16mmフィルム
16mmフィルム(16mm Film )は、動画用カメラのフィルムの規格。これ以外によく知られているフィルムの規格として8mmフィルムと35mmフィルムがよく知られている。
35mmカメラよりもカメラも映写機も小型化できるため、ニュースのロケ撮影やテレビドラマや低予算の劇場用映画で使われていた。また映画館や劇場、公共ホールなどにも16mmの映写機を備え付けている施設は多く、それらの施設で行われる小規模な上映会に供するため、35mmの劇場映画を16mmフィルムにプリントしたものも多く制作され、映画センターなどを通じて貸し出しや上映が行われていた。近年はビデオカメラやビデオプロジェクターの高画質化、低価格化のため使用される機会は減少傾向にある。
目次 |
[編集] 映画用カメラ
[編集] プロフェッショナル用
今日プロフェッショナル用カメラ産業は、アーノルド&リヒターのアリフレックス16SR3やアリフレックス416、アトーンのアトーンXTRprodといった16ミリカメラを使用する傾向がある。近年アトーンは小型もしくは多機能カメラ向けのカムコーダーサイズのA-Minimaを売り出した。フォトソニックは毎秒1万フレームのスピードを出せる。16mmフィルムを使った超高速カメラを製造しているパナビジョンは、カムバックのできる"the Elaine" という珍しいシリーズを売り出している。
[編集] アマチュア用
アマチュア、学生、趣味のためのカメラはアーノルド&リヒター(Arri)もしくはアトーンの古い型や、オーリコン、ボーリユー、ベル&ハウエル、ボレックス、キヤノン、シネマ・プロダクツ、エクレール、キーストン撮影機、クラスノゴルスク、ミッチェル撮影機などといったメーカーの商品を使うことが経済的とされている。
[編集] スペック
- 1フレームのフィルム送り量7.6mm。
- 1フィート分で40フレーム。
- 400フィート(122m)のフィルムを使用し24フレーム/秒で約11分撮影可能。
- 縦送り
[編集] 16mm
- アスペクト比 - 1.33
- 35mmアカデミー・フォーマット・プリントを作成する時の拡大率 - 4.58倍
- 撮影 - 10.26×7.49mm
- 投影 - アスペクト比1.33のフルフレーム時9.6×7.01mm、アスペクト比1.85時9.6×5.2mm
- TVステーション - 9.65×7.26mm
- TVトランスミッション - 9.34×7.01mm
- TVセーフ・アクション - 8.4×6.29mm(コーナーφ1.67mm)
- TVセーフ・タイトル - 7.44×5.61mm(コーナーφ1.47mm)
- 1フレームにつき1パーフォレーション
[編集] スーパー16
16ミリフィルムの映像記録部分を音声トラック部分にまで広げ、画角を広げている。その画角はほぼビスタサイズであり、そのままハイビジョン対応のテレシネにかけたり、35mmフィルムにブローアップして劇場上映することができる。
- アスペクト比1.66
- 撮影 - 12.52×7.41mm
- 投影 - アスペクト比1.66のフルフレーム時11.76×7.08mm、アスペクト比1.85時11.76×6.37mm
- 1フレームにつき1パーフォレーション
[編集] ウルトラ16
- アスペクト比1.89
- 撮影 - 11.66×7.49mm
- 投影 - 11.66×6.15mm
- 1フレームにつき1パーフォレーション
[編集] 外部リンク
- Sub-35mm film formats history webpage
- Modifying a Bolex 16 mm camera for Super 16
- "Sweet 16: A-list Cinematographers Say the Emulsion's Never Looked So Good, Here's Why...", written 2005年2月1日、and accessed 2005年12月29日.
- "Snapshot of a Trend: Against All Odds, Super 16 Keeps Growing", Spring 2005 issue, accessed 2005年12月29日
- Shooting Super-16mm On A Low Budget - a practical filmmaking guide
- DIY processing 16 mm - guide for DIY processing of black/white 16 mm. film
- アーノルド&リヒター(ARRI) official website
