文通

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文通(ぶんつう)とは、遠く離れた知り合いや仲間などと手紙を通じてコミュニケーションをすること。近年では電子メールでのやり取りもこれに含めることがある。

概要[編集]

文通の目的は、読み書き能力の向上、友人作り、外国文化の学習など人によって様々である。文通相手とはプレゼントポストカード(絵葉書)などを交換することも多く、より親しくなると実際に会ったりする場合がある。また、文通相手同士がカップルとなって結婚にいたるケースもある。

離れた場所への情報伝達の手段が少なかった時代には一般的な文化であったが、電話が普及するようになって使われることが少なくなり、文字を使う伝達手段としては電子メールがその役割を果たしている。

電話や電子メールに比べて効率的ではないが、お互いのペースでできることや文字から人柄を伺えることなどもあり、その価値を評価する者も少なくない。また、通信事情の悪い地域でも十分交流を図ることができる。ただし、郵便を利用する以上、氏名や住所などの個人情報を取り扱うことになるため、個人情報の悪用に注意する必要がある。特に相手の素性がわからない場合は不安が大きいことから、最近ではある程度電子メールでやり取りしてから手紙による文通へ移行するケースが多くなっている。

文通相手の探し方は、かつては雑誌の文通コーナーや文通団体などを利用する方法が中心であり、探すには資金や手間が必要だった。インターネットが普及した現在ではウェブサイトを利用する方法が中心となり、誰でも簡単に相手を探すことができるようになった。文通相手は老若男女問わず世界中に求めることができ、複数の人を相手にしていることも珍しくない。

著名人(この場合は存命中のテレビタレントスポーツ選手などではなく、歴史上の人物のこと)が交わした文通は書簡集として出版されることもある。

その他[編集]

ネットスラングの一つとして、新聞社社説で意見のやり取りをすることを比喩して文通と表現したりする事もある。有名なのは朝日新聞社産經新聞社のやりとりである。例えば朝日新聞社が2006年4月2日の朝刊に社説を記したが、対して産經新聞社は翌日の4月3日の朝刊の社説で朝日新聞社に意見を述べた。

尚、文通相手は英語ペンパル(Penpal)ペンフレンド(Pen friend)と言う。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]