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幕内最高優勝の記録一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

幕内最高優勝の記録(まくのうちさいこうゆうしょうのきろく)は、大相撲の幕内力士の優勝にかかわる主要記録の一覧。

特に明記のない場合1909年(明治42年)6月場所の優勝額贈呈開始によって、現在の個人優勝制度が確立して以降のもの。

優勝回数10回以上の力士

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最高位は全員横綱太字表記は現役。

四股名 優勝
回数
新入幕 初優勝 最終優勝 最終場所 備考
白鵬翔 45 2004年5月 2006年5月 2021年7月 2021年9月 優勝同点4回
大鵬幸喜 32 1960年1月 1960年11月 1971年1月 1971年5月 優勝同点2回
千代の富士貢 31 1975年9月 1981年1月 1990年11月 1991年5月 優勝同点なし(決定戦全勝)
朝青龍明徳 25 2001年1月 2002年11月 2010年1月 2010年1月 優勝同点1回
北の湖敏満 24 1972年1月 1974年1月 1984年5月 1985年1月 優勝同点5回
貴乃花光司 22 1990年5月 1992年1月 2001年5月 2003年1月 優勝同点5回
輪島大士 14 1971年1月 1972年5月 1980年11月 1981年3月 優勝同点1回
双葉山定次 12 1932年2月 1936年5月 1943年5月 1945年11月 新入幕は春秋園事件による繰上げ
年2場所制時代
武蔵丸光洋 12 1991年11月 1994年7月 2002年9月 2003年11月 優勝同点6回
曙太郎 11 1990年9月 1992年5月 2000年11月 2001年1月 優勝同点3回
全勝優勝経験のない最多優勝力士
常ノ花寛市 10 1917年5月 1921年5月 1930年3月 1930年10月 優勝同点1回(決定戦制度なし)[1]
年2場所制で3回、年4場所制で7回の優勝[2]
栃錦清隆 10 1947年1月 1952年9月 1960年1月 1960年5月 優勝同点1回
新入幕時は年2場所制、年6場所制への過渡期の優勝が6回
若乃花幹士 (初代) 10 1950年1月 1956年5月 1960年9月 1962年5月 優勝同点1回
新入幕時は年3場所制、年6場所制への過渡期の優勝が1回
北の富士勝昭 10 1964年1月 1967年3月 1973年3月 1974年7月 優勝同点1回
照ノ富士春雄 10 2014年3月 2015年5月 2024年7月 優勝同点3回

