タワーブリッジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
Tower Bridge
Tower Bridge (aerial view).jpg
Tower Bridge, aerial view
通行対象 A100 Tower Bridge Road
交差 テムズ川
所在地 ロンドン
北側:タワー・ハムレッツ
南側:サザーク
維持管理 Bridge House Estates英語版
形式 跳開構造(はね橋)
全長 244メートル (801 ft)
最大支間長 61メートル (200 ft)
桁下高 8.6メートル (28 ft) (closed)
42.5メートル (139 ft) (open)
(mean high water spring tide)
開通 1894年6月30日(120年前) (1894-06-30
文化財指定 Grade I listed structure

タワー・ブリッジ (Tower Bridge) は、イギリスロンドン市内を流れるテムズ川に架かる跳開橋1886年に着工、1894年に完成した。可動部分は初期の頃は蒸気機関で水をパイプに通して跳開部の端に水圧を掛けシーソーの原理を利用して開閉していた(この技術は世界で始めてこの橋が実用に供した)が、現在は電力を利用している。

第二次世界大戦中はドイツ空軍の爆撃目標、あるいはV2ロケットなどの目標となり、1944年8月2日V-1ロケット1発が車道部分に命中して被害を受けた。

経緯[編集]

19世紀後半、イーストエンド・オブ・ロンドンの商業発展のためロンドン橋の下流に新たな橋が求められた。しかし、ロンドン橋とロンドン塔の間にプール・オブ・ロンドンが存在し、入港の障害となることを避けるため固定された橋の建設はできなかった。この問題を解決するため1876年に設立された委員会は、デザインの公募を行い、テムズ川を横断する方法を模索した。50以上集まった提案に対する評価の議論は長引き、1884年に都市建築家であるホーレス・ジョーンズの設計が承諾された。

特徴[編集]

橋の長さは244m、左右にあるゴシック様式のタワーの高さは65mあり、内部は展望通路・歴史博物館がある。タワー間の橋桁の長さは61m、上部橋の高さは44mである。塔のデザインは鉄塔を腐食から守るためと、名前の由来ともなっている付近のロンドン塔景観と調和するように配慮されて大理石で覆われている。近年においてロンドンの観光定番スポットとなっているが、同じテムズ川のすぐ上流にある、民謡「ロンドン橋落ちた」で有名な、ロンドン橋とよく混同される。タワー上部には跳開用の水を流す為のパイプを通す為に跳開時用の歩道橋が設けられた。タワーの階段を上って通行できた上部橋は利用者が少なかった為1910年に閉鎖されたが、エレベーターが設置されて1982年に展示室として公開された。

上部橋の展示室内部

ギャラリー[編集]


外部リンク[編集]

座標: 北緯51度30分20秒 西経0度04分32秒 / 北緯51.50556度 西経0.07556度 / 51.50556; -0.07556