TREE (CHAGE and ASKAのアルバム)

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TREE
CHAGE&ASKAスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル POP
時間
レーベル ポニーキャニオン AARD-VARK(1991年・1993年盤)
東芝EMI(1998年盤)
ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤・2009年盤)
プロデュース CHAGE&ASKA
GO YAMAZATO
チャート最高順位
  • 週間1位(3週連続、オリコン
  • 1991年度年間2位(オリコン)
  • 1992年度年間24位(オリコン)
  • オリコン歴代アルバムランキング52位
ゴールドディスク
CHAGE&ASKA アルバム 年表
SEE YA
1990年
TREE
(1991年)
SUPER BEST II
1992年
『TREE』収録のシングル
  1. SAY YES
    リリース: 1991年7月24日
  2. 僕はこの瞳で嘘をつく
    リリース: 1991年11月21日
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TREE』(トゥリー)は、CHAGE&ASKA(現:CHAGE and ASKA)の14作目のオリジナル・アルバム1991年10月10日に発売された。発売元はポニーキャニオン

1993年12月17日はAPO-CDとして、1998年3月11日2001年6月20日CDとして、2009年10月21日SHM-CDとして再発売された。

背景・リリース[編集]

決まっていた発売日を延期して、一度完成されていたアルバムに2曲(CAT WALK,tomorrow)を加えて一部ボーカルの差し替えを行い、ミックスの再調整を経てようやく発売された。

1991年11月21日には「僕はこの瞳で嘘をつく」がシングルカットされ、アルバム収録曲のダイジェスト版「TREE Digest」がカップリングに収録された。

初回限定盤はスリーブ・ケース、ブックレット封入。

2009年10月21日には、紙ジャケット・シリーズの一環としてSHM-CD仕様でヤマハミュージックコミュニケーションズより再発売された。

受賞歴[編集]

チャート成績[編集]

シングル「SAY YES」の勢いが続いている最中に発売された本作は、オリコンによる初動売上枚数が99.6万枚でアルバムランキング1位となった。これは当時の同社調べのアルバム初動売上枚数としては歴代1位となる記録であった[2]

また「SAY YES」と本作は、同年10月21日付と10月28日付の2週にわたりシングル・アルバムチャートの両部門で1位を独占している。

1991年11月18日にはポニーキャニオン発表による出荷枚数が200万枚を超えた[2]

CD売上枚数は235.1万枚(オリコン調べ)を記録し、自身のオリジナル・アルバムの中では最大売上である。また、2組ボーカルユニットとしてのアルバム売上で本作は歴代4位を記録している[3]

収録曲[編集]

