アメリカ合衆国郵便公社
| 種類 | 公社 |
|---|---|
| 本社所在地 | ワシントンDC |
| 設立 | 1775年 |
| 業種 | 運輸 |
| 事業内容 | 郵便·物流 |
| 外部リンク | http://www.usps.com |
アメリカ合衆国郵便公社(アメリカがっしゅうこくゆうびんこうしゃ、United States Postal Service, USPS)は、アメリカ合衆国の郵便事業を担当する公社。
目次 |
概要 [編集]
アメリカなどではU.S.メール(US mail)などとも呼ばれる。また日本ではアメリカ郵便公社、アメリカ郵政公社もしくはアメリカ合衆国郵政公社と訳される場合が多いが、政府機関ではアメリカ郵政庁と訳されている。
1971年7月1日、アメリカ郵政省より、郵便事業をすべて移管し発足した。
2007年2月現在の総裁はジョン・E・ポッター。
自転車チーム [編集]
1996年から2004年にかけては自転車のロードレースチームのスポンサーも務め、同チームに所属するランス・アームストロングが1999年から2004年にかけてツール・ド・フランス6連覇を達成したことでも知られる。(その後同チームはスポンサーをディスカバリーチャンネルに交代し、アームストロングはツール・ド・フランス7連覇を達成した)
2000年代以降の動向 [編集]
2000年代以降、電子メールの普及により郵便物の量は激減しており、2009年度の決算で約38億ドルの赤字を計上した。これに対し、公社側は約4万人の人員削減、残業カット、運送費切り詰め、退職者の健康保険合理化など総額10億ドル相当のコスト節減を打ち出した。また土曜日の配達を止め、週5日制にすることも検討され[1]、結果として2011年上半期から土曜日の配達を取りやめることとなった[2]。
2010年からの10年間、毎年230億ドルの赤字が計上される見込み。公社総裁の年俸は84万5千ドルである。アメリカ議会は2003年公社が負担する従業員の年金コストの90億ドル削減に合意。2009年には、退職した職員の医療費に関する負担を40億ドル軽減した[3]。
2013年2月までに35000人もの人員削減を予定している[4]。
USPSにまつわる事件と社会的影響 [編集]
1986年8月20日、オクラホマ州・エドモンドの郵便局で郵便局職員が労使上のもつれなどの理由から気が触れてしまい、所持していた拳銃を乱射し、同僚、警察官、一般市民計14人を殺害。自身も自殺するという悲惨な事件が起きた。この事件の影響でアメリカ国内では、日本語で言う「キレる」ことを"Going Postal"と言う事が広まり、現代アメリカ社会では広く使われるスラングになっている。また、同名のパソコンゲームが存在する。USPS側はこのスラングによるイメージダウンに悩まされている。ちなみに、アメリカでは前述の事件以降も郵便局職員・元職員による郵便局内での殺人事件がたびたび発生している。
脚注 [編集]
- ^ http://www.cnn.co.jp/business/CNN200911170017.html
- ^ “米郵政公社、土曜日の配達を取りやめ 来年上半期から”. CNN.co.jp. (2010年3月30日) 2010年3月30日閲覧。
- ^ http://newsweekjapan.jp/stories/business/2010/03/post-1131.php
- ^ “US postal service to cut 35,000 jobs as mail plants close”. PRESS TV. (2012年2月24日) 2012年2月24日閲覧。