椎名誠
椎名 誠 (しいな まこと) | |
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誕生 |
1944年6月14日(79歳) 東京都世田谷区 |
職業 | 作家・随筆家・映画監督・写真家・編集者 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
代表作 |
『さらば国分寺書店のオババ』 『哀愁の街に霧が降るのだ』 『わしらは怪しい探険隊』 『岳物語』 『アド・バード』 |
主な受賞歴 |
吉川英治文学新人賞(1989年) 日本SF大賞(1990年) 山路ふみ子映画賞(1993年) JRA賞馬事文化賞(1995年) EARTH VISION 地球環境映像祭(1996年) 日本映画批評家大賞(1996年) |
デビュー作 | 『さらば国分寺書店のオババ』(情報センター出版局、1979年) |
公式サイト | 椎名誠 旅する文学館 |
ウィキポータル 文学 |
椎名 誠(しいな まこと、1944年6月14日 - )は日本の作家、SF作家、エッセイスト、写真家、映画監督。本名、渡辺 誠(わたなべ まこと)。旧姓、椎名。結婚したときに妻の渡辺一枝の姓に合わせ、渡辺姓となった。
一枝もエッセイストで、チベットについての本など、多数の著書がある。息子の渡辺岳[1]は元ボクサーで、現在は写真家。娘の渡辺葉は翻訳家でエッセイスト。
経歴
1944年、東京都世田谷区三軒茶屋に5人兄弟の三男として生まれる。父親は公認会計士。1950年より千葉県印旛郡酒々井町と千葉市幕張に転居[2]。
読書が好きで、SFやナチュラリズム系の本、海外旅行記などを好んで読んだ。また映画少年でもあり、小学生時代から高校時代に掛けてカメラ小僧であった。[要出典]
1956年、父が死去。翌年に中学校入学。「父親が死ぬとグレなければならないという奇妙な使命感」から不良を目指し始める。中学時代は喧嘩に明け暮れる。1960年、中学校を卒業し千葉市立千葉高等学校に入学[3]。
1963年、千葉市立千葉高等学校卒業。同人誌『幕張じゃーなる』創刊[4]。
1964年、東京写真大学(現・東京工芸大学)に入学。同人誌『斜めの世界』創刊[5]。
1965年、友人の車に同乗中の事故により重傷を負う。東京写真大学を中途退学。代々木の演劇学校に脚本の勉強に通う。同人誌『フモリスト』創刊[6]。
1966年、流通業界の専門誌『ストアーズレポート』を刊行しているデパートニューズ社(現・ストアーズ社)[7]に入社。この時、入社させてくれたのが、後に爬虫類研究家として有名になる、高田榮一だったという。[要出典]デパート業界を対象とした業界誌『調査月報』の編集を任せられる[8]。
1968年、渡辺一枝と結婚、東京都小平市に転居。ガリ版誌『月刊おれの足』創刊[9]。沢野ひとし・木村晋介ら仲間と「東日本何でもケトばす会」、通称東ケト会を設立。以降盛んに、島などに旅して、海岸でキャンプテントを張り、自炊をして宴会した。その活動は、1980年に『わしらは怪しい探険隊』と題して出版し、シリーズ化された。[要出典]
1969年、デパートニューズ社より『ストアーズレポート』を創刊。編集長に就任。[10]
1974年、8ミリにてドキュメンタリー作品『神島でいかにしてめしを喰ったか…』を製作。小金井市の8ミリ同好会に参加し、8ミリ映画の製作にのめり込む[11][12]。
1976年、『本の雑誌』創刊号発行。デパートニューズ社勤務中、同僚の目黒考二、菊池仁らと発行(第2号から2011年まで編集長)した。誌上での椎名の「面白文体」の文章が評判となる。[要出典]
1977年、『本の雑誌』5号の巻頭エッセイとして「さらば国分寺書店のオババ』を執筆。7月、同誌の編集権が目黒考二から椎名に移る[13]。
1977年ごろ、『本の雑誌』の経費を稼ぐために、「エロ漫画の原作」のアルバイトを目黒と共同で行っていた。椎名がストーリーを考え、目黒が台本化する形式で、月4、5本は書いていたという[14]。
1979年、『さらば国分寺書店のオババ』でエッセイストとしてデビューする[15]。その軽快で口語調の文体は嵐山光三郎らの文体とともに昭和軽薄体と呼ばれ、一躍マスコミの寵児となる。ただし、椎名自体はこの現象を快く思っていなかったらしく、八十年代に発表された「さらば昭和軽薄体」というエッセイの中でこの文体からの脱却を宣言している。[要出典]
