郵便
郵便(ゆうびん)は、はがきや封書などの郵便物や、これを送達する仕組みのことである。
一般に通常のはがきや封書など速達以外の特殊取り扱いをしないものは、料金相当分の切手を貼付し、郵便ポストに投函することで、郵便事業者により、宛先の住所の郵便受け、あるいは私書箱まで送達される。
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世界の郵便 [編集]
世界初は、1516年イタリア人のフランシスコ・デ・タシスがヨーロッパ全域を対象にした。 1657年にイギリス政府は国営事業にするが、経営危機になり、ローランド・ヒルが改革をする[1]。
日本の郵便 [編集]
日本では「民間事業者による信書の送達に関する法律」(通称・信書便法)の条件を満たせば民間が参入することもでき、高付加価値型の郵便サービスである特定信書便については288事業者(平成21年9月1日現在)[2]が参入している。しかし、郵便と呼称できるのは日本郵政グループのみである。一方、全国全面参入型の一般信書便には参入する事業者がなく、日本郵政グループの独占事業となっている。
競合サービスとして民間企業(運輸会社各社等)のメール便(宅配便)がある。
日本の郵便の歴史 [編集]
近代日本の郵便制度は前島密により東京~京都~大阪間の政府の手紙等の配達に毎年1500両支出していたのを政府の手紙配達に民間の手紙配達を併せて配達し利益を出す提案から1871年(明治4年)4月20日にイギリスから導入され、東京~大阪間62箇所の郵便取扱所で官吏が引き受け・管理・配送時間厳守で始まり、従来の飛脚が東京~大阪間144時間だったのを78時間に短縮した。翌1872年には全国展開が図られ、江戸時代に地域のまとめ役だった名主をほとんど無報酬で要請・任命し自宅を郵便取扱所として開放させ1873年(明治6年)には全国約1100箇所の名主が新たな国の役割を担える郵便取扱所として快諾した。飛脚やかごに取って代わる。
- 1873年 - 日米郵便交換条約調印
- 1875年 - 郵便貯金創業
- 1877年 - 万国郵便連合(UPU)に加盟
- 1916年 - 簡易保険創業
- 1921年 - 国内航空郵便開始
- 1968年 - 郵便番号実施
- 1970年 - 角型ポスト登場
- 1986年 - 鉄道輸送廃止
- 1989年 - ふみカード(プリペイドカード)発行
- 2003年 - 日本郵政公社へ移行
- 2007年 - 郵政事業民営化により日本郵政グループへ移行し、郵便事業が手掛ける業務となる。
- 2012年 - 郵政事業民営化見直しに伴い、日本郵便が手掛ける業務となる(郵便事業が郵便局に吸収合併されたため)。
日本の郵便物 [編集]
日本郵便が取り扱うその他の郵便サービス [編集]
- 荷物(旧称:小包郵便物)
- レターパック(特定封筒郵便物)(「エクスパック」の後継サービス)
- レタックス - コンピュータを利用して手書き文面を送る。電報と同様に慶弔に使われることが多い。
- コンピュータ郵便 - 送り先を記載したコンピュータメディアを郵便局に持ち込んで、郵便局で送り先を印字して発送する。
- 国際郵便
- 国際スピード郵便(EMS)
- 国際小包
- 航空便(エアメール)
- エコノミー航空(SAL)郵便
関連項目 [編集]
郵便を題材とした作品 [編集]
出典 [編集]
- ^ 北岡敬『そこが知りたい【事始め】の物語』雄鶏社
- ^ “総務省|特定信書便事業の現況” (日本語). 総務省 (2009年9月18日). 2010年2月21日閲覧。