連続優勝

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7連覇
四股名 連続優勝回数 場所 地位 成績  備考
朝青龍明徳 7場所連続 2004年11月場所 東横綱 13勝2敗
2005年1月場所 東横綱 15戦全勝
同3月場所 東横綱 14勝1敗
同5月場所 東横綱 15戦全勝
同7月場所 東横綱 13勝2敗
同9月場所 東横綱 13勝2敗 琴欧州優勝決定戦
同11月場所 東横綱 14勝1敗 年間6場所完全制覇達成
次場所 2006年1月場所 東横綱 11勝4敗 優勝は栃東大裕(14勝1敗)
白鵬翔 7場所連続 2010年3月場所 東横綱 15戦全勝
同5月場所 東横綱 15戦全勝
同7月場所 東横綱 15戦全勝
同9月場所 東横綱 15戦全勝 4場所連続全勝は年6場所15日制以降で史上初
同11月場所 東横綱 14勝1敗 2日目に63連勝止まる
豊ノ島と優勝決定戦
2011年1月場所 東横綱 14勝1敗
同5月場所 東横綱 13勝2敗 3月場所は八百長問題で中止
5月技量審査場所として開催
次場所 同7月場所 東横綱 12勝3敗(優勝次点) 優勝は日馬富士公平(14勝1敗)
2007年9月場所から2012年3月場所まで27場所連続優勝次点以上
6連覇
四股名 連続優勝回数 場所 地位 成績  備考
大鵬幸喜 6場所連続 1962年7月場所 東横綱 14勝1敗
同9月場所 東横綱 13勝2敗 不戦勝1あり
佐田の山と優勝決定戦
同11月場所 東横綱 13勝2敗
1963年1月場所 東横綱 14勝1敗
同3月場所 東横綱 14勝1敗
同5月場所 東横綱 15戦全勝
次場所 同7月場所 東横綱 12勝3敗 優勝は北葉山英俊(13勝2敗、佐田乃山(もと佐田の山)と決定戦)
大鵬幸喜 6場所連続 1966年3月場所 東張出横綱 13勝2敗
同5月場所 東横綱 14勝1敗
同7月場所 東横綱 14勝1敗
同9月場所 東横綱 13勝2敗 柏戸と優勝決定戦
同11月場所 東横綱 15戦全勝
1967年1月場所 東横綱 15戦全勝 1965年11月場所から出場7場所連続優勝
次場所 同3月場所 東横綱 13勝2敗(優勝次点) 優勝は北の富士勝昭(14勝1敗)
白鵬翔 6場所連続 2014年5月場所 東横綱 14勝1敗
同7月場所 東横綱 13勝2敗
同9月場所 東横綱 14勝1敗
同11月場所 東横綱 14勝1敗
2015年1月場所 東横綱 15勝全勝 史上最多33回目の優勝
同3月場所 東横綱 14勝1敗 史上最多34回目の優勝
次場所 同5月場所 東横綱 11勝4敗 優勝は照ノ富士春雄(12勝3敗)
5連覇
四股名 連続優勝回数 場所 地位 成績  備考
太刀山峯右エ門 5場所連続 1910年6月場所 西大関 9勝1分
1911年2月場所 西大関 8勝1分1預
同6月場所 西横綱 10戦全勝 1910年1月場所から4場所連続土付かず
1912年1月場所 東横綱 8勝1敗1分 8日目に43連勝止まる
同5月場所 西横綱 10戦全勝 1914年1月場所まで出場7場所連続優勝
次場所 1913年1月場所 西張出横綱 全休 優勝は鳳谷五郎(7勝1分1預1休、1休は相手力士休場)
栃木山守也 5場所連続 1917年5月場所 西大関 9勝1預 大潮が優勝同点(決定戦制度なし)
1918年1月場所 東大関 10戦全勝
同5月場所 東張出横綱 9勝1敗
1919年1月場所 東横綱 9勝1休 1休は相手力士休場
同5月場所 東横綱 10戦全勝
次場所 1920年1月場所 東横綱 8勝2敗(優勝次点) 優勝は大錦卯一郎(8勝1敗1分)
1921年1月場所まで8場所連続優勝次点以上
双葉山定次 5場所連続 1936年5月場所 西関脇 11戦全勝
1937年1月場所 東大関 11戦全勝
同5月場所 東大関 13戦全勝
1938年1月場所 西横綱 13戦全勝
同5月場所 東横綱 13戦全勝 連続全勝優勝の最多記録
次場所 1939年1月場所 東横綱 9勝4敗 優勝は出羽湊利吉(13戦全勝)
4日目に69連勝止まる
北の湖敏満 5場所連続 1978年1月場所 西横綱 15戦全勝
同3月場所 東横綱 13勝2敗 若三杉と優勝決定戦
同5月場所 東横綱 14勝1敗 若三杉と優勝決定戦
同7月場所 東横綱 15戦全勝
同9月場所 東横綱 14勝1敗
次場所 同11月場所 東横綱 11勝4敗 優勝は二代目若乃花幹士(もと若三杉、15戦全勝)
千代の富士貢 5場所連続 1986年5月場所 東横綱 13勝2敗
同7月場所 東横綱 14勝1敗 北尾と優勝決定戦
同9月場所 東横綱 14勝1敗
同11月場所 東横綱 13勝2敗
1987年1月場所 東横綱 12勝3敗 双羽黒と優勝決定戦
次場所 同3月場所 東横綱 11勝4敗(優勝次点) 優勝は北勝海信芳(12勝3敗)
6場所連続優勝次点以上
4連覇
四股名 地位 開始場所 終了場所 場所① 場所② 場所③ 場所④ 翌場所 備考
双葉山定次 横綱 1942年5月 1943年5月 14勝1敗 13勝2敗 15勝 15勝 11勝4敗
羽黒山政司 横綱 1945年11月 1947年11月 10勝 13勝 9勝1敗 10勝1敗 11休
大鵬幸喜 大関-横綱 1961年7月 1962年1月 13勝2敗 12勝3敗 13勝2敗 13勝2敗 13勝2敗(優勝同点) 9月場所後に横綱昇進
千代の富士貢 横綱 1988年5月 1988年11月 14勝1敗 15勝 15勝 14勝1敗 11勝4敗
貴乃花光司 横綱 1996年3月 1996年9月 14勝1敗 14勝1敗 13勝2敗 15勝 15休
朝青龍明徳 横綱 2004年1月 2004年7月 15勝 15勝 13勝2敗 13勝2敗 9勝6敗
朝青龍明徳 横綱 2006年7月 2007年1月 14勝1敗 13勝2敗 15勝 14勝1敗 13勝2敗(優勝同点)
白鵬翔 横綱 2013年3月 2013年9月 15勝 15勝 13勝2敗 14勝1敗 13勝2敗(優勝次点)
3連覇
四股名 地位 開始場所 終了場所 場所① 場所② 場所③ 翌場所 備考
大錦卯一郎 横綱 1920年1月 1921年1月 8勝1敗1分 9勝1敗 10勝 9勝1分(優勝次点)
栃木山守也 横綱 1924年1月 1925年1月 9勝1分 10勝1敗 10勝1分 11休(引退)  5月場所前に引退
常ノ花寛市 横綱 1927年3月 1927年10月 10勝1敗 10勝1敗 10勝1敗 11休
玉錦三右エ門 大関 1930年10月 1931年3月 9勝2敗 9勝2敗 10勝1敗 8勝3敗 横綱昇進見送り
玉錦三右エ門 横綱 1935年1月 1936年1月 10勝1敗 10勝1敗 11勝 10勝1敗(優勝次点)
大鵬幸喜 横綱 1968年11月 1969年1月 14勝1敗 15勝 15勝 3勝2敗10休
北の湖敏満 横綱 1980年3月 1980年7月 13勝2敗 14勝1敗 15勝 11勝4敗
千代の富士貢 横綱 1982年3月 1982年7月 13勝2敗 13勝2敗 12勝3敗 10勝5敗
千代の富士貢 横綱 1985年9月 1986年1月 15勝 14勝1敗 13勝2敗 1勝2敗12休
曙太郎 横綱 1993年7月 1993年11月 13勝2敗 14勝1敗 13勝2敗 11勝4敗
貴乃花光司 大関-横綱 1994年9月 1995年1月 15勝 15勝 13勝2敗 13勝2敗(優勝次点)
貴乃花光司 横綱 1995年5月 1995年9月 14勝1敗 13勝2敗 15勝 12勝3敗(優勝同点)
白鵬翔 横綱 2007年9月 2008年1月 12勝3敗 14勝1敗 13勝2敗 12勝3敗(優勝次点)
白鵬翔 横綱 2008年7月 2008年11月 15勝 14勝1敗 13勝2敗 14勝1敗(優勝同点)

連続全勝優勝

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四股名 記録 地位 開始場所 終了場所 翌場所成績 備考
双葉山定次 5場所連続 関脇-横綱 1936年5月 1939年5月 9勝4敗 11戦全勝2回、13戦全勝3回
白鵬翔 4場所連続 横綱 2010年3月 2010年9月 14勝1敗(優勝)
太刀山峯右エ門[3] 2場所連続 横綱 1913年5月 1914年1月 8勝1預1休[4][5] 10戦全勝2回
双葉山定次 2場所連続 横綱 1943年1月 1943年5月 11勝4敗
羽黒山政司 2場所連続 横綱 1945年11月 1946年11月 9勝1敗(優勝) 10戦全勝、13戦全勝各1回
大鵬幸喜 2場所連続 横綱 1964年1月 1964年3月 10勝5敗
大鵬幸喜 2場所連続 横綱 1966年11月 1967年1月 13勝2敗
大鵬幸喜 2場所連続 横綱 1968年11月 1969年1月 3勝2敗10休
千代の富士貢 2場所連続 横綱 1988年7月 1988年9月 14勝1敗(優勝)
貴ノ花光司[6] 2場所連続 大関 1994年9月 1994年11月 13勝2敗(優勝)
日馬富士公平 2場所連続 大関 2012年7月 2012年9月 9勝6敗 場所後に横綱昇進
白鵬翔 2場所連続 横綱 2013年3月 2013年5月 13勝2敗(優勝)
参考(分、預、休を含んでの記録)
太刀山峯右エ門 3場所連続 大関-横綱 1910年6月 1911年6月 8勝1敗1分(優勝) 10戦全勝、9勝1分、8勝1分1休[4]、各1回
栃木山守也 2場所連続 大関 1917年5月 1918年1月 9勝1敗(優勝) 10戦全勝、9勝1預、各1回
栃木山守也 2場所連続 横綱 1919年1月 1919年5月 8勝2敗 10戦全勝、9勝1休[4]各1回
  1. ^ 他に不戦勝制度があれば優勝同点になっていたケースが1回、半星差での優勝次点が1回ある。
  2. ^ 関西場所の4回の優勝は後年の追認
  3. ^ 1912年5月から1914年1月まで全休1場所を挟んで出場3場所連続全勝優勝、1915年6月まで2度の全休を挟んで出場5場所連続土つかず(うち優勝4回)。ただし1913年1月に現在なら不戦敗となる1休がある
  4. ^ a b c 相手力士休場
  5. ^ 両國が9勝1休で優勝
  6. ^ 期間中に「貴乃花」に改名

