1968年の音楽
1968年の音楽(1968ねんのおんがく)では、1968年(昭和43年)の音楽分野の動向についてまとめる。
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できごと
- テンプターズ、タイガースなどグループ・サウンズの全盛期だった。
- ザ・ピーナッツの「恋のオフェリア」「恋のロンド」がヒット。
- ムード歌謡が流行した。
- 1月4日付よりオリコンシングルチャートが正式にスタートした。
- 3月1日 - 米国CBSのレコード部門と日本の電機メーカー、ソニーの合弁によるレコード会社「CBS・ソニーレコード株式会社」(現・株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント)が設立。日本における資本自由化措置後第1号の合弁会社であった。それまで日本コロムビアから発売されていたコロムビア・レコードの日本での発売権を継承した。
- 11月4日 - フジテレビ系列にて伝説の音楽番組『夜のヒットスタジオ』放送開始(- 1990年10月3日)。1970年代 - 1980年代にかけて、同番組への出演が歌手にとり一種のステータスとして理解されるようになる。
- 12月21日 - 第10回日本レコード大賞 天使の誘惑/黛ジュン
- 12月31日 - 第19回NHK紅白歌合戦
1968年の代表的シングル・アルバム
総合(シングル+アルバム)
洋楽
シングル
- ビートルズ 「ヘイ・ジュード / レボリューション」
- ポール・モーリア 「恋はみずいろ」
- サイモン&ガーファンクル 「ミセス・ロビンソン」
- スライ&ザ・ファミリー・ストーン 「エヴリデイ・ピープル」
- ローリング・ストーンズ 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ストリート・ファイティング・マン」
- アーチー・ベル&ザ・ドレルズ 「タイトゥン・アップ」
- マーヴィン・ゲイ 「悲しいうわさ」
- メリー・ホプキン 「悲しき天使」
- ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス 「見張塔からずっと」
- デイヴ・ディー・グループ 「キサナドゥーの伝説」
- キンクス 「デイズ」
- ラスカルズ 「自由への讃歌」
- ホセ・フェリシアーノ 「ハートに火をつけて」
- ビージーズ 「ワーズ」
- タミー・ワイネット 「スタンド・バイ・ユア・マン」
- ディオンヌ・ワーウィック 「サン・ホセへの道」
- ダスティ・スプリングフィールド 「プリーチャー・マン」
- ドノヴァン 「ハーディー・ガーディー・マン」
- ボビー・ゴールズボロ 「ハニー」
- ジョー・サウス 「孤独の影」
- ヒュー・マセケラ 「グレイジング・イン・ザ・グラス」
- ヤング・ホルト・アンリミテッド 「ソウルフル・ストラット」
- サム&デイヴ 「アイ・サンキュー」
- リチャード・ハリス 「マッカーサー・パーク」
- ステッペンウルフ 「ワイルドでいこう!」
- ゾンビーズ 「ふたりのシーズン」
- アニマルズ 「スカイ・パイロット」
- テンプテーションズ 「クラウド・ナイン」
- フィフス・ディメンション 「ストーンド・ソウル・ピクニック」
- グレン・キャンベル 「ウィチタ・ラインマン」
- キャンド・ヒート 「オン・ザ・ロード・アゲイン」
- ファウンデーションズ 「恋の乾草」
- ジーニー・C・ライリー 「ハーパー・バレー・PTA」
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アルバム
- ビートルズ 『ザ・ビートルズ』
- サイモン&ガーファンクル 『ブックエンド』
- ザ・バンド 『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』
- アレサ・フランクリン 『レディ・ソウル』
- ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス 『エレクトリック・レディランド』
- ヴァン・モリソン 『アストラル・ウィークス』
