Code Name.1 Brother Sun

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CHAGE and ASKA > Code Name.1 Brother Sun
Code Name.1 Brother Sun
CHAGE&ASKAスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル POP
時間
レーベル ポニーキャニオン AARD-VARK(1995年)
東芝EMI(1998年盤)
ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤)
プロデュース CHAGE&ASKA
GO YAMAZATO
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1995年度年間26位(オリコン)
ゴールドディスク
CHAGE&ASKA 年表
SUPER BEST BOX SINGLE HISTORY 1979-1994 AND Snow Mail
1994年
Code Name.1 Brother Sun
(1995年)
CODE NAME.2 SISTER MOON
1996年
『Code Name.1 Brother Sun』収録のシングル
  1. HEART/NATURAL
    リリース: 1994年8月3日
  2. めぐり逢い
    リリース: 1994年11月16日
  3. Something There
    リリース: 1995年5月10日
ミュージックビデオ
「Something There」 - YouTube
「めぐり逢い」 - YouTube
「can do now」 - YouTube
「HEART」 - YouTube
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Code Name.1 Brother Sun』(コード・ネーム・ワン・ブラザー・サン)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の17作目のオリジナル・アルバム1995年6月28日に発売された。発売元はポニーキャニオン

1998年3月11日2001年5月23日CDとして、2009年11月25日SHM-CDとして再発売された。

解説[編集]

前作『RED HILL』よりおよそ1年8ヶ月ぶりとなるオリジナル・アルバム。タイトルは1972年の映画『ブラザー・サン シスター・ムーン』から名付けられている。

この間、シングルとして発表した楽曲や、レコーディングしていった曲を合わせると、1枚のアルバムでは収まりきれないほどの曲数になっていた。2枚組にして発売する案もあったが、敢えてせずに「貝殻の片方は、やがて皆の前に現れることだろう」との予告つきで、本作が発売された[2]

CHAGEもASKAも久方ぶりとなるギター・サウンドへの接近があり、それまで厚みのある音作りからの変化が見られる内容となっている[3]

ASKAは当初の曲順に納得していなかったが、周りの「これがベストな曲順だと思う」との言葉にそれ以上の異論を控えていた。しかし生産工場でのCDプレスが始まってからASKAが「やはり違う」と言い始め、工場をストップさせてまで曲順を変更し、現在の曲順となった。ASKA本人も「本来なら許されないこと」と前置きしつつ「しかしどうしてもしっくりこなかった。」と語っている。また(序章曲の「君の好きだった歌」を除く)幕開けとなる曲として使用されることが多い「HEART」をラストに収録したことについては「最後の曲のあと、また最初にループするようなアルバムにしたかった。」と語っている。

アルバム発売後、7月から翌1996年1月まで国内アリーナ60公演となるコンサートツアー『SUPER BEST 3 MISSION IMPOSSIBLE』を開催。また、2度目の海外公演『ASIAN TOUR II - MISSION IMPOSSIBLE』を台湾香港シンガポールで開催した。

2009年11月25日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。

チャート成績[編集]

本作はオリコン週間ランキングで、初登場1位を獲得し[4]、オリジナルアルバムとして『TREE』から4作連続首位獲得となった。CD売上枚数は75.0万枚(オリコン調べ)で『TREE』から続いてた連続ミリオン数は3作で途切れた[5]

収録曲[編集]