1980年、7月に株式会社本の雑誌社を設立。12月、ストアーズ社を退職しフリーになる[16]。その後は私小説、SF小説、エッセイ、ルポルタージュ、写真集などを多数発表。
1987年、株式会社椎名誠事務所設立[17]。
1989年、『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞受賞[18]。
1990年、『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞。映画『ガクの冒険』公開[19]。
1991年、映画製作会社ホネ・フィルム設立[20]。
1993年、映画『あひるのうたがきこえてくるよ』で第10回山路ふみ子映画文化賞受賞[22]。
1996年、映画『白い馬』で日本映画批評家大賞最優秀監督賞、95年度JRA賞馬事文化賞を受賞[23]。
1997年、映画「白い馬」でフランス・ボーヴェ映画祭グランプリ受賞、ポーランド子ども映画祭特別賞受賞[24]。
『週刊金曜日』の編集委員も務めたが、連載を担当していたほかは実質的な仕事をしていないとしており、表紙写真の担当を降りたことから2007年12月14日号を最後に退任。[要出典]
2011年8月からネット・ミュージアム「椎名誠 旅する文学館」が開館。
人物
文筆活動以外には、辺境の地への冒険をライフワークとし、ドキュメンタリー番組によく出演するほか、旅先での写真を多数発表。また本好きの習性として、旅先にも大量の本を持参して読了している。“活字中毒”を自称している。
山形で「やまがた林間学校」の、徳島で「川の学校」の講師もつとめた。
非常に酒好きで特にビールを好む。自身のエッセーには酒に纏わる記述や二日酔いの記述がしばし登場する。著書である怪しい探検隊シリーズの中では、酒盛りの直後に車で温泉に浸かりに行くなど飲酒運転の描写も時折見られる。
格闘技、プロレスなども好み、柔道も2段であり、また、マーシャル・アーツなども愛好する。 現在でも腕立て伏せ100回、腹筋200回、ヒンズースクワット300回、または腕立て200回、腹筋200回、スクワット200回を15分程度かけて行うことを日課にしている。時にはこれを2セット30分行うこともある。
病気ノイローゼとストーカーに付きまとわれたことが原因となって、34歳の時から長期にわたって不眠症を患っており、普段から睡眠薬を常用していることを著書で明らかにした。[要出典]
写真
中学生のとき、1枚の写真に出会った。兄が購読していた写真雑誌「アサヒカメラ」の1ページだった。陽のあたる農家の縁側で竹のような籠「いづめ」に入れられてゆったり眠っている赤ちゃんの写真に心が奪われた。このいづめに赤ちゃんを入れてあげた親の心の温かさがその1枚の写真から伝わってきた。ふいに今いる、がさつに閉塞した空間にそうそういつまでも付き合っていなくていいのだと気付き、気持ちを切り換えて、じわじわとその狭い世界から脱出していくように努力した。思いがけない「写真の力」を初めて感じ、写真との関係が密接になっていき、「いつしか将来は写真を仕事としたいと思うようになった」という[26]。
写真と文章とを収録した著書は多数あり、写真雑誌『アサヒカメラ』の連載などを受け持っている。
映画
デビュー前から8ミリ、16ミリでの自主制作映画を撮っていた[27]。本人曰く「見るより撮るのが好きな映画好き」。[要出典]デビュー後に映像プロダクション「ホネ・フィルム」を読売広告社の岩切靖治(木村晋介の高校の同級生)と設立。国内外の辺境地域を舞台とした映画を監督した(現在、ホネ・フィルムは解散)。[要出典]
交友関係
弁護士の木村晋介は親友であり[28]、妻の渡辺一枝は木村の高校時代の友人である[29]。イラストレーターの沢野ひとしは高校時代の同級生[30]。高校卒業後に、江戸川区小岩のアパート克美荘で、沢野・木村らと共同生活をした[31]。
また、新宿で居酒屋「池林房」などを経営し、椎名と交友が深い太田篤哉(椎名の著書には「太田トクヤ」として登場)が、2003年に新宿にビルを建てた際、仲間と資金を出し合ってその屋上にモンゴルのゲルを建設した(ゲルは、その後、台風により倒壊した)。[要出典]
受賞リスト
- 1988年 『犬の系譜』 吉川英治文学新人賞
- 1990年 『アド・バード』 日本SF大賞
- 1993年 『あひるのうたが聞こえてくるよ。』 第10回山路ふみ子映画文化賞。
- 1995年 『白い馬』 JRA賞馬事文化賞
