八木小緒里

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

八木小織 から転送)
やぎ さおり
八木 小緒里
プロフィール
別名 八木 さおり
八木 小織
SAORI
(いずれも旧名義)
生年月日 1969年11月20日
現年齢 39歳
出身地 日本大阪府大阪市
血液型 A型
民族 日本人
瞳の色 ブラウン
毛髪の色 黒髪
公称サイズ(2006年[1]時点)
身長 / 体重 159 cm / 45 kg
BMI 17.8(低体重)
スリーサイズ 82 - 58 - 83 cm
備考 1986年時点では身長156/体重42/B80W58H83。
活動
ジャンル グラビア
モデル内容 水着、ヘアヌード
他の活動 歌手女優
その他の記録
ミスマガジン 第4回グランプリ
外部リンク
データベース IMDb
モデル: テンプレート - カテゴリ

八木 小緒里(やぎ さおり、本名は八木 小織、1969年11月20日 - )は大阪府大阪市生まれの女優。初期にはアイドル路線でグラビアモデル歌手などの分野で活動していた。

デビュー当初の芸名表記は八木 さおりで、本名と同じ八木 小織を経て現在の表記となった。2008年12月時点の所属事務所は有限会社バグジーヒーローズクラブ

目次

[編集] 略歴

[編集] 年譜

  • 1969年 - 生誕(11月20日)
  • 1985年 - 第4回ミスマガジンでグランプリ獲得(15歳)
  • 1986年 - 歌手デビュー(16歳)
  • 1988年 - 堀越高等学校[2]卒業(18歳)
  • 1989年 - 成人を機に芸名の表記を本名である「八木小織」に改める(20歳)
  • 1994年 - ヘア写真集『春花秋冬』で初ヌード(24歳)
  • 2007年 - 所属事務所変更を機に芸名の表記を「八木小緒里」に改める(38歳)

[編集] デビューまで

誕生時からキリスト教カトリック信徒で、洗礼名はマリア・マグダレナ[3]

1985年、兄が『少年マガジン』(講談社)誌上ミスコンテストミスマガジン」第4回大会に応募[2]。グランプリに選出され、芸能デビューを果たす。

[編集] アイドル時代

ぽってりとした童顔とそれに似つかわしくないグラマラスな体型を武器に、講談社のグラビア雑誌『DELUXEマガジン』(後に『DELUXEマガジンORE』)の主力モデルとして活動する。

1986年からは活動を多面化し、花王「ビオレ」のテレビCMデビューを皮切りに、NHKドラマ『ジェニーがやって来た』の主演で女優としての活動を、同ドラマの主題歌「センシティブハート」を含むシングル『瞳で片想い』(キングレコード)で歌手活動をそれぞれ開始している。

デビューシングル『瞳で片想い』でのオリコン最高順位は20位、売り上げは3万3千枚。歌手としてブレイクにまでは至らなかったものの歌唱力には一定の評価があり、音楽活動3年間でシングル6枚・アルバム3枚を発売した。メディアは基本的に旧来のレコードだが、アルバムおよび『Kung Fu Boy』(1988年)以降のシングルはCD版も発売されている。また、1990年のファミコンソフト『魍魎戦記MADARA』の主題歌『勇気の伝説』を歌う歌手SAORIは八木小織の別名といわれる。音楽家の小室哲哉が彼女のファンだったこともよく知られており[2]、後には楽曲「月と恋心」の提供や雑誌での対談[4]も行っている。

1988年には東宝パンダ物語 熊猫的故事』(新城卓監督)で映画初主演。文部省選定で「日中国交正常化15周年・日中平和友好条約10周年記念作品」という大層な触れ込みの映画であったが、中国での撮影が長期に及んだことで日本でのメディア露出が皆無の時期が続き、競争の激しい当時のアイドル業界では、存在感維持の面でマイナスになったことは否めない。撮影時には演技指導にのめりこんだ監督が八木を負傷させたというトラブルも報道された。このトラブルの内容について八木本人は「詳しくは書けない話」と表現し[2]、「あのときは『大人は怖い』『お酒はダメだ』と思いました」と語っている[2]

ほかの多くの80年代アイドルと同じく、八木もカメラ小僧によるパパラッチ行為に悩まされた。堀越学園の運動会ではブルマー姿を盗撮され[5]、また別の席ではいわゆるパンチラアングルから白いショーツをフラッシュで焚き出されている[6]。なお、アイドル時代には恋愛経験は全くなかったという[2]

[編集] ヘアヌード

1989年、20歳を機に「さおり」の表記を本名に合わせて漢字の「小織」に改める。この時期は従来のアイドル的な売り方からの路線転換を模索しており、一時髪型をショートからロングに変えるなどイメージチェンジが試みられた。また、写真集『SALUT』(1992年)ではセクシーな黒の下着姿などアダルトな雰囲気で撮影され、その後も肌の露出が大きいグラビアが続く。