- カエターノ・ヴェローゾ 『アレグリア・アレグリア』
- ドクター・ジョン 『グリ・グリ』
- ローラ・ニーロ 『イーライと13番目の懺悔』
- ジョーン・バエズ 『エニー・デイ・ナウ』
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日本のシングル
- 年間TOP50
- 集計会社 オリコン
- 1位 千昌夫:「星影のワルツ」
- 2位 ザ・フォーク・クルセダーズ:「帰って来たヨッパライ」
- 3位 ピンキーとキラーズ:「恋の季節」
- 4位 鶴岡雅義と東京ロマンチカ:「小樽のひとよ」
- 5位 伊東ゆかり:「恋のしずく」
- 6位 ザ・タイガース:「花の首飾り/銀河のロマンス」
- 7位 サイモン&ガーファンクル:「サウンド・オブ・サイレンス」
- 8位 小川知子:「ゆうべの秘密」
- 9位 ビージーズ:「マサチューセッツ」
- 10位 ザ・タイガース:「シー・シー・シー」
- 11位 青江三奈:「伊勢佐木町ブルース」
- 12位 津山洋子・大木英夫:「新宿そだち」
- 13位 森進一:「盛り場ブルース」
- 14位 パープルシャドウズ:「小さなスナック」
- 15位 中井昭・高橋勝とコロラティーノ:「思案橋ブルース」
- 16位 ザ・テンプターズ:「エメラルドの伝説」
- 17位 黒木憲:「霧にむせぶ夜」
- 18位 黛ジュン:「天使の誘惑」
- 19位 ザ・テンプターズ:「神様お願い」
- 20位 黛ジュン:「夕月」
- 21位 ザ・タイガース:「君だけに愛を」
- 22位 森進一:「花と蝶」
- 23位 中村晃子:「虹色の湖」
- 24位 美川憲一:「釧路の夜」
- 25位 黒沢明とロス・プリモス:「雨の銀座」
- 26位 伊東ゆかり:「星を見ないで」
- 27位 西田佐知子:「涙のかわくまで」
- 28位 黒沢明とロス・プリモス:「ラブユー東京」
- 29位 ザ・ダーツ:「ケメ子の歌」
- 30位 黛ジュン:「乙女の祈り」
- 31位 森進一:「命かれても」
- 32位 黒沢明とロス・プリモス:「たそがれの銀座」
- 33位 布施明:「愛の園」
- 34位 モンキーズ:「デイドリーム」
- 35位 オックス:「ガール・フレンド」
- 36位 ジャッキー吉川とブルーコメッツ:「こころの虹」
- 37位 ザ・フォーク・クルセダーズ:「悲しくてやりきれない」
- 38位 1910フルーツガム・カンパニー:「サイモンセッズ」
- 39位 ザ・ワイルドワンズ:「バラの恋人」
- 40位 北島三郎:「薩摩の女」
- 41位 佐良直美:「世界は二人のために」
- 42位 モンキーズ:「すてきなバレリ」
- 43位 ザ・タイガース:「廃虚の鳩」
- 44位 ロス・インディオス:「知りすぎたのね」
- 45位 オーティス・レディング:「ドック・オブ・ベイ」
- 46位 鶴岡雅義と東京ロマンチカ:「旅路のひとよ」
- 47位 ザ・テンプターズ:「おかあさん」
- 48位 ビートルズ:「ヘイ・ジュード」
- 49位 ザ・ゴールデン・カップス:「長い髪の少女」
- 50位 モンキーズ:「モンキーズのテーマ」
デビューしたアーティスト
- 6月10日 - ザ・ドリフターズ/ズッコケちゃん(c/w いい湯だな)
- 6月15日 - 久美かおり/くちづけが怖い
- 7月1日 - じゅん&ネネ/愛するってこわい、ザ・バンド/『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』
- 7月20日 - ピンキーとキラーズ/恋の季節
- 8月 - あおい輝彦/僕の秘密
- 8月1日 - ジローズ/あなただけに
- 8月30日 - メリー・ホプキン/悲しき天使
- 9月 - 岡林信康/山谷ブルース
- 9月5日 - フォーリーブス/オリビアの調べ
- 10月25日 - 和田アキ子/星空の孤独
- 月日不明 - 矢吹健/あなたのブルース
主な音楽賞
第10回日本レコード大賞
- 大賞
- 歌唱賞
- 誰もいない/菅原洋一
- 伊勢佐木町ブルース/青江三奈
- 旅路のひとよ/鶴岡雅義と東京ロマンチカ
- 新人賞
- サンレモ音楽祭
- ユーロビジョン・ソング・コンテスト
- グラミー賞 第10回
- 最優秀レコード賞
