国際返信切手券
国際返信切手券(こくさいへんしんきってけん、略称: 国返(こくへん)、英称: international reply coupon; IRC)は、国外に郵便を送る場合、返信用の郵便料金分として先方に送る券である。
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[編集] 概要
万国郵便連合の協定で、一枚で航空便送付の封書一通分の切手と引き換えが出来る(注:宛先国が非加盟国であると送っても役に立たない。但し、宛先国郵政庁が便宜的に引き換えに応じる場合もある)。郵便で、先方に返信を依頼する場合、国内であれば国内で販売されている通常の切手で可能である(返信用切手付き宛先記入済み封筒の同封。英文略称で「SASE」と称す)が、国外では国内で販売されている切手が使えない(発信国への返信ができない)ため、切手の代わりにこの券を同封する。これを「SAE+IRCs」と呼ぶ。
[編集] 日本での事例
日本では、郵便事業株式会社(日本郵便)支店に設けられている「ゆうゆう窓口」のほか、主な郵便局の窓口で1枚150円で販売されている(旧特定郵便局・簡易郵便局の大半では取扱がなされていない)。
これは万国郵便条約で普通の優先扱い(原則として航空便書状)の最低料金分の切手か航空書簡に交換できると決められている。また、日本国内で国際返信切手券を交換すると、130円分の切手と引き替えることができる。これは定形郵便物の25gまでなら航空便で世界中どこへでも送れる値段である。なお、重量の多い返信を依頼する場合、複数枚入れることになる。
引き替えは130円分の切手か国際郵便はがき(70円)+60円分の切手、もしくは航空書簡(90円)+40円分の切手にすることができる。
2002年1月1日発売分より、従前はなかった有効期限が設定され、デザインも青色の大型のものに変更された。またこれにより、2001年12月31日までに発売されたものには2007年8月31日までとの期限が新たに定められ既に満了したが、日本郵便の案内によると、日本国内で発売したものを日本国内で交換する場合に限り当分の間応じるとしている。
2006年9月1日発売分からは、国名の下に偽造防止のホログラムがついたデザインに変更された。なお、長さと幅に変更はない。
[編集] その他の事例
- 沖縄(アメリカ統治時代)
第二次世界大戦後にアメリカが統治した沖縄では特別返信切手券と呼称する同種の券が発行されており、沖縄において日本本土あて普通書状一通分の料金額に相当する郵便切手と引き換えることができた。沖縄の本土復帰(沖縄返還)に伴い廃止された。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- 国際返信切手券 - 日本郵便