久保正彰 (西洋古典文学者)

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久保 正彰 (くぼ まさあき、1930年10月10日 - )は、西洋古典学者。学士会理事長(第10代)、日本学士院院長(第24代)を務めた。広島県出身。

略歴[編集]

1953年、ハーバード大学卒業(古典語学・古代インド語学専攻)、1957年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。1959年東京大学教養学部助手、1965年成蹊大学文学部助教授、1967年東京大学教養学部助教授、1975年に文学部教授、文学部長(1985-87年)、1991年退官し名誉教授、東北芸術工科大学初代学長(1992-98年)。2004年に瑞宝重光章を受章。

1992年12月に、日本学士院会員に選任、人文科学部門の第1部長・幹事を経て、2007年10月に第24代院長に就任(任期は3年で、2期を限度とする)。2013年任期満了し退任。2014年7月に松尾浩也の後任で学士会理事長に就いた(2016年6月に退任、後任は佐々木毅)。

なお日本学士院第1部長在任中に「皇室典範に関する有識者会議」メンバーも務めた。

また2000年6月から1年間、日本西洋古典学会委員長(第7代、後任は伊藤貞夫)に、岡道男(同年3月に死去)の後を受け就いていた。

研究対象[編集]

呉茂一の弟子で、戦後初のハーバード大学卒業生、30代でトゥキュディデスを全訳した。文庫の下巻あとがきに、将来は改訳版を出したいと記したが、他の研究著述・公務等のため40年以上を経ても果たせてない。なお2008年10月に〈岩波市民セミナー〉で、『ツキジデス「戦史」を読む』を行っている。

西洋古典学(諸国学士院協賛の国際出版ラテン語大辞典の作成に参与)、ホメーロス研究、古代ギリシア悲劇の翻訳・研究を行っている。日本における西洋古典学の第一人者である。

主な著書[編集]

日本語文献のみ

訳書[編集]

編著[編集]