025東序二段13 2013052013年5月場所 40歳09か月 世話人[注釈 4]
栃の山 千賀ノ浦 07004西幕下2 2013年02月24日 08065東三段目33 08039東三段目20 2013052013年5月場所 40歳02か月 世話人[注釈 4]
旭天鵬 友綱 03002西関脇 2014年09月13日 05027東前頭14 05013東前頭7 2015072015年7月場所 40歳10か月 大島友綱→大島[注釈 5]
伊勢ノ花 伊勢ヶ濱 07045東幕下23 2015年01月03日 08166西三段目83 08128西三段目64 2019012019年1月場所 44歳00か月
旭光 友綱 07069東幕下35 2016年07月06日 09101東序二段51 09085東序二段43 2018032018年3月場所 41歳08か月
富士ノ風 尾車 07028西幕下14 2017年06月24日 09067東序二段34 09004西三段目69 2022012022年1月場所[1] 44歳07か月
大子錦 高砂 08154西三段目77 2017年10月12日 09206西序二段103 09147東序二段74 2020092020年9月場所[4] 42歳11か月
華王錦 東関 06012西十両6 2018年09月14日 08109東三段目55 08005東三段目3 2021032021年3月場所[5] 42歳06か月
安美錦 伊勢ヶ濱 03001東関脇 2018年10月03日 06004西十両2 06004西十両2 2019072019年7月場所 40歳09か月 安治川[6][注釈 6]
剛力山 高田川 07033東幕下17 2019年03月21日 08108西三段目54 08061東三段目31 2022072022年7月場所[7] 43歳06か月
魁ノ若 友綱[注釈 7] 07028西幕下14 2019年04月20日 09085東序二段43 09023東序二段12 2023012023年1月場所[8] 43歳09か月
越ノ龍 藤島 07068西幕下34 2019年05月17日 08120西三段目60 08078西三段目39 2024092024年9月場所[9] 45歳04か月
闘鵬 大嶽 07120西幕下60 2020年08月27日 09059東序二段30 08185東三段目93 2022012022年1月場所[1] 41歳04か月
朝乃土佐 高砂 07041東幕下21 2021年11月10日 09083東序二段42 08159東三段目80 2024012024年1月場所[10] 42歳02か月
神山 高砂 08060西三段目30 2022年01月27日 09110西序二段55 09095東序二段48 2024012024年1月場所[10] 42歳00か月
前乃富士 高田川 07060東幕下53 2022年08月07日 08172西三段目86 08172西三段目86 2024012024年1月場所[10] 41歳05か月
最上錦 木瀬 08130西三段目65 2022年10月28日 09179東序二段90 09125東序二段63 2024032024年3月場所[11] 41歳04か月
霧桜 陸奥 08138西三段目69 2023年05月26日 09139東序二段70 09139東序二段70 2023112023年11月場所[12] 40歳06か月

現役力士一覧

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凡例

  • 1958年に大相撲の年6場所制が定着して以降、初土俵を踏んだ力士に限定する。
  • 誕生日時点の番付は、場所中に誕生日を迎えた場合は当場所のものを、それ以外の場合は誕生日直後の場所のものを、それぞれ記載。
  • 力士名・部屋名は誕生日時点のもの。誕生日以降に変更が生じた場合は別途補足する。
力士 部屋 最高位 40歳誕生日 誕生日時点の番付 40歳以降の最高位
翔傑 芝田山 07008西幕下4 2016年09月05日 07059東幕下30 07059東幕下30
桃智桜[注釈 8] 式秀 09105東序二段53 2017年02月07日 10038西序ノ口19 09188西序二段94
聡ノ富士 伊勢ヶ濱 07109東幕下55 2017年04月15日 08165東三段目83 08165東三段目83
芳東 玉ノ井 05023東前頭12 2017年05月26日 08058西三段目29 08027東三段目14
天一 山響 07020西幕下10 2017年11月22日 08098西三段目49 08062西三段目31
輝の里 田子ノ浦 08045東三段目23 2018年01月17日 09059東序二段30 09059東序二段30
潮来桜 式秀 09037東序二段19 2018年10月02日 09203東序二段102 09122西序二段61
大雷童 高田川 06003東十両2 2020年04月17日 08191東三段目96 08023東三段目12
武蔵海 藤島 07010西幕下5 2021年04月26日 09085東序二段43 08102西三段目51
朝天舞 高砂 07016西幕下8 2021年05月23日 08176西三段目88 08008西三段目4
陸奥[注釈 9] 07031東幕下16 2021年08月29日 08195東三段目98 08108西三段目54
飛燕力 押尾川 07058西幕下29 2023年03月06日 08164西三段目82 08164西三段目82
栃春日 春日野 08023東三段目12 2023年10月01日 09008西序二段4 08172西三段目86
克乃富士 境川 07030西幕下15 2024年05月04日 08088西三段目44 08056西三段目28