- 1996年 『白い馬』 EARTH VISION 地球環境映像祭環境教育映像賞、第5回日本映画批評家大賞最優秀監督賞
- 1997年 『白い馬』 ボーヴェ映画祭グランプリ受賞、ポーランド子ども映画祭特別賞
著書
1970・1980年代
- 1979年
- 『クレジットとキャッシュレス社会』 教育社、1979年2月
- 『クレジットカードの実務知識』 日本実業出版社、1979年6月
- 『大規模小売店と流通戦争 教育社』 1979年7月
- 『さらば国分寺書店のオババ』 情報センター出版局、1979年11月、のち角川文庫、新潮文庫
- 1980年
- 『わしらは怪しい探険隊』 角川文庫、1980年3月
- 『気分はだぼだぼソース』 情報センター出版局、1980年8月、のち新潮文庫
- 1981年
- 『かつをぶしの時代なのだ』 情報センター出版局、1981年4月、のち集英社文庫
- 『もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵』 本の雑誌社、1981年4月、のち集英社文庫
- 『哀愁の町に霧が降るのだ』 情報センター出版局、1981年10月、のち新潮文庫
- 1982年
- 『場外乱闘はこれからだ』 文藝春秋 1982年6月、のち文庫
- 『ジョン万作の逃亡』 角川書店、1982年8月、のち文庫
- 『地球どこでも不思議旅』 小学館、1982年11月、のち集英社文庫
- 1983年
- 『風にころがる映画もあった』 情報センター出版局、1983年4月、のち角川文庫
- 『シークがきた』 徳間書店、1983年6月、のち『雨がやんだら』と改題、新潮社、新潮文庫、1987年
- 1984年
- 『インドでわしも考えた』 小学館、1984年2月、のち集英社文庫
- 『赤眼評論』 文藝春秋、1984年2月、のち文庫
- 『日本細末端真実紀行』 JTB出版局、1984年3月、のち角川文庫
- 『風景進化論』 情報センター出版局、1984年3月、のち新潮文庫
- 『あやしい探検隊 北へ』 情報センター出版局、1984年5月、のち角川文庫
- 『蚊』 新潮社、1984年7月、のち文庫
- 『むははは日記』 本の雑誌社、1984年9月
- 『イスタンブールでなまず釣り』 情報センター出版局、1984年10月、のち文春文庫
- 1985年
- 『全日本食えばわかる図鑑』 小学館、1985年3月
- 『岳物語』 集英社、1985年5月、のち文庫
- 『あやしい探検隊 不思議島へ行く』 光文社、1985年9月、のち角川文庫
- 『シベリア夢幻 零下59度のツンドラを行く』 情報センター出版局、1985年12月、のち『零下59度の旅』と改題、集英社、集英社文庫、1991年
- 1986年
- 『むはの断面図』 本の雑誌社、1986年4月
- 『続・岳物語』 集英社、1986年7月、のち文庫
- 『フグと低気圧』 講談社、1986年9月、のち文庫
- 『海を見にいく』 本の雑誌社、1986年12月
- 1987年
- 『パタゴニア-あるいは風とタンポポの物語り』 情報センター出版局、1987年5月、のち集英社文庫
- 『ロシアにおけるニタリノフの便座について』 新潮社、1987年7月、のち文庫
- 『少年の夏』 徳間書店、1987年7月、のち新潮文庫
- 『菜の花物語』 集英社、1987年9月、のち文庫
- 『活字のサーカス -面白本大追跡-』 岩波書店、岩波新書、1987年10月
- 『シベリア追跡』 小学館、1987年11月、のち集英社文庫
- 『新橋烏森口青春篇』 新潮社、1987年12月、のち文庫
- 1988年
- 『ハーケンと夏みかん』 山と渓谷社、1988年5月、のち集英社文庫
- 『犬の系譜』 講談社、1988年1月 のち文庫
- 『長く素晴らしく憂鬱な一日』 マガジンハウス、1988年2月、のち角川文庫
- 『熱風大陸 ダーウィンの海をめざして』 講談社、1988年4月、のち文庫
- 『さよなら、海の女たち』 集英社、1988年9月、のち文庫
- 1989年
- 『ねじのかいてん』 講談社、1989年2月、のち文庫
- 『土星を見るひと』 新潮社、1989年3月、のち文庫
- 『白い手』 集英社、1989年4月、のち文庫
- 『風の国へ』 朝日新聞社、1989年9月、のち『風の国へ・駱駝狩り』と改題、新潮社、新潮文庫、1994年
- 『駱駝狩り』 朝日新聞社、1989年9月
- 『酔眼装置のあるところ』 本の雑誌社、1989年12月、のち『ばかおとっつあんにはなりたくない』と改題、角川書店、角川文庫、2003年
1990年代
- 1990年
- 『むははは日記』 本の雑誌社、1990年
- 『アド・バード』 集英社、1990年3月、のち文庫
- 『小さなやわらかい午後』 本の雑誌社、1990年5月
- 『街角で笑う犬』 朝日新聞社、1990年6月
- 『水域』 講談社、1990年9月、のち文庫
- 『武装島田倉庫』 新潮社、1990年12月、のち文庫
- 1991年
- 『あやしい探検隊 アフリカ乱入』 山と渓谷社、1991年2月、のち角川文庫
- 『ナマコもいつか月を見る』 1991年4月
- 『胃袋を買いに。』 文藝春秋、1991年5月、のち文庫
- 『銀座のカラス』 朝日新聞社、1991年10月、のち新潮文庫、朝日文芸文庫
- 『ハマボウフウの花や風』 文藝春秋、1991年10月、のち文庫
- 1992年
- 『草の海 モンゴル奥地への旅』 集英社、1992年1月、のち文庫
- 『椎名誠熱闘映画術 ドキュメント「うみ・そら・さんごのいいつたえ」』 マガジンハウス、1992年4月
- 『むはの迷走』 本の雑誌社、1992年4月、のち『やっとこなあのぞんぞろり』と改題、角川書店、角川文庫、2003年
- 『南島だより』 マガジンハウス、1992年5月、のち『南島ぶちくん騒動』と改題、幻冬舎、幻冬舎文庫、2001年
- 『ひるめしのもんだい』 文藝春秋、1992年7月、のち文庫
- 『草の国の少年たち』 朝日新聞社、1992年12月、のち『ナラン 草の国の少年たち』と改題、新潮社、新潮文庫、1996年
- 『ねむたいライオン』 朝日新聞社、1992年12月
- 1993年
- 『地下生活者』 集英社、1993年2月、のち『地下生活者・遠灘鮫腹海岸』と改題、集英社、集英社文庫、1996年
- 『おろかな日々』 文藝春秋、1993年3月、のち文庫
- 『フィルム旅芸人の記録』 1993年6月、のち集英社文庫
- 『中国の鳥人』 新潮社、1993年7月、のち文庫
- 『モンパの木の下で』 文藝春秋、1993年12月、 のち文庫
- 1994年
- 『ガリコン式映写装置』 本の雑誌社、1994年4月
- 『はるさきのへび』 集英社、1994年5月
- 『南国かつおまぐろ旅』 文藝春秋、1994年7月
- 『蚊學ノ書』 夏目書房、1994年10月
- 『猫殺し その他の短篇』 文藝春秋、1994年10月、のち『トロッコ海岸』と改題、文春文庫、1997年
- 『鉄塔のひと その他の短篇』 新潮社、1994年11月
- 1995年
- 『ネコの亡命』 文藝春秋、1995年3月、のち文庫、1998年3月
- 『むはの哭く夜はおそろしい』 本の雑誌社、1995年4月、のち『本などいらない草原ぐらし』と改題、角川書店、角川文庫、2006年11月
- 『馬追い旅日記』 集英社、1995年6月、のち文庫、1999年3月
- 『あやしい探検隊 焚火酔虎伝』 山と渓谷社、1995年9月、のち角川文庫、1998年10月
- 『時にはうどんのように』 文藝春秋、1995年11月、のち文庫、1998年8月
- 『でか足国探検記』 新潮社、1995年12月、のち文庫、1998年11月
- 『椎名誠写真館』 朝日文芸文庫、1995年12月
- 1996年
- 『麦の道』 集英社、1996年1月、のち文庫、1999年6月
- 『カープ島サカナ作戦』 文藝春秋、1996年7月、のち文庫、1999年7月
- 『麦酒主義の構造とその応用力学』 集英社、1996年7月、のち『麦酒主義の構造とその応用胃学』と改題、集英社、集英社文庫、2000年10月
- 『自走式漂流記 1944-1996』 新潮文庫、1996年9月
- 『風の道 雲の旅』 晶文社、1996年10月、のち集英社文庫、2004年10月
- 『みるなの木』 早川書房、1996年12月、のち文庫、2000年4月
- 1997年
- 『むはのむは固め』 本の雑誌社、1997年4月、のち『くねくね文字の行方』と改題、角川書店、角川文庫、2004年6月
- 『机の中の渦巻星雲 超常小説ベスト・セレクション』 新潮社、1997年4月
- 『家族の絆』 (椎名誠選 日本ペンクラブ編) 光文社文庫、1997年6月
- 『本の雑誌血風録』 朝日新聞社、1997年6月、のち新潮文庫、2002年1月
- 『ギョーザのような月がでた』 文藝春秋、1997年7月、のち文春文庫、2000年7月