女性著名人が軒並み陰毛を披露し社会現象となった「ヘアヌード写真集」ブーム時には、不本意な形で脱がされるよりも「好きにやった方がカッコいい」と考え、カメラマン(大村克己)とともに自らヘアヌード写真集を企画し撮影に臨んだ[2]。ヌードに関する最初の告知は『週刊プレイボーイ』1994年10月11日号の次号予告に並んだ「八木小織、ヌードだ!」との文言であり、次の10月18日号に掲載された「八木小織スーパースクープヌード」という表題のプロモーショングラビアが世に出た最初のヌード写真である。写真集は11月20日に『春花秋冬』の題でリリースされた。

ミスマガジングランプリ獲得者の「ヘア出し」はこれが初めてであり、アイドル時代からのファンは、まだまだ清純派の印象が強かった八木が陰毛丸出しでポーズをとる姿に衝撃を受けた。陰毛を処理せず自然のまま撮影されたヘアヌードは実は希少であり、写真集マニアや剛毛フェチからは高岡早紀大竹一重と並び正統派として名高い。

写真の作風は風景との多重露光合成やモノクロ撮影などを多用したアート志向のものであり、ヘアヌード写真集の主要購買者層である「芸能人の裸体をきれいな写真で見たい」という価値感覚を持つ者からはあまり評価が高くない。しかしモデルの八木は全編で思い切りのよい脱ぎっぷりで、作品性の欠点を補って余りあるほどである。アイドル時代からの童顔・ボーイッシュな容姿を維持しつつも、24歳の大人の女性らしい豊かな巨乳・肉感的な体型で強い性的魅力を発揮している。

ヌードはこの『春花秋冬』および関連パブリシティのみで、これ以後は新作写真集も出していない。2004年10月に行われたインタビューでは年齢(当時35歳)による体型変化をあげて「醜態は晒せません」と、再びのヌード披露に対してはやや否定的なコメントをしている[2]

[編集] 女優として

1990年代後半からは女優業がメインの活動となっている。15歳でデビューした八木もこの頃には三十路に入っているが、アイドル時代の雰囲気を残しつつも自然な形で歳を重ねているため、当時からの「ファン離れ」は非常に少ない。

2006年からは人気昼ドラシリーズ『大好き!五つ子』に中学教師役で出演中。また最近はフットサルチームに入り、選手としてプレーしている[7]

2007年にオーエンタープライズからバグジーヒーローズクラブに事務所を移籍し、芸名も新表記「八木 小緒里」に改め再スタートを切っている。

[編集] 主な出演

[編集] TVドラマ

[編集] その他の番組

[編集] 映画

[編集] 舞台

  • 創る奴ら(The mix party、2003年5月26日-6月1日、於:「劇」小劇場)

[編集] グラビア系

[編集] 写真集

[編集] イメージビデオ

  • 危険に素敵
    • VHS版(1991年6月15日、パワースポーツ)
    • DVD版(2008年8月29日、アストロシステムジャパン[8]

[編集] ヌードグラビア掲載

  • 週刊プレイボーイ 1994年10月18日号
  • 週刊プレイボーイ 1994年11月22日号
  • 週刊現代 1995年1月1日・7日号

[編集] ディスコグラフィー

いずれもキングレコード。

[編集] シングル

[編集] アルバム

  • ピュアリティ(1987年3月21日)
    1. 私・発見
    2. くちづけの舞台
    3. ガラスのレジスタンス
    4. 天使もパニック
    5. ガールフレンド
    6. センシティブハート
    7. 春風に甘えて
    8. 内気な冒険者(アドベンチャー)
    9. 瞳で片想い
    10. ポーズ
    11. コメディーはせつなくて
  • Moon & Love(1987年11月21日)
    1. 卒業までの7ヶ月
    2. そよ風TIME
    3. RAINY
    4. 月と恋心
    5. ハートと二人
    6. 75%の恋人
    7. シャボン玉戦争
    8. 遅れたLove Song
    9. 春風異変
    10. すき、ときどき きらい
    11. 円盤上の"I Love You"
  • MERLIN(1988年11月21日)
    1. トライアングル
    2. サマンサの森で逢いましょう
    3. 銀色のセレナーデ
    4. Heart Beat きかせて
    5. 流星少年
    6. 瞬間の魔法
    7. SAYONARA (Re-Mix)
    8. オリーブの天気予報
    9. Legato ~なめらかに~
    10. ありがとうの微笑み

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ "八木小織". Artist Information. オーエンタープライズ. 2008年12月15日 閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 吉田豪 『元アイドル!』 ワニマガジン社、2005年。ISBN 978-4898297926(八木小織インタビュー記事)
  3. ^ 野村誠一 『METRO CITY』 ワニブックス。ISBN 978-4847021275(写真集内の挿入文より)
  4. ^ . DELUXEマガジンORE (1988年3月号). 講談社.
  5. ^ . 投稿GIANTS (スーパー写真塾1987年1月号増刊). 少年出版社.など
  6. ^ . 熱烈投稿 (1989年9月号). 少年出版社.など
  7. ^ “グラビアを賑わせたあのアイドル29人の今”. フラッシュ光文社 (2005年8月23・30日合併号): 27ページ.
  8. ^ "危険に素敵 八木小織". Legend Gold ~伝説のスーパーアイドル完全復刻版~. アストロシステムジャパン. 2008年12月15日 閲覧。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク