ハートに火をつけて

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ハートに火をつけて
ドアーズシングル
収録アルバム ハートに火をつけて
B面 水晶の船
リリース 1967年
規格 7インチシングル
録音 1966年8月 - 9月
ジャンル ロック
時間 37
レーベル エレクトラ・レコード
作詞・作曲 ドアーズ
プロデュース ポール・ロスチャイルド
チャート最高順位
ドアーズ シングル 年表
ブレイク・オン・スルー
1967年
ハートに火をつけて
(1967年)
まぼろしの世界
(1967年)
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ハートに火をつけて」(Light My Fire)は、アメリカロックバンドドアーズの代表曲、及びデビュー・アルバム『ハートに火をつけて』からのリカット・シングル。

概要[編集]

長い印象的なインストゥルメンタル・ソロ(ラジオ用ヴァージョンは7分から3分に短縮された)と東洋の影響を備えたサイケデリック・ロックジャズ・ロックの初期の代表的作品である。そのハーモニーとキャッチーなリズムポップ・ミュージックミドル・オブ・ザ・ロードのスタイルでのカヴァーに向いていた。

作詞作曲はドアーズ名義となっているが、大部分をギターのロビー・クリーガーが担当したとされる。この曲にボーカルのジム・モリソンが関わった部分は少なく、ロビーは「作詞は殆ど自分がした。ジムは僕が作詞するのをちょっと手伝っただけさ。作曲は僕とレイ(・マンザレク)が主にやった」と述べている。

最初はロビーのギターのみのイントロであったが、後に印象的なレイのオルガンによるイントロに変わった。アルバム『Live at the Matrix 1967』ではギターによるイントロで始まるバージョンを聞くことができる。

同曲は「エド・サリヴァン・ショー」での不名誉なパフォーマンスでよく知られる。ドアーズは出演に先立って麻薬の使用による昂揚感を思わせるような歌詞(「girl, we couldn't get much higher」を「girl, we couldn't get much better」に)を変更するよう依頼され、そのように歌うことを約束したが実際の放送でジムは歌詞を変更せずそのまま歌った。ジムはこれをあまりにも神経質になりすぎたためと釈明した[1]。しかし、司会のエド・サリヴァンは激怒してジムとの握手を拒絶し、バンドは番組に二度と出演することができなかった。

ジョン・デンズモアの回想[2]によれば、ビュイックが1967年のTVコマーシャル(「Come on, Buick, light my fire[3])に曲の一節を使用しようとした。町を離れていたモリソンが、他のメンバーから彼以外の全員がコマーシャルでの使用に合意したことを知らされると、モリソンはビュイックを製造しているゼネラルモーターズに電話をし、「もしコマーシャルを放送するなら、テレビに出てビュイックをハンマーを使ってぶち壊してやる」と脅かした。

1967年にビルボード誌の年間チャートでは2位、翌年の再発盤は最高87位となった。

カバー作品[編集]

先代:
アソシエイション
ウィンディ
ビルボード Hot 100 1位獲得シングル
1967年7月29日
次代:
ビートルズ
愛こそはすべて