- 『あるく魚とわらう風』 集英社、1997年12月、のち文庫、2001年2月
- 1998年
- 『旅の紙芝居』 朝日新聞社、1998年3月、のち文庫、2002年10月
- 『砂の海 楼蘭・タクラマカン砂漠探検記』 新潮社、1998年3月、のち文庫、2000年11月
- 『黄金時代』 文藝春秋、1998年5月、のち文庫、2000年12月
- 『突撃 三角ベース団』 文藝春秋、1998年7月 のち文庫、2001年6月
- 『怒涛の編集後記』 本の雑誌社、1998年10月
- 『活字博物誌』 岩波書店、岩波新書、1998年10月
- 『新宿熱風どかどか団』 朝日新聞社、1998年10月、のち新潮文庫、2005年10月
- 『あやしい探検隊 バリ島横恋慕』 山と渓谷社、1998年11月、のち角川文庫、2002年1月
- 『風がはこんでくるもの』 本の雑誌社、1998年12月
- 1999年
- 『ずんが島漂流記』 文藝春秋、1999年1月、のち文庫、2001年12月
- 『ビールうぐうぐ対談』 文藝春秋、1999年3月、のち文庫、2002年7月
- 『むは力』 本の雑誌社、1999年4月、のち『麦酒泡之介的人生』と改題、角川書店、角川文庫、2010年4月
- 『とんがらしの誘惑』 文藝春秋、1999年5月、のち文庫、2002年5月
- 『南洋犬座 100絵100話』 集英社、1999年6月、のち文庫、2002年8月
- 『春夏秋冬いやはや隊が行く』 講談社、1999年9月
- 『問題温泉』 文藝春秋、1999年11月、のち文庫、2002年12月
2000年代
- 2000年
- 『くじらの朝がえり』 文藝春秋、2000年3月
- 『にっぽん・海風魚旅 怪し火さすらい編』 講談社、2000年6月
- 『もう少しむこうの空の下へ』 講談社、2000年7月
- 『ここだけの話』 本の雑誌社、2000年8月
- 『すっぽんの首』 文藝春秋、2000年10月
- 2001年
- 『焚火オペラの夜だった』 文藝春秋、2001年1月
- 『春画』 集英社、2001年2月
- 『日焼け読書の旅かばん』 本の雑誌社、2001年4月
- 『海ちゃん、おはよう』 朝日新聞社、2001年5月 のち朝日文庫、2004年5月 のち新潮文庫、2007年10月
- 『波のむこうのかくれ島』 新潮社、2001年5月
- 『海浜棒球始末記 ウ・リーグ熱風録』 文藝春秋、2001年6月
- 『からいはうまい アジア突撃激辛紀行』 小学館、2001年7月
- 『飛ぶ男、噛む女』 新潮社、2001年10月
- 2002年
- 『ハリセンボンの逆襲』 文藝春秋、2002年1月
- 『風まかせ写真館』 朝日新聞社、2002年3月 のち朝日文庫、2005年8月
- 『風のかなたのひみつ島』 新潮社、2002年7月
- 『ぶっかけめしの午後』 文藝春秋、2002年10月
- 『ニューヨークからきた猫たち』 朝日新聞社、2002年11月 のち朝日文庫、2006年9月
- 『絵本たんけん隊:小さなまぶしいタカラモノをさがしに…』、クレヨンハウス、2002年12月 のち『絵本たんけん隊』として角川書店から再刊、角川文庫、2012年
- 2003年
- 『モヤシ』、講談社、2003年4月 のち講談社文庫、2006年
- 『かえっていく場所』 集英社、2003年4月 のち集英社文庫、2006年4月
- 『いっぽん海ヘビトンボ漂読記』 本の雑誌社、2003年4月
- 『活字の海に寝ころんで』 岩波書店、2003年7月
- 『地球の裏のマヨネーズ』 文藝春秋、2003年8月
- 『秘密のミャンマ-』 小学館、2003年10月 のち小学館文庫、2006年10月
- 『にっぽん・海風魚旅2 くじら雲追跡編』 講談社、2003年10月 のち講談社文庫、2007年2月
- 『風のまつり』 講談社、2003年11月
- 『まわれ映写機』 幻冬舎、2003年11月 のち幻冬舎文庫、2007年2月
- 『笑う風ねむい雲』、晶文社、2003年12月 のち集英社より再刊、集英社文庫、2015年
- 2004年
- 『走る男』 朝日新聞社、2004年1月 のち朝日文庫、2007年1月
- 『ぱいかじ南海作戦』 新潮社、2004年4月
- 『ただのナマズと思うなよ』 文藝春秋、2004年9月
- 『にっぽん・海風魚旅3 小魚びゅんびゅん荒波編』 講談社、2004年11月 のち講談社文庫、2008年1月
- 『メコン・黄金水道をゆく』 集英社、2004年12月
- 2005年
