2023年のテレビドラマ (日本)

2023年のテレビ (日本) > 2023年のテレビドラマ (日本)

この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています（詳細）。

2023年のテレビドラマでは、2023年に日本国内で放送される予定のテレビドラマについてまとめる。

主な動向

1月

5日（予定）
- （4日深夜）【エロラブコメディ】テレビ東京系「ドラマParavi」枠1月期作品として、『来世ではちゃんとします3』が放送開始予定。2022年の正月スペシャルに続く第3シリーズで、主人公・大森桃江役の内田理央をはじめとする出演陣は続投^[1]。
- 【コメディ】フジテレビ系「木曜劇場」枠1月期作品として、横関大の同名小説を原作に、結婚した夫婦が実は共に忍者の末裔（まつえい）だったコメディ『忍者に結婚は難しい』を放送開始予定。妻で甲賀忍者の末裔である草刈蛍役を菜々緒が、夫で伊賀忍者の末裔である草刈悟郎役を鈴木伸之がそれぞれ演じる^[2]。
7日（予定）
- （6日深夜）【恋愛】テレビ東京系「ドラマ25」枠1月期作品として、2022年4月期に同枠で放送された岡崎紗絵主演の『花嫁未満エスケープ』の続編作品となる『花嫁未満エスケープ完結編』を放送開始予定。今作は原作の同名コミック作品にない完全オリジナルとして放送される^[3]。
- 【ホーム】東海テレビ制作・フジテレビ系「土ドラ」枠1月期作品として、お金と人生に向き合う女性たちを描いた原田ひ香の同名小説をテレビドラマ化した『三千円の使いかた』を葵わかなの主演により放送開始予定^[4]^[5]。共演に中尾ミエ、山崎紘菜、森尾由美、利重剛、アンミカら^[6]。
- 【コメディ・BS】BS松竹東急「土曜ドラマ」枠1月期作品として、1980年から連載が開始された植田まさしの同名漫画を実写化した『かりあげクン』をヨーロッパ企画の脚本、戸塚純貴の主演により放送開始予定（全12話、 - 3月25日予定）^[7]。
8日（予定）
- 【大河ドラマ】NHK大河ドラマ第62作として、戦国三英傑のひとりであり江戸幕府初代征夷大将軍である徳川家康を主人公とする『どうする家康』（脚本：古沢良太）を放送開始予定（総合・BSプレミアム・BS4K）。主役の家康役を松本潤が務め^[8]^[9]、織田信長役を岡田准一、瀬名役を有村架純、豊臣秀吉役をムロツヨシ、今川義元役を野村萬斎、武田信玄役を阿部寛^[10]、本多正信役を松山ケンイチがそれぞれ演じる^[11]。初回は15分拡大で放送^[12]。
- 【恋愛・BS】BSテレ東日曜23時30分枠で、和田依子の同名コミックを連続ドラマ化した『親友は悪女』を放送開始予定。純粋で控えめな女性・真奈役を清水くるみが、親友であり悪女でもある妃乃役を山谷花純がそれぞれ演じる。二人は連続ドラマ初主演となる^[13]。
9日（予定） - 【帯・コメディ】NHK総合「夜ドラ」枠の新作として、とらふぐ原作・江口心作画の同名漫画（「めちゃコミック」連載）をドラマ化した『ワタシってサバサバしてるから』を放送開始（全20話、予定）。主人公「網浜奈美」役で丸山礼（タレント）が主演を務め、演出は『笑う犬シリーズ』『水10! ワンナイR&R』（いずれもフジテレビ系）などのコントバラエティ番組を手掛けた伊藤征章が担当^[14]。共演にトリンドル玲奈、栗山千明、犬飼貴丈、栗原類、アンミカら^[15]。