※コメントは、『Code Name.1 Brother Sun』 CHAGE and ASKA Official Web Site 各曲の項目を参照

  1. 君の好きだった歌
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司
    アルバムの序曲として収録した。
    1コーラスのみとなっているが、これは当初『Code Name.2』発売の際にフルコーラスを収録して『1』と『2』を繋げる意味合いを持った楽曲にする予定であったからである。
    最終的には、『CODE NAME.2』のブックレットにASKAの散文詩「君の好きだった歌」として詩が記載される形となった。
    2010年リリースされたASKAのソロアルバム「君の知らない君の歌」にてセルフカバーされフルコーラスで収録された。
  2. Something There
    (作詞:飛鳥涼 英訳詞:CHARLIE MIDNIGHT (英語) 作曲:飛鳥涼 編曲:飛鳥涼・松本晃彦
    1995年5月10日に発売されたシングル曲。ハリウッド映画『ストリートファイター』エンディングテーマ。JAL CMソング。
    特に記載はないが、シングル音源とはミックスが異なる。また映画のサウンドトラックに収録されているバージョンはサビの1部がごっそりカットされ、構成の繋ぎかた自体が変わっている。この繋ぎかたは当時テレビで披露する際に採用された事もある。
  3. BROTHER
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:飛鳥涼・十川知司)
    ASKAは、自分の事をわかってくれる奴に、"よう、兄弟" といえるような感覚で作ったという。
    また、この曲がきっかけでアルバムの方向性を決めることができたとしている。
  4. 201号
    (作詞:飛鳥涼 作曲・編曲:飛鳥涼・西川進
    ギター1本だけで、CHAGE&ASKAというふたり組が、お互いの存在を活かせるハモリの楽曲を作ったという。
    詞も、CHAGEと歌える共通するテーマを考えたら "引っ越し" が浮かんだそうだ。
    2010年に放送されたテレビ東京ドラマ24モテキ』の第10話で、この曲がモテ曲として歌われている。
  5. めぐり逢い
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:澤近泰輔)
    1994年11月16日に発売されたシングル曲。フジテレビ系ドラマ『妹よ』主題歌。
  6. 紫陽花と向日葵
    (作詞・作曲:CHAGE 編曲:服部隆之
    1995年5月10日に発売されたシングル「Something There」のカップリング曲
    曲調がブルージーな感じだったが、ブルースにするのを避けたかったので、アレンジを服部隆之にお願いした。
    ン・シンリン(呉倩蓮)が、「等到心关了门」というタイトルでカバーしている。
  7. can do now
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:飛鳥涼・十川知司)
    ASKAが「201号」とともに久々にアコースティック・ギターで作曲した楽曲。
    PVが制作されており、2003年に発売されたPV集『MUSIC ON FILMS』に収録されている。
  8. ベンチ
    (作詞・作曲:CHAGE 編曲:十川知司)
    曲はギター・サウンドだが、詞の内容は、爺ちゃんと婆ちゃんを歌っている。「軍艦」や「戦争」といった歌詞が出てくる。
    CHAGEは、穏やかだけれど重みがあり、計り知れない深い愛情を書いてみたと述べている。
  9. ある晴れた金曜日の朝
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:松本晃彦)
    "自分が死んで生まれ変わったら、ビートルズになっていた・・・・・・。" という物語風の内容になっている。
    憶測ではあるが、アルバム「黄昏の騎士」(アナログ盤)の裏ジャケに描かれているイラストが、ビルの窓掃除をしていたチャゲと飛鳥が落下しているというものだった。
  10. From coast to coast
    (作詞・作曲:CHAGE 編曲:澤近泰輔)
    From coast to coast という意味は、ウエストコースト(西海岸)からイーストコースト(東海岸)、つまり大きく離れている場合の例えとして使われる言葉であるそうだ。
    詞は男の弱さを出していて、「男にもこういうときがあるんだよ」ということを書いてみたという。
  11. NATURAL
    (作詞:飛鳥涼 作曲:CHAGE・村上啓介 編曲:村上啓介)
    1994年8月3日に発売されたシングル「HEART/NATURAL/On Your Mark」収録のシングル曲。東宝系映画『ヒーローインタビュー』オープニングテーマ。
    メイン・ボーカルは、ASKAが歌っている。
    アルバム収録に際して、新たなミックスで収録された。
  12. NO PAIN NO GAIN
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:飛鳥涼・澤近泰輔)
    タイトルは、"痛みなしでは得られない" という意味。物事が進まないからといって、その瞬間で答えを出してしまうマイナス感を否定した歌である。
    台湾の歌手ワンチェ(デイブ・ウォン)(王傑・王杰)が、「有失有得」というタイトルでカバーしている。
  13. HEART
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司)
    1994年8月3日に発売されたシングル「HEART/NATURAL/On Your Mark」収録のシングル曲。東宝系映画『ヒーローインタビュー』主題歌。
    「HEARTをここに置く事でアルバムがひとつの円を描ければ良いと思った」とASKAが述べている。