東京場所連覇

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東京場所連覇とは、東京で行われる本場所の連続優勝のことをいう。

順位 四股名 連覇 連覇の期間
1位 千代の富士貢 7連覇 1985年1月場所 − 1987年1月場所
2位 貴乃花光司 6連覇 1994年1月場所 − 1995年9月場所
白鵬翔 2013年5月場所 − 2015年1月場所
4位 大鵬幸喜 5連覇 1966年5月場所 − 1967年9月場所
北の湖敏満 1977年9月場所 − 1979年1月場所
朝青龍明徳 2003年1月場所 − 2004年5月場所
白鵬翔 2010年5月場所 − 2011年9月場所
  • 白鵬のみが東京場所連覇5連覇以上を2回記録している。

地方場所連覇

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地方場所連覇とは、東京以外(大阪・名古屋・福岡)で行われる本場所の連続優勝のことをいう。

順位 四股名 連覇 連覇の期間
1位 朝青龍明徳 9連覇 2004年3月場所 − 2006年11月場所
2位 白鵬翔 8連覇 2008年7月場所 − 2010年11月場所
3位 大鵬幸喜 7連覇 1964年11月場所 − 1966年11月場所
4位 千代の富士貢 6連覇 1981年7月場所 − 1983年3月場所

優勝連続年数

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順位 四股名 優勝連続年数 期間
1位 白鵬翔 16年 2006年 − 2021年
2位 大鵬幸喜 12年 1960年 − 1971年
3位 千代の富士貢 10年 1981年 − 1990年
4位 北の湖敏満 9年 1974年 − 1982年
朝青龍明徳 2002年 − 2010年
6位 貴乃花光司 7年 1992年 − 1998年

年間最多優勝

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以下は、年6場所制において、1年間に最も多く優勝した力士の一覧である。