- 『にっぽん・海風魚旅4 大漁旗ぶるぶる乱風編』 講談社、2005年4月
- 『全日本食えば食える図鑑』 新潮社、2005年7月
- 『海浜棒球始末記 その弐 世界おしかけ武者修行』 文藝春秋、2005年7月
- 『読書歯車のねじまき仕事』 本の雑誌社、2005年7月
- 『ひとりガサゴソ飲む夜は…』 角川書店、2005年9月 のち角川文庫、2010年1月
- 『にっぽん・海風魚旅5 南シナ海ドラゴン編』 講談社、2005年10月
- 『真昼の星 熱中大陸紀行』 小学館、2005年12月
- 2006年
- 『波切り草』 文藝春秋、2006年5月
- 『砲艦銀鼠号』 集英社、2006年6月 のち集英社文庫、2009年5月
- 『極北の狩人 アラスカ、カナダ、ロシアの北極圏をいく』 講談社、2006年6月
- 『どうせ今夜も波の上』 文藝春秋、2006年8月
- 『銀天公社の偽月』 新潮社、2006年9月
- 『ONCE UPON A TIME』 本の雑誌社、2006年11月
- 2007年
- 『草の記憶』 金曜日、2007年3月 のち集英社文庫、2009年11月
- 『ワニのあくびだなめんなよ』 文藝春秋、2007年5月
- 『ごんごんと風にころがる雲をみた。』 柏艪社、2007年6月 のち角川文庫、2010年11月
- 『らくだの話 そのほか』 本の雑誌社、2007年6月
- 『たき火をかこんだがらがらどん』 小学館、2007年6月 のち小学館文庫、2010年8月
- 『玉ねぎフライパン作戦』 角川書店、2007年11月 のち角川文庫、2011年7月
- 『トンカチからの伝言』 文藝春秋、2007年12月
- 2008年
- 『わしらは怪しい雑魚釣り隊』 マガジン・マガジン、2008年2月
- 『ニッポンありゃまあお祭り紀行』 カラット、2008年3月 のち講談社文庫『ニッポンありゃまあお祭り紀行 春夏編』 、2011年4月
- 『ニッポンありゃまあお祭り紀行 秋冬編』、講談社、講談社文庫、2011年9月
- 『すすれ! 麺の甲子園』 新潮社、2008年4月
- 『長さ一キロのアナコンダ』 早川書房、2008年5月
- 『「十五少年漂流記」への旅』 新潮選書、2008年5月
- 『ナマコのからえばり』 毎日新聞社、2008年7月 のち集英社文庫、2010年8月
- 『ひとつ目女』 文藝春秋、2008年11月
- 2009年
- 『ももんがあ からっ風作戦』 文藝春秋、2009年1月
- 『大きな約束』 集英社、2009年2月
- 『続 大きな約束』 集英社、2009年5月
- 『続 怪しい雑魚釣り隊 サバダバサバダバ篇』 マガジン・マガジン、2009年6月
- 『本日7時居酒屋集合! ナマコのからえばり2』 毎日新聞社、2009年6月
- 『新宿遊牧民』 講談社、2009年10月
- 2010年
- 『活字たんけん隊 -めざせ、面白本の大海』 岩波書店、岩波新書、2010年1月
- 『いいかげんな青い空』 朝日新聞出版、2010年1月
- 『世界どこでもずんがずんが旅』 角川書店、2010年1月
- 『波照間の怪しい夜』 雷鳥社、2010年2月
- 『五つの旅の物語』 講談社、2010年2月
- 『コガネムシはどれほど金持ちか ナマコのからえばり3』 毎日新聞社、2010年3月
- 『アザラシのひげじまん』 文藝春秋、2010年4月
- 『北への旅 なつかしい風にむかって』 講談社、2010年2月
- 『チベットのラッパ犬』 文藝春秋、2010年8月
- 『人はなぜ恋に破れて北へいくのか ナマコのからえばり4』 毎日新聞社、2010年12月
- 2011年
- 『ナマコ』 講談社、2011年4月
- 『ごっくん青空』 文藝春秋、2011年5月
- 『水惑星の旅』 新潮選書、2011年5月
- 『風を見にいく』 光文社、2011年8月
- 『下駄でカラコロ朝がえり ナマコのからえばり5』 毎日新聞社、2011年9月
- 『あやしい探検隊 北海道物乞い旅』 角川書店、2011年9月
- 『わしらは怪しい雑魚釣り隊 エピソード3 マグロなんかが釣れちゃった篇』 マガジン・マガジン、2011年10月
- 『そらをみてますないてます』 文藝春秋、2011年10月
- 『足のカカトをかじるイヌ』 本の雑誌社、2011年11月
- 2012年
- 『国境越え』 新潮社、2012年3月
- 『超常小説ベストセレクションI 月の夜のわらい猫』、星雲社、2012年5月
