私書箱

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アメリカ合衆国、カリフォルニアの私書箱。
香港の私書箱

私書箱(ししょばこ、英語"post-office box",略称"PO box")は、郵便局内に設置された、あらかじめ受取人として申し込んだ人専用の郵便物受取箱のこと。

概要[編集]

私書箱というのは、郵便局内に設置された、錠付きの箱、ロッカーであり、あらかじめ私書箱使用を申し込んで鍵を受け取っている人が、郵便局から郵便物を受け取るためのものである。

それなりに空間を占有するので、全ての郵便局に設置されているというわけではない。あくまで、ある程度以上の広さがあり、私書箱を設置する部屋を確保できる郵便局に設置されている場合がある、という位置づけである。

フランス[編集]

フランスの私書箱

フランスでは基本的にプロであれば誰でも申し込めば使える。 フランスでは私書箱はboîte postale ボワット・ポスタル と言うのでBPと略すので、郵便物の宛先としてBPに続いて何桁の数字「BP ....」を書くことで、郵便番号と混乱しないように区別する。フランスの私書箱宛ての宛先表記は例えば次のようになる。

 Société Lajoie
 320 rue de la République
 BP 90123
 12100 MILLAU CEDEX »

スイス[編集]

スイス、ジュネーブの私書箱

スイスでも基本的にプロは誰でも使うことができる。スイスでは私書箱はcases postales カーズ・ポスタルと言う。 スイスの私書箱の宛先表記は例えば次のようになる。

   Société Lajoie
   Rue de la Confédération 320
   case postale
   1200 Genève

アメリカ合衆国[編集]

イギリス[編集]

日本[編集]

日本郵便株式会社の郵便局に申し込んで契約することで使えるようになるが、郵便物の着信数が一定程度あることなどの制限がある。特に、日常的に大量の郵便物が届けられる放送局通信販売会社、懸賞(クイズ)などのあて先として設けられることが多い。また、個人として契約し利用することもできる。ただし、特別送達選挙郵便は私書箱送りにはできず、あて先への現地配達となる。

日本では、主に、郵便事業の集配センター併設局である[要出典]。(ただし、集配センターの併設がない周辺に企業が多い一部の局などに設置されているケースもある)。そして郵便事業支店・郵便事業の支店を併設していない郵便局となる[要出典]


あて先としては、日本郵便株式会社の郵便局に設置されている私書箱の場合は以下のように記載される。

〒137-8799 日本郵便株式会社 新東京郵便局 私書箱nnn号

〒137-8799 新東京郵便局 郵便私書箱nnn号

〒137-8799 日本郵便新東京郵便局 私書箱nnn号

なお、郵政民営化方針の一部見直しに伴って、郵便事業株式会社が郵便局株式会社が吸収合併されるまでは 郵便事業株式会社○○支店私書箱nnn号 であった(一部例外あり)。

実際の住所がわからなくなることから、悪徳商法にも利用されることがある。この場合、条件の緩い私設私書箱も使われる。

原則的に郵便番号の扱いとしては私書箱番号がついているものは上3桁の地域番号に続いて「8691」(大阪支店、大阪東支店などでは私書箱が多いので末尾1桁の番号が私書箱の番号によって変わる。また旧東京国際郵便局「100-3191」のように、旧5桁の番号の下2桁が「91」ではなく別の数字が定められていた場合はその5桁の番号の後に「91」が付け加えられる)、また支店・郵便局気付の場合は3桁の地域番号に続いて「8799」(東京中央局→郵便事業丸の内支店同銀座支店なら100-8799)を使用(旧5桁局の場合は、5桁の後に「99」を付加。例として、郵便事業泉支店の場合は、981-3199のようになる)することが一般的であるが、放送局、懸賞などの私書箱宛の場合は独自の専用番号をつけることもできる。一部の郵便事業支店の分室(銀座支店JPタワー内分室、名古屋支店名古屋駅前分室など)にも私書箱が設置されているケースがあり、「郵便事業○○支店××分室私書箱△△号」と標記する。

2007年10月1日からの民営化に伴い、これまでは郵便局に設置されていたが、民営化後は主として郵便事業株式会社の管轄となった(集配センター設置局を含む、郵便事業の支店ないしは分室が併設されていない郵便局は従来通りだが、受取人払の承認は統括する支店が担当する(集配センター局も統括する支店が担当する)点が変更された)。

2012年10月の日本郵便株式会社の発足に伴って、従来の郵便事業の拠点も「郵便局」となるため、「郵便事業○○支店私書箱××号」から、「○○(中央)郵便局私書箱××号」の形式となった。なお、東京中央郵便局のような、別の郵便局の分室(ゆうゆう窓口機能)を設置している場合は、分室名の私書箱となった(「銀座郵便局JPタワー内分室私書箱○○号」の形式)。なお、名古屋中央郵便局名古屋駅前分室の再開発に伴い、同分室のゆうゆう窓口名古屋中央郵便局タワーズ内分室(専用郵便番号は設定されず、入居ビル自体に設定された番号と同番号となった)となったため、私書箱あてには、「〒450-6015 名古屋中央郵便局タワーズ内分室私書箱○○号」と、名古屋中央局本局と厳密に区別される形になった。

参照[編集]


関連項目[編集]

アメリカの私書箱
ドイツの私書箱、各種のサイズ

外部リンク[編集]