エミレーツ・スタジアム

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エミレーツ・スタジアム
Emirates Stadium
Arsenal Stadium (by UEFA and FIFA)
"Ashburton Grove, The Emirates"
Emirates Stadium, Arsenal vs. Everton 2006-10-28.jpg
施設情報
所在地 Emirates Stadium, Islington, London,
N5 1BU
位置 北緯51度33分18秒 西経0度6分31秒 / 北緯51.55500度 西経0.10861度 / 51.55500; -0.10861座標: 北緯51度33分18秒 西経0度6分31秒 / 北緯51.55500度 西経0.10861度 / 51.55500; -0.10861
開場 2006年7月22日
所有者 アーセナルFC
運用者 アーセナルFC
グラウンド デッソ・グラスマスター
ピッチサイズ 105 x 68 metres
114 x 74 yards
建設費 £4億3000万ポンド
設計者 HOK Sport (現在のPOPULOUS)[1]
旧称
Ashburton Grove
使用チーム、大会
アーセナルFC (2006-present)
収容能力
60,355人[2]

エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium, またはArsenal Stadium)は、2006年7月22日に開業したアーセナルFCの新しいホームスタジアムである。これ以前のアーセナルのホームスタジアムはハイバリーであった。旧本拠地ハイバリーとの距離は僅か約1マイル(約1.6km)で、最寄り駅も地下鉄ピカデリー線アーセナル駅のままである。なお、UEFA主催試合の場合は公式スポンサー以外での広告露出が禁止されているため、アーセナル・スタジアムとして呼ばれる。

話題[編集]

  • UAEエミレーツ航空ネーミングライツを買い取ってエミレーツ・スタジアムと命名。
  • ポルトガルのエスタディオ・ダ・ルスにスタジアムの形状が似ているといわれるが設計が同じ会社。
  • 建設にはアーセン・ベンゲル監督の意見も採用され、ピッチの縦横幅がハイバリーより大きくなり、縦が約5メートル、横が約1.3メートル広くなった。
  • スタジアム建設には紆余曲折あり、初期の計画では2005年夏完成予定だった。
  • スタジアム周辺は現在再開発が進んでおり、アパートや商業ビル建設が進められている。
  • オープニングマッチはアーセナルレジェンドのデニス・ベルカンプの引退試合として、2006年7月22日に彼がかつて所属したアヤックス・アムステルダムとの試合が開催。
  • エミレーツスタジアムでは2010年2月からSCEの携帯ゲーム機PSPを利用し、観客に映像を提供するサービスを開始した。[3]

歴史[編集]

スタジアム正面入口
アーセナルFCのロゴマーク

1999年

  • 11月、提案提出。

2002年

  • 7月に2人の市民が建設に反対し、高等裁判所に上告。

2003年

  • 4月にスタジアム完成予定が2005年8月から約1年遅れると発表。

2004年

  • 5月に当時の国務長官が「商業的に怠慢だった地域に新スタジアムが活性化をもたらす」と発言。
  • 10月、スタジアム名がエミレーツ・スタジアムとなり、エミレーツ航空と15年で推定200億円(当時のレート)のスポンサー契約を発表。

2005年

  • 8月、スタジアム完成まで残り1年となり、ベンゲル監督ら関係者を招いてイベントを開催。

2006年

  • 7月18日にオフィシャルショップ「The Armoury(兵器庫)」が新スタジアム内にオープン。
  • 7月20日にメンバーズディを開催(ファンに練習を公開)。
  • 7月22日正式にオープン。オープニングゲーム(こけら落とし)はデニス・ベルカンプの引退試合の開催。
  • 8月19日に初の公式戦。プレミアリーグ開幕戦アストン・ヴィラFC戦が行われた。また観客数は60,023人で、当時のアーセナル主催試合での最多入場者数を記録。
  • 8月23日に初の欧州戦。UEFAチャンピオンズリーグ予備戦3回戦NKディナモ・ザグレブ戦が開催。
  • 9月3日に初の代表戦。国際親善試合アルゼンチン代表対ブラジル代表戦が開催。
  • 9月23日、シェフィールド・ユナイテッドFC戦でアーセナルがエミレーツ・スタジアムでのリーグ戦初勝利。
  • 9月26日にUEFAチャンピオンズリーグの本選を初開催。対戦相手はFCポルト
  • 11月12日に新スタジアムで初のビッグ4(マンチェスター・ユナイテッドリヴァプールチェルシーとアーセナル)勢との試合、リバプール戦が行われた。また入場者数が60,110人で新記録。

エミレーツ・スタジアムでの代表戦[編集]

試合日 国旗・スコア 得点者(数字の単位は分)
2006年9月3日 ブラジルの旗 3-0 アルゼンチンの旗 3ブラジルの旗エラーノ、67ブラジルの旗エラーノ、89ブラジルの旗カカ
2007年2月5日 ブラジルの旗 0-2 ポルトガルの旗 82ポルトガルの旗シモン・サブローザ、90ポルトガルの旗Rカルヴァーリョ
2008年3月26日 ブラジルの旗 1-0 スウェーデンの旗 72ブラジルの旗パト
2009年2月9日 ブラジルの旗 2-0 イタリアの旗 13ブラジルの旗エラーノ・ブルメル、27ブラジルの旗ロビーニョ
2010年3月2日 ブラジルの旗 2-0 アイルランドの旗 44アイルランドの旗Keith Andrews(OG)、76ブラジルの旗ロビーニョ
2011年3月27日 ブラジルの旗 2-0 スコットランドの旗 42ブラジルの旗ネイマール、77ブラジルの旗ネイマール

アクセス[編集]

  • チューブ(地下鉄)

ピカデリー線アーセナル駅が一番近い駅(ハイバリー時代と同じ駅)。試合後は混雑する。他にもスタジアムまで徒歩圏内の駅がある。チューブが主な交通手段であるため、チューブのストライキ(ボクシング・デーなどに決行されることが多い)が行われると試合が延期になることがある。

  • バス

主なバス停はホロウェイロード、ナッグズヘッド、セブンシスターズロード、ブラックストックロード、ハイバリーコーナー。全てのバス停にはスタジアムから徒歩5-10分。これらのバスで北ロンドンやロンドン中心部へ行く事ができる。

スタジアム周辺には駐車場がほとんどなく、クラブではサポーターに自家用車での来場を控えるようアドバイスをしている。居住者許可証を持たないドライバーが路上に違法駐車した場合は、どのような車でもレッカー車によって強制的に移動させられる。

入場者数[編集]

平均入場者数[編集]

エミレーツ・スタジアム:

  • 2007-2008: 59,718 (プレミアリーグ)
  • 2006-2007: 60,046 (プレミアリーグ)

ハイバリー:

最多入場者数[編集]

2009年までの最大観客数は60,161人で、2007年11月3日のマンチェスター・ユナイテッドとの試合であった(2対2の引き分け)。

脚注[編集]

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外部リンク[編集]