16日（予定） - 【アクション・復讐劇】関西テレビ制作・フジテレビ系「月10」枠1月期作品として、2015年1月期^{[注 1]}の『銭の戦争』、2017年1月期^{[注 2]}の『嘘の戦争』に続く草彅剛主演の「復讐シリーズ」第3弾『罠の戦争』を放送開始予定。共演に井川遥、杉野遥亮、高橋克典、岸部一徳、片平なぎさら^[16]^[17]^[18]。
18日（予定） - 【ヒューマン】フジテレビ系「水10」枠1月期作品として、福田秀原作の同名漫画をテレビドラマ化した『スタンドUPスタート』を竜星涼の主演で放送開始予定。竜星は人間投資家・三星大陽役を演じる。また小泉孝太郎が太陽の兄で三ツ星重工社長を務める三星大海役を、反町隆史が本音の読めない大企業の副社長役をそれぞれ演じる他^[19]^[20]、吉野北人（THE RAMPAGE from EXILE TRIBE）、戸次重幸（TEAM NACS）、鈴木浩介、高橋克実、小手伸也らが出演。初回は15分拡大で放送^[21]。
19日（予定） - 【ホームドラマ・BS】BS-TBS（2K・4K）木曜23時30分枠で、連続ドラマ初主演となる紫吹淳がシングルマザーのバーテンダー役を演じる『ママはバーテンダー〜今宵も踊ろう〜』を放送開始予定^[22]。
21日（予定） - 【ヒューマン】NHK総合「土曜ドラマ」枠で、江戸川乱歩が作家になるまでを描いた『探偵ロマンス』を大阪局（BK）の制作で放送予定（全4話、 - 2月11日予定）。濱田岳が後の乱歩となる平井太郎役、草刈正雄が初老の探偵役をそれぞれ演じる他、尾上菊之助、松本若菜、森本慎太郎（SixTONES）、大友康平（HOUND DOG）、石橋静河らが出演^[23]。
上旬（予定）
- 【時代劇】
  - NHKの新春恒例「正月時代劇」、本年は永井義男の小説『幕末一撃必殺隊』を原案にした漫画（松本次郎作）を原作としてドラマ化した『いちげき』を放送予定（NHK総合・BS4K）。脚本は宮藤官九郎が手掛け、キャストに染谷将太、町田啓太、松田龍平らを起用するほか、ドラマのナビゲーター役である「語り」を六代目神田伯山（講談師）が務める^[24]。
  - テレビ東京系「新春ドラマスペシャル」で、徳川3代将軍・家光の恋の逸話を描いた『ホリデイ〜江戸の休日〜』を望月歩と葵わかなの主演で放送予定。共演として里見浩太朗、小林稔侍、高橋英樹らベテラン陣が脇を固める。同スペシャルで時代劇が編成されるのは2016年の『信長燃ゆ』以来7年ぶり^[25]。
月内（予定）
- 【時代劇・コメディ】NHK総合「ドラマ10」枠にて、よしながふみ原作の同名漫画で、男女が逆転した大奥の世界を描く『大奥』をドラマ化、放送開始予定。脚本は森下佳子が担当^[26]^[27]、ドラマでは「3代徳川家光×万里小路（までのこうじ）有功（ありこと）編」「5代徳川綱吉×右衛門佐編」「8代徳川吉宗×水野祐之進編」から大政奉還までの物語が展開される。「3代徳川家光×万里小路有功編」では福士蒼汰、堀田真由、斉藤由貴^[28]、「5代徳川綱吉×右衛門佐編」では仲里依紗、山本耕史、竜雷太といった面々が出演する^[29]。
- 日本テレビ系
  - 【音楽】「水曜ドラマ」枠1月期作品として、清水友佳子のオリジナル脚本の下、引退して市役所職員になった元天才少女ヴァイオリニストが変人のマエストロに巻き込まれて地域のオーケストラを再建する物語『リバーサルオーケストラ』を放送開始予定。本作の演出を猪股隆一、小室直子、鈴木勇馬の3名が持ち回りにて担当し、主役の元天才少女ヴァイオリニスト役には民放ゴールデン・プライム枠ドラマ初出演となる門脇麦を、その相手となる変人マエストロ役には田中圭をそれぞれ起用、また神奈川フィルハーモニー管弦楽団が全面協力して劇中での演奏シーンなどを披露する^[30]^[31]。
