グリニッジ天文台

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世界測地系51°28′38″N, 0°00′00″E

グリニッジ天文台
敷地内にはグリニッジ子午線の基準になっている、グリニッジ天文台旧本館の窓

グリニッジ天文台(グリニッジてんもんだい Royal Greenwich Observatory)は、ロンドン郊外グリニッジ地区のテムズ川河畔グリニッジ・パーク内に存在する天文台

1675年イングランド国王チャールズ2世が設計。初代天文台長はジョン・フラムスティード1990年ケンブリッジに移転し、現在は天文台としての機能は終わっている。経度0度にあり、経度および時刻の基準(グリニッジ標準時)点として観測等を行なっていた。

目次

[編集] 建設の背景

15世紀後半からヨーロッパ各国による海外進出を競う、大航海時代を迎えていたが、当時はまだ、運に任せた危険な航海が多く、海難事故が相次いでいた。この競争を制するため、航海術の向上にいち早く取り組み、海洋国家として世界に進出を図っていたイングランドは航海の支援を目的として、天文台を建設した[1]

[編集] 歴代天文台長

1972年まで、グリニッジ天文台長は伝統的に王室天文官 (Astronomer Royal) の称号を得る慣習となっていた。カッコ内の西暦は就任した年。

  1. ジョン・フラムスティード(John Flamsteed, 1675年)
  2. エドモンド・ハリー(Edmond Halley, 1720年)
  3. ジェームズ・ブラッドリー(James Bradley, 1742年)
  4. ナサニエル・ブリス(Nathaniel Bliss, 1762年)
  5. ネヴィル・マスケリン(Nevil Maskelyne, 1765年)
  6. ジョン・ポンド(John Pond, 1811年)
  7. ジョージ・ビドル・エアリー(George Biddell Airy, 1835年)
  8. ウィリアム・クリスティー(William Henry Mohoney Christie, 1881年)
  9. フランク・ダイソン(Frank Watson Dyson, 1910年)
  10. ハロルド・スペンサー・ジョーンズ(Harold Spencer Jones, 1933年)
  11. リチャード・ウーリー(Richard van der Riet Woolley, 1956年)
  12. マーガレット・バービッジ(Margaret Burbidge, 1972年)
    王室天文官はマーティン・ライル(Martin Ryle, 1972年)
  13. アラン・ハンター(Alan Hunter, 1973年)
  14. フランシス・グラハム・スミス(Francis Graham Smith, 1976年(1982年から王室天文官))
  15.  アレキサンダー・ボクセンバーグ(Alexander Boksenberg, 1981年)
  16.  ジャスパー・ウォール(Jasper Vivian Wall, 1995年)

参考:王室天文官

[編集] 脚注

  1. ^ 外洋の航海には正確な緯度経度の計測が不可欠で、見渡す限りの海で緯度の目安となったのは星であった。北極星の位置や見える角度から、船は緯度を割り出すことができた。一方経度の測定には正確な時刻を知ることが必要であった。

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