- 「ビートでジャンプ」 フィフス・ディメンション
誕生
- 1月4日 - 松尾潔(福岡県、音楽プロデューサー・作詞家)
- 1月11日 - 内海光司(東京都、歌手・俳優、元光GENJI)
- 1月13日 - Chara(埼玉県、シンガーソングライター)
- 1月13日 - 長山洋子(東京都、歌手)
- 1月14日 - LL・クール・J(、ラッパー)
- 1月19日 - 川井郁子(香川県、ヴァイオリニスト)
- 1月22日 - HEATH(兵庫県、ベーシスト、X JAPAN)
- 1月23日 - 葉加瀬太郎(大阪府、ヴァイオリニスト)
- 1月24日 - マイケル・キスク(、歌手)
- 1月27日 - マイク・パットン(、歌手・作曲家)
- 1月28日 - サラ・マクラクラン(、シンガーソングライター)
- 2月1日 - リサ・マリー・プレスリー(、歌手)
- 2月1日 - 押尾コータロー(大阪府、ギタリスト)
- 2月5日 - 矢部達哉(東京都、ヴァイオリニスト)
- 2月20日 - いしのようこ(兵庫県、タレント・女優・歌手)
- 2月28日 - 安宅美春(富山県、ギタリスト)
- 3月4日 - パッツィ・ケンジット(、歌手)
- 3月11日 - リサ・ローブ(、シンガーソングライター)
- 3月13日 - 奥井雅美(兵庫県、シンガーソングライター)
- 3月15日 - カヒミ・カリィ(栃木県、シンガーソングライター)
- 3月23日 - デーモン・アルバーン(、シンガーソングライター)
- 3月26日 - ジェームス・イハ(、ギタリスト)
- 3月27日 - ウエノコウジ(広島県、ベーシスト)
- 3月30日 - セリーヌ・ディオン(、歌手)
- 4月3日 - セバスチャン・バック(、歌手)
- 4月14日 - 小沢健二(神奈川県、シンガーソングライター)
- 4月14日 - 満園英二(愛知県、ドラマー、THE SLUT BANKS)
- 5月28日 - カイリー・ミノーグ(、歌手)
- 6月20日 - バリー・スパークス(、ベーシスト)
- 6月30日 - フィル・アンセルモ(、歌手)
- 8月1日 - 成田昭次(愛知県、ミュージシャン、元男闘呼組)
- 8月11日 - チャーリー・セクストン(、ギタリスト・歌手)
- 8月16日 - 前田耕陽(東京都、ミュージシャン、元男闘呼組)
- 8月17日 - はたけ(大阪府、ギタリスト・音楽プロデューサー、シャ乱Q)
- 8月24日 - 高嶋ちさ子(東京都、ヴァイオリニスト)
- 9月10日 - ビッグ・ダディ・ケイン(、ラッパー)
- 9月29日 - アレックス・スコルニック(、ギタリスト)
- 10月7日 - トム・ヨーク(、レディオヘッドのメンバー)
- 10月29日 - つんく(大阪府、シンガーソングライター・音楽プロデューサー、シャ乱Q)
- 10月31日 - ヴァニラ・アイス(、ラッパー)
- 12月10日 - 荻野目洋子(千葉県、歌手)
- 12月27日 - 濱田マリ(兵庫県、歌手・女優)
- 12月31日 - まこと(大阪府、ドラマー・作詞家、シャ乱Q)
死去
- 2月5日 - 阿部武雄(山形県、作曲家、*1902年)
- 2月13日 - イルデブランド・ピツェッティ(、作曲家、*1880年)
- 2月15日 - リトル・ウォルター(、ブルース・ハーモニカ奏者、*1930年)
- 3月6日 - イシャ・クレイチー(、作曲家、*1904年)
- 3月16日 - マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ(、作曲家、*1895年)
- 4月15日 - ボリス・リャトシンスキー(、作曲家・指揮者、*1895年)
- 5月24日 - バーナード・ロジャース(、作曲家、*1893年)
- 6月15日 - ウェス・モンゴメリー(、ジャズ・ギタリスト、*1923年)
- 7月30日 - ヨン・レイフス(、作曲家、*1899年)
- 10月8日 - フランク・スキナー(、作曲家、*1897年)
- 11月11日 - ジャンヌ・ドゥメッシュー(、オルガニスト・作曲家、*1921年)
- 12月5日 - 真木不二夫(東京都、歌手、*1919年)
- 12月13日 - 佐藤千夜子(山形県、歌手、*1897年)