  - 【ヒューマン・コメディ】「日曜ドラマ」枠1月期作品として、バカリズム脚本による『ブラッシュアップライフ』を放送開始予定。主人公となる独身市役所職員・近藤麻美役に民放連続ドラマ初主演となる安藤サクラを起用。主人公がある日突然、平凡な人生をもう1度やり直すことから物語が展開される^[32]。
- 【ヒューマン・ラブストーリー】テレビ朝日系「火曜21時」枠1月期作品として、大石静脚本のオリジナル作品『星降る夜に』を放送開始予定。主演を、同局系のドラマ初主演となる吉高由里子が務め、共演及びその相手役には北村匠海を起用する^[33]。
- TBS系
  - 【医療】「日曜劇場」枠1月期作品として、『Get Ready!』を放送開始予定。天才執刀医が闇医者チームを率いるオリジナル作品で、主演を妻夫木聡が務め、バディとなる弁護士役に藤原竜也を起用。堤幸彦らによる演出^[34]。
  - 【ラブストーリー】「火曜ドラマ」枠1月期作品として、北川悦吏子オリジナル脚本による『夕暮れに、手をつなぐ』を放送開始予定。主役となる九州地方の片田舎育ちの女性・浅葱（あさぎ）空豆（そらまめ）役を同局連続ドラマ初主演となる広瀬すず、相手となる音楽家を目指す青年・海野（うみの）音（おと）役を永瀬廉（King & Prince）がぞれぞれ演じる^[35]。
  - 【ファンタジーラブストーリー】「金曜ドラマ」枠1月期作品として、『100万回言えばよかった』を放送開始予定。ヒロインの相馬悠依役を16年ぶりにTBS連続ドラマ主演となる井上真央が務め、悠依の恋人だったが不可解な事件に巻き込まれ亡くなるも幽霊として彼女を見守る鳥野直木役に佐藤健、事件の担当刑事であり唯一幽霊となった直木を認識できる魚住譲役に松山ケンイチを起用する^[36]。
- 【警察・サスペンス】テレビ東京系「金曜8時のドラマ」枠で、これまで単発のスペシャルドラマとして放送された今野敏原作、中村梅雀主演による『機捜235』を連続ドラマ化して放送開始予定。平岡祐太、山本未來、東根作寿英、榎木孝明らレギュラー陣に加え、新たに須賀健太が加入。またこれまで「金曜8時のドラマ」枠で放送された作品とのコラボレーションも実施する^[37]^[38]。
- フジテレビ系
  - 【法曹界】「月9」枠1月期作品として、大北はるかと神田優によるオリジナル脚本で北川景子が裁判官から法科大学院に出向し実務家教員を演じる『女神（テミス）の教室〜リーガル青春白書〜』を放送開始予定。共演に同枠初レギュラー出演となる山田裕貴が同僚であり判例オタクの研究家教員を演じる^[39]^[40]。他に南沙良、高橋文哉、前田旺志郎、前田拳太郎、河村花らが出演^[41]。
  - 【近畿広域圏・サスペンス】関西テレビ金曜未明（木曜深夜）「EDGE」枠で、沖田臥竜書き下ろし・監修による『インフォーマ』を放送開始予定。主演には連続ドラマ単独初主演となる桐谷健太を起用。元暴力団員の情報屋・木原慶次郎役を演じる。また実話系週刊誌記者・三島寛治役を佐野玲於（GENERATIONS from EXILE TRIBE）が演じる。さらに本作品は動画配信サイト・Netflixで全世界に配信される^[42]^[43]。