幕内最高優勝 優勝同点 負け越し(休場含む) 十両
力士名 年内優勝回数 通算記録回数 1月場所 3月場所 5月場所 7月場所 9月場所 11月場所
1958年 若乃花幹士 (初代) 3回 13勝2敗 12勝3敗 11勝4敗 13勝2敗 14勝1敗 12勝2敗1分
1959年 若乃花幹士 (初代) 3回 2年連続2回目 14勝1敗 12勝3敗 14勝1敗[1] 11勝4敗 14勝1敗 11勝4敗
1960年 若乃花幹士 (初代) 3回 3年連続3回目 0勝3敗12休 15戦全勝 13勝2敗 13勝2敗 13勝2敗 5勝4敗6休
1961年 大鵬幸喜 3回 10勝5敗 12勝3敗 11勝4敗 13勝2敗 12勝3敗[2] 13勝2敗
1962年 大鵬幸喜 4回 2年連続2回 13勝2敗 13勝2敗 11勝4敗 14勝1敗 13勝2敗[3] 13勝2敗
1963年 大鵬幸喜 3回 3年連続3回目 14勝1敗 14勝1敗 15戦全勝 12勝3敗 14勝1敗 12勝3敗
1964年 大鵬幸喜 4回 4年連続4回目 15戦全勝 15戦全勝 10勝5敗 1勝4敗10休 14勝1敗 14勝1敗
1965年 大鵬幸喜 3回 5年連続5回目 11勝4敗 14勝1敗 9勝6敗 13勝2敗 11勝4敗 13勝2敗
1966年 大鵬幸喜 5回 6年連続6回目 全休 13勝2敗 14勝1敗 14勝1敗 13勝2敗[2] 15戦全勝
1967年 大鵬幸喜 3回 7年連続7回目 15戦全勝 13勝2敗 14勝1敗 2勝1敗12休 15戦全勝 11勝2敗2休
1968年 大鵬幸喜 2回 8年連続8回目 1勝3敗11休 全休 全休 全休 14勝1敗 15戦全勝
1969年 大鵬幸喜 2回 9年連続9回目 15戦全勝 3勝2敗10休 13勝2敗 11勝4敗 11勝4敗 6勝4敗5休
1970年 北の富士勝昭 3回 13勝2敗[4] 13勝2敗 14勝1敗 13勝2敗[5] 11勝4敗 11勝4敗
1971年 北の富士勝昭 3回 2年連続2回目 11勝4敗 11勝4敗 15戦全勝 8勝7敗 15戦全勝 13勝2敗
1972年 北の富士勝昭 1回 3年連続3回目 7勝7敗1休 9勝6敗 3勝6敗6休 全休 15戦全勝 10勝5敗
琴櫻傑將 1回 10勝5敗 10勝5敗 1勝2敗12休 8勝7敗 9勝6敗 14勝1敗
輪島大士 1回 10勝5敗 9勝6敗 12勝3敗 8勝7敗 13勝2敗 11勝4敗
栃東知頼 1回 11勝4敗 3勝9敗3休 10勝5敗 5勝10敗 8勝7敗 4勝6敗5休
長谷川勝敏 1回 10勝5敗 12勝3敗[6] 8勝7敗 5勝10敗 11勝4敗 8勝7敗
高見山大五郎 1回 6勝9敗 6勝9敗 8勝7敗 13勝2敗 5勝10敗 9勝6敗
1973年 輪島大士 3回 2年連続2回目 11勝4敗 13勝2敗 15戦全勝 11勝4敗 15戦全勝 12勝2敗1休
1974年 輪島大士 3回 3年連続3回目 12勝3敗 12勝3敗 10勝5敗 13勝2敗[7] 14勝1敗 9勝6敗
1975年 北の湖敏満 2回 12勝3敗 13勝2敗 13勝2敗 9勝6敗 12勝3敗 12勝3敗
1976年 北の湖敏満 3回 2年連続2回目 13勝2敗 10勝5敗 13勝2敗[8] 12勝3敗 10勝5敗 14勝1敗
1977年 輪島大士 3回 3年振り4回目 13勝2敗 12勝3敗 11勝4敗 15戦全勝 10勝5敗 14勝1敗
1978年 北の湖敏満 5回 2年振り3回目 15戦全勝 13勝2敗[9] 14勝1敗[9] 15戦全勝 14勝1敗 11勝4敗
1979年 北の湖敏満 3回 2年連続4回目 14勝1敗 15戦全勝 13勝2敗 12勝3敗 13勝2敗 10勝5敗
1980年 北の湖敏満 3回 3年連続5回目 12勝3敗 13勝2敗 14勝1敗 15戦全勝 11勝4敗 12勝3敗
1981年 千代の富士貢 3回 14勝1敗[7] 11勝4敗 13勝2敗 14勝1敗 1勝2敗12休 12勝3敗[10]
1982年 千代の富士貢 4回 2年連続2回目 12勝3敗 13勝2敗 13勝2敗[10] 12勝3敗 10勝5敗 14勝1敗
1983年 千代の富士貢 2回 3年連続3回目 12勝3敗 15戦全勝 全休 13勝2敗 14勝1敗 14勝1敗
隆の里俊英 2回 11勝4敗 12勝3敗 13勝2敗 14勝1敗 15戦全勝 13勝2敗
1984年 若嶋津六夫 2回 11勝4敗 14勝1敗 9勝6敗 15戦全勝 11勝4敗 11勝4敗
1985年 千代の富士貢 4回 2年振り4回目 15戦全勝 11勝4敗 14勝1敗 11勝4敗 15戦全勝 14勝1敗
1986年 千代の富士貢 5回 2年連続5回目 13勝2敗 1勝2敗12休 13勝2敗 14勝1敗[11] 14勝1敗 13勝2敗
1987年 千代の富士貢 3回 3年連続6回目 12勝3敗[12] 11勝4敗 10勝5敗 14勝1敗 9勝2敗4休 15戦全勝
1988年 千代の富士貢 4回 4年連続7回目 12勝3敗 全休 14勝1敗 15戦全勝 15戦全勝 14勝1敗
1989年 千代の富士貢 3回 5年連続8回目 11勝4敗 14勝1敗 全休 12勝3敗[13] 15戦全勝 13勝2敗
1990年 千代の富士貢 2回 6年連続9回目 14勝1敗 10勝5敗 13勝2敗 12勝3敗 全休 13勝2敗
北勝海信芳 2回 11勝4敗 13勝2敗[14] 10勝5敗 10勝5敗 14勝1敗 9勝6敗
旭富士正也 2回 9勝6敗 8勝7敗 14勝1敗 14勝1敗 13勝2敗 12勝3敗
1991年 北勝海信芳 1回 2年連続2回目 12勝3敗 13勝2敗 全休 9勝6敗 全休 4勝4敗7休
旭富士正也 1回 2年連続2回目 11勝4敗 11勝4敗 14勝1敗[15] 8勝7敗 2勝4敗9休 全休
小錦八十吉 (6代) 1回 0勝1敗14休 9勝6敗 14勝1敗 12勝3敗 11勝4敗 13勝2敗
霧島一博 1回 14勝1敗 5勝10敗 11勝4敗 10勝5敗 12勝3敗 10勝5敗
琴錦功宗 1回 11勝4敗 9勝6敗 8勝7敗 4勝11敗 13勝2敗 12勝3敗
琴富士孝也 1回 5勝10敗 8勝7敗 5勝10敗 14勝1敗 4勝11敗 6勝9敗
1992年 曙太郎 2回 13勝2敗 8勝7敗 13勝2敗 全休 9勝6敗 14勝1敗
貴花田光司(後の貴乃花光司) 2回 14勝1敗 5勝10敗 9勝6敗 8勝7敗 14勝1敗 10勝5敗