※コメントは、『TREE』 CHAGE and ASKA Official Web Site 各曲の項目を参照

  1. 僕はこの瞳で嘘をつく
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司
    1991年11月21日に28枚目シングルとしてシングルカットされた。
  2. SAY YES
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司)
    1991年7月24日に発売された27枚目シングル。特に記載されていないが、シングル収録時とは異なるミックスで収録している。
  3. クルミを割れた日
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司)
    レコーディングされた後に、ASKAがコード展開に納得できない箇所があり、アルバム収録曲から外そうと提案したが、スタッフからは収録を推され、結果収録されることになった。しかし、ASKAは完成されていない印象があったために、ライブで披露することはしなかった。
    2002年に発売されたセルフカバー・アルバム『STAMP』収録の際には、その箇所は修正されているという。
  4. CAT WALK
    (作詞・作曲:CHAGE 編曲:村上啓介
    4ビートのリズムパターンで展開しているマイナー曲調の楽曲。
    歌詞は、"第三者がある状況を見て語る" という内容で書かれている。
  5. 夜のうちに
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:澤近泰輔
    恋愛中にふと思う、不安な気持ちになる瞬間を歌った楽曲。
  6. MOZART VIRUS DAY
    (作詞:飛鳥涼 作曲:CHAGE&ASKA 編曲:飛鳥涼・澤近泰輔)
    Aメロ・BメロをCHAGE、Cメロ・DメロをASKAが作曲した楽曲。
    詞は、曲のアイデアがどんどん浮かんでくる日を表現しており、それを "体の中にモーツァルト菌が入り込んだような状態" としている。
  7. 誰かさん〜CLOSE YOUR EYES〜
    (作詞・作曲:CHAGE 編曲:十川知司)
    CHAGEとASKA出演の国内信販「KCカード」CMソング。
    キミでもなく、アナタでもなく、あのコでもなく、"誰かさん" という言葉にして詞のイメージを拡げていったという。
    1994年に発売された2枚組アルバム『Yin&Yang』、1999年に台湾で発売されたベスト・アルバム倆角形 Duet Angle 20th anniversary』CHAGE SIDEにも収録されている。
  8. 明け方の君
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:十川知司)
    昔の恋が、残像として蘇って来る様子を歌っている。
    1999年に台湾で発売されたベスト・アルバム『倆角形 Duet Angle 20th anniversary』ASKA SIDEにも収録されている。
    2010年にASKAがアルバム『君の知らない君の歌』でセルフカバーしている。
  9. CATCH & RELEASE
    (作詞・作曲:CHAGE 編曲:澤近泰輔)
    ミュージック・ビデオが制作されている。
    釣りの行為であるキャッチ・アンド・リリースをタイトルにしている。
    この言葉を男女関係に置き換えて歌っている。
    1994年に発売された2枚組アルバム『Yin&Yang』にも収録されている。
  10. BAD NEWS GOOD NEWS
    (作詞:青木せい子 作曲:CHAGE 編曲:十川知司)
    仕事や時間に追われるといった"切羽詰った状態"を曲にした。
    歌詞についてCHAGEは、イメージに合うまで4・5回書き直して貰ったと述べている。
  11. BIG TREE
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:飛鳥涼・澤近泰輔)
    パナソニック CMソング。
    人の心に根ざしたものを表現したく、"木" がそびえ立つ風景を描いている。
    アルバムの核になるよう意識した楽曲である。
    1994年に発売された2枚組アルバム『Yin&Yang』にも収録されている。
  12. tomorrow
    (作詞・作曲:飛鳥涼 編曲:佐藤準
    「昨日・今日・明日と日にちが続いていくだけなのに、人の心はどこで変わってしまうんだろう……。同じように時間が過ぎていくだけなのに、どうして幸せや痛みを分け合えなくなるんだろう……。」そんな気持ちを歌った楽曲。
    1994年に発売された2枚組アルバム『Yin&Yang』、2004年に発売されたバラッド集『THE STORY of BALLAD II』、2008年にアジア圏で発売されたベスト・アルバム『Asian Communications Best』にも収録されている。
    エミール・チョウ(周華健・周华健)が、「爱把你给我」というタイトルでカバーしている。

参加ミュージシャン[編集]

『TREE』(映像作品)[編集]

TREE
CHAGE&ASKAVHS
リリース
ジャンル POP
レーベル ポニーキャニオン
AARD-VARK
CHAGE&ASKA 映像作品 年表
太陽と埃の中で I

太陽と埃の中で II
(1991年)
TREE
(1991年)
Go to Eleven 〜GUYS〜
1992年
ミュージックビデオ
「SAY YES」 - YouTube
「CATCH & RELEASE」 - YouTube
「夜のうちに」 - YouTube
「僕はこの瞳で嘘をつく」 - YouTube
「BIG TREE」 - YouTube
「はじまりはいつも雨」 - YouTube
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本作関連のPV集が1991年11月21日VHSで、12月15日LDで発売された(現在は廃盤)。

解説[編集]

VHSは、アルバムからリカットされたシングル「僕はこの瞳で嘘をつく」と同時発売された。

レコーディング中にアルバム収録曲からビデオクリップを作る企画が持ち上がり、オーストラリアシドニーブロークンヒルで撮影が行われた。この撮影中にシングル「SAY YES」がオリコンチャートで1位になった事を聞いたという。

アルバム収録曲に加えて、ASKAの「はじまりはいつも雨」のPVも収録されている。

収録曲[編集]

  1. SAY YES
  2. CATCH & RELEASE
  3. 夜のうちに
  4. 僕はこの瞳で嘘をつく
  5. BIG TREE
  6. はじまりはいつも雨 (ASKA)

脚注[編集]

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  1. ^ 第6回日本ゴールドディスク大賞 日本ゴールドディスク大賞 2018年11月23日閲覧
  2. ^ a b 「邦楽ヒットアルバム 200万枚時代が来た?」『日本経済新聞』1991年11月25日付夕刊、14頁。
  3. ^ 【オリコン】コブクロ、アルバム作品別総売上枚数で2人組ボーカル歴代1位に! オリコン 2016年3月27日閲覧

外部リンク[編集]