水戸黄門 (佐野浅夫)
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本項では、TBSのナショナル劇場(現パナソニック ドラマシアター)において放送された時代劇『水戸黄門』(みとこうもん)の内、1993年放送の第22部から2000年放送の第28部までの佐野浅夫が主演したシリーズについて記述する。
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[編集] 出演者
詳細は「水戸黄門 (パナソニック ドラマシアター)の登場人物一覧」を参照
[編集] 各部の概要
放送日はTBSテレビおよび同時ネット局を基準とし、レギュラー・準レギュラーの経験があるゲストは太字で表記する。
[編集] 第22部
1993年5月17日-1994年1月24日放映(全36話、通算700回)
- ストーリー
将軍後継を巡る紀州藩の内紛を解決するために旅立つ。
- 行程
水戸→佐倉→箱根→藤枝→島田→浜松→岡崎→桑名→新宮→和歌山→大阪→徳島→高知→松山→広島→別府→鹿児島→島原→長崎→小倉→萩→出雲→岡山→姫路→鳥取→豊岡→大聖寺→輪島→高田→佐渡→新発田→会津→白河→日光→宇都宮→江戸
- 光圀役は佐野浅夫になったが、他のレギュラー陣の顔ぶれは不動。
- 和歌山までの道中を、騒動の原因を報せに藩を出奔して来た和歌山藩筆頭家老の娘・百合(中野みゆき)が旅の供をする。
- 第19話「悪が群がるカステイラ」のみ完パケVTR作品。
- 最終回「花のお江戸の大掃除」で放送通算700回を記録した。
[編集] 第23部
1994年8月1日-1995年5月15日放映(全40話、通算740回)
- ストーリー
- 行程
水戸→大宮→熊谷→安中→追分→小諸→上田→善光寺→糸魚川→田鶴浜→金沢→山中→福井→敦賀→小浜→宮津→津山→米子→松江→浜田→津和野→萩→下関→福岡→佐賀→山鹿→人吉→延岡→宇和島→今治→丸亀→兵庫→京→信楽→彦根→岐阜→妻籠→甲府→府中→江戸
- 前シリーズの放送中に弥七役の中谷が病に倒れた為、シリーズで初めて弥七不在のまま物語がスタート。中谷は終盤の第34話で復帰した。
- 第13話「姫様狙う悪の罠」であおいが二役を演じている。役は稲葉源三郎。
- 第31話「格さんは夫の敵」で伊吹が二役を演じている。役は佐吉。
- 第33話「京の都の恋友禅」では佐野の親戚で、里見浩太朗の息子である佐野圭亮がゲスト出演している。役は新太郎。
- このシリーズ以降完パケVTR方式となる。
- 第23部のポスターからTBSのロゴマークが一新され、現在の書体となった。
- 糸魚川の話となった1994年9月26日は、直前の『関口宏の東京フレンドパークIIスペシャル』(18:30~19:54)にも一行が出演し(中谷は不参加。佐野は当時69歳だが、これは番組最高齢)、2時間半も一行が登場、結果はスペシャル初のグランドスラムとなった。その後、「さあ、糸魚川へ行きましょう」と一行は駆け足で退場し、関口支配人も「この後間に合えば『水戸黄門』!」と変形ジャンクションを行った。
[編集] 第24部
1995年9月11日-1996年6月10日放映(全37話、通算777回)
- ストーリー
薩摩藩のお家騒動を解決するために旅立つ。
- 行程
水戸・江戸→箱根→駿府→岡崎→桑名→大阪→姫路→岡山→徳島→高知→松山→別府→高鍋→鹿児島→熊本→島原→小倉→柳井→広島→出雲→鳥取→敦賀→大聖寺→高岡→松本→韮崎→米沢→長岡→鶴岡→秋田→弘前→盛岡→仙台→福島→三春→佐野→江戸
