荷物 (日本郵便)

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荷物(にもつ)は、郵便サービスにおける分類の一つ。本項では、郵便事業株式会社(日本郵便)が提供する旧小包郵便物の後継サービスについて記述する。

目次

[編集] 概要

小口荷物の宅配サービス。旧日本郵政公社以前は小包郵便物小包と呼ばれていた。

2007年郵政民営化と同時に小包郵便物は、制度上、郵便物から宅配便貨物となったため、「小包」という総称は国内物流に限っては制度として使用されなくなり、制度上は荷物という語が使われるようになった。[1]しかし小包という名称は一般に広く認知されているため、現在も小包と呼ばれることがある。

郵便制度の始まった明治初期以来、旧国鉄の鉄道小荷物(チッキ)とともに、小口荷物輸送サービスの主役であったが、1976年に登場したヤマト運輸宅急便をはじめとする民間宅配便サービスにシェア(市場占有率)を奪われた。

日本郵便では次のような商品を取り扱う。

  • ゆうパック(旧称:一般小包郵便物)
  • ゆうメール(旧称:冊子小包郵便物)
  • ポスパケット(旧称:簡易小包郵便物)
  • エクスパック(愛称:EXPACK500、旧称:定形小包郵便物) - 2010年4月1日以降、新規の販売はしていない
  • 国際小包
  • EMS(愛称:国際スピード郵便)

[編集] ゆうパック

[編集] ゆうメール

[編集] ポスパケット

[編集] エクスパック

2010年4月1日からの「レターパック500/350」発売に伴い、2010年3月31日をもって、「エクスパック500」の販売は終了したが、4月1日以降も、手元にある分は従来通り利用する事が可能。ただし、扱いは、従前通り荷物の扱いとなり、後述のように、信書の同封等は従来通り出来ない。

専用封筒を利用すれば全国均一料金500円で発送できるサービス。速さを謳ったサービスであるが、正式には速達扱いではない。しかしながら実際には、輸送ラインが速達に近い扱いであるため、「速達に準ずる」程度の速さで配達される。例えば東京都内から夕方までに差し出せば、本州宛てに翌日配達できる。

専用封筒は長さ248mm・幅340mm、重量30kg以内。

差出は郵便窓口や集荷のほか、郵便ポストへの差出も可能だが、今も多く残っている旧型のポストは投函口が狭く物理的に投函できない場合も多いので注意を要する。配達は手渡し(受取人の受領印または署名をもらう)で行われる。ただし、差出人が表面に「不在時は郵便受箱」のように明記して発送した場合は、受取人不在時に郵便受けに配達する。また、宅配ボックスの使用も可能である。

損害賠償は滅失や毀損があった場合に運賃の500円が返金される。特殊取扱の利用はできない。よって、現金(現行日本紙貨幣)や貴金属等は送ることができない。

保管用シールに記載されている「お問い合わせ番号」により、ゆうパックと同様に配達状況の確認ができる。

なお、旧公社時代に発売されたエクスパックについては、民営化以降に切手類との交換は無料となった(エクスパックとの交換は手数料40円がかかる)。日本郵便が発売するエクスパックについては、交換がエクスパックに限られる。

最近ではエクスパックを悪用し、本来送ることが禁止されている現金の送付を指示する振り込め詐欺が多発しており、問題となっている[2]。民営化当初の時期までに発行されたものまでは、品名を書く欄がなかったが、ゆうパック同様、航空機に乗せられるかどうかや発送できないものかどうかを明確にするため、末期に発行されたものには品名を記入する欄が設けられていた[3]

2010年4月1日以降、書き損じたエクスパック封筒をエクスパック封筒に交換する業務は、日本郵便の各支店(ゆうゆう窓口)のみとなる。郵便局会社での交換業務は行わない。

[編集] 脚注

  1. ^ 国際郵便については現在でも国際小包と呼ばれている[1]
  2. ^ レターパック及びEXPACK(エクスパック)500を悪用した振り込め詐欺には十分にご注意ください 平成22年8月5日 http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2008/1008_01.html
  3. ^ これは、後継サービスであるレターパックにも継承されている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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