記録(年6場所制以降)

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  • 最年長力士記録:華吹大作(51歳7か月 [2022年1月場所] )
  • 最年長幕内記録:旭天鵬勝(40歳10か月[2015年7月場所、西前頭11])※同場所限り引退
  • 最年長関取記録:旭天鵬勝(同上)
  • 最年長三賞受賞:旭天鵬勝(40歳2か月[2014年11月場所、敢闘賞])
  • 40歳以上最高位:旭天鵬勝(東前頭7、2015年1月場所)

参考記録

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1958年以前の主な40代以上の現役力士

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脚注

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注釈

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  1. ^ 1989年9月以降は式秀に変更し、1992年3月から2013年1月3日まで式秀部屋師匠を務めた。
  2. ^ 琴冠佑は2006年9月場所中の不祥事(本人の項目を参照)により、同場所10日目限りで引退した。
  3. ^ 2016年1月場所より山響部屋所属に変更。
  4. ^ a b 嵐望及び栃の山は2013年5月1日付で世話人に採用され、同日付で引退届が受理されたため、同年5月場所は番付のみ表記された[2]
  5. ^ 2017年6月12日に停年退職となる友綱(元・関脇魁輝)と名跡交換し、友綱を襲名し友綱部屋師匠となり[3]、2022年1月27日再び大島と名跡交換して部屋を大島部屋へ改称した。
  6. ^ 2022年12月1日に安治川部屋を創設した。
  7. ^ 2022年3月場所より大島部屋所属に変更。
  8. ^ 2018年1月場所より桃智桜から澤勇に改名。
  9. ^ 2024年1月場所より音羽山部屋所属に変更。

出典

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  1. ^ a b c 昭和初土俵の最後の力士、51歳華吹ら25人の引退を発表」『2022-01-26』日刊スポーツ。2022年1月26日閲覧。
  2. ^ 若貴同期の嵐望引退で“黄金世代”消滅
  3. ^ 元旭天鵬が友綱部屋継承へ モンゴル出身初の師匠
  4. ^ 木崎海、魁渡、大翔前ら12人の引退力士発表」『日刊スポーツ』2020年9月30日。2020年9月30日閲覧。
  5. ^ 元十両の華王錦が引退 01年夏場所で初土俵」『日刊スポーツ』2021年3月28日。2021年3月28日閲覧。
  6. ^ 安美錦引退 古傷の膝ボロボロ…年寄「安治川」襲名
  7. ^ 元小結松鳳山ら10人の引退力士を発表 日本相撲協会番付編成会議」『日刊スポーツ』2022年7月27日。2022年7月27日閲覧。
  8. ^ 輝富士、魁ノ若、浪満ら12人が初場所限りで引退を発表」『スポーツニッポン』2023年1月25日。2023年1月25日閲覧。
  9. ^ 元大関・貴景勝、元関脇の妙義龍と碧山ら11人の引退力士を発表 元十両の琴裕将は若者頭に」『スポーツ報知』2024年9月25日。2024年9月25日閲覧。
  10. ^ a b c 【引退】幕内経験者の東龍、元十両の千代嵐ら17人 元幕下の羅王らも」『日刊スポーツ』2024年1月31日。2024年1月31日閲覧。
  11. ^ 元幕内・北青鵬ら17人引退 海龍ら3人は協会の世話人に採用」『サンスポ』2024年3月27日。2024年3月27日閲覧。
  12. ^ 千代獅子ら7人の引退を発表 来年初場所番付編成会議を開催」『日刊スポーツ』2023年11月29日。2023年11月29日閲覧。