2月

4日（予定） - 【SP・大河ドラマ】NHKにて、当時のアナログテレビ放送開始から70年、且つ「大河ドラマ」放送開始から60年を記念したドラマ『大河ドラマが生まれた日』を総合テレビにて放送予定（19時30分 - 20時45分）。金子茂樹が脚本を手掛け、主役となるドラマのアシスタントディレクター・山岡進平役を生田斗真が演じる。他に山岡の直属の上司役で阿部サダヲ、山岡の下宿先の娘役で松本穂香が出演^[44]^[45]^[46]。
月内（予定） - 【BS・オムニバス】WOWOWプライムにて『俳優が、ある休日の1日をどう過ごすか』をテーマに気鋭の脚本家・演出家（監督）が描くオニムバスドラマ“撮休シリーズ”第4弾^{[注 3]}として、主役に杉咲花を迎えて制作する「連続ドラマW-30」『杉咲花の撮休』を放送予定（全6話）。本作では演出を松居大悟、今泉力哉、三宅唱の3名が、脚本を松居、今泉、三宅並びに燃え殻、向井康介、和田清人の計6名がそれぞれ担当する^[47]^[48]。

3月

19日（予定） - 【BS・ヒューマン】NHK BSプレミアム・BS4K「プレミアムドラマ」枠にて、源孝志の小説を原作とし、源自身が脚本・演出も手掛ける『グレースの履歴』を放送開始（全8回、予定）。ドラマでは妻を交通事故で亡くした男性が亡き妻の愛車で日本各地を旅し、自身の過去と妻の思いをたどるロードムービーとして描く。主人公・蓮見希久夫役を滝藤賢一、希久夫の亡き妻・美奈子役を尾野真千子がそれぞれ演じる^[49]。
月内（予定） - 【ローカル・北海道】北海道テレビ（HTB、テレビ朝日系）が開局55周年を記念して、札幌が舞台の喜多みどり原作の同名小説を実写化した『弁当屋さんのおもてなし』を連続ドラマとして制作し放送予定（全4話、1話30分）。深い傷を負い東京から札幌に転勤してきた女性役を久保田紗友、相手となる弁当屋の主人役を飯島寛騎、弁当屋の常連客役を戸次重幸（TEAM NACS）といずれも札幌出身の3人が出演する^[50]^[51]。

4月

月内（予定）
- 【朝ドラ】令和5年度前期NHK連続テレビ小説として、日本の植物学の父として知られる植物学者：牧野富太郎（1862年 - 1957年）の生涯をモチーフに描く『らんまん』（脚本：長田育恵）を放送開始予定（NHK総合・BSプレミアム・BS4K）。牧野の出身地である高知県から物語が始まる同作は、主演となる「槙野万太郎」役には神木隆之介を起用^[52]^[53]^{[注 4]}。共演に浜辺美波、志尊淳、広末涼子、島崎和歌子、寺脇康文、松坂慶子ら^[54]^[55]。また語りを宮崎あおいが務める^[56]。
- 【教育】フジテレビ系「月9」枠4月期作品として、2020年と2021年にスペシャルドラマとして放送され、木村拓哉が警察学校の鬼教官・風間公親（きみちか）役を演じて好評を博した『教場』を連続ドラマ化し、『風間公親-教場0-』のタイトルで放送開始予定。今作は風間が鬼教官になるまでを描く。またスペシャルドラマに引き続き、君塚良一が脚本を、中江功が演出を担当する^[57]。

年内

春（予定）
- 【時代劇】NHK BSプレミアム「BS時代劇」の新作として、幡大介原作、中村隼人主演のシリーズ第3作『大富豪同心3』を制作・放送開始予定（全8回）^[58]。
秋（予定）
- 【朝ドラ】2023年度後期のNHK後期連続テレビ小説（第109作、大阪局〈BK〉制作）として、戦後「ブギの女王」として一世を風靡した歌手の笠置シヅ子をモデルにした『ブギウギ』（脚本：足立紳）を放送開始予定。笠置の代表曲「東京ブギウギ」を作曲した服部良一の孫である作曲家の服部隆之が音楽を担当^[59]^[60]、主演となる「花田鈴子」役に趣里を起用する^[61]。
時期未定
- 【ホラー・サスペンス】2022年6 - 7月にテレビ東京水曜（火曜深夜）0時30分 - 1時枠で放送されたホラーサスペンスドラマ『何かおかしい』のシーズン2となる『何かおかしい2』を放送予定（開始日・放送枠未定、全12回予定）。舞台をネットラジオに移し、主演でプロデューサー上村役の浅利陽介、ディレクター土屋役の津田寛治らが新たに出演するほか、シーズン1の主演であった濱正悟（第5話より）、松尾諭らが続投する。2022年8月12日からParaviで先行配信されている^[62]^[63]。