- 『超常小説ベストセレクションII 水の上で火が踊る』、星雲社、2012年5月
- 『うれしくて今夜は眠れない ナマコのからえばり6』 毎日新聞社、2012年5月
- 『どーしてこんなにうまいんだあ!』 マキノ出版、2012年7月
- 『ガス燈酒場によろしく』 文藝春秋、2012年8月
- 2013年
- 『三匹のかいじゅう』 集英社、2013年1月
- 『にっぽん全国百年食堂』 講談社、2013年1月
- 『流木焚火の黄金時間 ナマコのからえばり7』 毎日新聞社、2013年3月
- 『ぼくがいま、死について思うこと』 新潮社、2013年4月
- 『おれたちを笑うな! -わしらは怪しい雑魚釣り隊』 小学館、2013年7月
- 『風景は記憶の順にできていく』 集英社新書、2013年7月
共編著
- 日本ペンクラブ編 椎名誠選 『素敵な活字中毒者』 集英社、集英社文庫、1983.1
- 『男たちの真剣おもしろ話』 実業之日本社、1983.2 のち角川文庫
- 『いまこの人が好きだ!』 新潮社、1983.3 のち文庫
- 椎名誠・中村征夫 『ネックレス・アイランド』 駸々堂出版、1984.7
- 『ホネのような話 : 対談集』 東京書籍、1989.8 のち角川文庫
- 椎名誠・中村征夫 『あやしい探検隊 海で笑う』 情報センター出版局、1988.9 のち角川文庫
- 写真:中村征夫 巻末に両者による対談を収録
- 沢野ひとし・椎名誠 『私広告』 本の雑誌社、1993
- 『日本の名随筆 別巻 40 青春』 作品社、1994
- 渡辺一枝・椎名誠 『眺めのいい部屋』 集英社、1995.2
- 椎名誠他 『いろはかるたの真実「発作的座談会」』 本の雑誌社、1996.4
- 椎名誠、木村晋介、沢野ひとし、目黒考二
- 椎名誠編著 『鍋釜天幕団フライパン戦記:あやしい探検隊青春篇』本の雑誌社、1996.7 のち角川文庫
- 対談:沢野ひとし
- 椎名誠・林政明 『あやしい探検隊焚火発見伝』 小学館、1996.10 のち小学館文庫
- 東海林さだお・椎名誠 『人生途中対談』 文藝春秋、1996.10 のち 『シーナとショージの発奮忘食対談』と改題
- 沢野ひとし他 『沢野絵の謎』 本の雑誌社、1997.12
- 椎名誠、木村晋介、沢野ひとし、目黒考二
- 椎名誠他 『これもおとこのじんせいだ!』 本の雑誌社、1998.3
- リレーエッセイ集:椎名誠、沢野ひとし、木村晋介、目黒考二、中村征夫、太田和彦
- 椎名誠編著 『鍋釜天幕団ジープ焚き火旅 : あやしい探検隊さすらい篇』 本の雑誌社、1999.8
- 対談:目黒考二
- 椎名誠他 『超能力株式会社の未来 : 新発作的座談会』 本の雑誌社 2000.6
- 椎名誠、木村晋介、沢野ひとし、目黒考二
- 東海林さだお・椎名誠 『やぶさか対談』 講談社、2000.12 のち講談社文庫
- 東海林さだお・椎名誠 『太っ腹対談』 講談社、2002.5
- 椎名誠他 『新・これもおとこのじんせいだ!』 本の雑誌社、2003.2
- 椎名誠・和田誠 『誠の話』 角川書店、2004.5
- 椎名誠他 『帰ってきちゃった発作的座談会 : 「超常的空論」ファイナル』 本の雑誌社、2009.10
- 椎名誠、木村晋介、沢野ひとし、目黒考二
- 椎名誠, ロール・デュファイ 『屋上の黄色いテント』 柏艪舎、2010年2月
絵本・童話・児童書
- 椎名誠・沢野ひとし 『なつのしっぽ』 講談社、1990.4
- 椎名誠・たむらしげる 『ドス・アギラス号の冒険』 リブロポート、1991.11 のち偕成社より増訂版が刊行
- 椎名誠・垂見健吾 『3わのアヒル』 講談社、1994.10
- 椎名誠・松岡達英 『アメンボ号の冒険』 講談社 1999.7 のち講談社文庫、2006.7
- 椎名誠・村上康成 『めだかさんたろう』 講談社、2000.8
- 椎名誠 『冒険にでよう』 岩波書店、岩波ジュニア新書、2005.6
- 本田亮・椎名誠 『エコノザウルスカウントダウン』 小学館、2008.6
- 及川賢治・椎名誠 『めしもり山のまねっこ木』 国書刊行会、2009.1
- 椎名誠・和田誠 『みんな元氣だ : わたしが見てきた野生動物』 文化出版局、2010.2
翻訳書
- アレン・セイ 『はるかな湖』 椎名誠訳、徳間書店、1999.2
- ジュール・ヴェルヌ 『十五少年漂流記』 椎名誠訳・渡辺葉訳、新潮社、2015年8月 ISBN 978-4-10-591004-4
テレビ