- 薩摩藩の家老の娘である伊織靜香(伊織靜香)が第14話「波瀾万丈!薩摩の対決」まで旅の供をする。なお演じる伊織はこれがデビュー作であった。
- このシリーズの13本の撮影を残して、1995年12月9日に番組の生みの親である逸見稔プロデューサーが急逝した。そのため、それまではオープニングで「制作 逸見稔」の表記であったが第24話以降は「企画 逸見稔」の表記となった。
- 第6話「お髭を染めた黄門さま」で佐野が二役を演じている。役は塩昆布屋・河内屋吉右衛門。
- 第14話「波乱万丈!薩摩の対決」で、佐野の親戚で、里見浩太朗の息子である佐野圭亮がゲスト出演。役は薩摩藩士・桂木隼人。
- 第27話「一陽来複米沢の春」は2時間スペシャルで放送した。里見・横内正・山口いづみの歴代レギュラーがゲスト出演している。
- 水戸黄門外伝 かげろう忍法帖の後日談であるため、レギュラーであった名張の翔が3回ゲスト主演している(第3話・第7話・第34話)。なお翔が登場する回には弥七が登場しない。
- 第20部から登場していた堀田備前守役の永井秀明の最終シリーズである。
- 第20部からナレーターを務めていた杉山真太郎の最終シリーズである。
[編集] 第25部
1996年12月9日-1997年10月27日放映(全43話、通算820回)
- ストーリー
- 行程
江戸・水戸・銚子→君津→鎌倉→三島→掛川→吉田→四日市→鳥羽→吉野→岸和田→洲本→鳴門→高松→岡山→尾道→中津→久留米→唐津→山口→大田→鹿野→出石→小松→富山→高山→飯田→高田→新潟→酒田→本荘→十和田→八戸→角館→花巻→石巻→新庄→上山→二本松→会津→白河→塩原→結城→江戸・水戸
- このシリーズから柴田秀勝がナレーターを務める。
- このシリーズの特徴は、全43話で第20部に次いで長い旅となったこととレギュラーの主役話があることである。
- 第13話「若様の水門破り」に佐野の親戚で、里見浩太朗の息子である佐野圭亮がゲスト出演している。役は光圀の兄・松平頼重の孫・松平頼豊役。
- 第14話「飛猿が恋をした」では野村将希の息子野村正孝が少年時代の飛猿役でゲスト出演している。
- 第23話「帰らぬ兄は逃亡者」で放送通算800回を記録した。
- 第32話「嫁と認めぬ頑固者」に長門裕之がゲスト出演している。役は岩倉弥右衛門。
- 最終回「世直し旅は日本晴れ」では霞のお新が久々に忍者姿とアクションシーンを演じた。
- 第19部から登場していた山野辺兵庫役の高松英郎の最終シリーズである。
[編集] 第26部
1998年2月9日-8月17日放映(全26話、通算846回)
- ストーリー
伊賀での争い事を解決する為、旅に出る。
- 行程
水戸・伊賀上野→高野→堺→三次→広島→徳山→豊後高田→佐伯→高千穂→延岡→霧島→鹿児島→人吉→宇土→伊万里→大宰府→長府→津和野→玉造→倉吉→福知山→姫路→京→関→諏訪→足利・江戸
- 第3話「頑固者の意地比べ」に長門裕之がゲスト出演している。役は岩吉。
- 第23話「京の都に恋の花」に堤大二郎がゲスト出演している。役は備中松山藩主の弟・水谷小次郎。
- 第3部から登場していた霞のお新役の宮園純子の最終シリーズである(出演は第3部-第8部、第12部-第14部、第17部-第26部)。
- 長年のフィルム撮影からビデオ撮影に移行になった。
- 第26部のポスターから「月曜夜8時」の表記が「月曜よる8時」の表記となり、松下電器・松下電工の書体は一回り小さくなった。またTBSのロゴ部分がマイナーチェンジされ、タイトルバックがイラスト入りに変更された。
[編集] 第27部
1999年3月22日-10月18日放映(全30話、通算876回)
- ストーリー
