佐々木毅

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佐々木 毅
(ささき たけし)
人物情報
全名 佐々木 毅
(ささき たけし)
生誕 (1942-07-15) 1942年7月15日(75歳)
日本の旗 日本 秋田県仙北郡美郷町
学問
時代 20世紀 - 21世紀
活動地域 日本の旗 日本
研究分野 政治学
西洋政治思想史
研究機関 東京大学
学習院大学
主要な作品 『政治学講義』(東京大学出版会、1999年)
『プラトンの呪縛』(講談社、1998年)
『政治の精神』(岩波新書、2009年)
その他多数
影響を
受けた人物
福田歓一東京大学在学中に師事)
影響を
与えた人物
川崎修
杉田敦
川出良枝
福田有広
谷口将紀
福元健太郎
飯尾潤
内山融
宇野重規
早川誠
豊永郁子
豊田真由子
学会 日本政治学会
主な受賞歴 2005年 紫綬褒章
2015年 文化功労者その他多数
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佐々木 毅 (ささき たけし、1942年(昭和17年)7月15日 - )は、日本政治学者日本学士院会員、第27代東京大学総長、東京大学名誉教授、法学博士。専攻は政治学西洋政治思想史

秋田県仙北郡千屋村美郷町)生まれ。弟の佐々木誠は秋田県庁に勤務し、秋田県知事公室長を務めた。

略歴[編集]

学歴[編集]

職歴[編集]

  • 1965年04月 - 東京大学法学部助手
  • 1968年04月 - 東京大学法学部助教授
  • 1978年11月 - 東京大学法学部教授
  • 1991年04月 - 東京大学大学院法学政治学研究科教授
  • 1998年04月 - 東京大学大学院法学政治学研究科長兼法学部長(2000年3月まで)
  • 2001年04月 - 東京大学総長
  • 2005年03月 - 総長退任・東京大学退職
  • 2005年04月 - 学習院大学法学部教授
  • 2011年12月 - 日本学士院会員
  • 2013年03月 - 学習院大学定年退職

学外における役職[編集]

活動[編集]

福田歓一の指導を受け、マキャベリの政治思想の包括的研究からスタートし、ジャン・ボダンプラトンなどを手がけた。80年代に入り、現代アメリカの政治思潮の分析に手を広げると同時に、現代日本の政治については特に「横からの入力」(アメリカの圧力)というキーワードを軸に論を展開し、現在に至るまで論壇で盛んに活躍している。

2001年より第27代東京大学総長を務めた[注釈 1]。総長在任期は国立大学法人への移行期と重なっており、明治以来の抜本的な大学改革に腕を振るった[1]2004年9月の総長選挙では、再選を目指したものの当時副学長だった小宮山宏に敗れた。

座右の銘を聞かれた際、「利を争うは即ち理を争うことなり」(福澤諭吉)、「天は自ら助くる者を助く」(サミュエル・スマイルズ)の2つを答えた[1]

2015年10月 - 故郷の秋田県美郷町に「佐々木毅記念室」が開設された[1]

門下生[編集]

福田歓一の指導学生だった人物も含まれる

受賞・受章 [編集]

著作[編集]

単著[編集]

  • マキアヴェッリの政治思想』(岩波書店、1970年)
  • 『主権・抵抗権・寛容――ジャン・ボダンの国家哲学』(岩波書店、1973年)
  • 『人類の知的遺産(24)マキアヴェッリ』(講談社、1978年)
  • 『近代政治思想の誕生――16世紀における「政治」』(岩波新書、1981年)
  • 『現代アメリカの保守主義』(岩波書店、1984年/同時代ライブラリー、1993年)
  • 『プラトンと政治』(東京大学出版会、1984年)
  • 『西洋政治思想』(放送大学教育振興会、1985年)
  • 『保守化と政治的意味空間――日本とアメリカを考える』(岩波書店、1986年)
  • 『いま政治になにが可能か――政治的意味空間の再生のために』(中公新書、1987年)
  • 自民党は再生できるのか』(日本経済新聞社、1989年)
  • 『政治に何ができるか』(講談社、1991年)
  • 『政治はどこへ向かうのか』(中公新書、1992年)
  • 『アメリカの保守とリベラル』(講談社学術文庫、1993年)
  • 『政治家の条件』(講談社、1995年)
  • 『現代アメリカの自画像――行きづまる中産階級社会』(日本放送出版協会NHKブックス]、1995年)
  • 『プラトンの呪縛――20世紀の哲学と政治』(講談社、1998年/講談社学術文庫、2000年)
  • 『政治学講義』(東京大学出版会、1999年/第2版、2012年)
  • 『「哲学と政治」講義(1)よみがえる古代思想』(講談社、2003年/講談社学術文庫、2012年) 
  • 『「哲学と政治」講義(2)宗教と権力の政治』(講談社、2003年/講談社学術文庫、2012年)
  • 『知識基盤社会と大学の挑戦――国立大学法人化を超えて』(東京大学出版会、2006年)
  • 『政治学は何を考えてきたか』(筑摩書房、2006年)
  • 『政治学の名著30』(ちくま新書、2007年)
  • 『民主主義という不思議な仕組み』(ちくまプリマー新書、2007年)
  • 『政治の精神』(岩波新書、2009年)
  • 『学ぶとはどういうことか』(講談社、2012年)

共著[編集]

編著[編集]

  • 『マキャヴェリ』(平凡社、1977年)
  • 『現代政治学の名著』(中央公論社[中公新書]、1989年)
  • 『自由と自由主義――その政治思想的諸相』(東京大学出版会、1995年)
  • 『政治改革1800日の真実』(講談社、1999年)
  • 『21世紀デモクラシーの課題――意思決定構造の比較分析』(吉田書店、2013年)

共編著[編集]

訳書[編集]

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 東北地方出身者としては東大初であった。

出典[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]