1993年 曙太郎 4回 2年連続2回目 13勝2敗 10勝5敗 13勝2敗 13勝2敗[16] 14勝1敗 13勝2敗[17]
1994年 貴乃花光司 4回 2年振り2回目 14勝1敗 11勝4敗 14勝1敗 11勝4敗 15戦全勝 15戦全勝
1995年 貴乃花光司 4回 2年連続3回目 13勝2敗[17] 13勝2敗 14勝1敗 13勝2敗 15戦全勝 12勝3敗
1996年 貴乃花光司 4回 3年連続4回目 14勝1敗 14勝1敗 14勝1敗 13勝2敗 15戦全勝 全休
1997年 貴乃花光司 3回 4年連続5回目 13勝2敗 12勝3敗[18] 13勝2敗 13勝2敗 13勝2敗[17] 14勝1敗
1998年 貴乃花光司 2回 5年連続6回目 8勝5敗2休 1勝4敗10休 10勝5敗 14勝1敗 13勝2敗 12勝3敗
若乃花勝 2回 10勝5敗 14勝1敗 12勝3敗 10勝5敗 12勝3敗 9勝6敗
1999年 武蔵丸光洋 4回 8勝7敗 13勝2敗 13勝2敗 12勝3敗 12勝3敗 12勝3敗
2000年 曙太郎 2回 7年振り3回目 11勝4敗 12勝3敗 13勝2敗 13勝2敗 13勝2敗 14勝1敗
2001年 貴乃花光司 2回 3年振り7回目 14勝1敗[17] 12勝3敗 13勝2敗[17] 全休 全休 全休
魁皇博之 2回 10勝5敗 13勝2敗 4勝5敗6休 13勝2敗 0勝4敗11休 10勝5敗
2002年 武蔵丸光洋 3回 3年振り2回目の 1勝3敗11休 13勝2敗 13勝2敗 10勝5敗 13勝2敗 4勝2敗9休
2003年 朝青龍明徳 3回 14勝1敗 10勝5敗 13勝2敗 5勝5敗5休 13勝2敗 12勝3敗
2004年 朝青龍明徳 5回 2年連続2回目 15戦全勝 15戦全勝 13勝2敗[19] 13勝2敗 9勝6敗 13勝2敗
2005年 朝青龍明徳 6回 3年連続3回目 15戦全勝 14勝1敗 15戦全勝 13勝2敗 13勝2敗[20] 14勝1敗
2006年 朝青龍明徳 4回 4年連続4回目 11勝4敗 13勝2敗[21] 1勝2敗12休 14勝1敗 13勝2敗 15勝全勝
2007年 白鵬翔 4回 10勝5敗 13勝2敗[22] 15戦全勝 11勝4敗 13勝2敗 12勝3敗
2008年 白鵬翔 4回 2年連続2回目 14勝1敗 12勝3敗 11勝4敗 15戦全勝 14勝1敗 13勝2敗[23]
2009年 白鵬翔 3回 3年連続3回目 14勝1敗 15戦全勝 14勝1敗 14勝1敗 14勝1敗 15戦全勝
2010年 白鵬翔 5回 4年連続4回目 12勝3敗 15戦全勝 15戦全勝 15戦全勝 15戦全勝 14勝1敗[24]
2011年 白鵬翔 4回 5年連続5回目 14勝1敗 - 13勝2敗 12勝3敗 13勝2敗 14勝1敗
2012年 白鵬翔 2回 6年連続6回目 12勝3敗 13勝2敗[25] 10勝5敗 14勝1敗 13勝2敗 14勝1敗
日馬富士公平 2回 11勝4敗 11勝4敗 8勝7敗 15戦全勝 15戦全勝 9勝6敗
2013年 白鵬翔 4回 7年連続7回目 12勝3敗 15戦全勝 15戦全勝 13勝2敗 14勝1敗 13勝2敗
2014年 白鵬翔 5回 8年連続8回目 14勝1敗[25] 12勝3敗 14勝1敗 13勝2敗 14勝1敗 14勝1敗
2015年 白鵬翔 3回 9年連続9回目 15戦全勝 14勝1敗 11勝4敗 14勝1敗 0勝3敗12休 12勝3敗
2016年 白鵬翔 2回 10年連続10回目 12勝3敗 14勝1敗 15戦全勝 10勝5敗 全休 11勝4敗
2017年 白鵬翔 3回 11年連続11回目 11勝4敗 2勝3敗10休 15戦全勝 14勝1敗 全休 14勝1敗
2018年 鶴竜力三郎 2回 11勝4敗 13勝2敗 14勝1敗 3勝3敗9休 10勝5敗 全休
2019年 白鵬翔 2回 2年振り12回目 10勝4敗1休 15戦全勝 全休 12勝3敗 0勝2敗13休 14勝1敗
2020年 白鵬翔 1回 2年連続13回目 1勝3敗11休 13勝2敗 - 10勝3敗2休 全休 全休
照ノ富士春雄 1回 13勝2敗(優勝) 10勝5敗 - 13勝2敗 8勝5敗2休 13勝2敗
貴景勝光信(後の貴景勝貴信) 1回 11勝4敗 7勝8敗 - 8勝4敗3休 12勝3敗 13勝2敗[26]
正代直也 1回 13勝2敗 8勝7敗 - 11勝4敗 13勝2敗 3勝2敗10休
德勝龍誠 1回 14勝1敗 4勝11敗 - 7勝8敗 7勝8敗 8勝7敗
2021年 照ノ富士春雄 4回 2年連続2回目 11勝4敗 12勝3敗 12勝3敗[27] 14勝1敗 13勝2敗 15戦全勝
2022年 照ノ富士春雄 1回 3年連続3回目 11勝4敗 3勝3敗9休 12勝3敗 11勝4敗 5勝5敗5休 全休
御嶽海久司 1回 13勝2敗 11勝4敗 6勝9敗 2勝5敗8休 4勝11敗 6勝9敗
若隆景渥 1回 9勝6敗 12勝3敗[28] 9勝6敗 8勝7敗 11勝4敗 8勝7敗
逸ノ城駿 1回 8勝7敗 9勝6敗 全休 12勝3敗 6勝9敗 4勝11敗
玉鷲一朗 1回 8勝7敗 7勝8敗 9勝6敗 5勝8敗2休 13勝2敗 6勝9敗
阿炎政虎 1回 12勝3敗 8勝7敗 7勝8敗 8勝7敗 全休 12勝3敗[29]
2023年 貴景勝貴信 2回 3年ぶり2回目 12勝3敗 3勝4敗8休 8勝7敗 全休 11勝4敗[30] 9勝6敗
霧島鐵力 2回 11勝4敗 12勝3敗[31] 11勝4敗 6勝7敗2休 9勝6敗 13勝2敗
  • 2023年11月場所終了時点。
  • 太字の力士は、2024年9月場所14日目終了現在、現役力士である。
  • 年間最多優勝の上位3名は、1位が白鵬の13回、2位が大鵬・千代の富士の9回である。
  • 単独での年間最多優勝の上位3名は、1位が白鵬の11回、2位が大鵬の9回、3位が千代の富士の7回である。
  • 年間最多優勝連続年数は、1位が白鵬の11年連続、2位が大鵬の9年連続である。
  • 年間最多優勝を白鵬が唯一2桁を記録している。また、白鵬は初達成から連続2桁も唯一記録している。
  • 年間最高優勝回数は、1位が朝青龍の6回、2位が大鵬・北の湖・千代の富士・白鵬の5回である。
  • 赤色は年間最多優勝の最多記録(2005年の朝青龍)で、青色は年間最多優勝の最少記録(1972年・1991年・2020年・2022年の23力士)である。