出演
- 椎名誠と怪しい探検隊 日本テレビ
- 楼蘭 シルクロードに消えた幻の王国 テレビ朝日 1989
- 椎名誠の感動2万マイル!「十五少年漂流記」の謎の島を行く 2005
- 椎名誠が見た!シベリアの東北 ~極北の狩人を追う~ 東日本放送 2006
- 椎名誠のでっかい旅!(フジテレビ)
- 『椎名誠のでっかい旅! アマゾン謎の森を行く』(2002年11月22日)
- 『椎名誠のでっかい旅! 謎の大河メコンを行く』(2003年9月19日)
- 『椎名誠のでっかい旅! 生命の大河ラプラタと謎の湿原パンタナール』(2005年1月22日)
- 『椎名誠のでっかい旅! 北極海の巨大角クジラ 幻のイッカクを追う!!』(2005年12月23日)
- 『椎名誠のでっかい旅!FINAL 地球最大の火山島アイスランドの謎に迫る』(2014年6月27日)
他多数
椎名作品のドラマ化
- 新橋烏森口青春篇 1988 NHK
- 悶え苦しむ活字中毒者 地獄の味噌蔵 1990 関西テレビ(監督:黒沢清)
- 犬たちとボクの日々 1990 NHK
- よろこびの渦巻 1992 関西テレビ(監督:黒沢清)
- 胃袋を買いに 1992 関西テレビ(監督:池添博)
ラジオ
- 椎名誠の拍手パチパチ人生 TBSラジオ
- 椎名誠・株式会社のじゅねーラジオ FM沖縄
- 椎名誠的 ラジオ地球の歩き方 ニッポン放送
テレビCM
映画
監督作品(すべて「ホネ・フィルム」作品)
- ガクの冒険(1990) 出演:ガク、野田知佑
- うみ・そら・さんごのいいつたえ(1991) 出演:余貴美子 本名陽子 仲本昌司 平良進 平良とみ 紺野美沙子
- あひるのうたがきこえてくるよ(1993) 出演:柄本明 小沢昭一 黒田福美 萩野純一
- 以上の音楽担当:高橋幸宏
その他の「ホネ・フィルム」制作映画
- 『しずかなあやしい午後に スイカを買った 沢野ひとし』(1997) 監督:太田和彦 椎名は「企画」担当
- 『ツェツェルレグ モンゴル草原の花』(1997) 椎名は「脚色」担当
- 『しずかなあやしい午後に ガクの絵本』(1997) 監督:和田誠 椎名は「原作」
- 『中国の鳥人』(1998) 監督:三池崇史 椎名は「原作」
椎名作品の映画化
ビデオ・DVD
- ビデオ『椎名誠と怪しい探検隊映画を撮る メイキング・オブ「うみ・そら・さんごのいいつたえ」』 1992
- ビデオ『椎名誠とあやしい探検隊 おれ流outdoor術』1~8 1998
- DVD『椎名誠 焚き火を楽しもう』日本コロムビア、2007年4月
脚注・出典
- ^ 椎名の小説『岳物語』のモデルである。(椎名誠『自走式漂流記 1944-1996』新潮社、新潮文庫、1996年 p.301より)。
- ^ 椎名誠『自走式漂流記 1944-1996』新潮社、新潮文庫、1996年 p.344
- ^ 『自走式漂流記』 p.345
- ^ 『自走式漂流記』 p.346
- ^ 『自走式漂流記』 p.346
- ^ 『自走式漂流記』 pp.346-348
- ^ “月刊ストアーズレポート”. 2015年11月25日閲覧。
- ^ 『自走式漂流記』 p.348
- ^ 『自走式漂流記』 p.349
- ^ 『自走式漂流記』 p.349
- ^ 『自走式漂流記』 p.350
- ^ 『自走式漂流記』 p.231
- ^ 『自走式漂流記』 p.350
- ^ 南伸坊『さる業界の人々』(ちくま文庫)の関川夏央の解説より。なお、関川も同時期にエロ漫画雑誌の編集長及び、原作執筆を手がけていたという。
- ^ 『自走式漂流記』 p.351
- ^ 『自走式漂流記』 pp.351-352
- ^ 『自走式漂流記』 p.357
- ^ 『自走式漂流記』 p.358
- ^ 『自走式漂流記』 p.360
- ^ 『自走式漂流記』 p.361
- ^ 『自走式漂流記』 p.362
- ^ 『自走式漂流記』 p.364
- ^ 『自走式漂流記』 pp.367-368
- ^ “椎名誠 旅する文学館 こんなふうに生きてきた”. 2015年11月25日閲覧。
- ^ マガジン9とは?
- ^ 椎名誠 『五つの旅の物語』 講談社 2010年 ISBN 9784062160582
- ^ 『自走式漂流記』 p.254-260
- ^ 『自走式漂流記』 p.323
- ^ 『自走式漂流記』 p.348
- ^ 『自走式漂流記』 pp.317-319
- ^ 『自走式漂流記』 pp.326-327