郡祐一

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郡 祐一
こおり ゆういち
生年月日 1902年3月16日
出生地 茨城県大洗町
没年月日 (1983-12-28) 1983年12月28日(81歳没)
出身校 東京帝国大学法学部
前職 内務省
所属政党自由党→)
自由民主党
称号 参議院永年在職議員

日本の旗 第30代 法務大臣
内閣 第1次田中角栄内閣
在任期間 1972年7月7日 - 1972年12月22日

日本の旗 第24代 郵政大臣
内閣 第1次佐藤第1次改造内閣
在任期間 1965年6月3日 - 1966年8月1日

内閣 第1次岸改造内閣
在任期間 1957年7月10日 - 1958年6月12日

選挙区 茨城県地方区
当選回数 6回
在任期間 1950年6月4日 - 1974年7月7日
1975年4月27日 - 1983年7月9日

在任期間 1947年2月4日 - 1947年4月12日

その他の職歴
第8代 自由民主党参議院議員会長
(総裁:佐藤栄作田中角栄
1968年 - 1973年
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郡 祐一(こおり ゆういち、1902年明治35年)3月16日 - 1983年昭和58年)12月28日)は、日本の政治家内務官僚

参議院議員(6期)、自治庁長官(9代)、郵政大臣(24代)、法務大臣(30代)を歴任。

来歴・人物

茨城県大洗町出身。旧制芝中学校(現:芝中学校・高等学校)等を経て、1929年東京帝国大学法学部卒業後、内務省入りする。宮城県[1]。地方局長、石川県知事、内閣官房次長[2]内閣官房副長官を経て、1950年第2回参議院議員通常選挙自由党公認で茨城県選挙区から立候補し当選(以後当選6回)。自治庁長官(第1次岸信介内閣)・郵政大臣(第1次佐藤栄作内閣)・法務大臣(第1次田中角栄内閣)・自由民主党参議院会長・党紀委員長などを歴任した。

1974年第10回参議院議員通常選挙で落選するが、1975年竹内藤男茨城県知事選挙出馬に伴う補欠選挙で復帰、1983年の第13回参議院議員通常選挙では当選すれば参院議長の最有力候補といわれたが[3]自由民主党新人の曽根田郁夫日本社会党公認の高杉廸忠に敗れ、落選し引退した。

1982年に大洗町名誉町民。1983年12月28日腎不全により死去。享年81。

選挙歴

当落 選挙 施行日 選挙区 政党 得票数 得票率 得票順位
/候補者数
比例区 比例順位
/候補者数
第2回参議院議員通常選挙 1950年6月4日 茨城県地方区 自由党 181,069 30.2 1/6 - -
第4回参議院議員通常選挙 1956年7月8日 茨城県地方区 自由民主党 155,658 23.8 2/4 - -
第6回参議院議員通常選挙 1962年7月1日 茨城県地方区 自由民主党 309,212 42.2 1/5 - -
第8回参議院議員通常選挙 1968年7月7日 茨城県地方区 自由民主党 404,669 53.0 1/4 - -
第10回参議院議員通常選挙 1974年7月7日 茨城県地方区 自由民主党 274,641 24.9 3/5 - -
第9回参議院議員補欠選挙 1975年4月27日 茨城県地方区 自由民主党 567,927 65.0 1/3 - -
第11回参議院議員通常選挙 1977年7月10日 茨城県地方区 自由民主党 336,265 33.8 1/5 - -
第13回参議院議員通常選挙 1983年6月26日 茨城県選挙区 自由民主党 258,102 28.6 3/4 - -
当選回数6回 (参議院議員6)

脚注

  1. ^ 『日本官僚制総合事典』東京大学出版会、2001年11月発行、273頁
  2. ^ 日本人名大辞典+Plus, デジタル版. “郡祐一(こおり ゆういち)とは”. コトバンク. 2020年2月16日閲覧。
  3. ^ 明治~昭和, 20世紀日本人名事典,新訂 政治家人名事典. “郡 祐一(コオリ ユウイチ)とは”. コトバンク. 2020年2月16日閲覧。
公職
先代
前尾繁三郎
日本の旗 法務大臣
第30代:1972年
次代
田中伊三次
先代
徳安実蔵
日本の旗 郵政大臣
第24代:1965年 - 1966年
次代
新谷寅三郎
先代
田中伊三次
日本の旗 自治庁長官
第9代:1957年 - 1958年
次代
青木正
議会
先代
寺尾豊
日本の旗 参議院議院運営委員長
第13代:1955年
次代
石原幹市郎
先代
中山福蔵
日本の旗 参議院法務委員長
1953年 - 1954年
次代
高橋進太郎
官職
先代
橋本龍伍
日本の旗 内閣官房次長・内閣官房副長官
1948年 - 1949年
次代
井上清一
先代
広岡謙二
石川県の旗 石川県知事
官選第42代:1947年
次代
廃止
党職
先代
平井太郎
自由民主党参院議員会長
第8代:1968年 - 1973年
次代
安井謙