部屋別の記録

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優勝回数記録

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部屋名 優勝回数 内訳 備考
九重部屋 52回 千代の富士貢(31)・北の富士勝昭(10)・北勝海信芳(8)・千代大海龍二(3)
出羽海部屋 52回 常ノ花寛市(10)・栃木山守也(9)・千代の山雅信(6)・佐田の山晋松(6)・大錦卯一郎(5)・三重ノ海剛司(3)・御嶽海久司(3)・増位山大志郎(2)・常陸山谷右エ門(1)・両國勇治郎(1)・常陸岩英太郎(1)・山錦善治郎(1)・武藏山武(1)・綾櫻由太郎(1)・出羽湊利吉(1)・安藝ノ海節男(1)
高砂部屋 45回 朝青龍明徳(25)・東富士欽壹(6)・3代朝潮太郎(5)・小錦八十吉(3)・高見山酉之助(1)・前田山英五郎(1)・富士錦猛光(1)・高見山大五郎(1)・4代朝潮太郎(1)・朝乃山広暉(1)
宮城野部屋 45回 白鵬翔(45) 閉鎖
旧・二所ノ関部屋 42回 大鵬幸喜(32)・玉錦三右エ門(7[32])・佐賀ノ花勝巳(1)・玉乃海太三郎(1)・金剛正裕(1) 閉鎖
貴乃花部屋 40回 貴乃花光司(20)・若乃花勝(5)・2代若乃花幹士(4)・隆の里俊英(4)・貴ノ花利彰(2)・若嶋津六夫(2)・貴ノ浪貞博(2)・貴闘力忠茂(1) 閉鎖[33]
旧・花籠部屋 27回 輪島大士(14)・初代若乃花幹士(10)・魁傑將晃(2)・若三杉彰晃(1) 閉鎖
三保ヶ関部屋 26回 北の湖敏満(24)・北天佑勝彦(2) 閉鎖
立浪部屋 20回 双葉山定次(8)・羽黒山政司(7)・時津山仁一(1)・安念山治(1)・若羽黒朋明(1)・若浪順(1)・豊昇龍智勝(1)
伊勢ヶ濱部屋 20回 照ノ富士春雄(10)・日馬富士公平(9)・尊富士弥輝也(1)
春日野部屋 15回 栃錦清隆(10)・栃ノ海晃嘉(3)・栃東知頼(1)・栃ノ心剛史(1)
藤島部屋 14回 武蔵丸光洋(12)・出島武春(1)・武双山正士(1) [34]
佐渡ヶ嶽部屋 14回 琴櫻傑將(5)・琴風豪規(2)・琴錦功宗(2)・長谷川勝敏(1)・琴富士孝也(1)・琴光喜啓司(1)・琴欧洲勝紀(1)・琴奨菊和弘(1)
東関部屋 11回 曙太郎(11) 閉鎖
時津風部屋 10回 双葉山定次(4)・鏡里喜代治(4)・北葉山英俊(1)・正代直也(1) [35]
旧・友綱部屋 9回 太刀山峯右エ門(9) 閉鎖
片男波部屋 8回 玉の海正洋(6)・玉鷲一朗(2)
井筒部屋 7回 鶴竜力三郎(6)・霧島一博(1) 閉鎖
大島部屋 6回 魁皇博之(5)・旭天鵬勝(1) [36]
陸奥部屋 6回 豊國福馬(2)・霧島鐵力(2)・2代西ノ海嘉治郎(1)・3代西ノ海嘉治郎(1) 閉鎖[37]
伊勢ノ海部屋 5回 柏戸剛(5)
旧・伊勢ヶ濱部屋 4回 照國萬藏(2)・備州山大八郎(1)・清國勝雄(1) 閉鎖
旧・大島部屋 4回 旭富士正也(4) 閉鎖
常盤山部屋 4回 貴景勝貴信(4) [38]
旧・二十山部屋 3回 清水川元吉(3) 閉鎖
玉ノ井部屋 3回 栃東大裕(3)
旧・宮城野部屋 2回 鳳谷五郎(2) 閉鎖
錦島部屋 2回 大蛇山酉之助(1)・能代潟錦作(1) 閉鎖
旧・高田川部屋 2回 宮城山福松(2) 閉鎖
粂川部屋 2回 玉錦三右エ門(2) 閉鎖
旧・佐渡ヶ嶽部屋 2回 男女ノ川登三(2) 閉鎖
高島部屋 2回 吉葉山潤之輔(1)・三根山隆司(1) 閉鎖
旧・放駒部屋 2回 大乃国康(2) 閉鎖
旧・藤島部屋 2回 貴花田光司(2) 閉鎖[39]
田子ノ浦部屋 2回 稀勢の里寛(2)
二所ノ関部屋 2回 大の里泰輝(2)
旧・荒磯部屋 1回 鶴ヶ濱増太郎(1) 閉鎖
若藤部屋 1回 沖ツ海福雄(1) 閉鎖
鏡山部屋 1回 多賀竜昇司(1) 閉鎖
尾上部屋 1回 把瑠都凱斗(1)
境川部屋 1回 豪栄道豪太郎(1)
木瀬部屋 1回 徳勝龍誠(1)
追手風部屋 1回 大栄翔勇人(1)
荒汐部屋 1回 若隆景渥(1)
湊部屋 1回 逸ノ城駿(1)
錣山部屋 1回 阿炎政虎(1)
  • 2024年9月場所終了現在。
  • 太字の力士は2024年7月場所終了時点における現役力士。