参加ミュージシャン[編集]

君の好きだった歌

Something There

BROTHER

201号

  • Acoustic Guitar:西川進

めぐり逢い

紫陽花と向日葵

can do now

  • Drums:Neil Conti
  • Bass:Pino Palladino
  • Electric Guitar, Acoustic Guitar & Mandolin:西川進
  • Keyboards & Pianica:十川知司
  • Synthesizer Sound Designer:中山信彦

ベンチ

  • Electric Guitar, Bass, Acoustic Guitar, Mandolin & Ukulele:西川進
  • Acoustic Piano & Keyboards:十川知司
  • Synthesizer Sound Designer:中山信彦

ある晴れた金曜日の朝

  • Drums:Neil Conti
  • Bass:Pino Palladino
  • Synthesizer Sound Designer:森下晃
  • Electric Guitar & Acoustic Guitar:鈴川真樹
  • Keyboards & Organ:松本晃彦
  • Piccolo Trumpet & Trumpet:荒木敏男
  • Trombone:村田陽一
  • Acoustic Guitar for Outro:村田努
  • Electric Piano for Outro:福島健太郎
  • Chorus:黒田有紀、中林たら、Friend of ASKA

From coast to coast

  • Drums:Neil Conti
  • Bass:Pino Palladino
  • Electric Guitar:鈴川真樹
  • Electric Guitar, Acoustic Guitar & Mandolin:西川進
  • Synthesizer Sound Designer:浦田恵司
  • Keyboards:澤近泰輔
  • Shaker:黒田有紀

NATURAL

  • Drums:湊雅史
  • Bass:美久月千晴
  • Electric Guitar, Acoustic Guitar & Keyboards:村上啓介
  • Synthesizer Sound Designer:中山信彦

NO PAIN NO GAIN

  • Drums:Neil Conti
  • Bass:Pino Palladino
  • Electric Guitar & Acoustic Guitar:鎌田ジョージ
  • Acoustic Piano:中西康晴、澤近泰輔
  • Electric Guitar Solo:村上啓介
  • Synthesizer Sound Designer:浦田恵司
  • Keyboards:澤近泰輔
  • Chorus:黒田有紀

HEART

  • Drums:島村英二
  • Bass:美久月千晴
  • Electric Guitar:角田順、是永巧一
  • Acoustic Piano:重実徹
  • Synthesizer Sound Designer:中山信彦
  • Keyboards:十川知司
  • Chorus:河合夕子、下成佐登子、中林たら

アルバム曲のその他収録作品[編集]

※シングル収録曲は、「HEART/NATURAL/On Your Mark」・「めぐり逢い」・「Something There」の項目を参照。

君の好きだった歌

201号

  • 君の知らない君の歌 (2010年)

ベンチ

NO PAIN NO GAIN

参考文献[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 2003年6月度までの旧基準。最低累計正味出荷枚数80万枚以上の作品に適用。

出典[編集]

  1. ^ 日本レコード協会 認定作品 1995年7月度認定作品の閲覧。 2017年12月11日閲覧
  2. ^ CODE NAME.2 SISTER MOON』内のブックレット、小貫信昭の寄稿文より。
  3. ^ CHAGEは今作について「今回、どうしてもギターサウンドで固めていきたかった」と述べ、ASKAはシングル「めぐり逢い」発売の時に、「僕は音を厚くするのが好きだから、レコーディング中にいろんな音を入れたがるんだけど、今回はとにかく歌で説得することしか考えてなくて音を重ねることをしなかった。イントロもギターのコード進行だけで、あとからボトルネックが入ってくるけれど、あくまでコード感のサポート楽器としてしか使っていない。曲自体も複雑なコードは使っていない。今までいろんなことにトライしてきたけど、今の気分が複雑なコードを受け付けなくなっているのね。そういう意味では、僕の曲作りに新しい展開が忍び寄ってきているのかもしれないって思う。」と述べている。
  4. ^ CHAGE&ASKA 1995年バイオグラフィー 2017年1月1日閲覧
  5. ^ CHAGE&ASKA、解散報道を事務所が否定 オリコン 2015年11月8日閲覧

外部リンク[編集]