山本香苗

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山本 香苗
やまもと かなえ
生年月日 (1971-05-14) 1971年5月14日(52歳)
出生地 日本の旗 日本 広島県広島市
出身校 京都大学文学部
前職 外務省職員
所属政党 公明党
公式サイト 山本かなえ Official web site

選挙区 参議院比例区
当選回数 4回
在任期間 2001年 - 現職
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山本 香苗(やまもと かなえ、本名:池田香苗(いけだ-)、1971年5月14日 - )は、日本政治家公明党所属の参議院議員(4期)、公明党参議院議員団副会長。大阪府在住。

厚生労働副大臣第2次安倍改造内閣第3次安倍内閣)、経済産業大臣政務官福田康夫内閣)、参議院総務委員長消費者問題に関する特別委員長・法務委員長等を歴任。

経歴[編集]

広島県広島市に生まれる。小学校4年生まで大阪府和泉市立芦部小学校に在学。東京都三鷹市立南浦小学校卒業後、三鷹市立第一中学校に入学。大阪府豊中市立第五中学校大阪府立北野高等学校京都大学文学部史学科西南アジア史専攻卒業[1]

在学中の1994年外務省専門職員採用試験に合格し、1995年、大学卒業後トルコ語専門家として外務省に入省。外務省欧亜局新独立国家室配属[1]1996年6月、イスタンブール大学経済学部大学院入学(トルコ語研修)[1]1998年7月、外務省在カザフスタン日本大使館兼在キルギス日本大使館文化広報担当に異動[1]2000年、外務省大臣官房海外広報課に異動[1]

政界入り[編集]

経済産業大臣政務官時に公開された肖像写真

2001年2月に外務省を退職し、同年7月の第19回参議院議員通常選挙に公明党の比例代表候補として立候補し、初当選(近畿福井重点)。以後、4期連続当選。2005年、参議院災害対策特別委員長2007年8月、経済産業大臣政務官2009年参議院消費者問題に関する特別委員長2013年、参議院総務委員長などを務める[1]2014年9月3日第2次安倍改造内閣厚生労働副大臣労働子育て年金担当[2])に就任[1]

2023年5月31日、公明党は次期衆院選大阪16区北側一雄副代表に代わり山本を擁立すると発表した[3][4]

政策・主張[編集]

選択的夫婦別姓
選択的夫婦別姓導入に「どちらかと言えば賛成」としている[5]
日本国憲法
2013年の第23回参議院議員通常選挙においては、日本国憲法改正に賛意を示し、特に第9条については自衛隊の役割や限界を明記すべきと指摘した[6]
集団的自衛権
2013年の第23回参議院議員通常選挙に際し、集団的自衛権の行使を認めるため憲法解釈を変更すべきか問われ、憲法解釈の見直しに反対すると表明していた[6]

役職歴[編集]

  • 与党 性犯罪・性暴力被害者の支援体制充実に関するPT座長代理
  • 公明党
    • 参議院副会長
    • 政務調査会副会長
    • 社会的孤立防止対策本部長
    • 次世代育成支援推進本部長
    • 雇用・労働問題対策本部長
    • 女性の活躍推進本部長
    • 大阪府本部代表代行
    • 関西方面本部副本部長
    • 関西各府県本部顧問(京都、兵庫、奈良、福井、滋賀、和歌山)
    • 健全な葬祭業支援議員懇話会長
    • 保険調剤薬局に関する議員懇話会長
    • 元参議院政策審議会長
    • 元女性局長
    • 元外交部会長
    • 元文部科学部会長

その他[編集]

  • 日中国会議員書画展へ書画を提供している[7]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]

公職
先代
佐藤茂樹
土屋品子
日本の旗 厚生労働副大臣
土屋品子と共同

2014年 - 2015年
次代
竹内譲
渡嘉敷奈緒美
先代
高木美智代
松山政司
日本の旗 経済産業大臣政務官
荻原健司と共同

2007年 - 2008年
次代
谷合正明
松村祥史
議会
先代
竹谷とし子
日本の旗 参議院法務委員長
2020年 - 2021年
次代
矢倉克夫
先代
松あきら
日本の旗 参議院総務委員長
2013年 - 2014年
次代
谷合正明
先代
草川昭三
日本の旗 参議院消費者問題に関する特別委員長
2009年 - 2010年
次代
谷合正明
名誉職
先代
鶴保庸介
最年少参議院議員
2001年7月 - 2004年7月
次代
谷合正明