連続優勝記録

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  • 単独力士の連覇をのぞく。
部屋(師匠) 連続優勝回数 場所 優勝力士(地位) 成績
出羽海部屋
常陸山谷右エ門
10場所連続 1917年1月場所 大錦(西大関) 10戦全勝
同5月場所 栃木山(西大関) 9勝1預
1918年1月場所 栃木山(東大関) 10戦全勝
同5月場所 栃木山(東張出横綱) 9勝1敗
1919年1月場所 栃木山(東横綱) 9勝1休[40]
同5月場所 栃木山(東横綱) 10戦全勝
1920年1月場所 大錦(東張出横綱) 8勝1敗1分
同5月場所 大錦(西横綱) 9勝1敗[41]
1921年1月場所 大錦(西横綱) 10戦全勝
同5月場所 常ノ花(東大関) 10戦全勝
九重部屋
北の富士勝昭
10場所連続 1985年9月場所 千代の富士(東横綱) 15戦全勝
同11月場所 千代の富士(東横綱) 14勝1敗
1986年1月場所 千代の富士(東横綱) 13勝2敗
同3月場所 保志[42](西関脇) 13勝2敗
同5月場所 千代の富士(東横綱) 13勝2敗
同7月場所 千代の富士(東横綱) 14勝1敗[11]
同9月場所 千代の富士(東横綱) 14勝1敗
同11月場所 千代の富士(東横綱) 13勝2敗
1987年1月場所 千代の富士(東横綱) 12勝3敗[12]
同3月場所 北勝海(西大関) 12勝3敗
九重部屋
(北の富士勝昭)
9場所連続 1988年5月場所 千代の富士(東張出横綱) 14勝1敗
同7月場所 千代の富士(東横綱) 15戦全勝
同9月場所 千代の富士(東横綱) 15戦全勝
同11月場所 千代の富士(東横綱) 14勝1敗
1989年1月場所 北勝海(東張出横綱) 14勝1敗[43]
同3月場所 千代の富士(西横綱) 14勝1敗[44]
同5月場所 北勝海(東張出横綱) 13勝2敗[43]
同7月場所 千代の富士(東張出横綱) 12勝3敗[13]
同9月場所 千代の富士(西横綱) 15戦全勝
二子山部屋
貴ノ花利彰
9場所連続 1995年5月場所 貴乃花(西横綱) 14勝1敗
同7月場所 貴乃花(東横綱) 13勝2敗
同9月場所 貴乃花(東横綱) 15戦全勝
同11月場所 若乃花(西大関) 12勝3敗[45]
1996年1月場所 貴ノ浪(東大関2) 14勝1敗[45]
同3月場所 貴乃花(東横綱) 14勝1敗
同5月場所 貴乃花(東横綱) 14勝1敗
同7月場所 貴乃花(東横綱) 13勝2敗
同9月場所 貴乃花(東横綱) 15戦全勝
出羽海部屋
両国梶之助
6場所連続 1922年5月場所 大錦(西張出横綱[46] 8勝1敗1分
1923年1月場所 栃木山(東張出横綱) 8勝1敗1分[47]
同5月場所 常ノ花(西大関) 9勝1分1預
1924年1月場所 栃木山(西横綱) 9勝1分
同5月場所 栃木山(東横綱) 10勝1敗
1925年1月場所 栃木山(東張出横綱[48] 10勝1分
武蔵川部屋
三重ノ海剛司
6場所連続 1999年3月場所 武蔵丸(東大関) 13勝2敗
同5月場所 武蔵丸(東大関) 13勝2敗
同7月場所 出島(西関脇) 13勝2敗[49]
同9月場所 武蔵丸(西横綱) 12勝3敗
同11月場所 武蔵丸(東横綱) 12勝3敗
2000年1月場所 武双山(東関脇2) 13勝2敗

その他の記録

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現役力士の優勝回数

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順位 四股名 優勝回数 最新優勝場所 最高位
1位 照ノ富士春雄 10回 2024年7月 横綱
2位 御嶽海久司 3回 2022年1月 大関
3位 玉鷲一朗 2回 2022年9月 関脇
霧島鐵力 2023年11月 大関
大の里泰輝 2024年9月 大関
6位 朝乃山広暉 1回 2019年5月 大関
正代直也 2020年9月 大関
大栄翔勇人 2021年1月 関脇
若隆景渥 2022年3月 関脇
阿炎政虎 2022年11月 関脇
豊昇龍智勝 2023年7月 大関
尊富士弥輝也 2024年3月 前頭6

幕内最高優勝10回未満で全勝優勝複数回達成力士

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四股名 全勝
優勝
通算
優勝
備考
太刀山峯右エ門 5 9 年2場所制。10戦全勝5回、ほかに9勝1預の土付かず優勝1回。
羽黒山政司 4 7 年2場所制~年4場所制(戦中戦後の本場所開催が不定期の期間を含む)。10戦全勝2回、13戦全勝と15戦全勝が1回ずつ。
日馬富士公平 3 9
栃木山守也 2 9 年2場所制。10戦全勝2回、土つかず優勝(1預、1分、1休)3回、1分1預の土つかずで優勝同点(決定戦制度なし)が1回。
大錦卯一郎 2 5 年2場所制。10戦全勝2回。
隆の里俊英 2 4
清水川元吉 2 3 年2場所制。8戦全勝1回、10戦全勝1回。
  • 他に千代の山雅信が全勝優勝1回と、全勝での優勝同点を記録している。また若乃花幹士 (初代)には、全勝優勝1回の他、12勝2不戦敗1休、千代の富士貢には全勝優勝7回の他、14勝1不戦敗で、「実際に土俵にあがっての取組では全勝」(不戦勝制度以前なら土つかず)が各々1回ある。ただし、若乃花のこのとき(大関時代の1956年9月場所)の優勝は14勝1敗(勝ち越し13点)の横綱鏡里喜代治で、不戦勝制度以前の方式でも、若乃花に対しての不戦勝を休みとみなしても、勝ち越し12点(13勝1敗1休)となるので、若乃花の勝ち越し12点(12勝3休)と同点となるが、番付上位にある鏡里が若乃花を上回ることになる。
  • 最高位は清水川のみ大関、他はみな横綱。横綱昇進力士で、大関以下で2回以上の全勝優勝を達成したものとしては、双葉山(関脇1回、大関2回)、貴乃花、日馬富士(ともに大関2回)がいる。他に栃木山が大関で全勝優勝1回、土付かず優勝1回。太刀山も大関で3回の土付かずを記録している。


初土俵からの初優勝所要場所数

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付出を除く

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  • 以下の記録は、付出を除き、前相撲で初土俵を踏んだ力士に限定している。
順位 四股名 所要場所
1位 尊富士弥輝也 10場所
2位 貴花田光司
(のち貴乃花光司)
24場所
朝青龍明徳
4位 照ノ富士春雄 25場所
5位 曙太郎 26場所
貴景勝光信
(のち貴景勝貴信)
7位 武蔵丸光洋 30場所
8位 若花田勝
(のち若乃花勝)
31場所
9位 白鵬翔 32場所
10位 豊昇龍智勝 33場所

幕下付出

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  • 大の里と御嶽海(10枚目格付出)以外は最下位格付出。
順位 四股名 所要場所
1位 大の里泰輝 7場所
2位 輪島大士 15場所
3位 琴光喜啓司 16場所
4位 出島武春 21場所
御嶽海久司
6位 朝潮太郎 43場所
武双山正士

三段目付出

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順位 四股名 所要場所
1位 朝乃山英樹
(のち朝乃山広暉)
20場所
2位 若隆景渥 30場所

