ドンバス・アリーナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドンバス・アリーナ
Donbass arena

UEFA
ドンバス・アリーナの位置(ウクライナ内)
ドンバス・アリーナ
施設情報
所在地 Chelyuskintsev St., 189E
Donetsk 83048
位置 北緯48度1分15秒 東経37度48分35秒 / 北緯48.02083度 東経37.80972度 / 48.02083; 37.80972座標: 北緯48度1分15秒 東経37度48分35秒 / 北緯48.02083度 東経37.80972度 / 48.02083; 37.80972
起工 2006年6月27日
開場 2009年8月29日
閉場 2014年(ウクライナ内戦
所有者 FCシャフタール・ドネツク
グラウンド 天然芝
ピッチサイズ 105 x 68 m
建設費 4億米ドル
3億ユーロ[1][2]
設計者 アラップ[3]
建設者 ENKA
使用チーム、大会
UEFA EURO 2012
FCシャフタール・ドネツク(2009年-2014年)
収容人員
51,504人 (サッカー)

ドンバス・アリーナ(ウクライナ語: Донба́с Аре́на, Donbass Arena [donˈbɑs ɑˈrɛnɑ], ロシア語: Донба́сc Аре́на, Donbas Arena)は、ウクライナドンバス地方ドネツィクに位置する球技場。2009-10シーズンからFCシャフタール・ドネツクの本拠スタジアムとなっていたが、2014年ウクライナ内戦の影響でアリーナ・リヴィウに本拠地を移した。その後2017年よりメタリスト・スタジアムに再移転した。

概要[編集]

ドンバス・アリーナ外観(2014年4月)

設計は、シティ・オブ・マンチェスター・スタジアムアリアンツ・アレーナ北京国家体育場などの設計で有名なアラップである。2009年竣工時のこけら落しは、ビヨンセの「I Am… Tour」[4]、サッカーでは9月27日のFCオボロン・キエフ戦であった[5]。 2012年6月、ユーロ2012の試合会場の一つとして利用された。

2014年8月23日ウクライナ軍と親ロシア派の衝突で、市街地が戦場化。市内の中心部にある同スタジアムも爆破の被害に合った。シャフタールの公式サイトでは動画を公開し、爆破で天井が落下、至る所で銃痕のような跡がある被害の様子が映し出されている[6]。 そのすぐ1か月後の9月19日にも2度の爆発が確認され、スタジアムにも被害が及んだとシャフタールが声明を発表した[7]

2015年夏にはウクライナ軍ドネツク人民共和国との衝突で本スタジアムでも被害が受けた。

脚注[編集]

外部リンク[編集]