光圀の弟・頼元の娘、沙耶の婿を見定めるために盛岡へ旅立つ。
- 行程
水戸・岩城→相馬→白石→仙台→山形→天童→尾花沢→横手→盛岡→浄法寺→八戸→青森→黒石→大館→男鹿→久保田→象潟→鶴岡→村上→新津→与板→柏崎→飯山→松代→松本→追分→松井田→伊勢崎→行田→江戸
- 今シリーズでは、松平頼元の娘・沙那(笹峰愛)が第1話~9話、お千代(森永明日香)が第16話~24話、お妙(そめやゆきこ)が第25話~30話まで、それぞれレギュラーとして出演した。
- 第27話「恩を返した風来坊」に長門裕之がゲスト出演している。役は十手持ち・長五郎。
- 第1部から登場していた風車の弥七役の中谷一郎の最終シリーズである。体調不良と高齢による降板で、第19話「二人の御隠居」が最後の出演となった(28部は番組宣伝用ポスターのみの出演)。
- 第25部からナレーターを務めていた柴田秀勝の最終シリーズである。
- 放送日ではないが8月4日でシリーズが始まって30年になった。
[編集] 第28部
2000年3月6日-11月20日放映(全34話、通算910回)
- ストーリー
東海道五十三次の制定からおよそ100年。日本の大動脈を大掃除するため東海道を旅する。
- 行程
江戸・水戸・品川→小田原→箱根→江尻・駿府→島田→掛川→袋井→浜松→新居→吉田→岡崎→鳴海→桑名→名張→信楽→草津→京→枚方→守口→大阪→淡路→兵庫→姫路→赤穂→岡山→矢掛→福山→三原→広島→宮島→岩国→防府→赤間関→博多
- 佐野黄門最終シリーズ。
- このシリーズから鈴木史朗がナレーターを務め、第1話「五十三次世直し旅」に光圀の登城を告げる茶坊主役でゲスト出演した。なぜかこのシリーズのみすべてのナレーションが敬語である。
- オープニングはあおいが歌う1番にのせてキャスト紹介のみとなり、スタッフ紹介はエンディングの出立シーンにクレジットされるようになる。
- あおいが収録中に体調を崩したため、第2部以来30年ぶりに助さんの登場しないエピソードが製作される。
- 第3話「箱根の山で敵討ち」に長門裕之がゲスト出演している。役は吾平。
- 第4話「風雲渦巻く駿府城!」は2時間スペシャルで放送した。この回に橋爪淳がゲスト出演している。役は篠田専之助。
- 第13話「哀しきゴマスリ出世道」で889回目を達成し、連続時代劇放送回数としては日本一となっている(それ以前の連続時代劇放送回数日本一は大川橋蔵主演の『銭形平次』が放送回数が888回であった)。
- 第24話「恋した人は謎の隠密」で放送通算900回を記録した。この回に横内正がゲスト出演している。役は赤穂藩家老大石内蔵助。塩の製法を盗もうと吉良家の隠密(舟木一夫)が赤穂に潜入するという、『忠臣蔵』を意識させるストーリーだった。
- 第26話「暴君を斬る!男の剣」では西郷輝彦がゲスト出演している。役は風間平蔵。
- 最終回「日本一の謎の影武者」では橋幸夫と原田龍二の実弟・本宮泰風がゲスト出演している。橋は福岡藩主・黒田綱政を、本宮は黒田綱政の甥・黒田長之をそれぞれ演じた。
- 光圀役の佐野浅夫、助三郎役のあおい輝彦、格之進役の伊吹吾郎、八兵衛役の高橋元太郎、飛猿役の野村将希、将軍綱吉役の長谷川哲夫の最終シリーズである。佐野は246回の世直し旅を演じた。そのためか第1話では綱吉と光圀の会話のシーンが他のシリーズと比べても多い。
- このシリーズでは、お銀の忍び装束の色が従来の紺から赤に変更されている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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