年長優勝記録

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順位 四股名 優勝時の年齢 番付 優勝場所 最高位
1位 玉鷲一朗 37歳10ヶ月 東前頭3 2022年9月 関脇
2位 旭天鵬勝 37歳8ヶ月 西前頭7 2012年5月 関脇
3位 白鵬翔 36歳4ヶ月 東横綱 2021年7月 横綱
4位 千代の富士貢 35歳5ヶ月 東張出横綱 1990年11月 横綱
5位 白鵬翔 35歳 東横綱 2020年3月 横綱
6位 栃錦清隆 34歳11ヶ月 東横綱 1960年1月 横綱
7位 白鵬翔 34歳8ヶ月 西横綱 2019年11月 横綱
8位 千代の富士貢 34歳7ヶ月 東横綱 1990年1月 横綱
9位 栃錦清隆 34歳5ヶ月 東横綱 1959年7月 横綱
10位 千代の富士貢 34歳3ヶ月 西横綱 1989年9月 横綱

年間最多全勝優勝

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白鵬が2010年に全勝優勝を4場所記録している。(歴代1位)

優勝同点回数

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優勝同点とは、優勝決定戦で優勝を逃した回数のことを指している。

順位 四股名 優勝同点 備考(優勝同点成績一覧)
14勝1敗 13勝2敗 12勝3敗
1位 武蔵丸光洋 6回 1回 4回 1回
2位 北の湖敏満 5回 1回 2回 2回
貴乃花光司 2回 2回 1回
4位 白鵬翔 4回 3回 1回 -
5位 佐田の山晋松 3回 - 2回 1回
朝潮太郎 (4代) 1回 1回 1回
照ノ富士春雄 - 2回 1回
貴景勝貴信 - - 3回
  • 2024年7月場所終了現在。
  • 太字の力士は2024年9月場所14日目終了時点における現役力士。
  • 14勝1敗で優勝を逃したのは最多で白鵬が3回、13勝2敗で優勝を逃したのは最多で武蔵丸の4回である。

千秋楽前の優勝決定回数

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順位 四股名 回数
1位 白鵬翔 20回
2位 千代の富士貢 15回
3位 朝青龍明徳 14回
4位 大鵬幸喜 10回
北の湖敏満
  • 13日までに優勝決定 - 1位は白鵬の6回。
    • 連続して13日目までに優勝決定 - 1位は輪島の2場所。
  • 12日までに優勝決定 - 優勝決定戦導入後の15日制において事例なし。

優勝最低成績

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15日制では11勝4敗が最低成績である。以下の4例あり。

地位別の優勝一覧

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以下の記事を参照のこと。

脚注

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  1. ^ 栃錦清隆と優勝決定戦
  2. ^ a b 柏戸剛と優勝決定戦
  3. ^ 佐田の山晋松と優勝決定戦
  4. ^ 玉の海正洋と優勝決定戦
  5. ^ 前の山太郎と優勝決定戦
  6. ^ 魁傑將晃と優勝決定戦
  7. ^ a b 北の湖敏満と優勝決定戦
  8. ^ 輪島大士と優勝決定戦
  9. ^ a b 若乃花幹士 (2代)と優勝決定戦
  10. ^ a b 朝潮太郎 (4代)と優勝決定戦
  11. ^ a b 北尾光司(後の双羽黒光司)と優勝決定戦
  12. ^ a b 双羽黒光司と優勝決定戦
  13. ^ a b 北勝海信芳と優勝決定戦
  14. ^ 小錦八十吉 (6代)霧島一博と優勝決定戦
  15. ^ 小錦八十吉 (6代)と優勝決定戦
  16. ^ 貴ノ花光司(後の貴乃花光司)と優勝決定戦
  17. ^ a b c d e 武蔵丸光洋と優勝決定戦
  18. ^ 曙太郎武蔵丸光洋魁皇博之と優勝決定戦
  19. ^ 北勝力英樹と優勝決定戦
  20. ^ 琴欧州勝紀(後の琴欧洲勝紀)と優勝決定戦
  21. ^ 白鵬翔と優勝決定戦
  22. ^ 朝青龍明徳と優勝決定戦
  23. ^ 安馬公平(後の日馬富士公平)と優勝決定戦
  24. ^ 豊ノ島大樹と優勝決定戦
  25. ^ a b 鶴竜力三郎と優勝決定戦
  26. ^ 照ノ富士春雄と優勝決定戦
  27. ^ 貴景勝光信と優勝決定戦
  28. ^ 髙安晃と優勝決定戦
  29. ^ 貴景勝光信、髙安晃と優勝決定巴戦
  30. ^ 熱海富士朔太郎と優勝決定戦
  31. ^ 大栄翔勇人と優勝決定戦
  32. ^ 最初の所属時に4回、粂川部屋預かりの時期を経て二枚鑑札での再興後に3回記録。
  33. ^ 各力士とも、部屋の名称が二子山部屋だった時期に記録。
  34. ^ 各力士とも、部屋の名称が武蔵川部屋だった時期に記録。
  35. ^ 双葉山は、部屋の名称が双葉山相撲道場だった時期に記録。
  36. ^ 各力士とも、部屋の名称が友綱部屋だった時期に記録。
  37. ^ 霧島鐵力以外の力士は、部屋の名称が井筒部屋だった時期に記録(優勝7回の井筒部屋は、1972年に君ヶ濱部屋として当時の井筒部屋から分家)。
  38. ^ 貴景勝は2回目まで、部屋の名称が千賀ノ浦部屋だった時期に記録。
  39. ^ 二子山部屋を継承。
  40. ^ 1休は相手力士休場
  41. ^ 栃木山が8勝1分1預の優勝同点
  42. ^ 保志はのち北勝海
  43. ^ a b 旭富士正也と優勝決定戦
  44. ^ 優勝決定後の千秋楽を休場、旭富士に不戦敗
  45. ^ a b 貴乃花と優勝決定戦
  46. ^ 同場所の番付では東方に横綱不在で、西横綱栃木山に次ぐ第2位の地位
  47. ^ 源氏山(のち3代目西ノ海)と優勝同点
    他に現在の様な不戦勝制度があれば太刀光が優勝同点
  48. ^ 「別格横綱」と見る意見もある
  49. ^ 曙太郎と優勝決定戦

関連項目

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