アメリカ合衆国郵便公社

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アメリカ合衆国郵便公社
United States Postal Service
種類 公社
本社所在地 ワシントンD.C.
設立 1775年
業種 運輸
事業内容 郵便·物流
外部リンク http://www.usps.com
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本社
USPSの郵便配達車
夜のUSPSの郵便配達車

アメリカ合衆国郵便公社(アメリカがっしゅうこくゆうびんこうしゃ、United States Postal Service, USPS)は、アメリカ合衆国郵便事業を担当する公社

概要[編集]

アメリカなどではU.S.メールUS mail)などとも呼ばれる。また日本ではアメリカ郵便公社、アメリカ郵政公社もしくはアメリカ合衆国郵政公社と訳される場合が多いが、政府機関ではアメリカ郵政庁と訳されている。

1971年7月1日、アメリカ郵政省より、郵便事業をすべて移管し発足した。

2014年1月現在の総裁パトリック・R・ドナホー英語版

2000年代以降の動向[編集]

2000年代以降、電子メールの普及により郵便物の量は激減しており、2009年度の決算で約38億ドルの赤字を計上した。これに対し、公社側は約4万人の人員削減、残業カット、運送費切り詰め、退職者の健康保険合理化など総額10億ドル相当のコスト節減を打ち出した。また土曜日の配達を止め、週5日制にすることも検討され[1]、結果として2011年上半期から土曜日の配達を取りやめることとなった[2]

2010年からの10年間、毎年230億ドルの赤字が計上される見込み。公社総裁の年俸は84万5千ドルである。アメリカ議会は2003年公社が負担する従業員の年金コストの90億ドル削減に合意。2009年には、退職した職員の医療費に関する負担を40億ドル軽減した[3]

2013年2月までに35000人の人員削減を予定している[4]

USPSにまつわる事件と社会的影響[編集]

1986年8月20日、オクラホマ州エドモンドの郵便局で郵便局員のパトリック・ヘンリー・シェリルが、労使上のもつれなどの理由から気が触れてしまい[要出典]、所持していた拳銃を乱射して、同僚、警察官、一般市民の14人を殺害、6人を負傷させ、自身は自殺した。

この事件から、キレることを意味する"Going postal"と言うアメリカ英語スラングが生まれた。USPS側はこのスラングによるイメージダウンに悩まされている。[要出典]この事件以外にも郵便局職員・元職員による郵便局内での殺人事件がたびたび発生している[5]

この事件の翌年には、街中で人々を無差別に銃で殺して回るパソコンゲームポスタルが作られた。

自転車チーム[編集]

1996年から2004年にかけて自転車のロードレースチームのスポンサーを務め、チームに所属するランス・アームストロングが1999年から2004年にかけてツール・ド・フランスを6連覇した。(同チームのスポンサーからUSPSが撤退した後を引き継いだディスカバリーチャンネルの下で、2005年もランス・アームストロングはツール・ド・フランスで総合優勝した)しかし、後にこれらの記録はドーピングによるものとして、抹消された[6]

脚注[編集]

  1. ^ 経営難の米郵政公社の赤字、09会計年度は約3400億円”. CNN (2009年11月17日). 2009年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月6日閲覧。
  2. ^ 米郵政公社、土曜日の配達を取りやめ 来年上半期から”. CNN (2010年3月30日). 2010年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年3月30日閲覧。
  3. ^ 郵政公社は公的支援依存症”. ニューズウィーク (2010年3月31日). 2010年4月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月18日閲覧。
  4. ^ US postal service to cut 35,000 jobs as mail plants close”. PRESS TV (2012年2月24日). 2012年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年2月24日閲覧。
  5. ^ 詳しくは、en:List of postal killings#United Statesを参照
  6. ^ 詳しくは、ランス・アームストロングのドーピング問題を参照